« 北欧風チョコレートケーキ / クリスマスツリー 2010 | トップページ | 塩豚で作るローストポーク & 海老とアボカドの春巻き »

キエフ・オペラ 「トゥーランドット」

ディスカウント・チケットが手に入って、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」を見に行きました。上演は旧ソ連のキエフ・オペラ(ウクライナ国立歌劇場オペラ)、場所は渋谷Bunkamuraのオーチャードホールです。

     Turandot

久しぶりのオペラでしたが、とても楽しいひと時をすごすことができました。お話もおもしろく、一幕が終わるのがあっという間で、休憩時間は次の幕が待ち遠しいほどでした。エキゾチックで華やかな舞台と衣装、人間離れした?すばらしい歌声を、存分に堪能しました。

舞台は伝説の時代の北京。美しくも残酷な姫、トゥーランドットは、「3つの謎を解いた王子と結婚するが、解けなかったら斬首の刑」と取り決めます。この日もペルシャの王子を処刑することになっていましたが、トゥーランドットをひと目で好きになった亡国の王子カラフは、3つの謎に挑戦することを決意します…。

いくら美しいとはいえ、こんなに残酷なお姫様を好きになるとはあまりに無謀ですが、亡国の王子カラフを演じた方が、どこかレオナルド・ディカプリオに似ていたので、劇中ずっとディカプリオとカラフを重ねて見てしまいました。(笑) そして、彼ならこんな無謀なこともやりかねないと思えてきました。

トゥーランドット姫は第1幕では処刑の場所に姿を一瞬見せるだけで、第2幕になって初めて本格的に登場しますが、その時のあまりに迫力のあるソプラノに圧倒されました。「ブリリアント」という表現が浮かびましたが、まさに女王の風格をたたえたすばらしい歌声でした。

一方、愛するカラフのために自らの命を捧げる、献身的な女奴隷のリューは、同じソプラノでも清らかさと儚さをたたえていて、その歌声は心の琴線を静かに激しく震わせました。

ともすると深刻になりがちなお話ですが、折に触れて登場する3人の役人、ピン、ポン、パンが道化の役割を果たしていて、いい味を出していました。舞台をコミカルに楽しく演出していました。

第3幕に登場するアリア「誰も寝てはならぬ」は、フィギュアスケートの荒川静香さんが、トリノオリンピックで演技に使った曲としても知られていますが、「トゥーランドット」の中でも一番美しい旋律のひとつ。カラフがテノールで情熱的に歌い上げるアリアは、深々と心に染み渡りました。

オペラというとつい構えてしまいがちですが、ちょっと昔のミュージカル…と思うとなんとなく気楽に楽しめるような気がしました。題材もメロドラマ風のものが多く、親しみがわきます。機会があれば、また是非見に行きたいと思います。

|

« 北欧風チョコレートケーキ / クリスマスツリー 2010 | トップページ | 塩豚で作るローストポーク & 海老とアボカドの春巻き »

舞台」カテゴリの記事

コメント

今晩は!

オペラか~、私、いまだに見に行った事がないんですよね~。
オペラ好きの友達もいるので、彼女をあしがかりに・・とも思うのですが、やっぱお値段がネック・・・。coldsweats01

「トゥーランドット」のストーリー、今回はじめて知りました。面白そうですね!ほら、私、中国ブームだし。(笑)

先日の日経新聞の土曜版の「何でもランキング」っていうコーナーの
「曲を楽しむならこのオペラ」っていう特集で、「トゥーランドット」は3位でしたよ。1位は「カルメン」2位は「椿姫」でした。このあたりから初心者ははじめると良いのかな~?notes

投稿: ごみつ | 2010年11月25日 (木) 22時34分

こんばんは!
私の場合、トゥーランドットというと、荒川静香さん(笑
あの金メダルは印象に強く残っています。
きっと、このオペラも素晴らしかったのでしょうね^^
私は、まだオペラを聴きに行ったことがありませんが、
機会があれば聴いてみたいと思いました。

投稿: イザワ | 2010年11月26日 (金) 00時54分

☆ ごみつさま ☆
おはようございます。cloud
オペラ、たしかにお値段がお高いですよね~。
いろいろ調べてみると、東欧や旧ソ連の劇団ですと、比較的お手頃に見れることがわかってきたので、またいい公演があったらチェックしてみようと思います。
今回は新聞販売店経由で、かなりお安くチケットを手に入れることができてラッキーでした。それでもS席は空席が目立っていましたが…。
お友だちにオペラ好きな方がいらっしゃると、心強いですね☆

トゥーランドット、私もごみつさんを思い出しましたよ。
西洋人から見た中国ですし、伝説の時代という設定なので、衣装や舞台装置、音楽…とあくまでイメージで作られた部分があると思いますが、なんとなく中国らしい気分が楽しめました。物語とはいえ、こういう残酷なお姫様、いかにも過去にいそうな気がしますし…(笑)

カルメン、椿姫、トゥーランドット…どれも恋愛もので、特に女性にはとっつきやすそうですね♪ 私も椿姫、見てみたいな~☆

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2010年11月26日 (金) 08時32分

☆ イザワさま ☆
荒川静香さんの演技、トゥーランドットの美しい旋律と相まって
ほんとうにすばらしかったですね。
彼女のノーブルな雰囲気にとてもよく似合っていました。
まさに氷上の女王にふさわしい演技でしたね。

オペラもドラマティックな展開があり、とても感動的でした☆

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2010年11月26日 (金) 08時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1151970/37834483

この記事へのトラックバック一覧です: キエフ・オペラ 「トゥーランドット」:

« 北欧風チョコレートケーキ / クリスマスツリー 2010 | トップページ | 塩豚で作るローストポーク & 海老とアボカドの春巻き »