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2010年2月

奥沢のフレンチレストランとワイン屋さん

奥沢は自由が丘に近い静かな住宅街ですが、町のあちこちにフランスやイタリアの国旗が掲げたお店があるのが気になります。気取らないフレンチレストランやイタリアンレストランが点在している町です。

週末、自由が丘からぶらぶらと奥沢まで散歩して、「La Feuille(ラ フィーユ)」という小さなフレンチレストランでランチを楽しみました。喫茶店のような小さな入り口を入ると、奥に厨房への入り口が。横にある急な階段を上って、2階がダイニングルームになっていました。

前菜とメインディッシュが一種類ずつ選べる、プレフィクスのランチのコースをいただきました。

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私は前菜に、サーモンとアボカドのムースの入った最中をいただきました。フレンチに最中とはびっくりですが、最中の皮はクセがなく、薄くてパリパリした食感が楽しめて、お料理にもよく合いました。最中の上にのったサラダも、みずみずしくておいしかったです。

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こちらの前菜は、甲いかと渡り蟹の入ったイカ墨のテリーヌです。見た目が真っ黒で、インパクトがありました。いかのぷちぷちした歯ざわりがおもしろかったです。イカ墨のクセはなかったですが、一口で舌が真っ黒になり、笑ってしまいました。

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私は、メインディッシュに、白身魚(名前は忘れた…)のカレーソースをいただきました。こちらのレストランは、オーガニックの新鮮な野菜にこだわっているそうですが、蒸しただけの色とりどりの野菜がとてもみずみずしく、おいしかったです。

ブロッコリー、芽キャベツ、結球していない芽キャベツ、アスパラガス、菜の花、大根、赤大根?など、野菜がたっぷりと添えられているのが、うれしかったです。

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こちらのメインディッシュは、鳥取の大山鶏(だいせんどり)を蒸したお料理で、ブルーチーズのソースがかかっていました。こちらにもフレッシュな野菜がたっぷりと添えられていました。

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デザートの盛り合わせです♪ 濃縮ミルクのプリン、マンゴーのソルベ、チョコレートクリームのロールケーキでした。最近は柔らかいプリンが多いので、しっかりとした味わいのプリンが新鮮でした。ロールケーキはココナッツの風味が効いていました。

どのお料理もおいしかったですが、特に前菜にシェフのこだわりが感じられました。かわいらしい絵皿と、サプライズに満ちた演出が楽しかったです。

          ☆          ☆          ☆

食事の後は、レストランのすぐ斜め前にあるワイン屋さん、「eX CELLAR(イーエックス・セラー)」をのぞいていきました。町の小さなワイン屋さんといった雰囲気ですが、ワインスクールが併設されていて、数多くのソムリエを育ててきました。

以前、前を車で通って偶然見つけたのですが、オーナーの方のエネルギーが伝わってくるようなお店です。こちらの懐具合もちゃんと見抜いて(笑)、おいしくてお手頃なワインを勧めてくださるところはさすがです。

今回は、赤と白を1本ずつ選んでいただきました。

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  • Domaine A. Mazurd "Cotes du Rhone Carte Marron" 1996
  • Marc Bredif "Muscadet Sevre et Maine Sur Lie Royal Oyster" 2008

左の赤は、13年熟成されたお味をリーズナブルに楽しめるワインで、とても人気が高いそうです。右の白は、お刺身などの和のお料理によく合い、特に生牡蠣との相性が抜群だそうです。どちらもいただくのが楽しみです♪

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国立新美術館 「ルノアール ~伝統と革新」展

六本木の国立新美術館で開催されている「ルノアール ~伝統と革新」展を見に行きました。art

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ルノアールの柔らかい色調の絵は、見ているだけで幸せな気持ちになりますが、作品を通じてルノアールの生涯に触れてみたいと思いました。また、海外の美術館で見た懐かしい作品に再会できるのも楽しみにしていました。

最初のコーナーでは、印象派時代の作品が紹介されていました。会場に入って、まず目を捉えたのがこちらの作品です。

     Renoir1 「アンリオ夫人」

写真ではとてもこの作品の魅力をお伝えできませんが、透明感のある色彩の美しさに息を呑みました。何か特別な魔法の絵の具でも使っているのは?と思いました。モデルのアンリオ夫人は舞台女優さんだそうですが、光り輝くような美しさでした。

このコーナーでは、印象派時代の明るい光を感じさせる作品が数多く展示されていましたが、どの作品にも生命力と活力、輝き、豊かさが感じられました。プライベートも仕事も満ち足りて、順風満帆の人生を歩いていたルノアール。作品は生への賛美にあふれ、幸せのかけらが降り注いでいるようでした。

実はつい先日、晩年の太宰治の作品を読んだばかりだったので、同じように妻がいて三人の子供に恵まれているのにもかかわらず、この違いはいったいどこから来るのだろうと衝撃を覚えました。ルノワールは人々に幸せを分け与える天使として、選ばれたアーティストなのかもしれません。

また、当時フランス領だったアルジェリアを訪れた時の作品も興味深かったです。ちょうど先日アルジェリアを舞台にした小説を読んだばかりだったので、輝く陽光と異国情緒あふれる風景にますます想像の世界が広がりました。

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2つめのコーナーでは、裸婦の作品が多く展示されていました。イタリアを旅して大きな影響を受けたルノアールは、印象派から古典主義へと回帰していったそうです。描く女性の身体は、ローマ美術を思わせる豊満なものに変わっていました。

印象派の作品のコレクションで知られる、箱根のポーラ美術館による調査報告が興味深かったです。ルノアールの作品に、赤外線やX線を当てることにより、筆の描き直しや、何色の絵の具を使ったかが明らかになったそうです。

古典に回帰したばかり頃は、後から加筆して身体の線をふくよかに直していましたが、円熟期の作品は最初から迷いのない筆の運びになっているそうです。また初期の頃は複数の緑の絵の具を使っていましたが、円熟期にはひとつの緑で、さまざまな表現をしていることがわかりました。

洋服の仕立て職人の父と、お針子さんの母を持つルノアールは、モデルさんの衣装にも細やかな眼差しを向けていたようです。最新のファッションに身を包み、ルノアールに描いてもらうことは、モデルさんにとってもきっと大きな喜びだっただろうと想像しました。

          ☆          ☆          ☆

ルノワール展を見た後は、地下のカフェテリアで、ルノワール特別メニューのランチをいただきました。restaurant

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子羊とトマトの煮こみに、クスクスと、ズッキーニなどのプロヴァンス風野菜が添えられていました。ルノワールが2度訪れたというアルジェリアと、晩年をすごしたプロヴァンスをイメージして作られたお料理だそうです。(写真はHPよりお借りしました。)

トマトとともにじっくり煮込んだ子羊が柔らかく、とてもおいしかったです♪ 太陽の光を感じさせるプロヴァンス風野菜が目にも鮮やかで、ルノワールらしい華やかな一品でした。作品の感動の余韻にひたりながら、楽しいランチタイムになりました。

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吉祥寺散策♪ (2)

前回からの続きです。

友人から聞いて一度行ってみたかったパン屋さんを訪れました。場所は北欧雑貨のストリートからちょっと入ったところです。わかりにくいので、一度は通り過ぎてしまいました。

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(左)このモダンな建物の地下にあります。「Dans Dix ans(ダンディゾン)」と小さく看板が出ているだけなので、??とおそるおそる下りていきました。シンプル&モダンな空間に、パンがまるで標本のように?きれいに並べてある、不思議で個性的なパン屋さんです。

粉や油の種類や配合を微妙に変えて作られたパンは、どういうお味の違いがあるのか、全部試してみたくなりましたが、今回は全粒粉の入ったパンと、オリーブ油を使ったパンを買いました。きちんとまじめに作られたパン、という感じで、どちらも食事によく合いました。

この後は、パルコの裏の商店街の方へ…。この辺りはあまり変わっていないように思いました。土屋商店という昔ながらの乾物屋さんでお豆やおだしを買ってから、すぐ斜め前にある「小ざさ」さんで大好きな最中を買いました。カウンターがあるだけの小さなお店です。

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こちらはようかんが有名ですが、あまりにも人気があってなかなか買えないお品なので、私はいただいたことがないのです。最中は手に入りやすいですが、こちらもとってもおいしいです。

小ぶりで甘さもほどよいので、いくらでも食べてしまいそうです。(ぐっとがまんしますが…)それでもあっという間になくなってしまったので、もっとたくさん買えばよかったと後悔しました。

最後に駅ビルをのぞいていきました。ここは2階の本屋さんを利用するくらいで、ほとんどお買い物はしたことがなかったのですが、便利なのでよく通り抜けしていました。 coldsweats01 待ち合わせにもよく使っていたので、懐かしいです。

2階はすでに閉店して改装中で、1階だけが開いていました。ここでもちょこまかとお買い物をしたので、機会があればまたご紹介するかもしれません。(笑)

久しぶりの吉祥寺でしたが、新しいお店と古いお店がいい感じで入り交じり、懐かしさとともに新鮮な気持ちで町歩きが楽しめました。チェーンのお店が進出する一方で、この町にしかないものがあることが、魅力になっているのだと思います。

また暖かくなったら、井の頭公園でもぶらぶら歩いてみたいと思います。

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吉祥寺散策♪ (1)

吉祥寺は学生時代によく訪れた思い出深い場所です。この春、吉祥寺の駅ビルが新しくなる、という話を聞いたこともあり、久しぶりに懐かしいこの町を歩いてみたくなりました。

町の雰囲気は昔とあまり変わりませんが、井の頭公園近くのケーキ屋さんが駅の北側に移動していたり、ヒッピー風のお兄さんがやっていたお好み焼き屋さんがカフェに変わっていたり、ちょっと敷居が高かったステーキハウスが焼肉屋さんになっていたり…小さな変化を見つけては時の流れを感じました。

今回は東急百貨店の周辺を中心に歩きましたが、おしゃれなカフェやかわいらしい雑貨屋さんがいろいろ増えていて、びっくりしました。その一方で昔と変わらない佇まいも残っていて、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

まずは、ランチをいただくことに。前回は懐かしいお店を訪れたので、今回は新しいお店に入ってみることにしました。東急近くにあるハンバーガー屋さん「GONO Burger &Grill(ゴーノ バーガー&グリル)」へ。

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お店は今時のカフェ風のインテリアでしたが、ボリュームたっぷりのハンバーガーは、アメリカの学生街にある昔ながらのハンバーガーを思い出させてくれました。本格的な炭焼きのハンバーガーに、ドリンクバーとサラダバーも充実していて大満足でした。

私は左のスタンダードなハンバーガーをいただきました。右はルッコラのたくさん入ったハンバーガーです。どちらも、バンからパティや野菜があふれるように入っていますが、紙の包みがついていたので、こぼさず、手を汚すことなく、おいしく食べられました。

このハンバーガー屋さんと同じビルに、輸入食品・雑貨のお店がありました。アメ横のような、通路が狭いごちゃごちゃした店内が楽しかったです。いろいろ買いましたが、その中から懐かしいアメリカのものを…。

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(左)大好きなHoney Roasted Peanutsは、甘じょっぱさが魅力。普通の塩味のより私は好きです。Milky Wayも大好きだったチョコレート菓子。くちゃっとした食感がおいしいです。ボリュームがあるので食べすぎには要注意ですが…。(右)懐かしいSoftsoapのハンドソープは、洗面台を楽しくしてくれそうです。

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(左)東急百貨店の裏の方に、北欧風の雑貨屋さんやカフェが並んだ通りができていました。この一角は外観もかわいらしく、一軒一軒見て歩くのが楽しかったです。

(右)この通りの「unico(ウニコ)」というインテリアショップで、寝室に置くのにちょうどよさそうなすてきなキャビネットを見つけました。左側のちょっと高さのあるキャビネットです。(写真はお店で撮らせていただきました。)

展示品ということで、かなりお安くなっていました。この日はサイズのこともあって、結局買わなかったのですが、よく検討してやはり欲しくなり、後日改めて足を運んで購入しました。近々配達していただく予定なので、今からとても楽しみです。

長くなりそうなので、次回に続きます♪

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「ミスティック・リバー」 / アップルコーヒーケーキ

DVDで、クリント・イーストウッド監督の映画「ミスティック・リバー」(原題:Mystic River)を見ました。

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実はこのポスターを見ただけでなんだか恐くて、今まで見ることを躊躇していたのですが、いたずらに刺激的なシーンもなく、監督の良識に感謝しました。映画が終わった後に、上質のミステリーを見たという満足感があふれる作品でした。

殺人事件を題材としているので、作品が持つ空気は重苦しいですが、捜査が進む過程で、過去の事件が関わっていることが少しずつ明らかになり…謎解きのおもしろさもあって、ぐいぐい引き込まれました。

最後に全てのパズルのピースが一気に収まるべきところに収まって、理屈としてはすっきりするのですが、子供時代からの偶然の重なりが引き起こした悲劇に、運命の残酷さを思わずにはいられませんでした。

主演のショーン・ペンは、この映画の中では刑務所帰りの元犯罪者という役を演じています。私の中では、善良なイメージが強かったので、時にすごみを感じる表情に最初は誰か気づかなかったほどでした。最後のシーンでの、絶望と悔恨にあふれる背中が印象的でした。

舞台はマサチューセッツ州の都市近郊にある、いかにも治安のよくない町です。映画を見ているうちに、アメリカでのドライブ旅行中、ガソリンを入れるために、こうした町にやむなく立ち寄った時の、あのなんともいえない不穏な空気の恐さを思い出しました。

言葉以上に、多くを語り、感じさせる映画でした。

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大川雅子さんの「コーヒーのお菓子」という本から、「アップルコーヒーケーキ」を作りました。

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コーヒーとスパイスたっぷりのケーキ生地に、りんごのスライスが入っています♪ コーヒー風味のクランブル(ほろほろにしたクッキー生地のようなもの)をトッピングして。ちょっと大人の焼き菓子です。

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ケーキ生地の半量を型に流したら、りんごのスライスを並べてクランブルをのせます。さらに残りのケーキ生地を流して上にクランブルをトッピングし、オーブンで焼き上げました。

クランブルのちょっとごそごそした素朴な食感が、りんごによく合う、カントリースタイルのケーキです。コーヒーといっしょにおいしくいただきました☆

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牡蠣のチャウダー & チーズイン・ハンバーグ

東京は、ここのところ毎日寒い日が続いています。体がぽかぽか温まる「牡蠣のチャウダー」を作りました♪

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作り方は、クラムチャウダーとだいたい同じですが、たまねぎではなく白ねぎを使い、風味付けにしょうがを入れました。

  1. 牡蠣を軽く下ゆでします。ゆで汁はブイヨンとして使います。
  2. お鍋にバターを溶かし、薄く斜め切りにした白ねぎと、細切りにしたベーコンを炒めます。柔らかくなったら、小麦粉をふりいれてよく混ぜ、1のゆで汁と水を少しずつ加えてのばしていきます。
  3. しょうがの薄切りを2枚くらい入れます。さらにじゃがいもを加え、柔らかくなるまで煮込みます。
  4. 1の牡蠣と豆乳を加えて軽く煮込み、塩とウェイパア(中華だし)で味を調えてできあがり♪

しょうがを入れたのは、あるパスタ屋さんからのアイデアです。

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↑ 先日「タパス&タパス」でいただいたパスタ。あさり、キャベツ、生ハム、白ねぎの入ったクリームパスタだったのですが、ほのかに香るしょうががとてもおいしかったです。上にはごまとあさつきがふりかけてあり、和洋のお味のバランスが絶妙でした☆

メインディッシュに「チーズイン・ハンバーグ」を用意しました。

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スライスしたモッツァレラチーズをハンバーグだねで包んで形を整え、両面をこんがりと焼きます。できたハンバーグを、しめじといっしょにドミグラスソース風のシチューで煮込みました。塩ゆでした菜の花を添えて。

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ハンバーグの中から、モッツァレラチーズがとろ~り♪

これは、先日家族が見ていたTV番組からアイデアをいただきました。ファミレスの人気メニューという、チーズの入ったハンバーグがおいしそうだったので…。

どちらもちょっとしたアイデアで、気分が変わって、楽しくいただけました☆

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用事があって築地方面に出かけたので、おみやげに「塩瀬」さんのお饅頭を買って帰りました。

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日本で初めて作られたという老舗の塩瀬さんのお饅頭は、ファンも多いですね。以前アメリカへのおみやげにして、とても喜ばれたことがあります。

小さくて、ほのかな甘さがあって、口の中でとろけそうな、とても上品なお味です。写真ではわかりにくいですが、お饅頭の上に「志ほせ」と刻印が入っています。

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お店の外観。老舗ですが、地元の方がふらりと自転車で買いにいらっしゃる、さりげなさが魅力です☆

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「オーシャンズ」

フランスのドキュメンタリー映画、「オーシャンズ」(原題:Océans)を見に行きました。

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「皇帝ペンギン」(March of the Penguins)、「アース」、「北極のナヌー」(Arctic Tale)といった、自然界を描いたドキュメンタリー映画が好きです。この映画では、海の生物たちの生態や、美しい海の映像を見るのを楽しみにしていました。

体をくねらせながら泳ぐマリンイグアナの、いかついながらもどこか憎めない表情とともに、映画は静かに平和に始まりました。水平線までどこまでも続く紺碧の海は、美しいながらもどこか底知れぬ神秘性と恐ろしさがあるように思いました。

迫力があったのは、イワシの大群! 小さいながらも集団でさまざまに形を変えながら泳ぐ姿に、童話の「スイミー」を思い出しました。そのイワシに襲いかかるイルカたち。そして空からは、イワシの大群をねらって、鳥たちが急降下…。

海から、空からの迫力のあるその映像は、さながら戦争映画の戦闘シーンのようでした。生物たちの生存競争の厳しさと、生きることに対するすさまじいまでの意欲に心を打たれました。

生まれたばかりのウミガメの赤ちゃんたちが、小さな足を懸命に動かして海に向かって突き進んでいく姿は、なんともいえずかわいらしいですが、海にたどり着く前に、多くは鳥に食べられてしまいます。

どの子も無事にたどり着いて欲しいと思いながらも、自然界のバランスはそうした食物連鎖によって保たれていること、そして私たち人間もその中の一員として組み込まれ、生かされているのだ、ということを改めて実感しました。

人間による環境破壊が、海を汚染し、野生動物たちを絶滅へと追いやっている…というメッセージがありましたが、その例として、捕鯨と、サメ(フカ)のヒレを取ることが挙げられていることに、歪んだ意図を感じました。

美しく青い海、そしてそこに生きるさまざまな生物たちの映像だけで、自然保護へのメッセージは十分に伝わるのに、あえて作為のある衝撃的なシーンはこの映画には必要なかったと思います。そこがちょっと残念でした。

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映画のあと、エスプレッソカフェの「イリー」のでひと休みしました。

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ステンレスのトレーが、いかにもモダンなイタリアンデザイン。私はもともとアンティーク風の温もりのあるデザインが好きですが、たまにはこういうのも気分が変わって楽しいです。深煎りのコクのあるコーヒーに、甘さのしっかりあるモンブランがとってもおいしかったです♪

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Happy Valentine's Day♪ 2010

バレンタインデーに、チョコレートカップケーキを作りました♪ 先日クオカさんでいただいたレシピブックにあった「オレンジといちじくのケークショコラ」をアレンジしました。(オンラインレシピはコチラ

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オリジナルレシピでは、細身のパウンド型を使っていますが、私は紙のマフィン型に作りました。倍量のレシピで、カップケーキ6個分できました。

また、オレンジピール・白いちぢく・ピスタチオの代わりに、私は家にあった、オレンジピール・ドライフルーツのミックス・ローストしたくるみを入れて作りました。

ケーキが焼き上がったらコアントローをぬり、十分に冷めたら溶かしたチョコレートをたらりとかけて、ドライフルーツとくるみを飾ります。

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チョコレートが冷えて固まったらできあがり♪ いろいろなドライフルーツを使うことで、より華やかな仕上がりになりました。

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ちょっとわかりにくいですが、生地にはフルーツやナッツがたっぷり入っています。小麦粉はそれほど入っていなくて、チョコレートの香り豊かなケーキです。ボリュームがあるので、カップケーキ1/2個分で十分でした。

チョコレートがたっぷり入って、きめ細かく本格的な味わいですが、ひとつのボウルに材料をどんどん混ぜて焼くだけなので、とても簡単にできました。

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ケーキで使ったコーティングの用のチョコレートを少し多めに用意して、チョコレートプレートを作りました。シリコン製のハートのチョコレートモールドは、ボダム(Bodum)のアウトレットで見つけたものです。

溶かしたチョコレートをスプーンを使って型に入れ、上にドライフルーツやナッツを飾ってできあがり♪

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円く並べると、お花のようにも見えてかわいい☆ シンプルなお菓子ですが、チョコレートの種類を変えると、いろいろな味が楽しめます。

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ピンクを主体にした少し甘めのセッティングで…。ハートのフローティングキャンドルは、水に浮かぶ、ゆらゆらと揺れる炎が楽しめます。夜になったらつけようと思います。

今日の東京は、久しぶりに青空が広がり、気持ちのよい朝を迎えました。sun どうぞ楽しいバレンタインデーをおすごしください。

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アンナ・ヴィニツカヤ ピアノリサイタル 「展覧会の絵」

ピアノのコンサートのチケットをいただいたので、聴きに行きました。ロシアのアンナ・ヴィニツカヤさんという若手のピアニストの方のリサイタルで、場所は大手町にある日経ホールです。

日経ホールは、600人ほどの小さなホールで、まだ新しそうに見えました。太さの違う円柱が不規則に林立した壁は、森をイメージしたデザインだそうです。木漏れ日のように見えるライティングが凝っていました。

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こちらが、ヴィニツカヤさん。とても美しい方でした。その美貌に似合う、華やかでダイナミックな演奏が魅力的でした。備忘録に、曲目を記しておきます。

  • J.S.バッハ 「パルティータ 第6番ホ短調BWV830」
  • ラヴェル 「ソナチネ」
  • ムソルグスキー 「展覧会の絵」(全曲)
  • (アンコール) ドビュッシー 組曲「映像」より 「動き」

バッハの曲は、即興的な要素がある華やかな曲で、ラヴェルの「ソナチネ」は私も大好きな曲です。休憩をはさんだ後は、いよいよ「展覧会の絵」が演奏されました。どうやら彼女が得意としている曲のようで、以前にも来日公演で演奏されています。

「展覧会の絵」は、ラヴェルなどいろいろな作曲家によってオーケストラ用に編曲されていますが、もとはムソルグスキーが作曲したピアノ曲です。たったひとつの楽器でオーケストラの世界を表現できる、ピアノという楽器の無限の可能性を改めて実感しました。

画家である友人への追悼の気持ちをこめて作られたこの組曲は、いくつかの絵の作品が視覚的に表現されています。絵と絵の間に繰り返し演奏される「プロムナード」というモチーフとともに、いっしょに展覧会の会場を歩き回っているような楽しい気持ちになりました。

昨年ヴィニツカヤさんが演奏した「展覧会の絵」をYou Tubeで見つけたので、リンクします。

notes アンナ・ヴィニツカヤ plays ムソルグスキー「展覧会の絵」

アンコールはこれまた私の大好きなドビュッシー。最後まで大満足のコンサートでした。

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帰りが遅くなるので、家に着いてすぐに食べられるよう、夕食の準備をしておきました。

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【 豚バラ肉のとろとろ煮 】

時間がおいしくしてくれる。」という本からのレシピです。下ゆでした豚バラ肉を、酒、昆布、しょうが、にんにく、ねぎ、かぶるほどの水で、コトコト煮こみます。途中下ゆでした大根を加えてさらにコトコト煮こみます。

そのまま冷ましたら、白く固まった脂と香味野菜を取り除き、温め直してできあがり。ピリ辛だれ(酒・みりん・しょうゆ・豆板醤・ねぎのみじん切り)を添えていただきます。

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【 蒸し野菜 】

キャベツ、にんじん、しいたけ、しめじ、舞茸、れんこんを蒸篭に入れて、10分ほど蒸したらできあがり。ごま味噌だれ(白すりごま・味噌・砂糖・酢・しょうが汁)を添えていただきました。

つい先日、oliveさんが作られているのを拝見して、この日はこれにしようと決めました。

どちらも下準備さえしておけば、帰ってから10分で食べられます。この他、作り置きしてあったかぼちゃの煮物とお味噌汁を添えて。おいしい夕食になりました。

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チョコレートマーブル・チーズケーキ♪

街では、きれいなパッケージに入ったチョコレートや、手作りお菓子の材料をあちらこちらで見かけるようになり、バレンタインムードが高まってきました。

先日、お菓子の道具・材料のクオカさんのショップにお買い物に行きましたら、店内にピンクとチョコレート色の風船をたくさん飾って、大々的にバレンタインを盛り上げていました。レジのところでは、小さなレシピブックをいただきましたよ。

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簡単に作れるかわいいお菓子がたくさん紹介されていました。この中から「チョコマーブルチーズケーキ」というのがおいしそうだったので、作ってみました。最近人気のバータイプのチーズケーキです。

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まずは土台となるクラスト作り。私はダイジェスティブクラッカーで作ることが多いのですが、近くのスーパーになかったので、かわりに初めてココナッツサブレを使ってみました。

ジップロックに入れて麺棒を使って細かく砕き、溶かしバターをよく混ぜて、型の底にぎゅっと敷き詰めます。チーズケーキ生地が用意できるまで、冷蔵庫に入れて冷やし固めます。

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クリームチーズ、グラニュー糖、卵、生クリーム、バニラ、レモン汁、レモンの皮のすりおろしを混ぜて、プレーンなチーズケーキ生地を作ったら、一部を取り分けて溶かしたチョコレートを混ぜます。

プレーンな生地をクラストの上に流し入れ、そこにチョコレート生地をところどころにおいて、爪楊枝でマーブル模様を描きます。オーブンで焼き上げてできあがり♪

今回フィラデルフィアクリームチーズに、かわいい携帯ストラップがおまけについていました! なかなかリアルで、よくできていましたよ。私、こういう小さくてかわいいものに弱いです…。(おまけにつられて、買ったわけではありませんが(笑))

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焼きあがったチーズケーキは冷めてから型からはずし、細くカットしました。

バータイプにすると、スタイリッシュな雰囲気になるような気がします。一本一本、マーブル模様が微妙に違い、並べるととてもきれいでした。ちょっと大人なスイーツに…♪ おいしくいただきました。

          ☆          ☆          ☆

新聞によると、最近のバレンタインデーでは、女の子同士で手作りのお菓子を贈り合うのが流行っているそうです。そういえば、私が子どもの頃は、周りでなぜか女の子同士で不二家のハートチョコレートを贈り合うのが流行ったことがありました。

不二家のハートチョコレート、そういえば最近見かけないな…と思ったら、先日偶然懐かしい再会(笑)をしました。

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昔のと違って、サイズが小さくなっていました。個包装のものが15袋、大袋に入っています。チョコレートには「HAVE A HEART」というメッセージが書かれていました。

お味の方は、ピーナッツがぎっしりと入っていて、昔のまま。懐かしく、おいしくいただきました☆

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スケートリンク in 東京ミッドタウン

六本木の東京ミッドタウンで期間限定でオープンしているスケートリンク、「スケートリンク in 東京ミッドタウン」に行きました。

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この日の東京はかなり気温が下がっていたので、スキーの時の防寒態勢で、万全の準備をしてでかけました。

タワーの周りはビル風が吹き荒れていたので、どうなることかと思いましたが、スケートリンクのある芝生広場は日当たりもよく、滑っていると軽く汗ばむほどでした。雲ひとつない青空の下、気持ちよくスケートを楽しむことができました。

入場料を払うと、スケート靴が借りられ、必要であればヘルメット、防具など自由に使うことができます。時間制限もありません。システムが簡単で、ぶらりと立ち寄って滑れる気軽さが気に入りました。

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このスケートリンクはフォルクスワーゲンがスポンサーになっているので、リンクの中央には新車のScirocco(シロッコ)Rがディスプレイされていました。スポーティでアクティブでとてもかっこよかったです。

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お休みの日とあって人は多かったですが、なごやかな雰囲気の中で楽しくすべることができました。ひとり飛びぬけて上手なおじさんがいて、目立っていました。北国のご出身か、もとスケート選手なのかもしれません。

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夕方になると、タワーの影にすっぽりと覆われて、少し薄暗くなりました。2時間ほど滑ると足がほどよく疲れてきたので、あがることにしました。体が冷えてきたので、夜はお鍋にすることに。ミッドタウン内のスーパーで、材料を買って帰りました。

          ☆          ☆          ☆

【 おまけ 】 スケートをする前に、フードコートで軽くお昼をいただきました。サンドウィッチにするつもりだったのですが、せっかくなのでちょっと変わったものを…と思い、タイ料理の「ガパオライス」を食べてみました。

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鶏のひき肉とピーマンのみじん切りを炒めて、とろりとしたあんでとじた麻婆風のお料理で、タイのハーブ、ホーリーバジルを使うのが特徴のようです。アジア系の特徴のあるお味がおもしろかったです。温泉卵をくずして混ぜるとお味もまろやかに。おいしくいただきました。

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「インビクタス -負けざる者たち-」

今週末から公開された、クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン主演の映画、「インビクタス -負けざる者たち-」(原題:Invictus)を見に行きました。

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1995年に南アフリカ共和国で開催された、ラグビーのワールドカップを題材にした実話で、モーガン・フリーマンが当時のネルソン・マンデラ大統領を演じています。

新聞の記事によると、モーガン・フリーマンとマンデラ大統領とはかねてより親交があり、マンデラ大統領の自伝を映画化する際には、是非モーガン・フリーマンに演じて欲しいという直々の依頼があったとのこと。二人の誠実な人柄には重なるものがあり、まさに適役だと思いました。

実話をもとにしているので、イーストウッドらしいあっと驚くような展開はなくストレートな表現でしたが、そこに逆にマンデラ大統領への敬意の気持ちが表れているような気がしました。

ここで書くことは差し控えますが、ひとつひとつのエピソードに宝石のような輝きがあって、映画の進行とともに、自然と気持ちは高揚しました。最後の決勝戦の場面では、神様が用意してくださったとしか思えない結末に、(既に知っていることにもかかわらず)涙してしまいました。

見た後に、さわやかな感動が残る作品でした。

          ☆          ☆          ☆

映画の後、エクセルシオールカフェでひと休み。カフェラテとともに、抹茶のチーズタルトをいただきました☆

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色が渋いですね…。甘さは控えめでしたが、少し甘さを感じるカフェラテといっしょにいただくのにはちょうどよかったです。チーズタルトのお味がしっかりしてコクがあり、おいしくいただきました☆

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「ザ・ビーチ」 / 豚スペアリブの梅酒煮

DVDで、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」(原題:The Beach)を見ました。

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美しさと刺激、そして危険な何かを求めて、飛行機を乗り継ぎ、24時間以上かけてタイのバンコクを訪れたリチャード(レオナルド・ディカプリオ)。誰も見たことのない美しいビーチを持つ秘密の島があると知った彼は、ホテルで知り合ったフランス人カップルを誘い、その島を目指します。

やっとたどりついたそのビーチには、リチャードたちと同じような旅人たちが、自給自足のコミュニティを作って生活していました…。

舞台となったビーチとコミュニティが、一目見てディズニーランドのような作り物に思えてしまい、旅行者たちが求めていたのは単なる現実逃避であり、自分に都合のよい楽園なのだということが伝わってきました。

その楽園では恐ろしいこと、辛いことは起こってはならず、旅行者たちは仲間の死にさえ目を背けてしまいます。そんな都合のいい楽園が長続きするはずもなく、結局は破綻してしまうのですが…。

この映画、ディカプリオにとっては、大ヒットした「タイタニック」の次に出演した作品で、散々酷評されてしまったそうです。たしかに、この映画に登場するリチャードは薄っぺらな若者なので、ディカプリオらしさが出ていなくて、もったいないような気もしました。

この作品の映画としての良し悪しは私にはわかりませんが、描かれている世界に対して嫌悪感を覚えてしまう人は多いと思います。(実は私もそうです。)ただ監督が描きたかったのが、そうした若者の甘えや虚しさであったとしたら、この映画は成功しているといえるかもしれません。

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2年前に作った梅酒を使って、「豚スペアリブの梅酒煮」を作りました。

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しょうがを入れて下ゆでした豚スペアリブを、梅酒・梅の実・水を入れたお鍋でコトコト煮こみます。途中、砂糖としょうゆを加えて、さらにコトコト煮こんでできあがり♪ 春らしく、菜の花の塩ゆでを添えていただきました。

梅には酢と同じような作用があるのでしょうか。骨から簡単にはずれるほどに柔らかく煮あがったスペアリブが、とてもおいしかったです。

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2年前に作った梅酒、あとこのくらい残っています。熟成されて、だんだんいい色になってきました。昨年は作るのをお休みしましたが、今年はそろそろ作ろうかなあと、今から楽しみにしています♪

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「昼が夜に負うもの」 / レモンケーキ

久しぶりに、最近読んだ本から…。新聞の書評で見ておもしろそうだと思い、ヤスミナ・カドラの「昼が夜に負うもの」という作品を読みました。

     Photo_3 「昼が夜に負うもの

ヤスミナ・カドラは、アルジェリアからフランスに亡命したアラブ系の作家です。軍の検閲を逃れるために、ヤスミナという女性名のペンネームで執筆活動を始めたというユニークな経歴を持つ作家で、この作品は、フランスでベストセラーになったそうです。

アルジェリアは自分にとっては遠い存在の国ですし、しかも本はかなり分厚い。もともと翻訳小説は読みにくくて苦手なのですが、この作品は日本語訳が美しく、自然と物語の世界に入ることができました。アルジェリアを舞台に、戦争という時代をはさんで描かれる青春物語です。

主人公は天使のように美しいアラブ系の少年ユネス。裕福で教養ある叔父のもとで愛情たっぷりに育てられた彼は、ヨーロッパ系の少年たちと深い友情で結ばれます。しかし、アルジェリア戦争が始まると、彼はアラブ名のユネスとフランス名のジョナス、ふたつのアイデンティティの間で苦しむことになります。

私の心に一番響いたのは、ユネスが、いわれない罪を着せられたアラブ人の召使を助けようとして、雇い主である友人の父親と話す場面です。

地平線まで広がる葡萄畑を眺めながら、「荒れた土地に命を吹き込み、このような美しい風景を作り上げたのは私たちだ」という友人の父に対して、「自然に対して謙虚に生きていた人々の土地を取り上げたのあなたたちだ」と答えるのです。

ユネスはエミリーという女性を生涯愛し続けますが、ある事情によって、その恋は決して叶うことがありません。苦悩しながらも最後まで自分を貫き通すユネスの強い心に感動しました。

          ☆          ☆          ☆

小説の舞台はアルジェリア。まだ見ぬ国の、エキゾチックな街の様子やのどかな田園風景を想像しました。そして地中海の青い海! 地中海というとヨーロッパからの視線で考えてしまいますが、アフリカから見る地中海もさぞ美しいだろうなと思いました。

地中海といえば、レモン。(…かなり強引ですが coldsweats01 )先日、レモンケーキを焼きました。

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お正月に伊豆を訪れた時に採ってきた無農薬のレモンの皮を2個分入れて作りました。アイシングを雪の結晶の形にしぼって乾かし、ケーキの上にのせて、粉砂糖をふりました。先日東京方面で降った雪を思いながら…。

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レモンの香り豊かなバターケーキ。おいしくいただきました。

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「マーサの幸せレシピ」 & ティラミス

DVDで、「マーサの幸せレシピ」(原題:Bella Martha 英題:Mostly Martha)を見ました。

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女性シェフを主人公にしたドイツのロマンティックコメディですが、その後アメリカで、「幸せのレシピ」(原題:No Reservations)というタイトルでリメイクされています。私はリメイク版の方を先に見ていたのですが(その時の記事はコチラ)、オリジナル版も見てみたくて借りました。

アメリカ版の記憶は少し薄れていましたが、ストーリーがだいたい同じだったので、見ているうちに少しずつ思い出してきました。レストランや厨房の様子、登場人物も似ていましたが、ドイツ版はハンブルグ、アメリカ版はニューヨークが舞台になっているので、文化の違いが少し感じられて興味深かったです。

例えば主人公の二人は、アメリカ版ではケイトとニックという、いかにもアメリカンな名前でしたが、ドイツ版ではマーサとマリオで、マリオはイタリア人という設定でした。

きまじめなドイツ人女性のマーサの心を、陽気でいいかげん?なイタリア人男性のマリオが解きほぐしていく…という展開はいかにもステレオタイプに思えますが、ドイツでもやはり同じように(両国の違いを)捉えているんだなあということがわかって、おもしろく思いました。

ストーリーの運びはほとんど同じでしたが、ラストは少し違っていました。

実はアメリカ版を見た時に唯一私が違和感を感じたのが、ラストの部分でした。というのも、ニックのビジネスチャンスを、ケイトがつぶしてしまうというのが、なんとなく腑に落ちなかったからです。このままでは、後で二人にしこりが残るのでは?と心配になりました。

オリジナル版のラストは、平凡ではあるかもしれないけれど、私は好きです。二人のこれからを心から応援したいような、温かい気持ちになれました。屋外でのウェディングパーティのシーンが美しく、心に残りました。

          ☆          ☆          ☆

映画の中で、マーサが初めてマリオを家に招待した時、マリオとリナ(マーサの姪)がお料理を作ってくれます。三人で車座になって、フライパンやお鍋から直接お料理を取り分けて食べるシーンがとても楽しそうでした。

夜マーサが、マリオの作ったティラミスの残りを冷蔵庫にしまいかけて、思わず一口食べるのですが、その時の穏やかな表情が印象的でした。

そんな情景を思い浮かべながら、久しぶりにティラミスを作りました。

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映画で出てきたティラミスも、こういう長方形の耐熱容器に入っていました。この容器を型にしてスポンジケーキを焼き、厚みを半分にします。スポンジ、コーヒーシロップ、クリームを交互に重ねて…。

上をならしたら、茶こしにココアを入れてふります。いつもは全体的にすき間なくココアをふるのですが、今回はあえてラフにふってみました。

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ティラミスには本来マスカルポーネを使いますが、私はクリームチーズ、ヨーグルト、生クリームを合わせて作りました。酸味の効いたクリームが、さっぱりとして柔らかくてとってもおいしい♪ 大好きなスイーツのひとつです。

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「モナリザ」の夜

週末はお祝いごとがあって、恵比寿のフレンチレストラン「モナリザ」でディナーを楽しみました。こちらのレストランの河野シェフが書かれた本、「モナリザの食卓」が大のお気に入りなので、とても楽しみにしていました。

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まずはシャンパンで乾杯♪ いっしょに、お魚のリエットが運ばれてきました。一口サイズでクラッカーにのっていて、手でつまんでいただくのにぴったりでした。ピンクの粒々は、たまねぎだそうです。

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前菜です。私は(左)の生牡蠣のカクテルをいただきました。(右)はごぼうのタルトです。2枚の透明なお皿の間に花びらがはさんであるのが、目に鮮やかで、お料理を美しく引き立てていました。はっとする演出に、心が華やぎました。

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(左)は聖護院かぶのポタージュです。器の底が茶碗蒸しのようになっていて、その上にスープが注がれていました。茶碗蒸しとスープをいっしょに口に運びます。途中で、はまぐりの殻に入った生クリームも入れて。かぶの優しい味わいがとてもおいしかったです。

(右)二つ目の前菜は、たらの白子のムニエルでした。白子というとお鍋のイメージしかなかったので、斬新なアイデアにはっとしました。白子のむっくりとした食感が楽しめました。サラダとサーモンの盛り付けが華やかで、美しかったです。

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メインディッシュです。私は(左)の金目鯛と海老のムースのパイ包みをいただきました。手前に添えてあるのは、ロブスターの旨味が凝縮されたアメリケーヌ・ソースです。淡白ながらボリュームたっぷりの一品でした。白ワインによく合いました。

(右)は赤ワインで煮込んだ川俣しゃものロールキャベツ。淡白なしゃもが赤ワインのソースで、濃厚な味わいのお料理になっていました。

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(左)デザートの第1弾♪ いちごのスープ仕立てです。ト音記号にしぼったシュー皮のスティックがかわいい☆

(右)デザートの第2弾は、いろいろなスイーツの盛り合わせでした。左奥はクレーム・ブリュレ。奥はタルトと、チョコレートとピスタチオのムース。右奥はコンポート。手前は小さなスワンシュー。右手前は、いちごに生クリームがはさんであり、パンダちゃんの顔が描かれていました。

タルトとコンポートは、3人別々のものを用意してくださったので、お互いに味見をしながら楽しくいただきました。

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(左)デザート第3弾は、アイスクリームの盛り合わせでした。これも3人別々のものを用意してくださったので、なんと6種類も楽しめました。写真は、ラム風味のいちじくと、パプリカのアイスクリームです。どのアイスクリームも個性的なフレーバーでした。

(右)デザート第4弾はオレンジピールと小さなマドレーヌでした。さすがにもうおなかいっぱいで、マドレーヌが食べられなかったのが残念…。デザートは深煎りのコーヒーといっしょにいただきましたが、途中からハーブティを入れてくださり、ゆったりした気持ちで食事を締めくくることができました。

どのお料理も、美しくておいしかったですが、プロの技でありながら温かみの感じるほっとするお味でした。器も手描き風のロマンティックな彩色が施されているのもあって、私好みでした。スタッフの方々の温かいおもてなしにくつろぎ、楽しいひとときをすごすことができました。

帰り道、冷たい夜空に浮かぶ満月がとても美しかったです。

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