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真夏の夜のビル・エヴァンス

今年はジャズ・ピアニスト ビル・エヴァンスの名盤、「ワルツ・フォー・デビイ」(Walts for Debby)が発売されてちょうど50年の節目の年にあたるとのことで、ジャズ・ミュージシャンたちによるトリビュート企画が出ているようです。(→コチラ

私のビル・エヴァンスとの出会いは、間接的なものでした。ジャズ・ピアノが好きであれこれ聴いていた若かりし頃、「すてきだなあ」と思った曲のもとをたどるとビル・エヴァンスに行き着く、ということが何度もあり、気になるアーティストとなったのでした。

その頃は気づかなかったのですが、後からビル・エヴァンスはクラシック、それも私の大好きなドビュッシーやラヴェルといった印象派の音楽の影響を受けていると知って、きっと潜在的に私の心に訴えるものがあったのだろうな、と妙に納得しました。

  Waltz_for_debby

  "Waltz for Debby" - Bill Evans Trio

「ワルツ・フォー・デビイ」は私も大好きなアルバムです。1961年6月25日、ニューヨークのジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライブ録音で、ボーナストラック4曲を含む全10曲が収められています。ライブということもあって、聴くとその場の空気もいっしょに運び込まれてくるような気がします。

リリカルでメロディアスな演奏は、どれもため息の出る美しさです。2種類のテイクで録音されているものもあって、比較して繰り返し聴くのも楽しい。タイトルにもなっている「Waltz for Debby」が有名ですが、私が一番好きなのは「My Romance」という曲です。

music "My Romance" - Bill Evans Trio

もとはロマンティックなボーカル曲ですが、エヴァンスの甘すぎないスウィンギーな演奏が軽やかな気分にしてくれます。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

今晩は。

どんなジャンルの音楽であれ、心が安らいだり、高揚したり、幸せな気分になったり、感動できる音楽ってありますよね。
音楽の力ってとても大きいと思います。notes

うちの父親がジャズが好きで、昔はよく聞いてました。
私もジャズ・ボーカルものは大好きで、一時レコードをかなり集めたりしてましたけど、最近はとんと御無沙汰。
またお気に入りのアーチストを探したりしてみたいな~。

ビル・エヴァンスのこのアルバムのジャケット、素敵ですね~。
"My Romance"も、とても落ち着いた美しい曲ですね~。やっぱりピアノは良いですね!shine

投稿: ごみつ | 2011年7月21日 (木) 23時08分

音楽は、あまり詳しくないのでが、それでもビル・エヴァンスは、知っています(笑)
自宅事務所で作業中は、その時の気分と、作業内容でで色々な音楽を流して
います。
今度、ビル・エヴァンスも掛けてみようとおもいます。
やはり、新しい企画を考えている時がいいかなぁ〜

投稿: イザワ | 2011年7月22日 (金) 10時07分

初めて聴いたビル・エヴァンスは、夏の北アルプスの3000メートルの稜線上のテントの中でした。先輩が携帯用カセットで聴かせてくれたワルツフォーデビーは、満天の星空の下で、心の奥底まで響いたものです。
小さなカセット音源でしたから、音は相当悪かったはずですが、あれほどの感動は、下界のジャズ喫茶でもないものでした。

投稿: ヌマンタ | 2011年7月22日 (金) 12時39分

☆ ごみつさま ☆
こんにちは。
音楽の力って、ほんとうに大きいですね。

私はジャンルを問わず、どんな音楽もわりとよく聴きますが
自分の好きなサウンドには、ジャンルに関わらず
どこか共通点があるようです。
感性の世界っておもしろいな、と思います。

ごみつさんのお父様は、ジャズがお好きだったのですね。
とってもおしゃれなお父様ですね♪
以前ごみつさん、ボーカルの曲がお好きとおっしゃってましたね。
私もボーカル、好きですが、やっぱりピアノが一番好きかな…。
My Romanceは、いろいろなアーティストが歌っていますが
ロマンティックで私も大好きな歌です。
アーティストの表現によって、全く違った曲になるのも
ジャズのおもしろいところかもしれませんね。

私もいろいろ探して、お気に入りを見つけたいな~☆

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2011年7月22日 (金) 13時30分

☆ イザワさま ☆
じっくり考える時には音楽が邪魔になる時もありますが
アーティスティックなお仕事の時に音楽を掛けると、
イマジネーションが刺激されて、お仕事がはかどりそうですね。

私も家で仕事する時には、よく音楽を聴いています。
ビル・エヴァンス、私の中ではほっと一息ついた時に聴く清涼剤
というイメージですが(笑)
是非新しい企画の時に、お試しください☆

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2011年7月22日 (金) 13時49分

☆ ヌマンタさま ☆
満点の星の下で聴く「ワルツ・フォー・デビイ」
とても下界ではできない贅沢ですね。
その先輩も、なかなか心憎い演出をされましたね。
キーンと澄み切った空気と輝く星空、そして音楽
忘れられない経験となりそうです。

投稿: ☆ ヌマンタさま ☆ | 2011年7月22日 (金) 13時55分

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