渋谷 「Cafe Mame-Hico Part Ⅲ」 のとんかつ
渋谷の喫茶店&とんかつ屋さんの「Cafe Mame-Hico Part Ⅲ」(カフェ マメヒコ パート3)にとんかつを食べに行きました。場所は、東急本店と東急ハンズの間のちょっとごちゃごちゃした一角。ビルの3階にあります。
外に出ている看板は、どう見てもカフェの趣。とんかつの「と」の字も感じられないので、ほんとうにここでいいのかな?と思いつつ階段を上ります。
(写真はネットからお借りしました)
アンティークなドアを開けると、中はやはり喫茶店風。はてなの表情で様子をうかがうと、カウンターから「お昼ですか?とんかつですか?」と声がかかり、奥に続くもうひとつのドアへと案内されました。
(写真はネットからお借りしました)
なんと、奥にとんかつ専用の別のスペースがありました。白木のカウンターが清潔な印象です。メニューはヒレカツ、ロースカツ、串かつなどの定食が中心でした。エジカツ丼って何?と思ったら、ソースカツ丼とのこと。私はエジカツ丼をいただくことにしました。
ごはんの上に線キャベツ、ポテトサラダ、そしてソースをくぐらせたロースカツ。カウンターでおじさんが下準備している時から、豚のきれいなピンク色に感動していましたが、契約牧場から取り寄せているというホエー豚のカツは、ジューシィでとってもおいしかったです。甘めのソースも絶品でした。
こちらは、ロースカツ定食です。線キャベツは別添えで、カツにはポテトサラダが添えてありました。特製ソースにはケチャップとからしがたらしてあり、カツをディップしていただきます。こちらもかなりおいしかったようです。
連れが「どうしてエジカツ丼というんですか?」と聞くと、職人気質の気難しそうなおじさんは、ぶっきらぼうに「知らねぇよ。」 もう一人の若い感じのいい店員さんが、意味ありげに「ネットで調べるとわかりますよ。」と答えました。
お店はクラシックが流れ、しかも音がよかった。れんが造りだと思っていた壁は、よく見ると木片を積み重ねてありましたが、これも音質を考えてのことかしら? とにかく個性的なお店でした。
どうもいわくありげだったので、あとで調べたところ、このお店の誕生にはドラマティックなエピソードがあるようです。(→ コチラ) ちなみにエジカツ丼とは、この気難しいおじさんの苗字から来ているとのこと。
いわゆるがんこ親父の店って私はちょっと苦手ですが、このお店はそれほど気にならなかったです。ただ、合わないという方もいらっしゃるかもしれません。カツは、文句なしにおいしかったです。
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コメント
とんかつって、簡単だけど奥が深い料理だと思います。個人的には上野の蓬莱屋さんが一番だと思いますが、御値段が高い。それと味噌汁がしょぼい。でも、トンカツは絶品です。
現在は、井の頭線の富士見ヶ丘駅の南口にある「大黒」というトンカツ屋さんがお気に入りです。塩で食べるトンカツなんですよ。
チェーン店系のお店は、まず行きませんが、新規開拓はしたいですね。渋谷なら通勤途上なので、寄れるかもしれません。情報ありがとうございます。
投稿: ヌマンタ | 2011年9月15日 (木) 17時32分
☆ ヌマンタさま ☆
ヌマンタさんは、おいしいとんかつ屋さんをよくご存知ですね!
蓬莱軒さんのとんかつ、是非食べてみたいです。
塩で食べるとんかつって話に聞いたことがありますが
食べたことはありません。こちらも気になります。
私はとんかつを自分から進んで食べることはあまりなくて
食べきれずに人にあげてしまうことも多いのですが
こちらのお店のはぺろっと食べられました。
とてもおいしかったです。
とんかつってたしかに奥が深そうですね。
こちらのお店も、下準備のプロセスが素人のやり方とは違っていたので
どこかに秘訣があるのだろうな、と思いました。
ヌマンタさんがおじさんとけんかにならないか心配ですが
よかったら是非行かれてみてください。
投稿: ☆ ヌマンタさま ☆ | 2011年9月16日 (金) 08時22分