« 根菜と鶏肉の炊き込みごはん & なすの焼きびたし | トップページ | 豚ひれ肉ときのこのソテー & なすとトマトのオレガノ炒め »

「海の上のピアニスト」

DVDでイタリア映画の「海の上のピアニスト」(英題:The Legend of 1900)を見ました。大西洋を往復する大型客船で生まれ、一度も船を下りることなく、ピアニストとして生涯を送ったある男性の物語。秋にぴったりのロマンティックな、そしてちょっぴり切ない物語です。

     The_legend_of_1900

ヨーロッパからアメリカへ移民を運ぶ大型客船の中で、置き去りにされた男の赤ちゃんが見つかります。生まれ年にちなんで1900(ナインティーン・ハンドレッド)と名付けられた彼は、8歳の時、誰にも教わらずにピアノを弾きははじめ、やがてこの船で演奏するピアニストへと成長していきます。

物語は、1900の親友で船のバンドのトランペット奏者、マックスの回想によって語られていきます…。

この作品の魅力は、なんといっても音楽のすばらしさです。即興的な演奏には、ラグタイムやジャズ、クラシックなどの要素が取り入れられていて、どれもイマジネーションにあふれていてすてきでした。

特に私が気に入ったのは、嵐の揺れる船の中、遊園地のコーヒーカップのようにホールをくるくる回りながら演奏する、マジックワルツ(Magic Waltz)という曲。最初は船酔いしていたマックスが、最後にはすっかりニコニコ顔になっているのがかわいい。

typhoon The Legend of 1900 - "Magic Waltz"

余談ですが、このマジックワルツの楽譜が欲しくて、ネットでいろいろ調べたのですが…高値で取引されているので、あきらめました。 ↓ の「愛を奏でて」(Playing Love)の楽譜は持っていて、最近よく弾いています。wink

1900は想像力が豊かで、一度も降り立ったことのない街を描写することができるし、船で初めて見るお客様がどういう人か、すぐさま即興の演奏で表現してしまいます。そんな彼が、船である女性に恋をします。彼女への思いにあふれる美しい音楽に、涙があふれました…。

loveletter The Legend of 1900 - "Playing Love"

生涯ただ一度だけ録音したこの曲を彼女にプレゼントしようと、窓に映る自分の姿に向かって、何度も呼びかける練習をする1900。結局、最後まで思いを伝えることができないまま、彼女は船を下りてしまうのですが…。

船を下りれば、彼は音楽家として成功し、幸せな家庭を持つことができるかもしれない。しかし彼は、88という限られた鍵盤から無限の音楽を作るように、船という限られた空間で生きる道を選びます。1900の音楽に対する純粋な思いと、ガラスのように繊細な感性が、心に響く作品でした。

          ship          ship          ship

秋の味覚、さつまいもを使ってケーキを焼きました♪ 稲田多佳子さんのレシピです。

006_convert_20101025083215

電子レンジでまるごとチンして柔らかくしたさつまいもを、ざくざくと刻んで生地に混ぜているので、表面がぽこぽこと、かわいい仕上がりになりました。優しい焼き色が、ほっとする雰囲気です。

023_convert_20101025083328

砂糖はグラニュー糖のほか、きび砂糖とはちみつを混ぜているので、優しい甘さ、素朴な風合いの生地になりました。さつまいもがたくさん入っているヘルシーなお菓子。朝食にぴったりでおいしくいただきました。

|

« 根菜と鶏肉の炊き込みごはん & なすの焼きびたし | トップページ | 豚ひれ肉ときのこのソテー & なすとトマトのオレガノ炒め »

お菓子」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

コメント

私はこの作品をかなり前に観ました。
詳しい内容はよく覚えていませんが、1900が船を降りようとするけれど降りられない(降りない)シーンが印象的でよく覚えています。
今観るとまた違った感想をもつのかもしれませんね。

↓和食の食卓、ほっとするおいしさがお写真からも伝わってきました。
セレンディピティさんは茅乃舎さんのおだしをお使いなんですね。
私は昆布と煮干しで出汁をとっていますが、その日によって出汁のでかたが違うんです。
お味噌汁がすごく美味しく感じられる時とそれほどでもない時があって、何なんでしょうね。

投稿: olive | 2010年10月26日 (火) 12時21分

観たいと思っていて、観なかった作品です。
ピアノの曲、素敵ですね♪
あんなに揺れていたら、もうたまりません〜〜
でも、観ていると楽しくなって来ますね^^

↓昨日、丁度れんこん、ごぼうがあったので、真似っこしちゃいました。
美味しく出来ましたよ〜♪
私は、蓮根のシャキシャキ感が好きなので
半分は、炊き込んで残り半分は、後からシャキシャキ感のある蓮根を入れたら
歯ごたえを楽しめるなと思いました。
今度、またチャレンジしたいと思います^^*♪

投稿: Rei | 2010年10月26日 (火) 21時38分

学生時代の友達が客船の乗組員なのですが、ある時嵐が吹き荒れ、お客さん達がテーブルと椅子ごとざざーっと流れていったのを目撃し、映画・タイタニックを思い出した…と、豪快に笑いながら語っていたのをふっと思い出しました。彼女はバブル期、「飛鳥」に乗って一年の内9ヶ月は海の上の人で、横浜に入港したときはなぜか一緒にしゃぶしゃぶを食べに行っていましたが、その後カリブに移ってしまい、私もドイツへ。今私はアメリカですが、彼女は今度はイギリス。私達もあっちこっちへグルグル状態です(爆)

船上はちゃんと社会が成り立っているようですから、1900の様な話も有り得そうですね。映画、観てみたいです。

投稿: schatzi | 2010年10月26日 (火) 22時24分

☆ oliveさま ☆
oliveさんも、ご覧になったのですね♪
すてきな作品でしたね! 音楽もよかったですし
私はここのところ熱に浮かされたようになっていまして…(笑)
お気に入りのひとつになりそうです。 
船を下りようとして下りられない場面も、印象的でしたね。

↓ ありがとうございます。
oliveさんは、ちゃんとおだしを取っていらっしゃるのですね。
うちは洋のお料理+ごはん・お味噌汁というパターンが多いので
お味噌汁のためだけにおだしを取る、というのが
結構私にとっては負担になっていたんです。
茅乃舎さんのおだしを使うようになってから、
簡単においしいおだしが取れるようになって、助かっています。
洋風のお料理に使える「野菜だし」というのもあって
こちらもよく使っています♪

投稿: ☆ oliveさま ☆ | 2010年10月27日 (水) 08時46分

☆ Reiさま ☆
私も見たいと思いながら、見逃していた作品でした。
ピアノがすてきですよね!
吹き替えでなく、役者さん(ティム・ロス)が実際に
弾いていると知って、ますます感激しました。heart04
私も船の揺れは苦手です~。bearing
でも、こんな風だったら、揺れも楽しいですね。

↓ Reiさん、早速作ってくださったのですね。うれしいです。
あまり詳しく書かなかったのですが、私もれんこんの
しゃきしゃき感が好きで、ごぼうとれんこんは、
ほとんど火を通さず、余熱で混ぜるくらいにしました。
れんこんは薄めにスライスしたので、これで十分
おいしくいただけましたよ。
新米のおいしい季節、私もまた作ってみようと思います♪

投稿: ☆ Reiさま ☆ | 2010年10月27日 (水) 09時00分

☆ schatziさま ☆
shctaziさんは、お友だちが船でお仕事されているのですね!
カリブのクルーズには、私も乗ったことがありますよ。
イギリスというと、北欧クルーズでしょうか。
一年のほとんどが海の上とはロマンティックですが
いつも穏やかな航海とは限らないですし、体力も要りそうですね。
おもしろいエピソードが、いろいろありそうですね。

今は街のように大きな船もありますから
それこそ、船の中で住むことも可能かもしれませんね。
映画は、音楽好きな方にはきっと楽しめるのでは、と思います。
機会がありましたら、ご覧になってみてください☆

投稿: ☆ schatziさま ☆ | 2010年10月27日 (水) 09時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1151970/37394531

この記事へのトラックバック一覧です: 「海の上のピアニスト」:

« 根菜と鶏肉の炊き込みごはん & なすの焼きびたし | トップページ | 豚ひれ肉ときのこのソテー & なすとトマトのオレガノ炒め »