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愛媛(8) 坂の町 尾道散策

ラーメンを食べた後は、尾道の町を探索しました。まずは、展望台のある千光寺公園を目指しました。高台にある千光寺公園へは、ふもとからロープウェイが出ていますが、私たちはその脇にある天寧寺の境内を通って、天寧寺坂とよばれる坂道を登ることにしました。

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尾道は坂の町といいますが、どちらかというと階段の町。それも、猫が通るような細くて急な階段です。ここで生活していたら、足腰が強くなりそうです。^^ 坂や階段が迷路のように複雑につながっているので、あちこち寄り道しながら高台を目指して歩いていきました。

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坂の途中からの風景です。手前には尾道の街並が広がっています。一見、川のように見えますが、そのすぐ向かいにあるのは「向島」という島です。私たちが渡ってきた新尾道大橋と尾道大橋が並んで架かっているのが見えます。

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千光寺の境内を通って、高台にある千光寺公園に着きました。これは展望台から見る、南西方向の景色です。曇り空の下、瀬戸内海に浮かぶ島々が、水墨画のように美しい、濃淡のシルエットを見せていました。

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千光寺公園からは、千光寺新道とよばれる坂を下りていきました。ここは、尾道出身の映画監督 大林宣彦さんの作品をはじめ、映像によく登場する坂だそうです。坂道の向こうに、尾道の街並、海、そして向島と続く風景。そういえば尾道といえば、自然とこの風景が頭に浮かぶような気がします。

尾道は、林芙美子や志賀直哉など、文学者たちともゆかりのある場所。途中で志賀直哉がかつて住んでいたという住居に立ち寄ったりしながら、のんびり散策を楽しみました。

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坂を下りてから、尾道本通り商店街を通って、駅の方へと歩いてみました。昭和を感じさせる、なんともレトロな味わいのある商店街です。

結構閉まっているお店もあって、一見シャッター通り直前…という風にも思えるのですが、ところどころにナチュラルテイストのかわいい雑貨屋さんやカフェがあって、それがこのレトロな雰囲気に、違和感なく溶け込んでいるのがすてきでした。

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(左)蒲鉾の「桂馬」さんは人気のお店で、たくさんのお客さんでにぎわっていました。(右)上田玩具店という古い看板をそのままに残した、北欧風のかわいい雑貨屋さん。

古い銭湯を、食のセレクトショップとカフェに改装しているお店がおもしろかったので、コーヒーとケーキでひと休みしました。天井が高くて天窓があり、壁はタイル張り… と、ところどころに銭湯の面影が残っているのが楽しかったです。

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最後に海沿いの道を散歩しました。(左)向島とは目と鼻の先で、橋が架かっているとはいえ、ここでは渡し舟がまだまだ重要な交通手段となっているようです。私たちが見ている間に、何往復もしていました。(右)自家用車ならぬ自家用クルーザーも、ここでは生活の足として役に立ちそうですね。

港を見ていると、なんだか気持ちが落ち着きます。この後は駐車場にもどって、再びしまなみ海道を通り、松山へともどりました。今治・松山間は海沿いのルートを走りましたが、海に浮かぶみかん色の夕陽がとても美しかったです。

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コメント

今晩は。

尾道っていうと、私は大林宣彦監督の映画「転校生」を思い出します。
そうそう、今回の写真そのまんまの風景でした。
確か、尾道は大林監督の故郷なんですよね。

この坂道、とっても独特な風景と雰囲気をつくりだしてますね。確かにここで暮らしてたら足腰が鍛えられそう。老後が大変そうだけど。coldsweats01

海のある風景はやっぱりステキですね。ship

投稿: ごみつ | 2012年3月29日 (木) 22時19分

☆ ごみつさま ☆
こんにちは。
大林監督の「転校生」、ずいぶん前に見たので記憶はだいぶ
薄れていましたが、あの二人が転がっていったのは
たしかこんな感じの坂道だったな… なんて思い出しました。
大林監督、尾道ご出身とあって、やはり見せ方をよくご存知ですね。
印象的な風景でした。

坂道はかなりの急勾配で狭く、車も入ってこれないので
おっしゃるように、お年を召した方には生活がきついと思います。
そのためか、坂の中腹のお家には、空き家になっているところも
ちらほらと見られました。

小さな船が忙しく行き交う風景は、瀬戸内ならではで
旅情をかきたてられました☆

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2012年3月30日 (金) 11時05分

坂と階段の町。
散策しながら健康にも良いし、風景も美しく
心にも優しい!
行ったことはありませんが、喫茶店もレトロ風で
素敵な時間を楽しめそうなお店ですね。

投稿: イザワ | 2012年3月31日 (土) 03時27分

☆ イザワさま ☆
尾道は、どこか昭和を感じさせる
懐かしい雰囲気の町でした。
路地裏のような細い道がまだまだ残っていて
昔の世界に入り込んだような、不思議な気分になりましたよ。
海上交通が発達していて、忙しく船が行き交っているところが
瀬戸内ならではの風景だなあ、と思いました。

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2012年3月31日 (土) 09時25分

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