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2012年8月

六本木 「オステリア ガットネーロ」

六本木ヒルズ近くにあるイタリア料理店、「オステリア ガットネーロ」(OSTERIA GATTO NERO)でお昼をいただきました。イタリアの3つの地方で修行されたというシェフによる、イタリア郷土料理が楽しめるオステリア(居酒屋)です。ガットネーロは黒猫という意味で、お店のあちこちに黒猫のモチーフが使われていましたよ。

L字型にテーブルが並ぶ店内はこじんまりとしていて落ち着けました。窓際にはワインボトルがずらりと並んでいて、ボトルごしに入る自然光がきれいです。私たちは、パスタを一種類選び、それにパン、前菜、デザート、食後の飲み物のつくコースをいただきました。

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最初に運ばれてきた前菜の前菜、大きなピーマンのマリネです。グリルして皮をむいたピーマンがくたっとしておいしい。きれいな絵皿がシンプルなお料理を引き立てていました。自家製のパンは、フォカッチャ、いちじくなど3種類ほど出してくださいましたが、どれもおいしかったです。

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前菜は、パルマ産の生ハム、真鯛のカルパッチョ、ピクルス、水牛のモッツァレラ、レバーペースト、ガーデンサラダが盛り合わせてありました。産地や素材など、ひとつひとつのお料理のこだわりが感じられました。ワインが欲しくなります。

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「海の幸たっぷりジェノヴァ風バジリコのペストソース」のスパゲティ。あさり、ムール貝、海老、いか…と華やかなパスタでした。バジリコが夏向きでさわやかなお味です。

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私は、「甲いかとブロッコリーのアーリオ・オーリオ カラスミがけ」のスパゲティをいただきました。すりおろしたカラスミがパスタをまとめるようによくなじみ、さりげなくコクをプラスしていました。

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デザートは、キウィのシャーベット、ティラミス、パンナコッタの盛り合わせです。少しずつ3種類も楽しめるのがうれしい。深煎りのコーヒーとともにおいしくいただきました。

お店のスタッフも感じよく、心地いい時間がすごせました。

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「プロメテウス」

リドリー・スコット監督の最新作、「プロメテウス」(Prometheus)を見ました。同監督の1979年のSF大作、「エイリアン」のプロローグ的な作品で、”人類の起源を探る”という深遠なテーマに取り組む物語。壮大で美しい宇宙映像に圧倒されました。

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世界各地の古代遺跡に共通した星の配列が描かれているのを発見した考古学者のエリザベス(ノオミ・ラパス)は、それが宇宙の彼方にいる人類の創造主からの招待状であるという仮説を立てていました。

のちにエリザベスと科学者たちは、巨大企業ウェイランド社が出資する宇宙船プロメテウス号に乗り、遺跡に示された惑星目指して出発します。やがてたどり着いた惑星には、遺跡と思しき建造物があり、エリザベスたちは早速調査を開始しますが、次々と衝撃的な事態に直面します…。

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「エイリアン」のプロローグというよりは、同じプロットのアナザーストーリーという風に感じました。私は「エイリアン」シリーズは1しか見ていませんが、あまり関連を意識せず、独立した物語として(あるいは新しいシリーズとして)楽しめるよう、作られていたと思います。

吸い込まれそうに美しい神秘的な宇宙、未知なる星で見つけた謎の遺跡、恐ろしい生命体との遭遇… ミステリーやホラー、アクションの要素もあって、迫力満点。どきどきしながら次なる展開に引き込まれました。

豪華キャストも魅力的。ノオミ・ラパスはタフで好奇心旺盛、勇敢で行動力のある科学者という役どころが似合っていました。科学者として創造主を追い求めながらも、常に十字架を身につけ、信仰をよりどころとしている姿はひとりの人間として共感できました。

マイケル・ファスベンダーは端整な美しさがほんとうのアンドロイドみたい。ピュアで神秘的で、映画では一番魅力的なキャラクターでした。感情は持っていないということで常に冷静沈着ですが、ほんとうのところはどうなのでしょう…。謎めいた行動が多くて気になりました。

それにしても、科学的好奇心や探究心は”ほどほど”なのが幸せなのかもしれない、とつくづく思いました。でも一度足を踏み込んだ以上、歩みを止めることはできず、その先を追い求めたくなるのが人間の性なのでしょうね。たとえそれが自らを滅ぼすことになっても…。

思い切り続編をにおわせるエンディング。彼らの探求の旅は、まだまだ続きそうです。

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ブルーベリーマフィン & ブルーベリージャム

アメリカ産のブルーベリーは少し前から出ていましたが、そろそろ国産のブルーベリーが出回り始めましたね。お値段がだいぶ下がってきたので、毎年恒例のブルーベリーマフィンを作りました。

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ブルーベリーのジューシーな味わいがお気に入りのマフィン。生地にオレンジの皮のすりおろしが入っているので、さわやかな酸味が広がります。紫色の水玉模様がきれい。

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朝食においしくいただきました。

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マフィンのペーパーカップは、お菓子用品のCUOCAさんのお店で見つけたもの。Wilton(アメリカのお菓子用品ブランド)とMartha Stewartのコラボレーションのようです。ピンクのレースがかわいくてひと目で気に入りました。

WiltonのHPには、きれいなペーパーカップがたくさんありましたよ。

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デザインがアメリカンでかわいい。これも欲しい!

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おみやげにいただいたブルーベリーは小粒だったので、こちらはジャムにしました。ブルーベリーの重さの40%くらいのグラニュー糖とともに煮詰めます。お砂糖を控えめにして、あまり煮詰めすぎないのが私流です。

パンは、ホームベーカリーで焼いたトリプルミルクブレッド。コンデンスミルク、スキムミルク、豆乳、と3種類のミルクが入っています。ほのかな甘さがジャムによく合います。

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代官山T-SITE

代官山の旧山手通りにある「代官山T-SITE」に行きました。ここは蔦屋書店を中心に、専門店やカフェなどが集まった複合施設。車で前を通るたびに、蔦屋ってあのTSUTAYAだよね…?(笑)と気になっていました。

まずは施設内にあるレストラン、「IVY PLACE」(アイヴィープレイス)でお昼をいただくことに。天王洲の運河沿いのレストラン、T.Y. HARBOR BREWERY(記事はコチラ)と同じ系列だそうですが、山岳リゾートを思わせるインテリア/エクステリアの広々と心地よい空間でした。

ランチはパスタやサンドウィッチ、ピザなどのメニューがあり、サラダとパン、食後の飲み物がつきました。お水がわりにピーチフレーバーのアイスティーがサーヴされましたが、これがおいしくて、がぶがぶと何度もおかわりしてしまいました。^^

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(左)ダークウッドの店内は落ち着いた雰囲気ですが、外のお席が充実しているのもうれしい。私たちはピクニックテーブルが並んだエリアでしたが、そちらもすてきでした。 (右)メカジキ、黒オリーブ、ケイパーなどが入ったトマトソースのスパゲティ。

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(左)BLTA(ベーコン・レタス・トマト・アボカド)サンドウィッチ。野菜のチップスとコールスローサラダがついています。 (右)サラミ・マッシュルーム・黒オリーブのピザ。こちらのお店はフラットブレッドピザといって、ごく薄いクリスピーな生地でした。

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お昼の後は、書店を探検しました。3棟の建物で構成される本屋さんは、かなり個性的なラインナップ。人文系のコーナーもありますが、アート、デザイン、建築系の本が特に充実していて興奮しました。このコーナーだけで、時間がいくらあっても足りないくらい。

2階には映像と音楽のコーナーがありますが、この後の都合もあって、この日は見れませんでした。今度ゆっくり見に行こう…。映像のコーナーは「ない映画はない」そうで、リクエストに応じて名作をDVDに落としてくれるサービスもあるそうです。

このほか、お料理や旅の本コーナー、古い雑誌が閲覧できるカフェなどがありました。書店のほかに、カメラ屋さんや自転車屋さんなども。朝7時から深夜2時まで開いているそうで、一日楽しめそうです。

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「リンカーン弁護士」

マシュー・マコノヒー主演の法廷サスペンス、「リンカーン弁護士」(The Lincoln Lawyer)を見ました。原作は、マイクル・コナリーの同名の犯罪小説。派手さはないですが手堅く作られた法廷ドラマで、最後まではらはらしながら楽しめました。主人公の弁護士ミック・ハラーの強烈な個性も魅力的です。

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オープニングのちょっぴりレトロな映像に、ひょっとしてもとは古いTVドラマシリーズなのかな?と思ったら、原作は2005年に発表された、人気作家マイクル・コナリーの「刑事弁護士”ミッキー・ハラー”シリーズ」第1作とのこと。映画がヒットして早くも続編の映画化やTVドラマ化の話が出ているそうです。

リンカーンの後部座席をオフィスにしているから、リンカーン弁護士。(ナンバープレートはNTGUILTY(無罪)^^) そんなミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)の主な顧客は麻薬売人や娼婦など裏世界の人たち。多少手荒い手段は使うが、その分報酬はきっちりいただく、酸いも甘いもかみ分けた凄腕の弁護士です。

ある時ミックが「お金になるよ」と持ちかけられたのは、女性への暴行容疑で告発された資産家の息子ルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ)の弁護。無罪を主張するルイスの事件を調査したミックは、被害者の状況が4年前に担当したある暴行殺人事件に酷似していることに気づきます…。

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実はルイスは、4年前の事件の担当弁護士と知って、あえてミックを指名したのでした。4年前、ミックは無罪を主張する依頼人に司法取引を持ちかけて、罪を認めさせてしまいましたが、今回は有罪とわかっている依頼人の無実を勝ち取らなくてはならない、というジレンマに陥ります。

法廷での展開は見てのお楽しみですが、依頼された仕事の責任は果たしつつ、償うべき罪は償わせるミックのみごとな手腕に、胸がすかっとしました。サイドストーリーの数々が、ミックのキャラクターを描写すると同時に、事件を解き明かす伏線となっていたのにもうならされました。

ミックの元妻にマリサ・トメイ。とてもお似合いの二人で、今でも妻、娘ともども仲がいいのに、どうして離婚したのでしょう?? 男女の間は難しいですね。^^

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麻布十番 「ラ・パレット」

麻布十番の商店街をぶらぶら歩いて見つけたビストロ、「ラ・パレット」(La Palette)でお昼をいただきました。半地下のお店は、淡いグリーンのクロスのかかった2人がけのテーブル席が4つほど並び、その奥に厨房とカウンター席が見えます。町の洋食屋さんといった感じの飾らない雰囲気が落ち着けました。

そして驚いたのが、店内にベルナール・カトランのリトグラフが何枚も飾ってあったこと!

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カトランの作品は、先日清春白樺美術館で見たばかりなので、親しみを感じてうれしくなりました。ひょっとしてオーナーがお好きなのかな?と気になりながらも、なんとなく聞きそびれてしまいました。

さて、お料理は前菜とメインのお料理をひとつずつ選び、それにデザートとコーヒーがつくプレフィクスのコースをいただきました。

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前菜です。私は(左)の枝豆の冷たいポタージュをいただきました。ガラスの器は2重になっていて下側にはクラッシュした氷が詰まっています。キンキンに冷たくいただきました。スープの中にはコンソメのジュレが入っていて、2種類の食感が楽しめました。

(右)はお魚のテリーヌ。お味は…といえば、ふわふわの食感に、はんぺんを思い出しました。^^ でも野菜の付け合せも彩りよく、おいしかったです。

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メインのお料理です。(左)はハラミのグリル。マスタードソースとともに。焼肉でおなじみの牛の横隔膜が、こんなにおしゃれなお料理になりました。内臓系は苦手な私も、これは柔らかくてクセがなく、おいしくいただきました。

(右)私はセイゴ(スズキの小さいもの)と帆立のソテー。お魚の下には大根のスープ煮が敷いてあり、高さのある盛り付けがすてきでした。ソースはわずかにカレーを感じさせるスパイシーなお味でしたが、クミンやカルダモンが入っていたのかもしれません。夏らしいお味でした。

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デザートは2種類の洋梨のケーキの盛り合わせでした。ムース&焼き菓子ですが、どちらもおいしかったです。

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六本木ヒルズのけやき坂を歩いていたら、ルイヴィトン・ブティックのウィンドウディスプレイが水玉アーティスト 草間彌生さんとの、コラボレーションバージョンになっていました。(右)はタコの足?それともイソギンチャクでしょうか。ものすごいインパクトに目が釘付けになりました。

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「トータル・リコール」

コリン・ファレル主演のSFアクション、「トータル・リコール」(Total Recall)を見ました。1990年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演でヒットした同名作品のリメイクで、原作は同じくフィリップ・K・ディックの「トータル・リコール」(「追憶売ります」より改題)。監督は、「ダイ・ハード4.0」のレン・ワイズマンです。

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21世紀末、世界大戦で地球の大半は居住不可能となり、人々はブリテン連邦(UFB)と、その支配下にあるコロニーの2つの地域に分かれて暮らしていました。コロニーに住むクエイド(コリン・ファレル)は人工記憶の広告に惹かれてリコール社を訪れますが、記憶を読み込もうとしたとたん、UFBの警察官たちに襲われます…。

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1990年のシュワルツェネッガー版が懐かしく、楽しみにしていた作品。リメイクというと、どうしても旧作のイメージに引きずられてしまうことが多いですが、この作品は大枠のストーリー展開は同じながら、設定が全く違っていたので新鮮な気持ちで楽しめました。

旧作ではコロニーが火星という設定でしたが、新作では同じ地球上のオーストラリアとなっているのが過激で大胆…と思ってしまいました。火星の荒涼とした赤茶けた風景に代わって登場するのは、「ブレードランナー」風近未来の世界。アジアなネオンがきらめく猥雑な街並に、最先端の乗り物や電子機器があふれています。

旧作へのオマージュで、あるミュータントが登場するものの、映像は全体的に無機質的でスタイリッシュ。UFBの警官たちは、ASIMOみたいなロボットです。^^ 地球の正反対にあるUFBとコロニーが、地中を通る”フォール”という高速エレベーターでわずか17分で移動できるなど、最新のテクノロジーの数々にわくわくしました。

マッチョなシュワルツェネッガーと比べると、若干線の細いコリン・ファレルですが、その分スピード感あふれるアクションシーンが楽しめました。タイプの異なる2人のヒロインも魅力的。特にケイト・ベッキンセールは監督の奥様だけあって、主役のコリン以上に?活躍していた気がします。^^

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1990年版「トータル・リコール」も久しぶりに見直しました。グロテスクなミュータントがたくさん登場しますが、火星という設定といい、こちらの方が原作に忠実に作られているのでしょうね。今見てもぐっと引き込まれるほどおもしろかったです。

シュワちゃんが鼻から発信機を出すところや、パスポートコントロールのおばさんなど、数々の名場面も懐かしい。おばさんは新作ではひとひねりして登場するので、どうぞお楽しみに。^^

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日光(8) 裏見の滝 ~ 天然氷のかき氷

華厳の滝、霧降の滝、そして裏見の滝の3つをあわせて、日光三瀑布とよばれています。しかし前の2つに比べ、裏見の滝は紹介されることも、話題になることもほとんどありません。…となるとかえって気になるのが人情で、見に行きたくなりました。

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国道120号から住宅街を通って奥へと進むと、裏見の滝の駐車場に着きます。そこから整備された15分ほどのトレイルを歩きました。木々の緑は美しく、渓流の轟々と清涼な音を感じながら歩くのはとても気持ちがよかったです。やがて視界が開け橋を渡ると、向こうに滝が見えてきました。

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観瀑台からの眺めです。目の前に馬蹄形に広がる岩肌から、高さも幅もさまざまないく筋もの滝が流れ落ちていて圧巻でした。事前に写真などを見たことがなかったので、より感動が大きかったです。

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(左)もとは滝の裏側に回って見ることができたことから裏見の滝という名がついたとのことですが、それから道が崩れて通れなくなってしまったそうです。今は小さな石碑が、裏側から滝を見守っています。(右)観瀑台からもときたトレイルをもどります。

日光を後にして、隣りの今市に向かいました。

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(左)日光から今市にかけては、3つの街道に杉並木が続いています。もとは江戸時代に東照宮への参道として植樹されたもので、全長約37km、世界最長の並木道としてギネスブックに登録されているそうです。

(右)旅の最後に、今市の「松月氷室」(しょうげつひむろ)さんを訪れました。ここは全国でも数軒しかない天然氷の蔵元で、5~9月の間だけお店でかき氷がいただけます。お店の前に長い列ができていて躊躇しましたが、せっかくなのでがんばって並ぶことにしました。

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かき氷は何十種類もあって、何にしようか迷いに迷いましたが、結局お店のお勧めの(右)の葡萄&グレープフルーツをいただきました。^^ (左)手前は抹茶の小豆がけ、奥はとちおとめのミルクがけです。

シロップは果汁で作ったナチュラルなお味。そしてなんといっても氷がふわふわに柔らかくて感激しました。口に入れたとたんに淡雪のようにとけてしまいます。頭がキーンとしびれることもなく、最後のひと口までおいしくいただけました。

日光旅行記はこれでおしまいです。最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。

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日光(7) 霧降高原ドライブ

翌日(最終日)は、霧降高原方面にドライブにでかけました。先日、イザワさんlinenさんがご紹介されていて、今回是非行きたいと思っていた場所です。まずは、6~7月にかけて見渡す限りのニッコウキスゲが見られるというキスゲ平を訪れました。

ひょっとしたらまだ咲いているかも…と淡い期待を抱いて訪れましたが、開花期はすっかり終わって公園はクローズしていました。>< 来年(2013年)の春に向けて、遊歩道を整備する工事の真っ最中でした。またの機会を楽しみにしたいと思います。

気を取り直して、代わりに少し先にある大笹牧場を訪れることにしました。上り道をぐんぐん走り、途中で六方沢という渓谷を通りますが、山を上るにつれて気温はどんどん下がり、やがて雲の中にすっぽり入ってしまいました。

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六方沢橋という大きなアーチ橋の近くに車を停めましたが、長袖をはおってもなお寒く、周りは全く見えません。下界とはまるで違うお天気に、山の恐さを垣間見ました。景色が見られなかったのは残念ですが、そのかわり白いヤマアジサイ?があちこちに咲いていて、楚々とした美しさになぐさめられました。

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大笹牧場は東京ドーム77個分という広大な敷地をもつ、大規模な牧場でした。小動物と触れ合ったり、乳製品作りを体験したり、バーベキューを楽しんだり、とアトラクションも豊富で、小さいお子さんがいらしたら一日中遊べそうです。ブラウンスイス牛のミルクで作ったという、ソフトクリームがおいしかったです。^^

(右)山の秋は早く、そろそろ紅葉が始まっていました。この後はもと来た道をもどり、霧降の滝へと向かいました。

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(左)駐車場に車を停めて、緑の中のトレイルを10分弱ほど歩くと… (右)ウッドデッキの観瀑台があり、はるか向こうの山に2段に分かれて落ちる霧降の滝が見えました。離れていますが轟々と迫力ある音が聞こえます。周りの山々の雄大な風景に圧倒され、しばらく見とれていました。

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再びトレイルをもどり、滝を見ながら食事ができる「山のレストラン」でお昼をいただきました。お昼時でしたが、タイミングよくテラス席に着くことができました。

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(左)は車えびのグリルとレッドカレーライス、(右)はシアトルサーモンのスモークとキャベツのスパゲティ。私はこの日のスペシャルで、蒸し鶏の生春巻きののったガスパッチョの冷製パスタをいただきました。滝を見ながら、そして高原の空気を感じながらの食事はとてもおいしかったです。

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日光(6) 日光田母沢御用邸記念公園

戦場ヶ原をハイキングした後は日光市街に移動して、日光金谷ホテルのラウンジで名物の百年ライスカレーをいただきました。2003年にホテルの蔵で発見されたという、大正時代のレシピを再現したお味です。

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(左の写真はHPよりお借りしました) カレーはビーフ・チキン・鴨の3種類があったので、シェアして食べ比べました。^^ スパイシーなインド風ではなく、フルーツとバターの甘さを生かした、まろやかな正統派日本のカレー。ていねいに作られた、本格的なお味でした。

この後は車で10分くらいのところにある、日光田母沢(たもざわ)御用邸記念公園を訪れました。ここは明治時代に造営され、大正天皇から三代の天皇・皇太子が利用された御用邸です。戦後に廃止されてから栃木県が修復、整備し、現在は記念公園として公開されています。

部屋数106室という広大な和風建築は、もとは日光の銀行家の別邸だった建物に増改築を重ねたもので、江戸・明治・大正と3時代の建築様式がみごとに調和しているのが特徴です。御用邸に入る機会はなかなかないので、興味深く見学しました。

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縦に横にとどこまでも和室が続く広大なお屋敷に圧倒されました。正統な和風建築ですが、明治維新後の西洋化の波の中で、畳に絨毯を敷いたり、照明をシャンデリアにしたり、と洋風の様式がところどころに取り入れられているのが興味深かったです。

(右)御玉突所。外国からの賓客とビリヤードを楽しまれたお部屋で、ビリヤード台が置かれていました。キューを置く味わいのあるアンティーク家具の向こうに和風の襖が見えます。

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(左)謁見所。天皇陛下が滞在中、公式の謁見を行うのに使われたお部屋です。フォーマルな書院造ですが、絨毯にテーブルが置かれ洋風にしつらえてあります。(右)御寝室。こちらは和室で照明はなく、燭台が用いられています。

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(左)二階南向きにある御日拝所。大正天皇はここから毎日皇居に向かい、ご先祖を遥拝されたそうです。(右)私が一番驚いたのは御湯殿です。畳敷きに続く広い板の間には、浴槽もシャワーもありませんが、どうやって入るのでしょう。皇室では一般的な造りだそうです。お湯は外のタンクから取り入れます。

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(左)赤坂離宮から移築された部分です。3階は一般公開されていませんが南向きの御展望室となっています。(右)お屋敷をゆっくり見学した後は、庭園を散策しました。大戦中は疎開先として使われていたそうで、防空壕もありました。

この後、御用邸の職員の方がご紹介くださった、憾満ガ淵(かんまんがふち)というところに寄ってみました。

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御用邸の裏手、車で5分くらいのところにあります。華厳の滝から続く大谷川(だいやがわ)が、ここでは大きな岩の間を轟々と音を立てて流れる早瀬となっています。迫力ある風景に圧倒されました。駐車場から続く薄暗い道には、苔むしたお地蔵さまが何十体も並んでいて、ちょっと恐かったです。

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日光(5) 戦場ヶ原ハイキング

翌日は、戦場ヶ原でハイキングを楽しみました。戦場ヶ原は、標高1400mに広がる広大な湿原で、木道が整備され、いくつものハイキングコースがあります。竜頭の滝の少し先、赤沼の駐車場に車を停め、ここから戦場ヶ原自然研究路を歩きました。

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(左)赤沼を入ってすぐのあたりです。雑木林が作りだす柔らかな木陰の下、木道のトレイルを歩いていきます。(右)すぐ横を流れる湯川のせせらぎが気持ちいい。穏やかな風景に心安らぎました。

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木々が途切れると、はるか山の方まで湿原が続いているのが見渡せました。毛足の長いじゅうたんのように、ふかふかして見えます。

戦場ヶ原は、かつて男体山が噴火した時に湯川が堰き止められて湖ができ、そこに土砂が積もって湿原となったそうです。2005年、隣接する小田代原とともに重要湿地としてラムサール条約に登録されました。

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(左)天を刺す枯れ木。(右)戦場ヶ原を代表する風景。戦場ヶ原は、かつて山の神々がここで争いをしたという伝説からきているそうです。以前訪れたのは秋だったので、枯野がいかにも戦いの後といった寂しい風情でしたが、夏の今は草の緑が柔らかく、神様がお昼寝するのにちょうどよさそうでした。

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(左)泉門池(いずみやどいけ)に着きました。まわりにはピクニックテーブルが並んでいて、修学旅行の子どもたちがわいわい賑やかに休んでいました。ここから先、湯ノ湖の方に行くコースもありますが、私たちは小田代原(おだしろがはら)をまわって赤沼にもどるコースを歩きました。

(右)小田代原への入り口。小田代原は近年、草木がシカに食べられる被害が増えているそうで、シカから植生を守るため、電気が流れる柵で囲まれています。

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小田代原は戦場ヶ原に隣接している湿原ですが、鬱蒼とした小高い森で隔てられています。森を抜けると、再び明るい光が差し込み、広々とした湿原の風景がはじまりました。

(右)湿原の向こうがきらきら光っている…と思ったら、湿原の中に水がたまり、湖沼ができていました。戦場ヶ原とはまた違う、幻想的で忘れがたい風景でした。

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戦場ヶ原と小田代原では、楚々としたかわいらしい野の花たちが目を和ませてくれました。ここは山地や湿地と自然環境が変化に富んでいるので、多彩な植物を見ることができるそうです。

(左)はこの時期いたるところで見られたホザキシモツケ、(中)は??、(右)はキオンという花。このほかにもノアザミやコオニユリ、名前を知らないたくさんの花々に出会いました。

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日光(4) 中善寺湖畔の休日

今回の旅では、中禅寺湖畔にある中善寺金谷ホテルでお世話になりました。

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クラシックな日光金谷ホテルとは趣が異なり、こちらは避暑地にふさわしいウッディな外観が、静かな湖畔の森の木立にとけ込んでいました。離れには温泉があり、旅の疲れが癒されました。お湯は白濁して香りが高く、旅からもどってからもしばらく余韻が楽しめました。

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夕食は、コースではなくアラカルトから好きなお料理を選んでいただきました。(左)はオニオングラタンスープ。ルクルーゼのハート形のピンクのココットに入っているのがかわいい。(右)は仔牛の貴婦人風。きのこのソースが深みのあるお味でした。お魚料理もおいしかったです。

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(左)お部屋のテラスからの風景です。森の木立の間から、湖のきらめきがわずかに見えました。夕暮れ時は、赤く染まった湖が緑の木々の間からのぞき、色のコントラストがとても美しかったです。

朝は鳥たちの歌に誘われるように、あたりを散策しました。(右)ホテルから通りを渡ったところに、かつてのボートハウスがあります。味わい深い木造の建物は、今は休憩所となっています。

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これは朝6時頃。ボートハウスからの中禅寺湖の眺めです。朝日に輝く湖の穏やかな美しさに心を打たれました。

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(左)朝のオムレツを楽しみにしていました。焼き目のまったくついていない美しいオムレツは、ぎりぎりにこの形を保っていて、中はふわふわとろとろに柔らかかったです。

(右)こじんまりとしたロビーは、ヨーロッパ調の家具がかわいらしい。奥日光は昼間はそれなりに暑いですが、朝晩は涼しくすごしやすかったです。

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日光(3) イタリア大使館別荘記念公園

竜頭の滝を訪れた後は再び中禅寺湖にもどり、湖畔にあるイタリア大使館別荘記念公園を訪れました。明治から昭和にかけて中禅寺湖畔は各国大使館や外国人たちの別荘が建てられ、国際避暑地として発展していたそうです。

現存する大使館別荘は4つありますが、そのうち荒れ果てていたイタリア大使館別荘を栃木県が買い取り、もとの資材をできるだけ再利用して復元しました。今は公園として整備され、公開されています。

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(左)駐車場から湖が見え隠れする森の木立の中を15分ほど歩くと… (右)ようやく別荘が見えてきました。杉の皮をふいた壁は一見すると日本家屋のようですが、市松模様になっているのが個性的。木の素朴な風合いが周囲の環境にマッチしていました。

設計は、日本の現代建築に大きな影響を与えたチェコ出身の建築家、アントニン・レーモンド氏。レーモンド氏の作品は、以前横浜山手のエリスマン邸をご紹介したことがありますが(記事はコチラ)、今回はどんなすてきなお家でしょう。わくわくしてきました。

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1階は書斎、居間、食堂がひと続きとなった開放的な空間です。内壁も杉の皮が市松模様にふいてあり、自然素材の温もりが山荘らしいくつろぎと落ち着きを感じさせました。

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(左)書斎、(右)食堂、どちらにも石造りの暖炉が備え付けてありました。家具、照明、食器は、どれも実際に使われていたものです。オールドスタイルの食器を配したテーブルセッティングもすてきでした。

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そして1階のひと続きの広間の外側に細長いサンルームがあります。壁一面が窓となっていて、中禅寺湖は目の前。一望のもとに見渡せました。穏やかな湖面は鏡のように美しく、心洗われる風景でした。建物の前に湖に延びる小さな桟橋が見えます。

階段を上って2階に上がると、ロッジ風のかわいらしいベッドルームが3つあり、どのお部屋からも湖がよく見えました。

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玄関を出てウッドデッキを下り、湖に出てみました。建物は、中にいると素朴で温かみのある空間でしたが、外から見るとシャープでモダンなデザインにはっとしました。光の加減で、市松模様もくっきりとよく見えますね。

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そしてここから見る湖の風景がまたすばらしかったです。観光客の喧騒もここまでは全く届かず、風景を独り占めした気分になりました。(右)奥に見えるのは雲を被った男体山です。

建物の前には小さな桟橋が続いていて、私は映画「きみに読む物語」でノアが建てた、湖の家を思い出しました。折りしもノアとアリーのようなすてきなシニアのカップルが、少し離れたベンチに並んですわっていらして、ほんわか温かい気持ちになりました。

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日光(2) ゆば料理を楽しむ ~ 奥日光へ

東照宮~二荒山神社とまわったあとは、日光山内のすぐ近くにあるゆば料理のお店、「日光ゆば遊膳」でお昼をいただきました。今回初めて知りましたが、日光ではゆばが名物だそうです。

お店のご主人のお話では、お寺が多いのでお坊さんの精進料理として発達したのだということ。こちらのお店の先代も、もとは日光山輪王寺の厨房にいらしたそうです。同じ理由でお寺の多い京都でもゆばが食されますが、おもしろいのは京都では湯葉、日光では湯波と書くのだそうです。

ゆば料理がいろいろ楽しめる箱膳のコースをいただきました。

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(左) 黒い器に入っているのは生ゆばのおさしみ。わさびとおしょうゆでいただきます。むっくりとした弾力があって、つるりといただけました。青い器はくみあげゆば。今すくいあげたばかりといった感じで、ほろほろとくずれるほどに柔らかかったです。

(右)自家製寄せ豆腐のサンラータン。茶碗蒸しのように器に作られた寄せ豆腐に、トマトの入ったさわやかな酸味のスープがかかっていて、お豆腐をくずしながらいただきます。

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箱膳が運ばれてきました。左上は揚巻ゆばの含め煮、右上はたぐりゆばの揚げ出し、右下はゆばどうふ、左下は黒米ごはんです。どのお料理にもゆばが使われていますが、調理方法が違うとこんなにも表情豊かに楽しめるんだなあと感激しました。

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(左)海老しんじょうのゆば包み揚げ。レモンをしぼっていただきます。 (右)デザートの豆乳プリン。つるりとなめらかな食感でした。前菜からデザートまで、ゆばの魅力をたっぷりと堪能しました。

お昼のあとは、ヘアピンカーブが続くいろは坂を上り、中禅寺湖のある奥日光へと向かいました。

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いろは坂の途中で。周囲は緑深い山々です。秋は紅葉の名所として有名ですが、渋滞することでも知られています。^^ 一度山が錦に染まる風景を見てみたいものです。中禅寺湖に着く前に、日本三大名瀑のひとつ 華厳の滝(けごんのたき)を訪れました。

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駐車場の展望台からも見えますが、エレベーターで滝壺近くまで下りると、水煙が降りかかって、よりいっそうの迫力が実感できました。

華厳の滝は、中禅寺湖から流れ出た大谷川が、切り立った崖を一気に97m下へと落下しているものです。かなりの水量だと思いますが、よく湖が干上がらないものだと感心しました。 (右)周囲の風景も大迫力。

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このあと、中禅寺湖畔を通って竜頭の滝(りゅうずのたき)を訪れました。途中で二手に分かれ、うねるように流れるところが龍の姿に似ているからだと思っていましたが、正しくは竜頭観音を祀っているからこの名がついたそうです。

滝というより急流?といった感じですが、轟々と音を立てて流れる様子は清涼感たっぷり。夏の青葉が目にまぶしかったです。

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日光(1) 日光東照宮

先週、急遽予定を変更して、日光を旅してきました。朝早めに家を出ましたが、途中休憩を入れてなんと2時間半で着いてしまいました。@@ まずは日光の玄関口、JR日光駅に立ち寄りました。

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明治のクラシックな木造の駅舎に洋館好きの心がときめきます。白い壁にピンクの縁取りがかわいらしい。駅舎の中も古めかしい造りで、味わいがありました。

この日最初に目指したのは、東照宮・二荒山神社・輪王寺の二社一寺が集まっている日光山内というエリアです。ここはその歴史的価値から世界文化遺産に登録されています。見どころはいろいろありますが、一度に見ても消化しきれないので、今回は東照宮に的を絞ってじっくり見学することにしました。

広々とした表参道から、石の鳥居をくぐって…。東照宮を訪れるのは約20年ぶりですが、驚いたことに記憶がほとんど残っていません。^^; そのかわり、何を見ても新鮮な発見がありました。

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東照宮は、徳川幕府を開いた徳川家康を祀る霊廟です。武家社会というと質素倹約のイメージが強いですが、ここはどの建造物も極彩色が施された豪華絢爛な造りで、将軍のもとに全国から選りすぐりのものや技術が集結していたことを実感しました。

鳥居を入ってすぐの五重塔は、若狭藩主より寄進されたもの。第1層には方角を表す十二支の飾りがありました。(写真は家康公の干支の寅)

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有名な三猿は、神厩舎(神馬を飼う馬屋)にあります。これはお猿の一生の物語を描いた、8枚の連作彫刻の中の1枚です。猿は馬の守り神とされていたそうです。神厩舎(しんきゅうしゃ)では美しい白いご神馬の姿を見ることができました。

三猿は「自分に都合の悪いことは見聞きしない、言わない」というネガティブな意味で使われることが多いですが、ほんとうは「まだ判断力のない小猿に、悪いことを見聞きさせたり、言わせてはいけない」という母猿の思いを表現したものだそうです。

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陽明門。中華街にあるような極彩色の華やかな門で、繊細な彫刻がいっぱいに施されていました。龍や麒麟、唐獅子といった動物や仙人、唐子などの姿も見られ、中国の影響を色濃く受けていることに驚きました。一日見ていても飽きないので「日暮れ門」という呼び名があるそうです。

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家康公の墓所のある奥社へと続く207段の石段の入り口の門に、見張り役の「眠り猫」の彫刻があります。猫にお墓を見張ることができるの?と思いますが、「ねずみ一匹通さない」という意味があるそうです。

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(左) 奥社へと続く207段の石段。鬱蒼とした杉の大木の森が気持ちいい。石をくり貫いて作った欄干など、ここにも当時の技術の粋が生かされています。 (右) 石段を登りきったところにある奥社に、家康公が眠っています。以前はここは公開されていなかったそうです。

このほか、拝殿は工事中でしたが、薬師如来を祀る本地堂で鳴竜(なきりゅう)を見学しました。天井いっぱいに大きな龍が描かれていて、その下で拍子木を打つと共鳴し、龍の鳴き声のような振動が聞こえます。

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東照宮のあとに、すぐ近くにある二荒山神社(ふたらさん・じんじゃ)に立ち寄りました。こちらも世界文化遺産になっています。もとは日光の3つの山の神を信仰していたものですが、今は縁結びの神様としても人気があるようです。

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「ダークナイト ライジング」

クリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベイル主演のバットマンシリーズ最新作、「ダークナイト ライジング」(The Dark Knight Rises)を見ました。「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続く、シリーズ3部作の完結編です。

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トゥーフェイスことハービー・デントの罪を被り、姿を消していたバットマンことブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)。それから8年、ゴッサム・シティは平和が保たれていましたが、強靭な肉体と冷徹な頭脳、スキンヘッドにマスクという異様な風貌のテロリスト、ベイン(トム・ハーディ)が現れ、街をパニックに陥れます。

肉体的にも精神的にも深く傷つき、隠居生活を送っていたブルースでしたが、ベインを倒すべく、再びバットマンとして立ち上がります…。

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バットマンは、私はもとはアメリカで見ていたTVアニメのファンでした。どこか影があって人を寄せ付けない孤高の雰囲気に、一般的なヒーローとはひと味もふた味も違う魅力を感じます。

今回は予告映像で繰り返し見ていた、アメフトのスタジアムが陥没していく場面が、同じノーラン監督の映画「インセプション」の、街がぐにゃりと曲がるシーンと同じくらいのインパクトがあって、これは是非劇場で体感しなくては、と楽しみにしていました。

前2作の記憶が曖昧になっていたので、予習しておけばよかったかな… と思う間もなく、冒頭からいきなり緊張感あふれる飛行機からの脱出シーンに、手に汗にぎる興奮を味わいました。

ブルース・ウェインはすっかり衰えて、杖をつきながらの登場。バットマンとしてよみがえるまでがなかなか長いのですが、バットマンを敬愛する若き警官ジョン・ブレイク(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)が活躍し、しっかりつないでいました。

このほか、今回はトム・ハーディや、マリオン・コティヤール…とチーム・インセプション?のメンバーが重要な役どころを演じていましたが、その一方で、キャットウーマンことセリーナ・カイルを演じるアン・ハサウェイが、かわいくてかっこよかったです。フレッシュな魅力をふりまいていました。

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こぼれるような大きな瞳としなやかな身のこなし、敵か味方かよくわからない謎めいたところが猫っぽくて、女性の目から見てもチャーミングでした。

ノーラン監督の重厚感あふれるバットマンは見応えがあって、完結編にふさわしいドラマティックなエンディングでしたが、次回作を予感させる場面もいくつかあって気になりました。^^

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夏野菜のカレー & トマトのバルサミコソテー

台風が直撃して南の島へ行けなくなってしまいましたが、せっかくのお休みをそのままにするのもしのびず、旅行先を急遽変更することにしました。西方向は避けた方がよさそうなので、北方向で比較的さくっと行けそうなところをピックアップして…。

なんとかネットで宿の予約ができたので、シュノーケルとサンダルを、ジーンズとスニーカーに替えて、いざ出発。一日遅れで休暇をすごしてきました。少し落ち着いたら、旅行記をアップさせていただきますね。

さて、旅行前は冷蔵庫の整理をかねて、夏野菜のカレーを作りました。

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野菜は、炒め蒸しする(たまねぎ)、素揚げする(かぼちゃ、なす、いんげん、しいたけ、カラーピーマン)、そのまま入れる(トマト)と3種類の方法に分けて入れました。野菜が主役のカレーなので、お肉はあまり主張しないよう、豚薄切り肉を使いました。

  1. かぼちゃ、なす、いんげん、しいたけ、カラーピーマンを適当な大きさにカットし、素揚げします。
  2. たまねぎのスライスをオリーブ油を熱した厚手のお鍋で炒め、全体に油をなじませます。あとは火を弱めてふたをし、たまねぎがしんなり薄いブラウンになるまで蒸し煮にします。
  3. そこに豚薄切り肉を加えて炒めます。火が通ったら水を加え、そのままことこと煮込みます。ルウを加えてよく溶かし、素揚げした野菜と一口大にカットしたトマトを加えて、さらに煮込んでできあがり。

ルウはSBの「地中海カレー」を使いましたが、トマトとオリーブの風味が夏野菜たっぷりのカレーによく合いましたよ。おいしくいただきました。

これに合わせて、「トマトのバルサミコソテー」を用意しました。

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トマトは横にスライスし、テフロンのフライパンに油をひかずにそのまま両面じ~っと焼きます。塩こしょうしたらオリーブ油と白バルサミコ酢を大さじ2くらいずつ加えて、軽く煮詰めてできあがり。盛り付けてからあさつきを散らしました。

熱を加えたトマトの甘みにバルサミコの酸味がさわやかにマッチして、とろけるようにおいしかったです。

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「酢重ダイニング」 のランチ

ミュージカルの前に、ヒカリエでお昼をいただくことに。開演に間に合うよう、レストラン街の開店時間に合わせて訪れましたが、すでに列ができているお店もあってびっくりしました。どれもおいしそうで迷いましたが、この日は暑かったので「酢重ダイニング」で、さっぱりと和の定食をいただきました。

軽井沢のお店だそうですが、都内にも何店舗かあるようです。黒を貴重にしたすっきりと和モダンなインテリア。お店の前に、お米の大きな袋が豪快に積み重ねてあって、シンプルに素材にこだわっているのがうかがえました。

いろいろあるランチセットの中から、私は「酢重のおばんざい 4種盛り合わせ」をいただきました。

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四角いトレーに、左上のメインのお料理と3種類の副菜がセットされています。メインのお料理は、銀だらの味噌漬けを選びました。副菜は、ふろふき大根&ズッキーニ、お豆の入ったサラダ、モロッコいんげんとかぼちゃのマッシュです。

野菜中心のヘルシーなおばんざいはどれも女性好み。メインの銀だらは脂がのってしっかりとした味付けで、ボリュームがありました。

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こちらは、「彩り野菜と信州豚の黒酢炒め」です。和風酢豚といった感じですが、黒酢が強めに効かせたさっぱりとしたお味でした。野菜はなすやれんこんモロッコいんげんなど。お肉が柔らかくてむっくりしていました。上に白髪ねぎがたっぷりのっています。

どのランチセットにも、ごはん(白米 or 玄米)、お味噌汁、お漬物、キャベツとしめじのおひたしのトレーがつきます。

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私は玄米をいただきましたが、かみしめるほどに味わい深く、おいしかったです。

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今日から石垣島に行く予定で、朝5時半に羽田空港に行ってきましたが、台風9号が直撃していて便は一日中欠航。明日以降も見通しが立たないということで、旅行をキャンセルしました。残念ですが気を取り直して、急遽予定を変更しました。今度は無事に着くといいですが…。^^

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