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2010年7月

ジェノベーゼを使って♪

旅行から帰ってきたら、育てているバジルが伸び放題になっていました。大きめの葉っぱを摘んで、ジェノベーゼ(バジルペースト)を作ることにしました。

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全部で60gありました。プチトマトも1個写っていますが…。プチトマトも毎日順調に色づいていまして、多いときには1日に8個ぐらい収穫できます。

摘んだバジルの葉は茎を取り除いて水洗いし、乾煎りして冷ました松の実、にんにく、オリーブ油とともに、ミキサーにが~っとかけます。ミキサーのかわりに、フードプロセッサやすり鉢を使っても。

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ジェノベーゼのできあがり♪ そのときの状況で、硬さが微妙に変わりますが、この日は比較的水分が少なくて、硬めの仕上がりになりました。お好みで、オリーブ油を少し多くして、柔らかめに作ってもいいですね。

作る時にあらかじめ塩やパルメザンチーズを混ぜておく方もいらっしゃいますが、私はいつも調理の際に味付けしています。

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早速お昼にいただきました♪ 作り置きしてあったトマトソースと、できたてのバジルソースで、2色盛りのパスタにしました。2つのソースはあらかじめ2つのボウルに分けて入れておき、ゆでたてのパスタをそれぞれに入れてよくあえます。

バジルソースは、ジェノベーゼに塩とすりおろしたパルメザンチーズを混ぜ、オリーブ油を少し足してゆるめておきました。

2つのイタリアンカラーが、白いお皿によく映えます。2色のパスタは、交互に食べたり、時々混ぜながら食べたり…。夏らしくさっぱりさわやかな味わいで、おいしくいただきました。

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別の日は夕食に、幅広のフェットチーネをジェノベーゼでいただきました。パスタといっしょに薄切りにしたじゃがいもをゆでて、バジルソースでからめます。パスタとじゃがいも、2種類の食感が楽しめておいしかったです♪

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この日のメインディッシュは、「鶏肉のピッツァ風」でした。塩こしょうした鶏もも肉を、にんにくで香りをつけたオリーブ油でソテーにし、両面がこんがり焼けたらトマトソース、モッツァレラをのせてふたをして、モッツァレラがとろ~りと溶けたらできあがり♪

鶏肉をソテーする時は、重いお鍋や耐熱のお皿などをのせて少し圧力をかけると、上が平らになって、トマトソースやチーズがのせやすいです。グリルした野菜とともに、おいしくいただきました。

ジェノベーゼは、鶏肉や魚介類にもよく合うので、しばらくの間、楽しみたいと思います♪

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「インセプション」

レオナルド・ディカプリオ主演の最新作、「インセプション」(原題:Inception)を見ました。

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ディカプリオも渡辺謙さんも好きな俳優なので、楽しみにしていた作品です。渡辺謙さんは、ディカプリオに次ぐ準主役で、重要な役を演じていました。世界の渡辺の活躍を誇りに思いつつ、「夢」をテーマにした不思議な映像の世界に酔いしれました。

コブ(ディカプリオ)は、人の夢の中に入ってアイディアを盗み出す産業スパイ。実業家のサイトー(渡辺謙)はライバル会社を潰すため、その後継者となる息子の夢にある考えを植えつけること(=インセプション)をコブに依頼します。コブの集めたメンバーとサイトーは、計画を実行すべくターゲットに接触しますが…。

心理的に他人の記憶を操作するという話は、これまでの小説や映画にもあったと思いますが、この作品はその手法がとにかく斬新でした。夢の中で、空間は曲がり、歪み、崩れていきます。映画の特性を存分に生かした、映画でなければ表現できない世界だと思いました。

この映画の中で、夢は階層に分かれていて、各階層はお互いに影響し合い、深い階層ほど時間の進みが遅いという構造になっていましたが、これは水におぼれる夢を見るとおねしょをするとか、夢の中では何分かが何時間にもなっているといった例を思い浮かべて、なるほど flair と納得しました。(笑)

階層を移動するたびに、時間と空間ががらりと変わって、頭がこんがらがってしまうので、いつの間にか頭の中に設計図を描きながら?見ていましたが、バーチャルな世界に入り込んだような臨場感があって、それがまた楽しかったです。

コブの妻を演じているのは、マリオン・コティヤール。時々コブの夢の中に現れては、彼を惑わせます。コブの夢の中のプロポーズの場面にまで、他の人が侵入してきたりするので、ちょっと恥ずかしかったりもしますが…。

夢から覚醒する時に使われていた音楽は、エディット・ピアフの歌でした。映画のイメージと合わない気がしましたが、「エディット・ピアフ」はマリオン・コティヤールの代表作なので、これは監督のちょっとしたいたずら心なのかな?と思いました。

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六本木ヒルズは夏休みに入って最初の週末とあって、ものすごい混雑でした。この日は暑かったので、インド料理の「DIYA(ディヤ)」でお昼をいただきました。

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バイキングでは、4種類のカレーにタンドリーチキン、サラダ、サフランライス、そして焼きたてのナンが食べられました。私は、まろやかなチキンカレーと、たまごカレーのスープの部分が、特に気に入りました。もちもちのナンもおいしかったです☆

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旅のおともに ~ 「天璋院篤姫」

今回、旅のおともに読んでいた本です。

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すいぶん前に買ったものの、そのままになっていまして…今回ちょうど篤姫ゆかりの地を訪れるというので、思い立って読み始めました。作者は宮尾登美子さん。2年前に放映されたNHK大河ドラマ、「篤姫」の原作です。

私は大河ドラマの方は残念ながら見ていないのですが、この作品を読んでみて、大ヒットした理由がよくわかりました。薩摩藩島津家の分家に生まれた篤姫は、その聡明さを藩主島津斉彬(なりあきら)に見込まれて養女となり、やがて将軍家に興し入れします。

病弱な将軍を助け、大奥三千人を束ね、義父斉彬の命を受けて継嗣問題にも手腕を発揮していきます。女性が歴史の表舞台に立つことが難しかった時代に、自らの才覚で国を動かしていく…現代の女性に多くの希望と勇気を与えてくれる作品だと思いました。

最果ての地、薩摩の分家の姫というので、当初は入興に反対する声もあったとのことですが、ひと目会うと、おおらかで飾らない人柄、深い教養に魅了されない者はなかったといいます。

私は今回、鹿児島から指宿に向かう途中で、篤姫が幼少期をすごした今和泉(いまいずみ)を通りましたが、のどかで美しい海が広がる風景を眺めながら、篤姫の人となりに少し触れることができたような気がしました。

宮尾登美子さんは大好きな作家のひとりですが、特に女性の心理を描くのがすばらしいと改めて思いました。まだ、上巻の最後の方を読んでいるところですが、篤姫に感情移入して、どきどきしながら読み進めています。

いつもすてきなお着物をきりっと着こなされている宮尾登美子さんは、着物や小物の描写もみごとで、特に大奥に入ってからの贅を尽くした華やかな衣装調度の数々には、想像するだけでため息がこぼれてきました。

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今回の旅行では、自宅用にほとんどおみやげを買わなかったのですが、屋久島の物産館で、屋久島産ぽんかん、たんかんのジャムを買ってきました。

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ジャムとありますが、マーマレードです。少しとろとろ加減なところも私好みで、とてもおいしそうです。マーマレードが大好きで、今は家に夏みかんとゆずのマーマレードがありますが、次にこちらをいただくのが楽しみです♪

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屋久島(7) 指宿で砂むし体験♪

鹿児島中央駅から、JR指宿枕崎線に乗って、薩摩半島の南端にある温泉町、指宿(いぶすき)へと向かいました。「なのはなDX」という快速特急が出ていますが、ちょうど出たばかりだったので、鈍行列車にのんびり揺られて行きました。

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鹿児島郊外を抜けると、やがて鹿児島湾ののどかな風景が見えてきました。途中で地元の中学生、高校生も乗ってきて、車内は一時賑やかに。鈍行列車ならではの、なごやかな雰囲気を味わいました。

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1時間半ほどで、電車は指宿に到着しました。

指宿は南鹿児島を代表する温泉地。特に、海岸に湧出した温泉で温められた砂に埋まる独特の温浴法「砂むし温泉」で知られています。駅前からタクシーに乗って、砂むしを気軽に体験できる「砂むし会館 砂楽(さらく)」を訪れました。

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2階で受付をすませてから、受け取った浴衣に着替え、隣接している海岸へ…。

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(右の写真は、ホームページよりお借りしました。)

潮の満ち引きにより、時間帯によっては波打ち際で海を眺めながら砂むしを楽しむこともできるそうですが、通常はこのよしずの下に並んで砂むしします。

案内されたところに横たわると、係りの方が手際よく砂をかけてくれます。あとはひたすらリラックス、リラックス…。ぽかぽかとした砂が、体全体を無理なくゆっくり温めて、とても気持ちがよかったです。

10分間の温浴が目安とのことですが、温度がそれほど高くなく、横たわった姿勢がラクなので、いくらでも入っていられそうでした。とはいえのぼせるといけないので、15分ほどで上がり、その後は建物の中の温泉でゆっくりくつろぎました。

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海岸沿いには、リゾートホテルや旅館が並んでいます。

砂むしの後はリラックスして気持ちよく、一時的にですがお肌がつるつるになったような気がしました。日本伝統のタラソテラピー(海洋療法)としてうまくアピールしたら、女性に人気が出て、もっと観光が盛り上がるのでは…と余計な想像をふくらませました。(笑)

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再び指宿駅にもどりました。ここから4時15分発、鹿児島空港行き最終のバスに乗ります。駅前広場に足湯があったので、つかりながらゆっくりバスを待つことにしました。他に観光客もいなくて、ひっそりとしています。

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時間通りにやってきたバスに乗って、鹿児島空港へ向かいました。途中でぽつりぽつりとお客様を拾って、バスは海岸線を走ります。朝は雲に隠れて見えなかった桜島を、海から陸から、車内からずっと眺めることができました。

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( ↑ 下に見えるのは桜島です。)

鹿児島を出発するとき、空はみごとな夕焼けでした。離陸して間もなく、すぐ下に見える桜島にさよならを言うかのように旋回して、飛行機は一路羽田へと向かいました。

屋久島旅行記はこれでおしまいです。最後までおつきあいくださり、ありがとうございました☆

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屋久島(6) 鹿児島でB級グルメを楽しむ

最終日は、朝7時に出発する高速船トッピーに乗って、屋久島を離れました。

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安房(あんぼう)港を出て、種子島経由で鹿児島港に向かいます。鹿児島までは約2時間半。展望デッキはなく、観光船というよりは、離島の人々の足として活躍している船といった印象でした。

私たちが船に乗り込んですぐに、通り雨がありました。しばし、ざ~っと激しく降ったかと思うとぱっと止み、その後、港に小さな虹がかかりました。虹に見送られるようにして、屋久島を出発しました。

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種子島でさらにお客様を乗せて、鹿児島に向かいます。(右)やがて前方に、美しい円錐形の山が見えてきました。薩摩半島の南端、「薩摩富士」とよばれている開聞岳(かいもんだけ)です。

船は鹿児島湾をぐんぐん進み、鹿児島港に着きました。ちょうど正面に桜島が見えますが、半分以上雲に隠れてしまっていて、よく見えなかったのが残念でした。

空港に向かうまで、残すところあと約7時間。この日は家族が食べたいもの、やりたいことに絞ってプランをたてました。というわけで、鹿児島は、桜島や、薩摩藩主島津家の庭園など、いろいろ見所はあるのですが、それらをすべてすっ飛ばし dash B級グルメツアーとなりました。(笑)

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港からぶらぶら歩いて、鹿児島一の繁華街、天文館へ向かいます。アーケードが縦横に発達した大きな商店街で、東京と変わらない印象を受けました。写真中央に見えるクラシックで重厚な建物は、鹿児島の老舗デパート「山形屋」さんです。

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(左)まず向かったのは、「白熊」という練乳のかき氷で知られる、「天文館むじゃき」さんです♪ デパートの催事などでご存知の方もいらっしゃると思いますが、スーパーにも類似品が出回っていて、家族の大好物です。今回はオリジナルの「白熊」をいただくのを楽しみにしていました。

(右)朝から大賑わいでしたが、ちょうど人がいなくなった瞬間をパチリ。フルーツパーラーのようなかわいらしいお店を想像していましたが、意外にもお店は中華料理店でした。(笑) かき氷を食べている横で、炒飯を食べている人がいて…そのミスマッチがまた楽しかったです。

かき氷だけで何十種類もありましたが、私たちは定番の「白熊」をいただきました。

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こちらが元祖「白熊」です。お店のオリジナルミルクがたっぷりとしみたかき氷に、いろいろなフルーツがトッピングされています。上から見るとどことなく白熊の表情に似ていることから、この名前がつけられたようです。

氷は新雪のようにふわふわと柔らかく、口に入れるとそのままふわっと溶けるようでした。オリジナルミルクは練乳をベースにしているようでしたが、わずかにカルピスの風味も感じられ、複雑な味わいでした。かなり大きなかき氷ですが、おいしくてぺろりと食べてしまいました。

念願の白熊をいただいた後は、数ブロック歩いて、今度は鹿児島ラーメンを食べに行きました。いろいろ名店があるようですが、私たちは「鹿児島ラーメン豚とろ(とんとろ)」さんを訪れました。

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お店の定番、「豚とろラーメン」に半熟卵をトッピングしていただきました。とろとろにとろけるほどに柔らかく煮込んだお店自慢のチャーシューがとてもおいしかったです。他に青ねぎ、ガーリックチップ、細切り昆布?などがのっていました。醤油ベースの豚骨スープもおいしかったです。

敬意を込めて、あえてB級とよばせていただきましたが、どちらも人気のほどが納得できるおいしさでした。冷たいものと熱いものを続けて食べて、(しかも順番は逆のような…)おなかもびっくりしたと思いますが、どちらも行列必至のお店なので、午前中に効率よく廻れてよかったです。

天文館からはバスに乗って、鹿児島中央駅へ向かいました。

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ここから最後の目的地へ出発です。

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屋久島(5) 島をぐる~り ひとまわり

翌日の朝、ゆっくり温泉と朝食を楽しんでから、時計回りで屋久島一周ドライブにでかけました。梅雨も明け、朝から南国の太陽がきらきらと輝いています。shine

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(左)まずは、宿の近くの田代海岸にある「枕状溶岩」を訪れました。海底で噴火した溶岩が急激冷えて現れた地形で、枕のような形の溶岩が点々と続いています。荒々しく、ちょっと寂しげな海岸が印象的でした。

(右)港町安房(あんぼう)の近く、松峯大橋から眺める安房川の流れです。橋の下に、緑豊かな美しいV字谷の風景が広がっていました。川でカヌー遊びをする人々の姿が小さく見えました。

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(左)島の南側に廻ります。モッチョム岳の登山口にある展望台から「千尋(せんびろ)の滝」を見ました。切り立った岩盤からV字谷へ、轟音をたてて大量の水が落ちる様子は、まるで地球の裂け目のように迫力がありました。

(右)もうひとつの展望台からは、のどかな田畑の風景、その向こうにはどこまでも青く広がる太平洋が見えました。じりじりと焼け付く陽射しの下、売店で島の名物、絞りたてのタンカン(柑橘類の一種)ジュースを買って飲み干しました。

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(左)千尋の滝のすぐ近くにある、ぽん・たん館(物産館)の駐車場に車を停めて細い林道を歩き、「トローキの滝」を見に行きました。千尋の滝から続く川の終点で、滝は海に直接流れ落ちています。滝の後ろに赤い鯛之川大橋と、青く美しいモッチョム岳が見えました。

(右)少し先の尾之間の集落からは、雄々しくそびえ立つモッチョム岳が、すぐ目の前に迫って見えました。ごつごつとした険しい岩壁から、何者も寄せ付けない厳しさと気高さを感じて圧倒されました。

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屋久島いわさきホテルのレストランで、お昼をいただきました。シーフードカレーもおいしかったですが、ごちそうはなんといってもこの眺望です♪ ガラス張りの窓の向こうに、美しい山並みの風景が広がっていました。右にモッチョム岳、左に割石岳が見えます。

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(左)海の見える露天風呂、「湯泊(ゆどまり)温泉」です。この小さな衝立の手前が男湯、向こう側が女湯です。(笑) しかも、水着で入ることは禁じられています。spa

(右)島を西側に廻り…中間(なかま)という集落にある巨大なガジュマルの木です。一本でジャングルが作れるといわれるほど、幹が複雑怪奇に分かれて伸びる様子は、ちょっとグロテスクでもありました。屋久島とお隣の種子島が、ガジュマルの北限だそうです。

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(左)栗生(くりお)の青少年旅行村からの風景。左の高い山は、宮之浦岳…かな?

(右)島の最大級の「大川の滝」。滝壺のすぐ近くから見れるので、水しぶきがかかって清涼感たっぷりでした。エメラルドグリーンの滝壺には、虹がかかっていました。

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ここから、西部林道に入ります。車がすれ違うことができないほどの細い山道は、バスが通らないため、まさに野生の宝庫。数え切れないほどたくさんのヤクジカ、ヤクザルを、間近に見ることができました。

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西部林道の終点で、海への細い道を抜けると「屋久島灯台」がありました。明治30年に建てられたという白亜の美しい灯台です。燈台守さんが住んでいるということですが、あたりは人ひとりいなくて、しんと静まっていました。

こんなに美しい青い海を独占して、毎日眺めながら暮らせるなんて、(お仕事は責任重大ですが)なんともうらやましい…。

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(左)最後に「永田いなか浜」を訪れました。島で一番美しい砂浜です。日本一のウミガメの産卵地で、5~7月はちょうど産卵時期にあたるため、特に夜間は人や車の出入りを制限しています。海水浴の賑わいもなく、ひっそりとしていました。

(右)右下から左上にかけて渦のような模様が続いているのは、ウミガメが、左右のヒレをはらうようにして進んでいった跡です。卵を産むため、安全な場所を求めて歩み続けたウミガメのことを思い、生命の神秘に心を打たれました。

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屋久島(4) 縄文杉に会いに

翌日は、朝4時に起床。宿で用意していただいた朝とお昼のお弁当を持って、樹齢七千年ともいわれる縄文杉に会いに、往復約10時間の登山に出かけました。

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登山口付近は、環境保護のため車両規制を行っているので、途中の屋久杉自然館に車を停めて、シャトルバスに乗り換えます。(左)バスに乗り込む頃、ようやく夜が明けてきました。

(右)バスで走ること約40分。荒川登山口に着きました。ここより縄文杉登山の始まりです。

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(左)コースの最初の3分の2は、こんな感じのトロッコ軌道を歩きます。かつて屋久杉を伐採していた頃の名残ですが、今もトロッコは、時々使われているそうです。

(右)まもなく最初の鉄橋を渡ります。何度か鉄橋を渡りましたが、どの鉄橋も足元には隙間があり、下には轟く渓流が流れているので、慣れないうちは足がすくんでしまいました。

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(左)水が流れる樋の下をくぐったり、真っ暗なトンネルを歩いたり、(右)崖の横を歩いたり…と冒険気分が高まります。頭の中には、映画「スタンド・バイ・ミー」のテーマ曲が流れていました。(笑)

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(左)途中、手すりのついていない鉄橋がありました。これはさすがに私も恐かったです。橋の下は深い谷になっていて、ごつごつした岩の間を渓流が轟いていました。

(右)途中に、屋久杉を伐採していた頃の集落跡がありました。かつては、500人以上もの家族がこの集落に住んでいたのだそうです。今は当時あった学校の校庭の跡に、その面影を見ることができますが、幻を見ているような不思議な気持ちになりました。

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(右)沿道に、中が空洞になっている杉の木があったので、入ってみました。ここから外を見る景色が、まるで教会のステンドグラスのようでした。

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(左)トロッコ軌道を歩くのはここが終点。ここからは本格的な山道になります。左に見える細いはしごのような階段が、登山道の始まり。う~ん、なかなか手ごわそうです。

(右)昨年上高地を訪れた時は、ご年配の登山者が多いという印象でしたが、今年は女性の登山ブームを実感しました。「山ガール」というそうですが…登山用のスカートにスパッツという装いが、なかなかかわいかったです。

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(左)「ウィルソン株」に着きました。中が空洞になっている巨大な杉の株です。5、6人は入れるほど広く、祠(ほこら)のようなものが祭られていました。

(右)あるポイントから上を見上げると、空洞がちょうどハート形 heart01 に見えます。

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山を登るにつれ、少しずつ植生も変化しているようです。この赤い滑らかな肌の木が目立つようになりました。「ヒメシャラ」という木で、椿の仲間だそうです。登山道のいたるところに、小さな白い椿の花が落ちていて、目を楽しませてくれました。

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登山口から歩くこと5時間弱。展望デッキへの最後の階段をのぼり、とうとう縄文杉にたどり着きました。日本最大で、かつ最も古いといわれている杉の木で、樹齢は2700年とも7200年ともいわれています。

途中で、いくつも苔むした杉の大木を見てきましたが、この縄文杉は、そうしたどの木とも違った印象を受けました。神秘的というよりは、全てを包み込むような、大きさと穏やかさ、強さと優しさを感じました。見上げていると、心がふんわりと柔らかくなるような気がしました。

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縄文杉の少し先の山小屋の近くでお弁当を食べて、もと来た道を戻りました。帰りはさすがに足が筋肉痛になっていましたが、登る前に覚悟していたせいか、思ったほどきつくはありませんでした。登山道では、ヤクジカのかわいらしい姿が、目をなごませてくれました。

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屋久島(3) 白谷雲水峡 ~ もののけ姫の森

お昼を食べた後は、白谷雲水峡(しらたに・うんすいきょう)へ向かいました。ほぼ五角形をした屋久島のやや北東の山の中にある、樹齢何千年級の木々が作り出す太古の森です。ふもとの町から車で山道をぐんぐん登ること40分。白谷入口に着きました。

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(左)白谷入口。ここから雲水峡トレッキングが始まります。屋久島は岩でできた島なので、いたるところに、ごつごつとした岩場の急流があり、滝があり、水の轟く音が聞かれました。トレイルはそれほど高低差はなく、整備されていて歩きやすかったです。

(右)しばらく歩くと、二代杉とよばれる杉がありました。1代目の杉の切り株に杉の種が落ち、そこから2代目の杉が1代目を覆うようにして育っているため、2段階に膨らんだ奇妙な形をしています。

切り株や倒木に、何本もの木が着生し、絡み合うようにして育つ木は、屋久島のいたるところで見られましたが、その生命力の強さに圧倒されました。

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(左)途中「さつき吊り橋」を渡ります。(右)白谷川の急流も、上流に行くにつれ少しずつ川幅が狭くなってきました。

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(左)トレイルの途中で、ヤクザルの親子に会いました! 写真ではわかりにくいですが、母猿がねんねした赤ちゃんをだっこし、小猿が母猿にまとわりついていました。お母さんの関心を向けたいのでしょうか? 思わず微笑んでしまう、かわいらしい光景でした。

(右)「くぐり杉」とよばれる木です。倒木した木の上に着生して生えた木ですが、下の倒木した木は朽ちてしまったために、そのままトンネルになりました。大人が十分にくぐって通れるほどのトンネルです。

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(左)「七本杉」とよばれている木です。18mにもなる大木ですが、その名の通り7本の木が複雑に絡み合っていました。(右)行く先々に苔むした原始の森が広がっています。厳かな静かさに包まれていました。

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こちらが今回のトレッキングの目的地、「もののけ姫の森」です。宮崎駿監督のアニメーション映画「もののけ姫」のモデルとなった森だそうです。映画はずいぶん前に見ましたが、恐かった印象は強いのですが、あまり覚えていなくて…。

映画「アバター」の森のようにも感じられました。私の写真の技術ではお伝えできませんが、黄緑色に光り輝く苔の森は、荘厳な美しさに満ちていて、すばらしかったです。幻想的な風景に圧倒されました。

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今まで苔というとちょっと気味が悪いイメージがあったのですが、この森では水の滴る苔は生命の神秘に満ちて、とても美しいと感じました。苔の保水作用がスポンジのような役割を果たし、岩という厳しい環境の中で、森を作り出す命の源になっているのだと思いました。

帰りは、来た道をそのまま戻りました。沢を岩伝いに越えるのも楽しかったですし、ヤクジカにも会えて感激しました。トレッキングの最後の最後に、とうとうスコールが降ってきたのでレインウェアを着ましたが、森が屋根になってくれたので、あまり濡れずにすみました。

往復で約3時間ほどのそれほどきつくないトレッキングで、初日の足慣らしにはちょうどよかったです。

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今回の旅行では、空港に近い「縄文の宿まんてん」さんに滞在しました。

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まだできて数年の新しいお宿とのことですが、どこへ行くにもアクセスがよく、温泉があるということで決めました。民芸風の和風モダンなインテリアで、洋室もあるようですが、私たちには広々とした和室を用意してくださいました。

食事は最終日以外はバイキングで、薩摩揚げや黒豚料理、海の幸、と地元ならではのお料理はどれもおいしかったです。女性のお客様が多いためか、デザートも充実していました。島ならではの温かいおもてなしで、居心地のよい滞在となりました。

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屋久島(2) イタリアンランチでスタート♪

羽田から鹿児島空港を経由して、屋久島へ。あやしい雲行きながら、なんとか雨が持ちこたえてよかった…。

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(左)鹿児島から屋久島へは、小さなプロペラ機に乗り換えます。離島に向かう気分が高まりました☆ 結構揺れたようですが、朝が早かったこともあり、私は離陸とともにぐっすり寝てしまいました。sleepy

(右)近年観光地として人気が高まっている屋久島ですが、空港は思っていたよりずっと小さく、素朴な雰囲気でした。飛行機に積んだ荷物も、空港のおじさんたちがバケツリレーで運んできてくれる…といった具合で、その素朴さにほっこり温かな気分になりました。

荷物を受け取った後は、屋久島での旅の足、レンタカーを借りて、まずはお昼をいただくことにしました。空港近くのイタリアンレストラン、「イルマーレ」を訪れました。

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(左)天井の高い、開放的な雰囲気のお店です。裏庭では鶏のファミリーが放し飼いになっていて心が和みました。女性観光客で賑わっていて、お昼時とあって少し待ちましたが、ほどなくして席に案内されました。

私たちは前菜と飲み物のついたランチセットをいただきました。(右)最初に、自家製のバゲットと前菜が運ばれてきました。香ばしく焼き上げた弾力のあるバゲットが、とてもおいしかったです。

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メインディッシュのパスタとピッツァは、シェアしていただきました。こちらは、自家製パンチェッタ(生ベーコン)とひよこ豆の入ったアラビアータ。アラビアータは唐辛子の効いたトマトソースですが、穏やかな辛さでした。

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お店のお勧めという、霧島豚とアーティチョークの自家製パスタです。クリームソースのまろやかなお味でした。手打ちならではの柔らかさにムラのない、コシのあるパスタが絶品でした。

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バジルとドライトマトのピザです。クリスピーでありながらむっちりとしたピザ生地がなんともおいしかったです♪

離島なので、イタリア料理の食材を取り寄せるだけでも大変なことだと思いますが、どれも本格的なお味でとてもおいしかったです。地元の野菜や豚肉を使ったお料理には、シェフとマダムのまごころと心意気が伝わってくるようで感激しました。

裏庭で飼っている、鶏のピーちゃんとピッピちゃんの卵を使って作られているというドルチェ(デザート)に心惹かれながらも…(笑)、最初の目的地へと向かうことにしました。rvcar dash

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屋久島(1) 屋久島へ…

学校の試験休みを利用して、一足早い夏休みをすごしてきました。

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行き先は、鹿児島県の南に浮かぶ、屋久島です。屋久島は、その美しい自然と、特異な生態系によって、島の約5分の1が日本で初めての世界自然遺産に登録されました。

今年は例年より梅雨明けがかなり遅く、お天気には直前までかなりやきもきさせられましたが、タイミングよく、私たちが島を訪れた翌日に、梅雨明け宣言がありました。

そして、「ひと月に35日雨が降る」といわれる年間を通じて降水量の多い亜熱帯の島ですが、夜にスコールが降っては朝には止んでいる、といった具合で、奇跡的にほとんど雨にも降られずにすみました。

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今回の旅は、生命の神秘、地球の神秘に触れる旅となりました。明日から少しずつ旅のことを綴っていきたいと思います。おつきあいくだされば、幸いです。

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野菜をおいしく♪

最近お気に入りのお料理本です。

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長寿食研究の永山久夫さんが監修されている本で、野菜の持つさまざまな栄養素が、体の各部分にどのように作用するか、専門家の立場から具体的に示されていておもしろかったです。なにより、どのお料理も、野菜がおいしくいただけたのが気に入りました。

「肌がきれいになる」「髪がきれいになる」「血液がきれいになる」…など、8つの目的別にお料理が紹介されていますが、効果のほどはともかくとして?「このお料理は、何に効くの?」と会話も盛り上がり、食事の時間が楽しくなりました。

作ったお料理の中から、いくつかご紹介させていただきますね。

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(左)「かぼちゃのごまきんぴら」です。細切りにしたかぼちゃと油揚げで作るきんぴらですが、今までどうして思いつかなかったんだろう?と不思議に思うほど、かぼちゃがおいしくいただけました。お弁当のおかずにもいいですね。

(右)「大根のガーリック炒め」です。ゆでた大根を、にんにくスライスと細切りベーコンで香りをつけた油で焼いて、おしょうゆとみりんをじゃ~っと。私は小松菜もいっしょに炒めました。おしょうゆとガーリックの風味で、大根がとてもおいしくいただけました。

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(左)「えのきのサラダ」。ゆでたえのきだけと赤ピーマンを中華風のドレッシングであえ、細切りにしたきゅうりの上にのせました。もやしを使って、こういうサラダは作ることがありますが、えのきのちょっとぬめりのある食感が、新鮮な味わいでした。

(右)「蒸しなすの中華あえ」。なすの揚げびたしはこの時期よく作るお料理ですが、これは電子レンジでチンして柔らかく蒸したなすで作るので、とっても簡単。ねぎのみじん切りがたっぷり入ったピリ辛だれで、食の進む味です。

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メインディッシュとなるお料理も、いろいろ紹介されていました。(右)は一見わかりませんが、ゆでたもやしがたっぷりと入ったハンバーグです。意外な組み合わせに思えますが、もやしのざくざくとした食感が楽しめて、とてもおいしかったです。グリルした野菜を添えて。

(右)は回鍋肉(ホイコーロー)のにんじん版といったお料理。にんじんの甘みと、こっくりとした風味が楽しめました。

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「しめじと鶏手羽元のピリ辛味噌煮」です。味噌味がほっとする味わいの家庭料理です。コチュジャンのピリ辛味がアクセントとなって、おいしくいただきました。

ほかにもいくつか作りましたが、どれも簡単にできておいしかったです。

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家の近くにクチナシのみごとな生垣があり、2週間ほど前からたくさんの花が咲いていました。

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写真は2週間ほどに撮ったもの。今はそろそろお花も終わりかけていますが、しばらくの間、美しい花と甘い香りを楽しませてくれたことに感謝です。

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「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」 @国立新美術館

週末、国立新美術館に「オルセー美術館展」を見に行ったのですが、あまりの混雑と列の長さに圧倒され…、計画を変更して、美術館の3階にあるミュージアム・レストラン、「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」でゆっくり食事を楽しむことにしました。

せっかくの美しいお料理ですが、この日はめずらしくカメラを忘れていました。前菜を食べ始めてから、「あ、こういう時は携帯電話を使えばいいんだ…。」と気がついて、撮ったのがこちらの写真。というわけで、お見苦しい写真で失礼しますsweat01

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(左)はサーモンのリエットです。スモークドサーモンの淡いピンクと上にのったケイパーやピンクペッパーの飾りが美しい一品。グリーンサラダ、スライスしたカリカリのバゲットとともに。

(右)私はグリーンピースの冷たいスープをいただきました。カリカリのクルトンをたっぷり入れて。グリーンピースのちょっぴり青くさい風味が、夏らしさを感じるさわやかな味わいでした。

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(左)メインディッシュです。私は鶏もも肉のパン粉焼きをいただきました。パセリの入ったグリーンのパン粉がきれい♪ ローストしたポテトとともに。

(右)こちらは、豚肉のブレゼです。ほろほろに柔らかい豚肉に、キャベツとパスタ、ベーコンを煮たものが添えられていました。

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デザートのゴーフレットです。全粒粉入りのワッフルが素朴な味わいでした。チョコレートソース、レモンカード、生クリームの3種類のソースとともに。

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私はクレームブリュレをいただきました。カリカリのカラメルと、とろとろのクリームとのコンビネーションを楽しみました☆

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これは、以前に訪れた時に撮った写真です。(左)は建物の中のホールのような場所です。展示スペースは左側にあり、右に見える大きな逆錐形の柱の上がレストランになっています。自然光がふんだんに入ってくる、明るい雰囲気のレストランです。

設計は黒川紀章さん。(右)外観の、波をイメージした淡いエメラルドグリーンの緩やかなカーブが美しいです。東京の新しい顔としても、定着しつつありますね。

常設展を持たないというユニークな発想の美術館ですが、いつも興味深い企画展を開いているので目が離せません。今回は残念でしたが、チケットは購入したので、近いうちに、今度は朝一番をねらって訪れようと思います。

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食事の後は、美術館からぶらぶら歩いて、すぐ近くにある「東京ミッドタウン」へ。1階の食品フロアを歩いているときに、以前ゆずさんに教えていただいた「茅乃舎(かやのや)」さんがあったので、のぞいてみました。

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茅乃舎さんは、福岡の郊外にある自然食レストランだそうですが、ここで使っているおだしや調味料がおいしいというので、通販などで評判になっているのだそうです。私もお試しで、いくつか買ってみました。

お店の方が入れてくださった、パンフレットやレシピ集を見ていると、お味や品質に対する自信と誇りが伝わってきて、期待が高まります。どんなお味でしょうか。今からとっても楽しみです。

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「レイチェルの結婚」 / 米粉のバナナブレッド

DVDで、アン・ハサウェイ主演の映画「レイチェルの結婚」(原題:Rachael Getting Married)を見ました。

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タイトルと、アン・ハサウェイのキュートなイメージから、心温まるコメディタッチの作品を想像していましたが…。過去の深い傷と向き合うことで、再生していく家族を描いた作品。いつものかわいいアン・ハサウェイとは一味違う、迫真の演技がすばらしかったです。

薬物中毒の更生施設に入っているキム(アン・ハサウェイ)が、姉レイチェルの結婚式に出席するために外出を許され、コネチカットにある実家に帰るところから物語は始まります。

久しぶりに会うキムを、気を使って腫れ物に触るように接する家族たち。そして、キムもなんとなく居心地悪く、やること全てが裏目に出てしまいます。ギクシャクしたまま、結婚式の準備が進んでいきますが…。

映画は最近流行の?手持ちカメラで撮影されていました。先日の「グリーン・ゾーン」では、手持ちカメラがドキュメンタリーのような効果を出していましたが、この作品ではまるで「ホームビデオ」を見ているような、アットホームな雰囲気を演出していました。

この作品を見て、滑らかに織られた生地だけが家族じゃない。パッチワークのような家族があってもいいんだ、と思いました。綻びができたら継ぎを当てればいいし、新しいピースを足すことで、また違った模様が生まれる…。

レイチェルの結婚相手のシドニーは、黒人の実業家。結婚式に出席する仲間たちもいろいろな人種が集まって、まるでアメリカの社会を凝縮しているかのようでした。なぜかインドをテーマにした?手作りのウェディングパーティも、アメリカらしさにあふれ、楽しかったです。

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米粉を使って、バナナブレッドを焼きました。

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余っていたバナナ4本を全部使ったので、たくさんできてしまいました。パウンド型に入りきれなかった分は、マフィン型で焼いて…。

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フォークでつぶしたバナナが、たっぷり入っているケーキです。きび砂糖を使ったので、カントリー風の素朴な色と風合いにできました。弾力のあるむちっとした食感が楽しめましたが、米粉でできているとは、わかりにくいかもしれません…。

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マフィンの紙カップは、先日IKEAで見つけたものです。北欧らしいポップな柄で、かわいい仕上がりになりました♪

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シリコンの型を使って♪ マドレーヌ&フィナンシェ

マドレーヌはみんなが大好きで時々作る焼き菓子ですが、貝の型には細かい溝がたくさんついていて、バターを塗るのに結構手間がかかります。

シリコンの型でしたらバターをぬる必要がないので、以前から気に留めて探していましたが、先日、合羽橋の「浅井商店」さんのサイトで、これ!というものを見つけました。

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マドレーヌ型とあわせて、フィナンシェ型もいっしょに購入しました。シリコンの型としてはめずらしく日本製で、しかもお値段がかなりお手頃なのが気に入りました。

早速、キャラメルクリーム(カラメルソース+生クリーム)とレモンの皮のすりおろしを入れて、「キャラメルレモン・マドレーヌ」を焼いてみました。

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パーフェクト…とはいえないですが、貝の筋の模様がきれいに出て、なかなか満足のいく仕上がりになりました。なにしろバターをぬる必要がないですし、フレキシブルな素材なので、型からはずすのがとても簡単…というのがうれしいです。

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粉砂糖をふるうと、焼き色のむらも目立たなくなりました。キャラメル色が目に優しく、キャラメル独特のコクのある甘さとほろ苦さのコンビネーションがとてもおいしかったです。

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フィナンシェは、卵白、焦がしバター、アーモンドパウダーが入るのが特徴の、しっとりとした食感のフランスの焼き菓子です。

マフィン型やタルトレット型を代用して作ることもありますが、フィナンシェはもともとメディチ家の「金融家」に由来する「金の延べ棒」を模したお菓子なので、できればこの「延べ棒」型が欲しいな…と思っていました。

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こちらもとてもきれいな焼き色に仕上がりました。卵白で作るお菓子なので、軽やかでありながらしっとりとしていて、ついつい手が伸びるおいしさです。冷凍してある、あまりものの卵白でできてしまう…というのもうれしいです。

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( ↑ 左の写真は、お店のホームページよりお借りしました。)

ニューヨークの金融街にあるフィナンシェ・パティスリー(Financier Patisserie)は、大好きだったケーキ屋さん。お店もかわいらしいですし、アメリカにはめずらしいフレンチ・スタイルのケーキはどれも美しく、繊細なおいしさでした。

フランス菓子のフィナンシェと、お店のある金融街(Financial District)にちなんだお店の名前も、なかなかしゃれているなあと思います。

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IKEAのセールへ…

週末の朝、IKEAにお買い物に行きました。お目当てのものを買ったらすぐに出るつもりでいましたが、この日はたまたまセールだったこともあり、結局店内をうろうろして、あれもこれも…と、細々したものをいろいろ買ってしまいました。一部をご紹介させていただきますね。

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今回の一番の目的はタオルです。ここではアメリカで使っていたのと同じ分厚くて大きい、しっかりとしたタオルが買えるので、時々まとめ買いをしています。今回もいくつかのサイズを買い揃えました。

タオルの長い側の中ほどに、タグがついているのも気に入っています。これが、フィットネスクラブのシャワールームのフックにひっかけるのに、ちょうどぴったりなんです。こういうなんでもない工夫がうれしいです。

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以前広告で見て気になっていた、タコの形の小さな洗濯ハンガー。水着をちょっと室内に乾しておくのに便利だと思いました。よく見ると、ちゃんとタコの目も付いているんですよ。赤・白・青とありましたが、やっぱりタコといったら赤ですよね~。

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お菓子作り関連のものも、いくつか買ってきました。これは、ケーキの下に敷くドイリー、4枚セットです。薄手のプラスチックでできているので、何度も洗えて使えるのもうれしい。紙のレースのドイリーとはまた違う、ポップな表現が楽しめそうです。

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ケーキの飾り付け用ステンシルです。ケーキの上において粉砂糖やココアをふるうと、きれいな模様が写せます。以前、ボール紙でこういうステンシルを作ったことがありますが、これでしたら繰り返し使えて便利だと思いました。

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キャンドルは、夏らしいグリーンアップルの香りです。今回はいつものティーライトキャンドルの他に、家族の要望で細長キャンドルも買いました。

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このキャンドルホルダーは、小さいながらもすぐれもの。上下をひっくり返すことで、細長キャンドルとティーライトキャンドルと両方にアタッチできます。透明なガラスは、見た目も涼しげですね。

このほか消耗品もいろいろ買い足せて、いいお買い物ができました。

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お昼は家族の希望で、ミートソースのパスタを作りました。

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ミートソースを一から作ると時間がかかりますが、トマトソースが冷凍してあったので、にんにく、赤唐辛子、ひき肉を炒めたところにトマトソースを混ぜて軽く煮込むお手軽バージョンで作りました。揚げ茄子、すりおろしたチーズを合わせて、ゆでたてのパスタをあえました。

バジルの葉をちょこんと飾って…。夏らしさいっぱいのお昼になりました。

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牛すね肉とれんこんの煮込み

少し前に作ったお料理より、ご紹介します。ちょっと季節はずれのようにも思いますが、ちょっと肌寒かったこの日は、平野由希子さんのル・クルーゼのお料理本より、「牛すね肉とれんこんの煮込み」を作りました。

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ぶつ切りにした牛すね肉とれんこんを、昆布だしでことこと煮込んでいく、和風ポトフのようなお料理。味付けは、おしょうゆとみりんとお塩だけですが、味のしみこんだ牛肉とれんこんがしみじみとおいしく、味わい深いお料理です。

見た目はお肉~!といった感じですが、お肉がおはしで崩れるほどに柔らかく、れんこんはほっこりとして、それほど重さは感じません。まさに時間がおいしくしてくれるお料理で、前もって作っておくこともできて便利です。

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(左)この日はおつまみに、コリアン・ディップを用意しました。以前友人に教えてもらった、お気に入りの一品です。塩ゆでしたグリーンアスパラガス、黄色いピーマン、ラディッシュ、と野菜を彩りよく用意しました。

ディップソースは、味噌、コチュジャン、みじん切りのねぎ、ごま油、にんにくのすりおろし、はちみつ、白ごま、黒ごまをよく混ぜて作ります。味にパンチがあるので、野菜がいくらでも食べられます。ビールによく合い、特に暑い夏にはぴったりです。

(右)は、厚揚げと小松菜の煮物。定番ですが、飽きの来ないほっとする一品です。

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こちらも夏の定番の常備菜。なすの揚げびたしです。豆板醤の入ったピリ辛だれで、ご飯の進む味です。大葉の千切りをたっぷり添えて…。翌日、味がしみると、さらにおいしくなります。

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私はふだんはほとんどTVを見ないのですが、最近サッカーのワールドカップの中継を見ていて、よく目にするおもしろいCMが気に入っています。ご存知の方もいらっしゃると思いますが…。

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ミュージックビデオ風の映像がインパクトがあって、思わず目と耳が惹きつけられます。最初は、ファッション関係か何かのCMかな?と思うのですが…見ているうちに、思わず爆笑してしまいました。

歌っているのは、ジャミロクワイ(Jamiroquai)というイギリスのバンドだそうですが、オリジナルのミュージックビデオもYou Tubeにあったので、合わせてアップさせていただきますね。

music Jamiroquai - Virtual Insanity

こちらもとってもかっこいいです。

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「Blue Note plays Jobim」

久しぶりに音楽の話題です。今夜のワールドカップ・サッカー soccer のオランダ×ブラジル戦にちなんで?というわけではないですが、最近よく聴いているさわやかなブラジリアン・サウンドをご紹介します。

  Blue_note_plays_jobim  Blue Note plays Jobim

Blue Noteは、ジャズ専門の音楽レーベル。Jobimは、ブラジル音楽ボサノバの生みの親、アントニオ・カルロス・ジョビンのことを指しています。つまり、ジャズプレイヤーたちが演奏するジョビンの名曲の数々を集めたアルバムです。

私の好きなスタンリー・タレンタインやアール・クルーといったジャスミュージシャンが参加しているのが気に入って、昔アメリカで購入したものです。ボサノバをジャズにアレンジした洗練された雰囲気がすてきで、特に夏が近づく今頃になると聴きたくなる、お気に入りのアルバムです。

CDに入っているのと同じ、イリアーヌ・イリアス(Eliane Elias)とカーメン・マクレエ(Carmen McRae)の演奏をYou Tubeで見つけたので、リンクさせていただきますね。

music Eliane Elias - "Waters Of March / Aqua De Beber"

karaoke Carmen McRae - "No More Blues"

イリアーヌ・イリアスは、ブラジル出身の女性ジャズピアニスト、カーメン・マクレエは黒人の女性ジャズシンガー。どちらも、しびれるようにかっこいいです。shine

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おまけに、少し前に作ったお料理をご紹介します。この日は、オーブンで作るラタトゥイユと、アクアパッツァを用意しました。

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オーブンで作るラタトゥイユは、アメリカのお料理雑誌に載っていたレシピですが、煮込んで作るラタトゥイユとはまた違った独特のコクがあっておいしいです。オーブンに入れたら時々かき混ぜるだけ…という簡単さもうれしい。

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(左)なす・ズッキーニ・パプリカ・たまねぎ・にんにくを、ローストパンに並べて塩をかけ、オリーブ油をたっぷりまぶしてローストしていきます。(右)途中でトマトを足し、時々混ぜながらさらにローストしてできあがりです。

アクアパッツァは、白身魚の切り身を使ったお手軽バージョン。お魚をソテーしたら、あさり、プチトマト、ドライトマト、黒オリーブ、アンチョビ、ケイパーなど入れて、ワイン蒸しにしていきます。魚介と野菜のおだしが効いて、おいしくいただきました☆

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米粉で作るお菓子♪

最近注目されている米粉を使って、お菓子を作ってみました。石橋かおりさんの、こちらの本を参考にしました。

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写真が美しく、レイアウトも見やすくて、とても使いやすい本です。ベーシックなお菓子が数多く紹介されていて、どれも作ってみたくなりました。余談ですが、出版元の雄鶏社の倒産で絶版になっているそうで…Amazonでは29,650円というとんでもない値段がついていました。(私は図書館で借りました。)

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まず作ってみたのは、ベイクトチーズケーキです♪ 上に粉砂糖をふって仕上げました。

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焼きたてはしっとり、一日おくと弾力が増して、少しもちっとした食感が味わえました。米粉は小麦粉に比べて白いので、断面も白っぽく、美しく仕上がりました。

米粉にもいろいろな種類があるようですが、製菓用として売られているものは、粒子が細かくてさらっとしています。ですので、このレシピでも粉をふるう必要がなく、簡単に作ることができました。

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別の日には、フルーツと生クリームを巻き込んで、ロールケーキを作ってみました。生地は卵白を多めにした、シフォンケーキのレシピです。柔らかく、ふわふわに仕上がりました。フルーツの酸味がさわやかで、シフォンの生地が口の中でふわっととろけるようでした。

今までにも、こうしたスポンジ生地に軽さとしっとり感をプラスするために、小麦粉にコーンスターチを加えてケーキを作ることがありましたが、米粉でも同じような効果が生まれると思いました。おそらく小麦粉に比べて、でんぷん質が多いからかな?と思います。

小麦粉と全く同じように使えるわけではなく、配分に多少の工夫は必要のようですが、新しい可能性を秘めた米粉。これからも積極的に使っていきたいと思います♪

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