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「愛を読むひと」 / チーズクリームマドレーヌ

DVDで、ケイト・ウィンスレット主演の映画「愛を読むひと」(The Reader)を見ました。

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舞台は1958年のドイツ。15歳の少年マイケルは、気分が悪くなったところを年上の女性ハンナ(ケイト・ウィンスレット)に助けられたことがきっかけで、彼女のもとを訪れるようになり、まもなく二人は恋に落ちます。

マイケルがやってくるたび、本を読んでくれるよう頼むハンナ。二人は惹かれあい、ひと夏の甘い時間をすごしますが、ある日突然、ハンナはマイケルの前から姿を消してしまいます。

それから数年後、大学で法律を学ぶマイケルは、思いがけない形でハンナに再会します。ゼミの授業で傍聴に訪れた裁判で、ハンナは元ナチスの看守として殺人罪を問われ、被告席に立っていたのです…。

前半は美しく官能的なラブストーリーですが、後半は苦悩に満ちていました。ハンナには秘密があり、裁判を傍聴していたマイケルだけがそのことに気づきます。証言すれば彼女の罪を軽くすることができるけれど、彼女はそれを明かされることを望んでいないかもしれない…。

この映画、私には多くの疑問を残し、考えさせられる作品でした。ハンナはどうして秘密を明かさなかったのだろうと思う一方、彼女は罪を償うためにその道をあえて選んだのかもしれないとも思えました。

ドイツならではの作品なので、最初は英語で語られることに多少の違和感を覚えましたが、作品の持つ世界は十分に伝わってきました。二人のサイクリング旅行の田舎の風景など、映像はノスタルジックな色彩にあふれ、とても美しかったです。

主役のケイト・ウィンスレットの体当たりの演技に圧倒されました。老いてからの彼女には、女性としていろいろ考えさせられもしました。また、少年時代のマイケルを演じたドイツの若手俳優の男の子(デヴィッド・クロス)が、少年の繊細な心をみごとに表現していて、強烈な印象を受けました。

The_lady_with_the_dog 犬を連れた奥さん

映画で、マイケルがハンナのためにチェーホフの「犬を連れた奥さん」を朗読する場面を見て無性に読んでみたくなり、衝動買いしてしまいました。どこかユーモラスな、男女の関係を描いた作品です。映画の原作となった「朗読者」の方も、いつか読んでみたいと思います。

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久しぶりにマドレーヌを焼きました。

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もとは貝の殻に生地を流して焼いたというマドレーヌ。ぽってりかわいい姿に仕上がりました。ちょっとでべそのように見えるのは、中にチーズクリーム(クリームチーズ・砂糖・レモン汁少々)が入っているからです。

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生地を半分流したところにチーズクリームをのせ、残りの半分の生地を流して焼き上げました。生地にはレモンの皮がたっぷり入っていて、レモン&クリームチーズのさわやかな酸味が楽しめました。

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コメント

こちらの映画、TVで流れるCMのケイト・ウィンスレットの凛とした
美しさと、どことなく儚げな表情がステキと思っていました。
深い内容の映画のようですね。 
ドイツ人の若手俳優さん、英語での演技だったのですね。
今後、インターナショナルな活躍が期待できそうですね。

クリーム入りのマドレーヌ! 美味しそうですね☆
私も先日久しぶりにマドレーヌを焼きましたけどふつ~うのヤツ。
クリームが入るタイプもあるのですね。レモンの香りが漂ってきそう♪

投稿: ゆず | 2010年6月 4日 (金) 16時18分

これ気になっていたんだけど見逃しちゃったんです
今月に入ってからはプリンスオブペルシャを見てきましたよ♪
この時となりの席に座った女性 おかしくもない変なところで何度も笑うんで気味が悪かったです

投稿: sakurai | 2010年6月 4日 (金) 18時31分

今晩は~。rain

「愛を読むひと」ご覧になったんですね!
私、原作の「朗読者」はかなり前に読みましたよ。ドイツ的な観念に溢れた作品で、感傷的な表現が一切ない作品でした。book

なので、この作品の映画化を知った時には、何でドイツで映画化されないんだろう・・ってちょっとがっかりだったのですが、ケイト・ウインスレットは、私も好きな女優さんなので、今度是非見てみたいと思ってます。happy01

そうか、朗読してたのはチェーホフだったんでしたっけ。

マドレーヌのでべそ、可愛いです。(笑)

投稿: ごみつ | 2010年6月 5日 (土) 00時05分

☆ ゆずさま ☆
私も、あのCMは印象に残っています♪
映画、見たいと思いつつ、見逃してしまっていましたが
DVDでようやく見ることができました。
内容は少し重いですが、心に残る作品でした。
ケイト・ウィンスレットの演技もすばらしかったです。
そう、若手の男の子は英語での演技だったのですよ。
これからの活躍が楽しみです☆

ゆずさんの作られたマドレーヌ、覚えていますよ。
とってもおいしそうでした♪
プレーンなマドレーヌ、私も大好きです。
たぶんゆずさんに影響されて、作ってみたくなったのだと思います。wink
クリームの酸味がプラスされて、おいしくいただきました☆

投稿: ☆ ゆずさま ☆ | 2010年6月 5日 (土) 00時56分

☆ sakuraiさま ☆
sakuraiさんもこの作品、気になっていらしたのですね♪
私も見逃してしまったのですが、
ようやく最近になってDVDで見ることができました。
プリンスオブペルシャ、ご覧になったのですね~☆
いかがでしたか?
sakuraiさんは、以前にもロードオブリングとかダレンシャンとか
ご覧になっていましたよね。
なんとなくsakuraiさんのお好みがわかってきました。wink

投稿: ☆ sakuraiさま ☆ | 2010年6月 5日 (土) 01時03分

☆ ごみつさま ☆
ごみつさんは、「朗読者」をお読みになったのですね。
>ドイツ的観念溢れていて、感傷的な表現が一切ない
映画はもう少しロマンティックに描かれていたかもしれません。
重いテーマではありますが…。
私は今度は是非、原作の方を読んでみたいです。
たしかにドイツ作品でないのが残念ですが
ケイト・ウィンスレットは役のイメージにぴったりでした。
ほんとうに職人肌というか…実力派の女優さんですね。

マイケルが朗読した本はいろいろありましたが、
映画では、この本がハンナが自分で本を読むきっかけになっていました。

マドレーヌのでべそ、私も気に入りました☆

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2010年6月 5日 (土) 01時13分

人の運命ってなんだろう・・・運命って本当にあるのか、単なる偶然か・・・
でもきっとあるんでしょうね。
あり得ないような偶然ってありますからね。

今観たい映画はレイルウェイズ。。。
49歳で故郷の電車の運転手になった主人公・・・
私の場合、それだけで共通する部分を感じます(笑

投稿: イザワ | 2010年6月 5日 (土) 03時18分

☆ イザワさま ☆
人は神様に導かれて生きているのだと
感じるようなできごとってありますね。
きっとそれが運命なのでしょうね。

レイルウェイズの主人公の生き方は、
きっと多くの同世代の男性には共感できる
うらやましい生き方なのでしょうね…。
それを実現してしまったイザワさん、やはりすごいです。

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2010年6月 6日 (日) 01時44分

愛を読むひと、気になってました。
彼女の秘密というのを、偶然雑誌か何かで知ってしまったのですが、
それでも見てみたいな〜と思います。
WOWOWで放送されるのを待ちたいと思います。

先日、マット・デイモン主演のグリーンゾーンを観てきました。
久しぶりに映画館に行ったら、予告で興味をもった作品がいくつかあったので
これから楽しみです♪

投稿: olive | 2010年6月 7日 (月) 09時55分

☆ oliveさま ☆
「愛を読むひと」ハンナの秘密を知ってしまっても
きっと楽しめる作品だと思います。
放送されたら、是非ご覧になってくださいね☆

きゃ~、偶然です。
私も昨日、「グリーンゾーン」を見てきました!
すごくおもしろかったですね。
(おもしろい、という言葉は適当ではないかもしれないけれど…)

投稿: ☆ oliveさま ☆ | 2010年6月 7日 (月) 11時45分

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