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「ベッカムに恋して」

ワールドカップサッカーで盛りあがっていた頃、ふと見たくなってネットレンタルで予約していた「ベッカムに恋して」(原題:Bend It Like Beckham)を、先日ようやく見ました。

予備知識なく見たので、インド系の監督さんが作った、インド系の女の子を主役にしたイギリス映画というのはちょっと意外でしたが、結論からいうと、私この作品がとっても気に入りました♪ 見た後にさわやかな感動に包まれる青春映画です。

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インド系イギリス人のジェスは、ベッカムに憧れるサッカーが大好きな女の子。男友達とサッカーに興じるジェスを、ランニング中いつも気にして見ていたジュールズは、自分が所属する女子サッカーチームに入るよう誘います。

女の子がサッカーをするなんて!という保守的な家庭で育ったジェスは、両親に黙って、こっそり練習に通ううちに、サッカーのおもしろさにどんどんのめりこんでいきます。ジュールズと強力なタッグを組むジェスは、ともにプロへの道を夢見るようになりますが…。

ジェスの部屋には、女の子らしくベッカムのポスターがベタベタと貼ってありますが、恋愛の対象ではなく、あくまでプレイヤーとしてのベッカムを尊敬してのこと。そういう意味では邦題は「ベッカムに憧れて」といった方が適切かもしれません。

サッカーに対してひたむきに情熱を傾けていくジェスとジュールズの友情がすてきで、二人がとってもかわいいのです。ジェス演じるバーミンダ・ナーグラと、ジュールズを演じるキーラ・ナイトレイは、ともにこの作品が出世作とのことですが、フレッシュな演技が印象的でした。

伝統を重んじる保守的なインド社会の中で、なかなか自分の思い通りに生きることができないもどかしさを覚えながらも、両親の思いや自分の文化的背景を大切にしたいと葛藤するジェスが、とても愛おしく感じられました。

といってもそれが深刻ではなく、監督の温かい眼差しによって、ユーモアたっぷりに明るく描かれているところが、この作品の一番の魅力だと思いました。随所に登場するインド・カルチャーも、作品をコミカルに演出していて楽しかったです。

ジョナサン・リース・マイヤース演じるコーチのジョーも好青年で好感が持てましたが、この作品の唯一の難点?といえば、悪い人が一人も出てこない、毒のないところかもしれません。(笑)そのかわり最後まで心地よく、楽しく見ることができました。

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先日、大好きないちじくを見つけて買ってきました。例年では、まずコンポートを作ることが多いのですが、今年はちょっと気分を変えて、以前から気になっていた果実酢を作ってみました。

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皮ごと8つ割にカットしたいちじくと、アップルビネガー、氷砂糖を、煮沸消毒した保存容器に入れます。約1ヶ月おいたら、できあがり♪ おいしくできるといいのですが…。いただくのが、今からとっても楽しみです。

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コメント

今晩は。

あ、これタイトルは知ってましたが、そういう内容だったんですね~。サイトも見てみましたが面白そう!soccershine

ジョナサン・リースが出てるのにも魅かれるけど、キーラも出てるんだね!
とっても気持ちよく見られそうな作品なので、私も機会があったら是非見てみたいです。

両親の国インドの文化的背景を大切にしたい・・と悩む主人公の女の子の記述は、先日読んだラヒリの「停電の夜に」を思い起こしました。

イチジク、私はドライのは良く食べます!美味しいですよね。いちじくビネガーか~、楽しみですね!happy02

投稿: ごみつ | 2010年8月19日 (木) 23時12分

こんばんは!
映画大国インドの青春映画ですね。
インド独特の映画感というより、内容的には私たち日本人が
見ても違和感なく受け入れられる青春映画なんですね。
インドの方と一緒に仕事をさせて頂いたことも何度かありますが、
とても真面目で、勉強されていて頭が下がる思いでした。

投稿: イザワ | 2010年8月20日 (金) 03時15分

この映画、ドイツでも当時ヒットしてました(※独訳はKick it like Beckhamでした・苦笑)イギリス映画なので、ハリウッド的に悪役が出てこないところが私はまた好きです(笑)イギリスに住むインド人家庭がリアル且つ、コミカルに描かれていて面白い映画ですよね。

この映画の数年前に、『Billy Elliot』といって男の子がバレエに夢中になる…という、おとこおんな逆版の映画が公開されましたがご存知ですか?まだでしたら是非ご覧下さい♪

投稿: schatzi | 2010年8月20日 (金) 04時28分

☆ ごみつさま ☆
私も邦題から、なんとなくミーハーな感じの映画だと
思っていましたが、全然違いました。
とても楽しい青春映画ですよ。お勧めです!
監督さんのまっすぐな眼差しが感じられて、好感が持てました。
この映画のジョナサン・リース、すごくまじめないい青年なんですよ。
ブレイク前もキーラも輝いていました♪

私もこの映画を見て、ごみつさんがご紹介してくださった
ラヒリの「停電の夜に」を思い出しました。
近いうちに、是非読んでみようと思います。

いちじく、生はなかなか手に入らないんですよね。
今月末くらいには飲めると思うので、今から楽しみです♪

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2010年8月20日 (金) 08時38分

☆ イザワさま ☆
私の書き方が悪くて誤解を招いてしまいましたが
この作品、インド系イギリス人によるイギリス映画なんです。
(本文、少し手を加えました。)
イギリスとインド、2つの文化の中で揺れ動く
移民ならではの視点で描かれていて、興味深かったです。
見た後は、とてもさわやかな気持ちになりました♪

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2010年8月20日 (金) 08時51分

☆ schatziさま ☆
この映画、ドイツでもヒットしたのですね。
たしかに悪人を求めてしまうのは、ハリウッド的かも。
私、かなり毒されてますね…(笑)
とはいえ、私この作品、最後まで気持ちよく見ることができました。
とっても気に入りましたよ。
インド系イギリス人の暮らしも、マイノリティ経験者として
なんとなく通じあうものを感じました。

Billy Elliot、知りませんでしたがおもしろそうですね!
早速見てみます☆

投稿: ☆ schatziさま ☆ | 2010年8月20日 (金) 09時04分

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