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「リトル・ダンサー」

DVDで、schatziさんお勧めの映画、「リトル・ダンサー」(原題:Billy Elliot)を見ました。先日見た「ベッカムに恋して」は、サッカーに夢中になる女の子の話でしたが、こちらはバレエに夢中になる男の子のお話。底抜けに明るい「ベッカムに恋して」と風合いは異なりますが、心にじんと響く作品でした。

     Billy_elliot

舞台は、イングランド北東部にある海の見える炭鉱町。主人公のビリーは、炭鉱で働くお父さんとお兄さん、そしておばあちゃんといっしょに住んでいます。ミュージカルが好きだったお母さんは、数年前に病気で亡くなってしまいました。

「男の子は男の子らしく」というお父さんの考えのもと、ボクシングを習わされるビリーですが、彼は相手を殴るなんて、とてもできない心優しい男の子。同じ体育館で女の子たちが習っているバレエ教室が、気になってしかたがない…。

ビリーにバレエの才能を見出したウィルキンソン先生は、こっそり個人指導をして、ロイヤル・バレエ・スクールへのオーディションを勧めますが、肝心のオーディション当日、炭鉱のストライキのごたごたで、ビリーは機会を逸してしまいます。

クリスマスの夜、誰もいない体育館で一心に踊るビリーを見て、お父さんはビリーに好きな道を歩ませることを決意します…。

無骨で不器用なお父さんが、精一杯のやり方で息子を支えていこうとする限りない愛情に、心が揺さぶられました。そして10歳で自分のほんとうにやりたい、夢中になれることを見つけたビリーが、うらやましいとも思いました。彼の情熱が、周囲を、そして未来を切り開いていくのですから…。

成人し、プリンシパルとして舞台に立つビリーを演じるのは、イギリスを代表する世界的なバレエダンサーのアダム・クーパー。そして演目は、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」です。

Swan_lake

鬼才マシュー・ボーンが演出する「白鳥の湖」は、全く新しい解釈で、男性がスワンを演じるコンテンポラリー・バレエの傑作です。今年の春、東京でも来日公演がありましたが、見逃してしまったことが、今更ながら残念…。いつかこのすばらしい舞台を、是非見てみたいです。

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映画」カテゴリの記事

コメント

バレエの舞台って見たことないんですよ。
一番下のお写真、全員が男性ですか?
それは全く新しい白鳥の湖ですね。素人の私でも興味がわきます。

小さな頃に人とは違うことで道を極めていくというのは勇気がいることですよね。
「男の子なのに…」みたいな偏見の目って世の中には必ず存在しますものね。
もちろんバレエには男性が必要ですが、一般的に見れば男の子がバレエ?ってちょっと違和感覚えたりしますよね。
10才という年齢を考えるとかなり勇気ある少年なのかなと思いました。

投稿: olive | 2010年9月 6日 (月) 11時42分

バレーダンサーって、実は喧嘩が強いのですよね。女みたいで軟弱かと思ったら、予想外に力が強く、しかも足があんな角度まで上がり、その蹴り足でノックアウトされた覚えがあります。
私の辞書には、体操選手とバレーダンサーには気をつけろと明記してあります。
ところでTBありがとうございます。実は今さっき気がつきました。

投稿: ヌマンタ | 2010年9月 6日 (月) 17時50分

自分の本当にやりたい事が、見つかり出来るっていいですよね!
なかなか、探せない物です。
見つけても、まわりの理解が無いとそれも駄目になります。
無骨なおとうさんの息子を思う気持ち愛情が素敵ですね!
いい映画のようですね!
男性のダンス、どのダンスも力強く、繊細で美しく魅力的ですよね!

投稿: Rei | 2010年9月 6日 (月) 22時26分

セレンディピティさんは、色々な映画をごらんになるのですね。
私は、俳優さんのお顔が皆同じに見えてしまって、作品の理解ができないため、新しい作品はなかなか観なくて、いつも決まった作品を観てしまいます・・・
男の子でバレエをやりたいと思うってなかなかなさそうですが、10歳にしてやりたいことを見つけられた少年がうらやましくも思います。
男性のバレエダンサーって、華奢なのかなと思っていましたが、けっこう体格が良いですよね。あれには驚きました。

投稿: ruri | 2010年9月 6日 (月) 22時59分

こんばんは!

夜になって、ちょっと秋らしい涼しい風が吹いてきましたね。maple
早く、秋らしくなってほしいな~。もうこの暑さには疲れましたし。(笑)

「リトルダンサー」良い映画ですよね!happy01
息子のために、ビリーの父親が炭坑でのスト破りをするシーンでは泣いてしまいました。

そしてラストシーンの素晴らしさ!忘れられない映画の1本です。shine

投稿: ごみつ | 2010年9月 6日 (月) 23時25分

ご覧になっていただいて嬉しいです。

このお父さん役の男優さん、こういう役をやらせたらぴか一で、イギリス映画にはよく脇役で出演しているんですが、必ずいい演技をしています。この映画、数年後にさっそくロンドンでミュージカル化され、音楽はエルトン・ジョンが担当しました。私の娘はバレエをやっていて、この映画にとっても感化されたので、14歳の誕生日に彼女を連れて、わざわざ舞台を観にいきました。こちらにも完全KOを喰らいました(苦笑)

今度はセレンディピティさん、舞台をおススメします(笑)日本へ着たらば、是非脚を運んでくださいね!

投稿: schatzi | 2010年9月 6日 (月) 23時46分

☆ oliveさま ☆
バレエは芸術的な要素はもちろんありますが
ある意味、スポーツに近いような気がします。
ダンサーの方は、男性も女性も細く見えてすごい筋肉なので…。
マシューボーンの白鳥の湖は、男性の鍛えられた体や動きなどが
きっとすばらしい舞台なのだろうな、と思います。

映画の中のビリーは、将来ダンサーになりたい…と
思って目指していたわけではないように思いました。
自分でもよくわからないままに、神様に導かれるようにして
踊ることに強く惹かれていったような…。
誰もが一生の間に自分のやりたいことに出会えるとはかぎらないので
早くしてそういうものに出会えたビリーは幸せだと思いました。

投稿: ☆ oliveさま ☆ | 2010年9月 7日 (火) 01時16分

☆ ヌマンタさま ☆
あ、そのバレエをやっているクラスメートの男の子に
ヌマンタさんが蹴りを入れられたというお話、覚えています!
ダンサーの方って、ほんとうに鍛えられた体をしていますね。
むしろアスリートといってよいのでは?と思ってしまいます。
体操選手やフィギュアスケーターに近いものが
あるのかもしれませんね。

TB、ヌマンタさんが記事をアップされた時にすぐにお送りしたのですが
今頃になって届いたのでしょうか?? お騒がせいたしました。
(ヌマンタさんからは以前にいただいているので
今回はそのままにしておきますね。)

投稿: ☆ ヌマンタさま ☆ | 2010年9月 7日 (火) 01時30分

☆ Reiさま ☆
一生のうちに、自分のほんとうにやりたいことが見つかり
それが実現できるって、なかなか難しいことですね。
とてもうらやましく思いました。
また、息子を思うお父さんの無償の、限りない愛情に
心を揺さぶられました。心に響く、いい作品でした。
男性のダンサーの、鍛えられた中にも優美な動きは、すばらしいですね。

投稿: ☆ Reiさま ☆ | 2010年9月 7日 (火) 01時55分

☆ ruriさま ☆
映画は好きですが、好みには少し偏りがあるかもしれません。(笑)
俳優さんの顔が同じに見えてしまうというのは
なんとなくわかります! 私も、ちょっと話が複雑な映画の場合は
何度も巻き戻しながら見てしまいます。
こういう時、DVDは便利ですよね。
若くして、自分のやりたいことが見つかる人は、
幸せだな…と思いました。
男性のダンサー、細く見えますがすごい筋肉質ですね。
バレエは、実はハードなスポーツなのだろうな、と思います。

投稿: ☆ ruriさま ☆ | 2010年9月 7日 (火) 02時06分

☆ ごみつさま ☆
こんばんは♪ 夜は少しすごしやすくなりましたね。
秋の虫が鳴き始めて、気分的にもだいぶ違います。
日も、いつの間にかだいぶ短くなってきていますね。

ごみつさんも、リトルダンサーご覧になったのですね。
共感していただけて、とてもうれしいです!
お父さんのスト破りのシーン、心に響きましたね…。
オーディションを受けにいくところや、結果を待っているところ
最後に舞台を見に行くところ…
何気ないのシーンの中に、お父さんの深い愛情が
伝わってきて、胸が熱くなりました。
ほんとうにすばらしい作品でしたね。
ラストシーンは、サプライズでした。
心に深く刻まれる作品となりそうです。

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2010年9月 7日 (火) 02時26分

☆ schatziさま ☆
schatziさん、今NYでしょうか?
それとももうお戻りになったのでしょうか。

すてきな作品をご紹介してくださって、ありがとうございました♪
見た後に、心がじんわり熱くなりました。

お父さん役の俳優さん、すばらしかったですね。
schatziさんのお話を伺って、他の作品も見てみたくなりました。
早速チェックしてみます。(笑)
私も今回、この作品がミュージカルになっていることを知りました。
舞台の方も、きっとすばらしいでしょうね!
機会があれば、是非見てみたいと思います♪

投稿: ☆ schatziさま ☆ | 2010年9月 7日 (火) 02時36分

こんばんは!
10歳で自分の好きな道を見つけてその道を進んでいく・・・
凄いことですね。
人生、一度と考えると好きな事をして暮らしていけるというのは
人生最大の喜びの一つですね。

投稿: イザワ | 2010年9月 7日 (火) 02時55分

☆ イザワさま ☆
誰もが一生のうちに、ほんとうにやりたいことに出会うとは
かぎらないですし、その道に進めるかもわからないので
主人公のビリーは幸せだと思いました。
ビリーを支えるお父さんの愛情もすばらしく、心に響く作品でした。

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2010年9月 7日 (火) 07時59分

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