中華白菜鍋 扁炉(ピェンロー)
イザワさんに教えていただいて、食べてみたくなり… 中華白菜鍋の扁炉(ピェンロー)を作ってみました。作り方はネットで検索して、舞台美術家の妹尾河童さんのレシピを参照しました。「河童のスケッチブック」という本で紹介されたレシピだそうです。
中国広西省の家庭料理だそうで、主役は堂々白菜。だしも使わず、味付けもせず、白菜が柔らかくなるまで40分ほど煮込むだけ… というシンプルさに、半信半疑で作ってみましたが、素材の旨味が十分に引き出されて、味わい深くおいしかったです。
用意する具材は、白菜(白い部分と緑の葉の部分を分けて)、もどした乾し椎茸、豚バラ薄切り肉、削ぎ切りした鶏もも肉、緑豆春雨の5つだけ。ねぎやにんじんは入れず、野菜は白菜のみ、というのが鉄則らしい…。
白菜の白い部分を水(このとき、乾し椎茸のもどし汁もいっしょに入れる)に入れて、火にかけます。煮立ってきたら、椎茸、豚肉、鶏肉を加え、ごま油をたらたら~。白菜がくたくたに柔らかくなるまで40分ほど煮込みます。途中で白菜の緑の部分、最後に春雨を入れてできあがり。
味付けは、取り分けてから各自でします。オリジナルレシピでは、粗塩と一味唐辛子となっていましたが、我が家は都合により、焼き塩と七味唐辛子になりました。
少しだけ取り分けたおつゆにお塩を溶かし、できあがったお鍋の具を入れて七味をふっていただきます。シンプルな味付けですが、味わい深くておいしかった~。おつゆは後で粥(雑炊)にするので、くれぐれも飲みすぎないように…。
具が少し残っている状態で、ごはんを入れて雑炊にしました。河童さんからすると邪道かもしれませんが、我が家はとき卵も入れてしまいました。
こちらも同じく、お塩と七味で味付けして。はふはふしながら最後までおいしくいただきました。
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コメント
私がお教えした?!(笑)
そんな、恐れ多い・・・・・・・
撮影取材でご馳走していただいた時もシンプルで
素材の旨味を楽しむ鍋だな~と思いました。
セレンディピティさんのピエンローも美味しそう!
雑炊に卵もいいアイディアですね!
流石!!
これから寒くなっていきそうなので、我が家もこの鍋、
増えそうです(笑
投稿: イザワ | 2011年11月20日 (日) 02時52分
☆ イザワさま ☆
イザワさんにお聞きするまで、このお鍋の存在を知らなかったので…
おいしいお鍋を教えてくださって、ありがとうございました♪
おだしも味付けもいらない…というのが
私としては、シンプルすぎて逆に不安でしたが
素材からいいおだしがたっぷり出るので、
このままお塩だけでいただくのがおいしいですね。
まさに男の料理!ですね。
〆のたまご雑炊もおいしくいただきました☆
投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2011年11月20日 (日) 10時05分
こんにちは!
このお鍋、体も暖まりそうだし、冬にはピッタリのお鍋ですね。
お肉は豚と鶏と両方入れるんですね。それに乾椎茸が入るとなると、白菜にうまみがたっぷりとしみ込んでそうですね。
〆のおじやも美味しいだろうな~。
簡単そうですし、今度、是非是非トライしてみます!楽しみ!
投稿: ごみつ | 2011年11月20日 (日) 15時02分
☆ ごみつさま ☆
こんにちは♪
おだしも調味料も使わず、ただことこと煮込むだけのシンプルな
お鍋ですが、素朴な味わいがあっておいしかったです。
お肉や乾し椎茸から、たっぷりといいおだしが出るのでしょうね。
くたっと柔らかい白菜が絶品でした。
冬の中国に思いを馳せながら?是非お試しください☆
投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2011年11月21日 (月) 13時06分