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宝塚歌劇宙組公演 「美しき生涯」「ルナロッサ」

宝塚ファンの友人の帰国に合わせて、宝塚歌劇の宙組公演、「美しき生涯 ―石田三成 永遠の愛と義―」を見に行きました。場所は、日比谷の東京宝塚劇場です。

今回の演目は、日本を舞台にした戦国武将もの。豊臣秀吉の側近として仕えた石田三成の忠義に生きる姿を、秀吉の側室・淀とのロマンスを主題に描いた、宝塚ならではのストーリーでした。ドラマなどでおなじみの人気脚本家、大石静さんによる書き下ろし作品です。

石田三成を大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)さん、織田信長の姪・茶々姫(のちの豊臣秀吉の側室・淀殿)を野々すみ花さんが演じています。

  Takaraduka_2 (ポスターは、関西の宝塚大劇場のもの)

三成と茶々は同じ近江の出身。初めて出会った時から、気の強い茶々に興味を引かれた三成でしたが、三成が落城の炎の中から茶々を救いだしたことがきっかけで、二人は次第に惹かれあうようになります。しかし、茶々は三成の主君、豊臣秀吉に気に入られ、側室となることに…。

秀吉を支え、絶対的な忠義を示しながらも、茶々への思いは変わることなく、茶々を、そして息子秀頼を命をかけて守り通した三成。「生きるも愛、生かすも愛」ということばが、静かに心に響きました。

三成はどちらかというと命を張って戦う勇ましい武将というよりも、後方支援など戦略に優れ、細やかな気配りのできる武将として描かれていました。そして、そのため七本槍とよばれる武将たちに疎まれることになります。

舞台で大空祐飛さんが演じる三成は、孤高の武将といった雰囲気があって、寂しげな表情の中にも凛とした佇まいが印象的でした。宝塚の和の舞台を見るのは久しぶりでしたが、戦いの場面の立ち居振る舞いも美しく、日本人が日本人を演じるのはやはりよいものだなあと思いました。

休憩の後は、歌と踊りのショウ、「ルナロッサ ―夜に惑う旅人―」。ルナロッサとは赤い月のことで、こちらは舞台ががらりと変わって中近東です。

浅黒い肌のターバンの男たちと、鮮やかなレースのドレスに身を包んだ女たち。ペルシャ風の音楽の中で繰り広げられる、華やかでエキゾチックなダンス・シーンが楽しかったです。

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コメント

こんにちは。
いま、この劇場の近くにいます。(^ ^)
打合せですが、次の打合せまでの時間が少しあきました。
石田三成と茶々はやはりそうだったんですね。
秀吉はずっと子宝に恵まれなかったので、ひょっとして
秀頼は。。。。
なんてね(笑)
歴史の謎は沢山あるので諸説を調べると面白い事
沢山ありますね(^ ^)

投稿: イザワ | 2011年7月14日 (木) 18時16分

☆ イザワさま ☆
こんにちは♪
イザワさんは、昨日は丸の内方面でお仕事だったようですね。
暑い中での移動と打ち合わせ、お疲れ様でした。

石田三成と茶々については、不確かな説だとは思いますが
脚本ではそうしたフィクションの部分も含めて
ロマンスとして話をふくらませていましたよ。
舞台では、秀頼は三成の息子、という設定になっていました。
歴史上のいろいろなエピソードから
史実に反しないという制約の中で、自由に想像をふくらませて
お話を作り上げていくのも楽しいですね。

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2011年7月15日 (金) 14時35分

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