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「ウォール街」

DVDで、オリバー・ストーン監督、マイケル・ダグラス主演の映画「ウォール街」(原題:Wall Street)を見ました。1985年のニューヨークを舞台に、金銭欲、出世欲に取り付かれた男たちの姿を描いた作品ですが、今の時代にも通用する示唆に富んでいて、すごくおもしろかったです。

     Wall_street_1

証券会社で働きながら、出世してお金持ちになることを夢見ているバド(チャーリー・シーン)は、父親が働く航空会社の内部情報をもらすことで、投資銀行家として名を馳せているゴードン(マイケル・ダグラス)との接触に成功します。

ゴードンに取り入りながら、仕事のやり方を覚え、成功への道を突き進むバド。美しい恋人、高級アパートメントでの暮らし、会社でのポストを思いのままに次々と手に入れていきますが…。

1985年といえば、日本はちょうどバブルのさなかで、世界経済が上向きだった頃。映像からはこの時代の空気がびんびん伝わってきて、懐かしさを覚えました。永遠に続く成長などないことを知っている今の私たちには、バドの生き方はひどく危うく見えますが、当時だったらどんな風に思ったでしょうか。

オリバー・ストーン監督は、小さな航空会社で整備工として誠実に働くバドの父親の姿を通して、私たちにさまざまな問いかけをします。物質的、金銭的な豊かさを追い求めるがために、大切なことを見失ってしまうことの恐ろしさ、愚かしさを、あの熱に浮かされた時代に示した監督の勇気と先見性に感動しました。

この作品は脚本もすばらしく、いくつものセリフが私の心に響きました。例えばバドのお父さんの「お金を右から左に動かすのではなく、ものを作る人間になれ。」というセリフは、かねてより私が肝に銘じていることで、おもわず膝をたたきたくなりました。

その対極にいるゴードンの「世界は1%の金持ちが握っている。私はその間でただ金を右から左に動かしているだけだ。」というセリフも対を成していておもしろかったですし、バドのもとを去っていく恋人の「一度得たものを失うことは、最初から持っていないよりもきついわよ。」も含蓄のあることばでした。

(以上のセリフは記憶を頼りに書いているので、正確に同じではありません。)

当時の最新技術だったゴードンの巨大な携帯電話に思わず笑ってしまいましたが、2月に公開される続編「ウォール・ストリート」の冒頭にも登場しているので、公式HPの予告映像を是非チェックしてみてください。(笑)

dollar 「ウォール・ストリート」公式ホームページ

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映画」カテゴリの記事

コメント

今晩は。

「ウォール街」は大ヒットしましたよね~。私、インサイダー取引なる言葉をこの映画ではじめて知りました。

dollarそう、この映画は、C・シーン演じるバドのお父さんの描写がとても良いんですよね。M・ダグラスに騙された後、お父さんが倒れちゃうじゃない?病院でのシーンはいつ思い出しても涙が出そうになります。

あのお父さんだったからこそ、バドも目が覚めたんだよね。

「ウォール・ストリート」楽しみですね~!notes

投稿: ごみつ | 2011年1月18日 (火) 23時36分

こんばんは!
この映画の頃、この後数年、株価もうなぎのぼり・・・
1989年12月だったか、39000円を越し、
40000円ももうすぐそこまで・・・というところで
株価が下がり始め、それでも1,2年は、まだまだ、バブル崩壊と
いう意識はなく、後からかえり見ると、あそこが崩壊の始まりだった・・・
その時点から、日本経済は依然として低迷したまま。
景気循環でいうと、いざなみ景気などという見せかけのような景気が
ありましたが、不況の中でのちょっとした山(笑
あの頃を思い出しました。

T社のPC開発技術陣は、知識と責任意識も強く、私的には
お勧めです^^v

投稿: イザワ | 2011年1月18日 (火) 23時48分

☆ ごみつさま ☆
「ウォール街」おもしろかったですね!
20年以上前の映画なのに、古くささを感じなかったのに驚きました。
今の金融を取り巻く環境は、この映画(の時代)が
ベースになっていることがよくわかりました。

病院のシーン、よかったですね。息子のバドの
「今まで言えなかったけれど愛してる」も大好きなセリフです。
あの二人、同じラストネームだと思ったら、ほんとうの親子なんですね。
どうりで息もぴったり合っているはずです。

「ウォール・ストリート」も楽しみですね。

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2011年1月19日 (水) 09時01分

☆ イザワさま ☆
バブルの頃、今振り返るとすごい時代だったと思いますが
その中にいる時は意外と気付かないものですね。
私はプライベートはほとんど変わらなかったですが
仕事上では、予算が潤沢にあって、ぜいたくに使えた記憶があります。

T社のPCは定評がありますね。
一番信頼性が高いので選びました☆

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2011年1月19日 (水) 09時14分

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