« 遠藤周作 「悲しみの歌」 | トップページ | スティックチーズケーキ & 紅茶のスフレチーズケーキ »

「センターステージ」

DVDで、schatziさんお勧めの映画、「センターステージ」(原題:Center Stage)を見ました。ニューヨークの名門バレエ学校を舞台にした青春映画。”がんばる系”の青春ものが好きな私にはとても楽しめました。プロのダンサーたちによる、バレエシーンの数々がすばらしかったです。

     Center_stage

ニューヨークの名門バレエ団附属のバレエ学校に入学した男女6人が、バレエの頂点を目指して厳しい練習に取り組みながら、それぞれの道を見つけていく…というストーリー。バレエの世界の裏側を描いたドキュメンタリーといった雰囲気もあって、おもしろかったです。

足の形がクラシックバレエに向いていないというコンプレックスを抱えながらも、踊ることが大好きで華のある主人公のジョディ。才能に恵まれ、バレエが大好きで努力家でもあるのに、授業態度が悪くて芸術監督ににらまれてしまうエヴァ。

優等生のモーリーンは「ブラック・スワン」のニナのタイプ。母親の期待に応えてがんばっているけれど、精神的に追い詰められて摂食障害になり、バレエを続けることに疑問を持ち始める…。

卒業公演の後、6人がそれぞれ自分の道を見つけますが、意外性はあっても、どれもハッピーな結末というのが気持ちよかった。才能、努力、興味、そして運… いろいろあるけれど、神様はちゃんとそれぞれにふさわしい道を用意してくれるんだなあ、と思いました。

花形ダンサーのクーパーを演じるのは、アメリカン・バレエ・シアターの現役のプリンシパル、イーサン・スティーフェルでした。ダンス・シーンは、ほんとうにすばらしかったです。お気に入りのハーレー・ダビッドソンを乗り回す姿もかっこよく、プレイボーイという役どころがさまになっていました。

卒業公演のコンテンポラリーダンスも楽しかった。いきなりクーパーがオートバイで舞台に登場したのにはびっくりしたけれど、ニコラス・ハイトナー監督が、もとはミュージカル「ミス・サイゴン」の演出家と知って納得しました。(「ミス・サイゴン」ではヘリコプターが舞台に舞い降りる。)

そして、これがデビュー作というエヴァを演じた女の子は、映画「アバター」でヒロインを演じたゾーイ・ザルダナでした。(「アバター」では真っ青だったので気づかなかった。)アバターでのしなやかなあの動きは、バレエの経験から来ていたのだな、とこれまた納得しました。

|

« 遠藤周作 「悲しみの歌」 | トップページ | スティックチーズケーキ & 紅茶のスフレチーズケーキ »

映画」カテゴリの記事

コメント

それぞれのパッピーエンドという終わり方って
作り手はなかなか抵抗があるように思いますが、
青春映画などには、必要かもしれませんね。

ヒロイン、のちの世界的大ヒット映画にでていたんですね。
それぞれの俳優さんもその後に色々な映画にでていたりして
そういった面でも面白いことを教えて頂きありがとうございます。

投稿: イザワ | 2011年8月12日 (金) 03時35分

☆ イザワさま ☆
青春映画のハッピーエンディングって
やっぱり気持ちがいいですね。
こういう成長物語、好きです。

この作品、ほんもののダンサーが出演しているだけあって
踊りのシーンがすばらしかったです。
俳優ではないので、演技の経験はそれほどないはずですが
どの出演者も個性が光って、生き生きと演技していました。
ひとりひとりのエピソードがていねいに作られていて
「ブラック・スワン」はひょっとして、この作品に着想を得て
作られたのかな?と思いました。

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2011年8月12日 (金) 10時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1151970/41165514

この記事へのトラックバック一覧です: 「センターステージ」:

« 遠藤周作 「悲しみの歌」 | トップページ | スティックチーズケーキ & 紅茶のスフレチーズケーキ »