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「オーシャンズ」

フランスのドキュメンタリー映画、「オーシャンズ」(原題:Océans)を見に行きました。

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「皇帝ペンギン」(March of the Penguins)、「アース」、「北極のナヌー」(Arctic Tale)といった、自然界を描いたドキュメンタリー映画が好きです。この映画では、海の生物たちの生態や、美しい海の映像を見るのを楽しみにしていました。

体をくねらせながら泳ぐマリンイグアナの、いかついながらもどこか憎めない表情とともに、映画は静かに平和に始まりました。水平線までどこまでも続く紺碧の海は、美しいながらもどこか底知れぬ神秘性と恐ろしさがあるように思いました。

迫力があったのは、イワシの大群! 小さいながらも集団でさまざまに形を変えながら泳ぐ姿に、童話の「スイミー」を思い出しました。そのイワシに襲いかかるイルカたち。そして空からは、イワシの大群をねらって、鳥たちが急降下…。

海から、空からの迫力のあるその映像は、さながら戦争映画の戦闘シーンのようでした。生物たちの生存競争の厳しさと、生きることに対するすさまじいまでの意欲に心を打たれました。

生まれたばかりのウミガメの赤ちゃんたちが、小さな足を懸命に動かして海に向かって突き進んでいく姿は、なんともいえずかわいらしいですが、海にたどり着く前に、多くは鳥に食べられてしまいます。

どの子も無事にたどり着いて欲しいと思いながらも、自然界のバランスはそうした食物連鎖によって保たれていること、そして私たち人間もその中の一員として組み込まれ、生かされているのだ、ということを改めて実感しました。

人間による環境破壊が、海を汚染し、野生動物たちを絶滅へと追いやっている…というメッセージがありましたが、その例として、捕鯨と、サメ(フカ)のヒレを取ることが挙げられていることに、歪んだ意図を感じました。

美しく青い海、そしてそこに生きるさまざまな生物たちの映像だけで、自然保護へのメッセージは十分に伝わるのに、あえて作為のある衝撃的なシーンはこの映画には必要なかったと思います。そこがちょっと残念でした。

          ☆          ☆          ☆

映画のあと、エスプレッソカフェの「イリー」のでひと休みしました。

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ステンレスのトレーが、いかにもモダンなイタリアンデザイン。私はもともとアンティーク風の温もりのあるデザインが好きですが、たまにはこういうのも気分が変わって楽しいです。深煎りのコクのあるコーヒーに、甘さのしっかりあるモンブランがとってもおいしかったです♪

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映画」カテゴリの記事

コメント

先日オーシャンズを観に行くと予告コメントをしたのに、結局あの日は行けなかったんです。だからまだこの映画は観れてないんですよ。アースの迫力と美しさに圧倒されたので、このオーシャンズもぜひ大画面で観たいんですけどね…。
「恋するベーカリー」も公開されますよね。近々映画館に行かないと!


投稿: olive | 2010年2月15日 (月) 12時32分

☆ oliveさま ☆
oliveさん、オーシャンズ見に行かれなかったのですね~。
アースと同じく、迫力のある美しい映像が楽しめましたが
記事にも書いた、ある一部分に
ちょっとプンプン怒ってしまいました。pout
「恋するベーカリー」の予告、見ましたよ。
こちらはコメディタッチの楽しそうな映画でした。
DVDになってしまうと思いますが、是非見たいです。

投稿: セレンディピティ | 2010年2月15日 (月) 12時44分

この手の自然ドキュメンタリーは好きで、そのためにアニマル・プラネットが見たくてCSに加入したぐらいです。
ただ、欧米が作成すると、どうしても異なる文化圏への偏見が混じります。街灯に灯す脂が欲しくて、クジラを虐殺しておきながら、今になって手のひら返すのはともかく、異文化の食習慣を踏みにじるなと言いたいですね。
もっとも、私はふかひれをそれほど美味だと思っていないし、クジラも30年近く食べていません。絶滅の危機にあるならともかく、増えているクジラまで食べちゃイカンのはおかしいです。
どうせ後半世紀もすれば、人口爆発に伴う食糧危機で、クジラもイルカも食べられると予想してますがね。

投稿: ヌマンタ | 2010年2月15日 (月) 12時54分

☆ ヌマンタさま ☆
野生動物は、演技をしていないだけに
懸命に生きる姿に心を打たれますね。
こうした映像を見ると、改めて地球は神秘的で
美しい星だなあと思います。

自然保護とは別の次元の話なので、違和感を覚えました。
それまでの映像がすばらしかっただけに、この部分が残念でした。

投稿: セレンディピティ | 2010年2月16日 (火) 00時40分

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