« 屋久島(2) イタリアンランチでスタート♪ | トップページ | 屋久島(4) 縄文杉に会いに »

屋久島(3) 白谷雲水峡 ~ もののけ姫の森

お昼を食べた後は、白谷雲水峡(しらたに・うんすいきょう)へ向かいました。ほぼ五角形をした屋久島のやや北東の山の中にある、樹齢何千年級の木々が作り出す太古の森です。ふもとの町から車で山道をぐんぐん登ること40分。白谷入口に着きました。

016_convert_20100720105451    023_convert_20100720105636_2

(左)白谷入口。ここから雲水峡トレッキングが始まります。屋久島は岩でできた島なので、いたるところに、ごつごつとした岩場の急流があり、滝があり、水の轟く音が聞かれました。トレイルはそれほど高低差はなく、整備されていて歩きやすかったです。

(右)しばらく歩くと、二代杉とよばれる杉がありました。1代目の杉の切り株に杉の種が落ち、そこから2代目の杉が1代目を覆うようにして育っているため、2段階に膨らんだ奇妙な形をしています。

切り株や倒木に、何本もの木が着生し、絡み合うようにして育つ木は、屋久島のいたるところで見られましたが、その生命力の強さに圧倒されました。

030_convert_20100720110022  029_convert_20100720105837

(左)途中「さつき吊り橋」を渡ります。(右)白谷川の急流も、上流に行くにつれ少しずつ川幅が狭くなってきました。

038_convert_20100720110152    049_convert_20100720110333

(左)トレイルの途中で、ヤクザルの親子に会いました! 写真ではわかりにくいですが、母猿がねんねした赤ちゃんをだっこし、小猿が母猿にまとわりついていました。お母さんの関心を向けたいのでしょうか? 思わず微笑んでしまう、かわいらしい光景でした。

(右)「くぐり杉」とよばれる木です。倒木した木の上に着生して生えた木ですが、下の倒木した木は朽ちてしまったために、そのままトンネルになりました。大人が十分にくぐって通れるほどのトンネルです。

  052_convert_20100720110541  067_convert_20100720111957

(左)「七本杉」とよばれている木です。18mにもなる大木ですが、その名の通り7本の木が複雑に絡み合っていました。(右)行く先々に苔むした原始の森が広がっています。厳かな静かさに包まれていました。

        106_convert_20100720110932

こちらが今回のトレッキングの目的地、「もののけ姫の森」です。宮崎駿監督のアニメーション映画「もののけ姫」のモデルとなった森だそうです。映画はずいぶん前に見ましたが、恐かった印象は強いのですが、あまり覚えていなくて…。

映画「アバター」の森のようにも感じられました。私の写真の技術ではお伝えできませんが、黄緑色に光り輝く苔の森は、荘厳な美しさに満ちていて、すばらしかったです。幻想的な風景に圧倒されました。

110_convert_20100720111121    098_convert_20100720110728

今まで苔というとちょっと気味が悪いイメージがあったのですが、この森では水の滴る苔は生命の神秘に満ちて、とても美しいと感じました。苔の保水作用がスポンジのような役割を果たし、岩という厳しい環境の中で、森を作り出す命の源になっているのだと思いました。

帰りは、来た道をそのまま戻りました。沢を岩伝いに越えるのも楽しかったですし、ヤクジカにも会えて感激しました。トレッキングの最後の最後に、とうとうスコールが降ってきたのでレインウェアを着ましたが、森が屋根になってくれたので、あまり濡れずにすみました。

往復で約3時間ほどのそれほどきつくないトレッキングで、初日の足慣らしにはちょうどよかったです。

          shoe          shoe          shoe

今回の旅行では、空港に近い「縄文の宿まんてん」さんに滞在しました。

001_convert_20100720112136

まだできて数年の新しいお宿とのことですが、どこへ行くにもアクセスがよく、温泉があるということで決めました。民芸風の和風モダンなインテリアで、洋室もあるようですが、私たちには広々とした和室を用意してくださいました。

食事は最終日以外はバイキングで、薩摩揚げや黒豚料理、海の幸、と地元ならではのお料理はどれもおいしかったです。女性のお客様が多いためか、デザートも充実していました。島ならではの温かいおもてなしで、居心地のよい滞在となりました。

|

« 屋久島(2) イタリアンランチでスタート♪ | トップページ | 屋久島(4) 縄文杉に会いに »

旅行」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!
これだけのトレッキングで往復3時間とは、やはり
屋久島の自然には圧倒されますね。
もののけ姫の森、そこでの空気感が伝わってきます。
屋久島、良いですね。
いつか撮影に行ってみたいリストに追加です(笑)
(できれば仕事で^^)
その時の宿泊は「縄文の宿まんてん」ですね^^

投稿: イザワ | 2010年7月21日 (水) 01時23分

伺うのがすっかり遅くなってしまいました。
屋久島に行ってこられたんですね。

もののけ姫の森の写真をみて「わぁ!スタジオジブリの世界☆」と思ったらまさにその通りだったんですね。セレンディピティさんが撮られたお写真がジブリの作品にでてくる森そのものに見えましたよ。確かにアバターの森にも似ていますね。とても神秘的な印象を受けました。

続きも楽しみにしています!

投稿: olive | 2010年7月21日 (水) 09時37分

屋久島へ行かれていたんですね!
いつか行ってみたいと思っている所です!!
雨の多い所との事、また最近の天候不順の中、お天気に恵まれよかったですね♪
雨にもあまり濡れずに済んで森の神様が守ってくれたのでしょう^^
記事を読んでいると益々行きたくなりました^^*
続きが楽しみです♪

投稿: Rei | 2010年7月21日 (水) 16時09分

圧倒的な深い緑の森に癒されますねぇ~
精霊達が宿る森っていう喩え、お写真を拝見していると
うなずけますね。
スコールに会うのもこれまた自然に接している事が
実感できて楽しかったりしてね☆
屋久島にも新しいお宿がどんどんできているのですね。
観光化が進み過ぎて自然が失われない事を願います。
そう言えばうちにも友達のお土産の屋久杉のお菜ばしが
ありました!

投稿: ゆず | 2010年7月21日 (水) 17時20分

☆ イザワさま ☆
屋久島、車で海岸線を一周すると3時間ほどの島ですが
海あり山あり、気候も亜熱帯から亜寒帯まで広がっていて
とても変化に富んだ地形でした。
森も鬱蒼として、神秘的でしたよ。
イザワさんでしたら、きっとすてきなお写真を撮られるだろうなあと
思いながら歩いていました。
私はなかなか、見て感じたままの色が出せなくて
やきもきしてしまいました。
いつかお仕事で行かれる機会があるといいですね。
まんてんさん、足回りがよいですし、くつろげるお宿だと思います♪

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2010年7月22日 (木) 00時34分

☆ oliveさま ☆
ちょうどoliveさんと入れ違いに、屋久島へ行ってきました。
屋久島の森、写真に撮っても、なかなか私が見て感じたままの
色が出せなくて苦労しましたが、
ジブリの世界を感じ取ってくださったなんて、うれしいです♪
とても神秘的な空間でした。
続きもおつきあいくだされば、うれしいです。

投稿: ☆ oliveさま ☆ | 2010年7月22日 (木) 00時52分

☆ Reiさま ☆
屋久島、山歩きもいろいろ楽しめますし、自然が美しく
Reiさんもきっと気に入られるのでは、と思います。
機会がありましたら是非!
お天気だけが心配でしたが、ちょうどタイミングよく
梅雨明けになって、ほんとうによかったです。
森の中は神聖な雰囲気で、ほんとうにそこここで
神様に見守られているような気がしましたよ。
続きもおつきあいくだされば、うれしいです。

投稿: ☆ Reiさま ☆ | 2010年7月22日 (木) 01時00分

☆ ゆずさま ☆
何千年の時をかけて作られた森…
恐いくらいに厳かで神聖な雰囲気に満ちていました。
スコールの中を歩くのはたいへんですが、
最後の最後だったのでほっとしました。
降水量の多い島ですが、水のしたたる苔や、沢と急流など
水の豊かな島なんだなあと実感しました。

屋久島、人気の高まりとともに観光客も増えているようですが
この豊かな自然がいつまでも守られますように、と願ってやみません。
ゆずさんのお友だちも屋久島に行かれたのですね。
屋久杉のお菜箸いいですね! 私も買ってくればよかったな。

投稿: ☆ ゆずさま ☆ | 2010年7月22日 (木) 01時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1151970/35819269

この記事へのトラックバック一覧です: 屋久島(3) 白谷雲水峡 ~ もののけ姫の森:

« 屋久島(2) イタリアンランチでスタート♪ | トップページ | 屋久島(4) 縄文杉に会いに »