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東京国立近代美術館 「ゴーギャン展」

竹橋の東京国立近代美術館で開催されている「ゴージャン展」(9月23日まで公開)を見に行きました。ここはモダンアートに興味を持ち始めた高校生の頃、よく訪れていていた美術館。久しぶりに足を運び、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

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ゴーギャンといえば、南洋の島タヒチを舞台にした作品で知られていますが、もとはパリで成功した株の仲買人だったそうです。絵は趣味にすぎなかったのですが、印象派の画家たちと交流を深めるようになり、株の暴落を機に画家になることを決意したそうです。

現代文明に疑問を持っていた彼は、タヒチに活動の場を移します。説明では「内なる野性を求めて…」とありましたが、どうしてそのような思いにいたったのか、私には想像がつきませんでした。当時、ヨーロッパを飛び出して全く環境の違う南洋の島に移り住むということは、突拍子もない行動に思えたからです。

しかしその後に掲示されていた年表を見て、幼少の頃、南米ペルーで生活していたことを知り、ゴージャンが原始の地を求め続けた理由が、なんとなくわかった気がしました。ゴーギャンにとって、祖国を離れ異文化の中で生活をするということは、それほど特別なことではなかったのかもしれないと思いました。

ゴーギャンの描くタヒチの絵は当時のフランスでは理解されなかったので、タヒチをもっと知ってもらうために紀行文を発行したそうで、挿絵となるたくさんの版画も展示されていました。そんなところに、もとビジネスマンとしてのゴーギャンの一面を見たような気がしました。

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この作品は、今回の展覧会のテーマでもある「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」という長いタイトルがついています。ゴーギャンの芸術の集大成であり、遺言ともいえる作品だそうです。

この絵には、ゴーギャンのいろいろなメッセージが込められているそうで、部分毎に細かい解説がされていました。ゴーギャンの魂の叫びが聞こえてくるような、大きく迫力のある作品でした。

ゴーギャンの波乱に満ちた生涯の一端に触れ、彼の作品が少し身近に感じられるようになった気がしました。

          ☆          ☆          ☆

私の宿題です。先日作ったレアチーズケケーキを少し柔らかくして、チーズクリームデザートを作りました。

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ヨーグルトを少し多めにし、ゼラチンを少なめにして、生地を柔らかくしました。

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底に缶詰のブルーベリーを少し入れてから、チーズクリームを流し、冷蔵庫で固めます。ヨーグルトの酸味と、ふるふるの食感が心地よいおいしいおやつになりました☆

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コメント

こんばんは!
ゴーギャンが株の達人だったとは、知りませんでした。
独特の作風からてっきり昔から画家一本の人生だったのかと思っていました。
人生色々ですね。
今の私にはとても勇気づけられる記事でした^^v
ありがとうございます!!

投稿: イザワ | 2009年9月22日 (火) 03時29分

こんにちは!
ゴーギャン展、やっていたのですね、知りませんでした。
ゴーギャンと言うとタヒチですね!
タヒチには、一枚も本物は残っていないそうですから、何だか悲しいですね。

今回は、ブルーベリーを下に入れたんですね♪
ブルーベリーの缶詰、知りませんでした。
ジャムみたいに甘く煮てあるのですか?

投稿: Rei | 2009年9月22日 (火) 12時58分

今晩は。

「ゴーギャン」展行ってらしたんですね~。良いな~・・っていうか私も行こうと思ってたのに、23日までだったんだ!もう、ダメだ・・。sweat01 残念。

「我々は~」の絵はかなり大きい作品なんですか?実際の作品を目の前したら圧倒されそうですね。

サマセット・モームの「月と六ペンス」はゴーギャンの事をモチーフに書かれた小説なんですよ。私、かなり前に読んだのですが、けっこう真面目な株式トレーダー(サラリーマンみたいに)だった彼が、小説の中では、家族を残して突然蒸発しちゃうっていう設定になってました。book

あとゴーギャンと言うとすぐに思い出されるのは、やっぱゴッホとの共同生活が破たんしちゃうエピソード。さすがのゴーギャンもゴッホにはつきあいきれなくて逃げ出しちゃうんですよね・・。

何かこんな事書いてたら、ホントに「ゴーギャン展」行けないのが、残念無念な気持ちになってきました~。weep

heart02 追伸 このチーズケーキ、私は3皿食べられると思います。(笑)

投稿: ごみつ | 2009年9月22日 (火) 22時48分

☆ イザワさま ☆
実は私も、ゴーギャンが株の仲買人から画家に転じたと知って
イザワさんのことを思い出しました。(笑)
でもゴーギャンは、家族に理解されることなく
孤独な生涯を送ったようですから
その点、イザワさんは幸せですね!

投稿: セレンディピティ | 2009年9月23日 (水) 00時16分

☆ Reiさま ☆
ゴーギャン展、行きたいと思いつつ
ようやくぎりぎりになって、行くことができました。
ゴーギャンといえばタヒチですが、今回は日曜画家だった
フランス時代の作品も見ることができて、興味深かったです。

ブルーベリーの缶詰、私も初めて買いましたが
それほど甘すぎず、コンポートのように軽く煮てあるだけなので
煮詰めるとちょうどソースができそうな感じです。
生のブルーベリーが手に入らない時など
上手に使おうと思います♪

投稿: セレンディピティ | 2009年9月23日 (水) 00時25分

☆ ごみつさま ☆
ゴーギャン展、私も行きたいと思いつつ、夏休みをはさんでいたので
なかなか行けず…先週ようやく行ってきました。
「我々は~」はかなり大きかったですよ!
今ちょっと調べてみましたら、大きさは139×374.5cmということです。
「月と6ペンス」のことは、実は今回知ったのですが、いい機会なので読んでみようかな~と思いました。ごみつさんはお読みになったのですね。
彼は画家になったはいいものの生活は苦しくて、結婚生活はうまくいかなかったようです。家族といっしょにタヒチを移り住んでいたら、また彼の生涯も違ったものになっていたかもしれないと思いました。
今回の展覧会では、アルルでのゴッホとの共同生活については触れられていなかったのですが、芸術家同士の生活は難しいでしょうね。ゴーギャンもなかなか個性的ですが、ゴッホはきっとそれ以上に超越してそうですから…。(笑)

ごみつさんは、レアチーズケーキがお好きでしたよね。
これはヨーグルトが多めで、軽くてヘルシーなので
3つくらいいけちゃうかも…です。

投稿: セレンディピティ | 2009年9月23日 (水) 00時44分

中学生のころからタヒチに憧れていて、その頃は「ハネムーンは絶対タヒチ」って決めていたんです(笑)。だからフランスを捨て、タヒチにわたったゴーギャンの作品には私も興味があります。美しいその島と人々をいつか自分の目で見てみたいと今でも思っています。

投稿: olive | 2009年9月23日 (水) 16時45分

☆ oliveさま ☆
私は昔はフランス志向が強かったので、タヒチにはフレンチコロニアル風のすてきな場所という妄想を膨らませていまして…(笑)私もやはり新婚旅行はタヒチ♪と思っていたんですよ。エールフランスのタヒチのCMも大好きでした。結局タヒチ行きの便は週1便しかなくて、日程が合わなかったのであきらめたのですが…。oliveさんもタヒチに憧れていらっしゃったのですね。お互いいつか行ける日が来るといいですね☆

投稿: セレンディピティ | 2009年9月24日 (木) 00時27分

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