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「エディット・ピアフ 愛の賛歌」 / デーツのマフィン♪

DVDでマリオン・コティヤール主演の映画「エディット・ピアフ 愛の賛歌」(原題:La Môme,英題:La Vie en Rose)を見ました。

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先日「NINE」を見て、マリオン・コティヤールにすっかり魅せられてしまった私は、彼女の代表作でもあるこの作品をどうしても見てみたくなりました。そして映画を見て、ますます彼女のことが好きになりました。

エディット・ピアフは世界中で愛され、日本でも多くの歌手たちに影響を与えてきた、フランスを代表するシャンソン歌手。エディット・ピアフを演じるマリオン・コティヤールは、メイクが違うこともあって一瞬誰かわからないほどで、エディット・ピアフその人が舞い降りたかのようでした…。

子ども時代に両親と生き別れたピアフは、パリの街角で歌を歌って生活をしていましたが、たまたま通りかかったキャバレー(歌のショーがあるナイトクラブ)のオーナーに才能を見出され、プロの歌手としての一歩を歩き始めます。

歌のレッスンも受けるようになって、大きなシアターの舞台で成功を収めた彼女は、一気にスターダムへとのしあがっていきます。後に親友となる大女優との出会い、妻子あるプロボクサーとの恋愛、そして飛行機事故による突然の別れ…。

殺人犯に間違われたり、自動車事故で大怪我をしたり…と、とにかく波乱万丈の激しい人生。その類まれな歌の才能とともに、ドラマに満ちた運命もいっしょに与えられたのだと思わずにはいられませんでした。

映画にはストーリーを追っていろいろな歌が登場しますが、どの歌もその時ピアフが置かれた状況や心情を実にみごとに表していたので、よけいに心を揺さぶられ、何度も涙してしまいました。映画を通して、ピアフの魂の叫びが伝わってくるようでした。

原題のLa Mômeはピアフがデビューした時の芸名で、La Môme Piafで「小っちゃな雀」という意味だそうです。街角で歌う小柄な女の子だったピアフにぴったりの名前だと思いました。

                              

朝食に、デーツの入ったマフィンを焼きました。

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デーツは、中東から北アフリカにかけて栽培されているなつめやしの実で、味と見た目はプルーン、食感は干し柿?にどことなく似ているドライフルーツです。濃厚な甘さがあるので、日本でも天然の甘味料として使われることがあるようです。

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デーツは細かく刻んでラム酒をまぶしておきます。黒砂糖を入れて作った生地に混ぜて、上には松の実をトッピングして焼きました。エキゾチックで個性的な味わいのおいしいマフィンになりました。

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コメント

マリオン・コティヤールさんと言う女優さん、存じ上げなかったけれど
このお写真を拝見するとほんとうにエディット・ピアフさんに見えますね!
白黒のお写真が多いピアフだけど、マリオンさんのお陰で生き生きと
よみがえったようでなんだか嬉しくなっちゃいました。
父がピアフ、大好きだったんです。 懐かしく思い出しました♪

デーツのマフィン、ボリュームがあって美味しそうですね。
そう、イランではよくデーツを頂きました。 その甘さ、独特ですよね。
私はあの甘さ、好きでした。ベトベトになった指まで舐めていた
思い出があります。

投稿: ゆず | 2010年4月16日 (金) 11時57分

一時期、シャンソニエに通っていたので、よく聴いた曲です。昔、生保のCMで、桑田さんがアカペラで歌っていたのに驚いたことがあります。シャンソンの歌い方ではないと思いましたが、聴きごたえがあったのは確か。シャンソンは、個人的にはジルベール・ベコーと、シャルル・アズナブールが好きですね。

投稿: ヌマンタ | 2010年4月16日 (金) 12時57分

この映画、私は映画館に行きました。ドイツ人の友達に「これに行きたい!」と提案したら、「日本人なのに彼女の事知ってるの?日本でも有名なの?」とビックリされたのを覚えて居ます。

マリオン・コティヤール、ピアフの晩年(といっても30代後半でしたよね?)の演技には、まるでピアフが乗り移ったかの演技がすばらしかったですね。オスカーを貰うに値していたと思いました。歌声はピアフの歌声をデジタル処理したものだったそうで、こちらもすばらしかったですよね。あぁ、この映画はボロボロ涙しました…。

一つ、隣りで一緒に観ていてた友達がカメラワークに酔っていました(=気持ち悪くなっていました・苦笑)あの、わざと手振れする技法って、最近よく見かけますよね…。

投稿: Schatzi | 2010年4月16日 (金) 21時04分

☆ ゆずさま ☆
マリオン・コティヤールさん、静かな中に情熱を秘めた
とってもすてきな女優さんなんですよ。
若手の演技派の女優さんなので、これからの活躍が楽しみです。
エディット・ピアフは私たちの親の世代のスーパースターですよね。
ゆずさんのお父様もお好きだったのですね。
きっとダンディでおしゃれなお父様だったのでしょうね…。

デーツ、見た目がちょっと個性的で躊躇してしまいますが
独特の甘さがおいしいですね。
マフィンに入れると、コクがあっておいしかったです☆

投稿: ☆ ゆずさま ☆ | 2010年4月17日 (土) 00時06分

☆ ヌマンタさま ☆
エディットピアフといえば、この映画の日本語版タイトルになっている「愛の賛歌」や英語版タイトルの「La Vie En Rose(薔薇色の人生)」が特に有名ですね。どちらもドラマティックな歌ですが、映画では日常を歌ったものや語感のおもしろさを生かした歌もあって、シャンソンもなかなかおもしろいと思いました。
ヌマンタさんは、シャンソンがお好きなのですね!
私はシャンソン…というか、若い頃にフレンチポップスをよく聴いていた時期があって、特にイザベラ・アンテナが大好きでした♪

投稿: ☆ ヌマンタさま ☆ | 2010年4月17日 (土) 00時27分

☆ Schatziさま ☆
Schatziさんも、この映画ご覧になったのですね!
エディット・ピアフ、その昔日本やアメリカにも人気が届いていたくらいですから、
地続きのドイツでは、当時彼女の人気は相当なものだったのでしょうね。

マリオン・コティヤールがピアフを演じていたのは、20歳頃のあの街角で
歌っていたあたりからだと思いますが、ほんとうにピアフそのものでしたね。
すばらしかったです。

歌は、ステージの部分はピアフ本人の歌声を使っていたのですね。
練習しているシーンなどは、たぶんマリオン・コルティヤール自身が
歌っていたのでは?と思いますが、全く違和感なかったですね。
彼女は歌、とっても上手です。

カメラワークのぶれ、私はほとんど気になりませんでした。
家の小さなテレビ画面で見ていたからかもしれませんが。(笑)

投稿: ☆ Schatziさま ☆ | 2010年4月17日 (土) 01時09分

こんばんは。
波乱万丈の人生をおくる人っているんですよね。
人生一回なら好きな事を・・・っという気持ちもあるんでしょうね。
いつも楽しく映画を観られて、感想などをブログでまとめて
素晴らしいですね!

投稿: イザワ | 2010年4月17日 (土) 03時01分

こちらでもこんばんは。

実は、ちょっと前、家で髪を染めてた時に(笑)ヒマなんでテレビをつけたら、昼間、これが放映されてて、最後の方、ちょっとだけ見ました。普通は、途中から見るのは絶対しないんですが、画面に引き込まれてしまって。今度、是非、最初からきちんと見てみたいです!


コティヤール嬢は見事にピアフになりきってましたね。最近だとジョニデの「パブリック・エナミー」にも出てたし、フランスの女優さんで、これだけインターナショナルに活躍できる人ってなかなかいないので、これからも活躍が期待出来そうですね!

デーツ・・どんなお味なんだろう~。知らない食材って、私、たくさんあります。トッピングされた松の実がかわいい~。

投稿: ごみつ | 2010年4月17日 (土) 19時00分

☆ イザワさま ☆
エディットピアフは波乱万丈の人生でしたが
たぶん運命に導かれるようにして生きてきた方なのでしょうね。
プライベートは決して幸せとはいえなかったかもしれませんが
好きな歌の世界で成功し、今も人々の心の中で生き続けることができて
アーティストとしては幸せだったのかな…と思います。

最近は心がけて、なるべく映画の感想も
書き留めておこうと思っています♪

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2010年4月18日 (日) 02時12分

☆ ごみつさま ☆
この作品、最近テレビで放映されていたのですね。
私はDVDを予約してみたのですが、ピアフの壮絶な人生と、人生の重みを感じさせる歌声に感動して、やっぱり見てよかったと重いました。
マリオン・コティヤールの演技もすばらしかったですね。
今度機会がありましたら、改めてご覧になってみてください☆

マリオン・コティヤール、後から知ったのですが「パブリック・エネミーズ」に出演されていましたね。見逃してしまったので、DVDになったら、是非見たいと思っています。これからの活躍がほんとうに楽しみですね。

デーツ、見た目がちょっとグロテスクなのですが、干し柿のような濃厚な甘さがあって私は好きです。(干し柿は苦手なのですが。)

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2010年4月18日 (日) 02時41分

「NINE」で観たあのマリオン・コティヤールですか、全然違いますね〜!
愛の讃歌と言うとエディット・ピアフの歌声が聞こえて来ます
波瀾万丈な人生が、あの味の有る歌に現れているのですね〜
マリオン・コティヤールが演じていると聞いて、何だか気になる映画になりました。
以前、デーツにクルミを入れたのを紹介していましたよね〜♪

投稿: Rei | 2010年4月19日 (月) 09時15分

☆ Reiさま ☆
楽しい春休みをすごされたことと思います。
後ほど、うかがわせていただきますね♪

マリオン・コティヤール、NINEのときとは全く別人で
一瞬わからなかったほどですが、こちらの映画でも
とってもすてきでしたよ。
NINEの時に、歌を歌っている時の存在感がすごい…と思いましたが
こちらの映画を見て、納得しました。

デーツとくるみのお菓子、以前に作っていましたか。
いろいろ作っているので、すっかり忘れてしまっています…。

投稿: ☆ Reiさま ☆ | 2010年4月19日 (月) 11時48分

1個前の記事に失礼します~^^

おやつにコメントです
マクロビではあんこを作る時に、
甘さを出すのにデーツを使うんです~

やさしい甘味なので、朝から食べてもおいしいんでしょうね~^^

って、セレンディピティさんのおやつは、
お砂糖が控え目な感じがして、
いつ食べてもおいしそうなんですけどね^^

投稿: のりたま | 2010年4月19日 (月) 22時20分

☆ のりたまさま ☆
こんばんは。
デーツについての情報、ありがとうございます♪
マクロビではお砂糖のかわりにデーツを使うのですね。
以前自然食のお店でとんかつソースを買ったときに
やはりお砂糖のかわりにデーツが使われていたので
なるほどと納得しました。
お料理ではミキサーにかけて液体状にして使うのかしら…?
それともお砂糖のように粉末になっているものがあるのでしょうか。

デーツ&黒砂糖で、ちょっと体によさそうなマフィンになりました。
個性的な甘さがおいしかったです☆

投稿: ☆ のりたまさま ☆ | 2010年4月19日 (月) 23時53分

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