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屋久島(5) 島をぐる~り ひとまわり

翌日の朝、ゆっくり温泉と朝食を楽しんでから、時計回りで屋久島一周ドライブにでかけました。梅雨も明け、朝から南国の太陽がきらきらと輝いています。shine

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(左)まずは、宿の近くの田代海岸にある「枕状溶岩」を訪れました。海底で噴火した溶岩が急激冷えて現れた地形で、枕のような形の溶岩が点々と続いています。荒々しく、ちょっと寂しげな海岸が印象的でした。

(右)港町安房(あんぼう)の近く、松峯大橋から眺める安房川の流れです。橋の下に、緑豊かな美しいV字谷の風景が広がっていました。川でカヌー遊びをする人々の姿が小さく見えました。

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(左)島の南側に廻ります。モッチョム岳の登山口にある展望台から「千尋(せんびろ)の滝」を見ました。切り立った岩盤からV字谷へ、轟音をたてて大量の水が落ちる様子は、まるで地球の裂け目のように迫力がありました。

(右)もうひとつの展望台からは、のどかな田畑の風景、その向こうにはどこまでも青く広がる太平洋が見えました。じりじりと焼け付く陽射しの下、売店で島の名物、絞りたてのタンカン(柑橘類の一種)ジュースを買って飲み干しました。

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(左)千尋の滝のすぐ近くにある、ぽん・たん館(物産館)の駐車場に車を停めて細い林道を歩き、「トローキの滝」を見に行きました。千尋の滝から続く川の終点で、滝は海に直接流れ落ちています。滝の後ろに赤い鯛之川大橋と、青く美しいモッチョム岳が見えました。

(右)少し先の尾之間の集落からは、雄々しくそびえ立つモッチョム岳が、すぐ目の前に迫って見えました。ごつごつとした険しい岩壁から、何者も寄せ付けない厳しさと気高さを感じて圧倒されました。

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屋久島いわさきホテルのレストランで、お昼をいただきました。シーフードカレーもおいしかったですが、ごちそうはなんといってもこの眺望です♪ ガラス張りの窓の向こうに、美しい山並みの風景が広がっていました。右にモッチョム岳、左に割石岳が見えます。

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(左)海の見える露天風呂、「湯泊(ゆどまり)温泉」です。この小さな衝立の手前が男湯、向こう側が女湯です。(笑) しかも、水着で入ることは禁じられています。spa

(右)島を西側に廻り…中間(なかま)という集落にある巨大なガジュマルの木です。一本でジャングルが作れるといわれるほど、幹が複雑怪奇に分かれて伸びる様子は、ちょっとグロテスクでもありました。屋久島とお隣の種子島が、ガジュマルの北限だそうです。

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(左)栗生(くりお)の青少年旅行村からの風景。左の高い山は、宮之浦岳…かな?

(右)島の最大級の「大川の滝」。滝壺のすぐ近くから見れるので、水しぶきがかかって清涼感たっぷりでした。エメラルドグリーンの滝壺には、虹がかかっていました。

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ここから、西部林道に入ります。車がすれ違うことができないほどの細い山道は、バスが通らないため、まさに野生の宝庫。数え切れないほどたくさんのヤクジカ、ヤクザルを、間近に見ることができました。

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西部林道の終点で、海への細い道を抜けると「屋久島灯台」がありました。明治30年に建てられたという白亜の美しい灯台です。燈台守さんが住んでいるということですが、あたりは人ひとりいなくて、しんと静まっていました。

こんなに美しい青い海を独占して、毎日眺めながら暮らせるなんて、(お仕事は責任重大ですが)なんともうらやましい…。

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(左)最後に「永田いなか浜」を訪れました。島で一番美しい砂浜です。日本一のウミガメの産卵地で、5~7月はちょうど産卵時期にあたるため、特に夜間は人や車の出入りを制限しています。海水浴の賑わいもなく、ひっそりとしていました。

(右)右下から左上にかけて渦のような模様が続いているのは、ウミガメが、左右のヒレをはらうようにして進んでいった跡です。卵を産むため、安全な場所を求めて歩み続けたウミガメのことを思い、生命の神秘に心を打たれました。

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コメント

どのお写真もとても素敵ですね。
自然がつくり出す風景には圧倒されることが多いですが、ここもまた然りですね。
豊かな自然を満喫されてずいぶんと癒されたことでしょうね。
地名、ちょっと変わったものが多いのは土地柄なのでしょうか。
お写真からも夏の日差しが伝わってきました。

投稿: olive | 2010年7月24日 (土) 13時14分

こんばんは!
屋久島は小さい島ですが、その小さい土地の中に
大自然がぎゅっと、凝縮されていて、お写真と文章から
その素晴らしさが伝わってきました。
青い空と白い雲、全てのお写真がコントラストのある
屋久島の大自然を伝えるのに十分ですね。
最後のウミガメの歩いた後の模様には本当に感動モノですね!

投稿: イザワ | 2010年7月24日 (土) 20時05分

☆ oliveさま ☆
うれしいことばを、ありがとうございます♪
お天気に恵まれたこともあり、青い空、青い海が
とても美しかったです。
素朴で雄大な自然を楽しむことができました。
地名は、おそらく南西諸島特有のものなのでしょうね。
沖縄の地名にも、少し近いような気がしました。
梅雨が明けると、陽射しはすっかり夏ですね☆

投稿: ☆ oliveさま ☆ | 2010年7月25日 (日) 09時58分

☆ イザワさま ☆
そうですね。屋久島は小さいですが、標高の高い山があるので
亜熱帯から亜寒帯まで、気候もバラエティに富んでいるそうです。
南国の島のイメージですが、冬には雪も積もるそうですよ。
夏のすかっと晴れた空は、景色をより美しく見せてくれますね。
青い海、緑の山、どれもすばらしかったです。
砂浜はこの時期、なるべく人が入らないように配慮しているので
ウミガメの足跡が残っていたようです。
命をつなぐための軌跡をみる思いで、ほんとうに感動しました。

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2010年7月25日 (日) 10時15分

今晩は!

わ~、何だかこれが日本の景色とは思えない位、雄大で美しい景色ですね~!
ニュージーランドとか、どこか太平洋の島の写真みたいです。キングコングとかがあらわれそう。(笑)

ちょっとがんばって足を延ばせば、こんなに豊かな自然の風景を楽しめるんですね。wave

海ガメの産卵地の砂地の写真もとっても素敵です。感動的ですよね。shine

投稿: ごみつ | 2010年7月25日 (日) 22時26分

☆ ごみつさま ☆
そうですね♪ 風景だけ見ると、たしかにどこか
日本離れしたところがありますね。
V字谷のジャングルは、ちょっと原始的な風景で
キングコングが現れたらおもしろそう☆
小さな島ですが、変化に富んだ風景が楽しめました。
全体的には、おおらかで素朴な南国の島といった印象ですが
雄大な岩肌や巨木などは、ヨセミテに通じるものも感じました。
ウミガメの足跡にもうれしいことばをありがとうございます♪
共感していただけてうれしいです。

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2010年7月26日 (月) 11時12分

 島巡りが楽しそうでしたね。私は、屋久島を一周できませんでしたが、その千尋の滝まで往けました!

それというのも、楠川温泉までのんびり歩いていたら、地元の人に車に乗せていただけました。
そうしたら、この先ヤボヨウがあるので、便乗していけば!お誘いいただいたので、友達と顔を見合わせて、すぐお願いします!って、返事をしたんです。(笑)
そして、明日の縄文杉登山まで、今日は時間を持てあましているから、楠川温泉にでも入浴しようよ!と思って、歩いていたわけでした。
知人のお宅までなにかご用があったようで、ちょっとだけ寄り道をしていただけなので、更に走っていただいて、千尋の滝から尾之間までを周っていただけました。とても恐縮、と共に、とてもいい体験をさせていただけました。私たちはペーパードライバーなので、屋久島での運転ができないので、とても助かりました!
ホントに予定外の千尋の滝とか、ほとんど観光客の人が行かないという名所にもお連れしていただいたんですよ!

安房の松峰大橋を載せられていますけど、空港近くの愛子橋と言う渓谷からの眺めですと、より秀でた森林景観が堪能できると思います。

とてもいい人でしたが、冗談が過ぎるとご本人もおっしゃってましたけど、(確かに、笑)この春からサポ-トガイドをはじめておられるようです。「屋久島旅人サポート」の太田さんと言う人でした。
よく旅行者に声をかけてあげて、乗せてあげておられるとのお話しですが、便乗でしたら無料で?もれなく名所巡りができますね。

セレンディピティ ダイアリーで、屋久島のブログを観て、いい体験と心地良かったことを思い出させていただきました。ありがとうございます。

投稿: niwa-girl | 2010年7月27日 (火) 12時20分

☆ niwa-girlさま ☆
はじめまして。コメント、ありがとうございます。
niwa-girlさんも、屋久島をご旅行されたのですね。
私のブログから、niwa-girlさんのすてきな旅を
思い出していただけたなんて感激です。
楠川温泉から千尋の滝といえば、ちょうど島の反対側ですね。
長い道のりを車に乗せてくださって、
さらにあちこち廻ってくださるとは、なんてご親切な方でしょう!
地元の方との温かい交流で、
旅がますます思い出深いものになりましたね。
千尋の滝は、バス通りからも離れていてかなりの山道ですので
車でなければ、なかなか行けないスポットですね。
私たちが行った時は、自転車でうんうん登っている方を見かけましたが
たいへんそうでした。
愛子橋、存じ上げなかったので、ちょっと調べてみました。
女川にかかっている橋なのですね。
深々とした、森林の風景が堪能できそうですね。
屋久島には、他にもまだまだ、
すばらしい風景があるんだろうなあと思いました。

投稿: ☆ niwa-girlさま ☆ | 2010年7月28日 (水) 01時37分

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