Bunkamura ザ・ミュージアム 「ロートレック コネクション」展
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されている「ロートレック コネクション 愛すべき画家をめぐる物語」展を見に行きました。
19世紀のパリで活躍した画家、ロートレックの作品のほかに、彼が影響を受けた画家や親交のあった画家たちの作品がたくさん紹介されていました。ロートレックが活躍したパリの街の夜と、37年という短い生涯に思いを馳せました。
伯爵家に生まれ、幼少期から恵まれた生活を送っていたものの、もともと骨が弱く、2度の骨折によって脚が十分に成長しなかったロートレックは、パリの底辺に生きる娼婦や踊り子といった弱い人たちに共感を覚え、彼女たちを生き生きと描く作品をたくさん残しています。
パリのモンマルトルにあるキャバレー「ムーラン・ルージュ」や「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」のポスターや、当時の雑誌の表紙なども手がけていたロートレックは、画家であるとともに、今でいうグラフィックデザイナーのさきがけだったのだろうな、と思いました。
ポスターからは、夜のキャバレーの華やかな舞台や賑やかな音楽、グラスが触れ合う音や、女性の香水の匂いまで伝わってくるようでした。芸術家たちの集うパリのモンマルトルに住み、キャバレー通いをしていたロートレックは、当時はさぞ、おしゃれで洗練された遊び人だったのだろうなと想像しました。
ロートレックは、マネやドガといった印象派の画家たちのほかに、日本美術からも影響を受けていたそうですが、絵を見るかぎり、どこが影響されているのかわかりませんでした。ところが後日、偶然TVの番組でロートレックが取り上げられているのを見て、理解することができました。
左はロートレックの作品、右は写楽の作品ですが、口を固く引き結んでいる表情と、刀(左は棒)を斜めに持っている構図が共通しているのだそうです。お話を聞いて初めて、なるほど!と思いました。
思いがけない発見をして、ロートレックの作品が少し身近に感じられました。
☆ ☆ ☆
帰りに渋谷駅でなにやら賑わっていると思ったら、某デパートがボージョレー・ヌーヴォー
を大々的に売り出しているところでした。試飲させていただいたら、なかなかおいしかったので、おみやげに買って帰りました。
MOMMESSIN Beaujolais Nouveau 2009
ラベルが3種類ありましたが、お味はどれも同じとのこと。ポップな絵柄がボージョレー・ヌーヴォーのイメージにぴったりです。週末、なぜかお鍋といっしょにいただきましたが、よく合いました。若々しい新酒ならではの味を、楽しみました。
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