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りんごのクランブルマフィン / 「悪人」

お菓子材料のクオカさんのお店でいただいたレシピカードを見て、「りんごのクランブルマフィン」を焼きました。apple

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生地にキャラメライズしたりんごを入れ、表面にはシナモンクランブル(バター・三温糖・小麦粉・シナモンパウダー)をたっぷりのせて焼いています。焼いている間、シナモンのいい香りがふんわりと広がって、幸せな気分になりました。

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クランブルの表面がぽこぽことして素朴な雰囲気。もう少し焼き色をつけてもよかったかな?とも思いますが、2色のグラデーションが優しい色に仕上がりました。

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中からキャラメライズしたりんごが飛び出します。紅玉が手に入らなかったので、「つがる」という品種を使いました。(今年は、りんごが不作らしいですね。) オリジナルレシピでは、りんごを皮ごと使っていましたが、私は食感をよくするために皮をむいて作りました。

キャラメルのこっくりとした甘さが秋らしい味わいで、おいしくいただきました。

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勝沼への往復の列車の中で、今映画で話題の「悪人」の原作を読みました。

Akunin 悪人(上)(下)

おもしろくて先が気になるので、帰ってからも止まらず、2日がかりで一気に読んでしまいましたが、読み終わった後で、なんともいえない哀しい、やりきれない気持ちになりました。

この小説(映画)のテーマは、「誰がほんとうの悪人なのか」ということらしいですが、私はこのテーマとは全く離れた、的外れなことを感じてしまいました。

主人公の祐一は、祖父母に大切に育てられ、近所の人たちや仕事仲間との関係も良好で、数少ないながらも幼なじみの友達がいる。それなのにどうしてここまで、耐えられないほどの孤独を感じてしまうのか…というのが、とても切なく思いました。

恋人が欲しいという気持ちはわかるのですが、それを得るための手段があまりにも安易すぎる…。

祐一が殺した佳乃はひどい女の子ではあるけれど、祐一には彼女と2度と会わない、関わらない、という選択肢もあったはず。にもかかわらず、好きでもない彼女を追い求めたことが、結果的に自分を追い詰めることになってしまった、というのが哀しいです。

今の若い人(という言い方は、分別くさくて嫌ですが)は、もちろん個人差はあると思いますが、孤独であることや傷つくことに対して、極端に弱くなってきているのかな…?と、ふと感じながら読みました。

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コメント

本は読んでいませんが、今の若い人が傷つくことに弱くなったように思えてならないのは同感です。
私が若いころは、若さ=未熟さであり、叱れれ、怒鳴られるは当たり前のことでした。嫌になるほど怒られましたが、後でヘラヘラと(つまり反省はしてない)と笑い飛ばしたものです。でも、自分で自らの未熟さを自覚はしていたので、叱られても当然だとも考えていました。
仕事に限らず、友達関係、恋愛、趣味、と若い人ほと傷つくのを恐れた姿勢を良く見かけます。傷つくからこそ、痛みを知り、相手を傷つけないことの大切さを学ぶもの。犠牲無くして代償なし。人間って、人を傷つけずに生きていくことは出来ない。だからこそ、傷をいやすことの大切さを知るはずなのですがね。

投稿: ヌマンタ | 2010年10月 8日 (金) 12時54分

☆ ヌマンタさま ☆
自分自身を振り返ってみても、もっとひどく傷つけたり、
傷つけられたりしたことがあったと思うし、
孤独や絶望に襲われたこともある。
でもヌマンタさんがおっしゃるように、
それで自分自身、成長できたのだとも思うのです。
小説の中の彼らは、寂しさを埋めるためにあまりに安易に
犯罪の温床ともいうべきツールに手を出すし
他者と距離を計ることや、人間関係を結ぶことに
慣れていないのかな?とちょっと感じてしまいました。
そんなことをいったら、小説にならないのですけれどね。(笑)

投稿: ☆ ヌマンタさま ☆ | 2010年10月 9日 (土) 02時21分

こんにちは!

こんにちは!
そうそう、私も現代が舞台になっている小説を読むたびに(特に都市部生活者)主人公達の傷つきやすさに辟易としてしまう事が多いです。まあ、要するに「甘ったれるな!」って言いたいんですよね。coldsweats01

感性が研ぎ澄まされたアーチストが傷つきやすいのはわかるんですよよ。彼らはその痛みから芸術を創造しているし。

なのに今は、誰もかれもが、孤独に弱く、傷つきやすくて、テーマもそれが主流っぽい感じがします。時代が生んでいる事なのだとは思うのですけどね。

でも「悪人」は私も気になってる小説(映画も)です。一気読みって事はかなり面白かったみたいですね!

それとappleのクランブルマフィン、クランブルの部分が美味しそう。それと中から出てくるリンゴ、最高!だろうな~。

投稿: ごみつ | 2010年10月 9日 (土) 13時56分

☆ ごみつさま ☆
こんばんは♪ 今日は一日寒い雨降り rain でしたね。

ごみつさん、よくぞ言ってくれました!
私がもやもやと感じたことを、うまくまとめてくださって、
ありがとうございます。(笑)

たしかにこの孤独感や傷つきやすさは、
時代が生み出していることなのかもしれませんね。
情報やツールが充実して、表面的なつながりはすぐに持てるけれど
生身の人間のぶつかり合いは、かえって希薄になっている。
だから免疫がなくて、すぐに傷ついてしまう…。

登場人物にあれこれ言ってしまいましたが、「悪人」は
小説としてはおもしろかったです。映画も評判いいですよね。

マフィン、シナモン風味のクランブルのぽろぽろした風合いと
キャラメル風味のりんごが、素朴なおいしさでした♪
そろそろりんごや栗やさつまいも…と
秋のスウィーツの季節の到来ですね☆

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2010年10月10日 (日) 01時54分

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