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2013年1月

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

アン・リー監督の3Dアドヴェンチャー・ドラマ、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(Life of Pi)を見ました。航海中に遭難し、救命ボートで227日間、トラといっしょに漂流することになった少年のサバイバルを、美しい3D映像で描きます。原作はヤン・マーテルのブッカー賞受賞作、「パイの物語」。

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小説のネタを探していた作家(レイフ・スポール)は、カナダに住むインド人哲学者、パイ・パテル(イルファン・カール)のもとを訪れ、彼が16歳の時に体験したという世にも不思議な冒険譚を聞きます。

インドで動物園を営んでいたパイの一家はカナダに移住することになり、動物ともども貨物船に乗りますが、航海中に嵐に見舞われ船は難破。パイは命からがら救命ボートに逃れたものの、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、さらに”リチャード・パーカー”と名付けられたトラと漂流することになったのです…。

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圧倒的な映像美と、物語の運びの巧みさ。シェヘラザードの話に耳を傾けるシャリアール王のように、次なる展開が気になって、わくわくドキドキと物語の世界に引き込まれました。深遠なエンディングにもうならされる、大人のためのファンタジーです。

パイの話は、インドでの少年時代に遡ります。パイという名前の由来や、厳しい父親からトラがいかに獰猛か身をもって教えられたエピソード。パイの賢さと勇敢さ、好奇心と粘り強さ、ユーモアと信仰心が伝わってきて、それらがのちに彼の漂流生活を支える大きな力となったのだとわかりました。

ボートの動物たちは間もなくトラの餌食となり、パイとリチャード・パーカーの1対1のサバイバル生活が始まります。浮き輪とボートの底板で筏を作り、まずは自分の居場所を確保するパイ。水と食料はあっという間に底をつき、あとは魚を捕まえて生き延びるしかありません。

隙あらば襲いかかろうとするリチャード・パーカーとの命がけの攻防戦。海に落ちたパーカーに、一度は斧を振り下ろしかけるパイでしたが、結局彼を助けます。パーカーは脅威の存在ではあるけれど、彼がいたから、パイは孤独にも耐えることができたし、彼との緊張感が生きる力を与えてくれたのです。

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日々刻々と変化する、海の幻想的な美しさに息を呑みました。どこまでも青い海、朝に夕に黄金色に輝く海、満天の星空の下で妖しく光る海…。しかしその海も時には嵐となって牙をむき、パイの小舟に容赦なく襲いかかります。優しく包み込むだけではない、自然の真の姿がそこにはありました。

もうだめか…と思った時に漂着した、神秘的な無人島でのできごと。最後にメキシコにたどり着いた時の、パーカーとのほろ苦い別れ…。冒険のすべてが、パイが生き延びるために用意された、神様からの贈り物のように感じられました。

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原作は衝撃的なお話… のようですが、映画はあくまでも美しく幻想的で、スピリチュアルな寓話に仕立ててあるのに、監督の良識とセンスを感じました。静かな余韻に心地よく満たされる作品でした。

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ごぼう入りビーフシチュー & 大根入りポトフ

今年の冬は例年になく寒い日が続いているような気がします。夕食にも、シチューなどの煮込み料理を作ることが多くなりました。最近は、和の素材を入れて作るシチューがお気に入りです。

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ごぼうのしみじみとした味わいが好きで、クリームシチューにもよく入れますが、この日はビーフシチューに入れました。

塩こしょうして小麦粉をはたいた牛肉をフライパンで焼いて取り出し、たまねぎとセロリをていねいに炒めます。それらをお鍋に入れて赤ワインを注ぎ、アルコールを飛ばしたらトマト缶、ブイヨン、にんじん、ごぼうを入れてことこと煮込みます。トマトケチャップ、ウスターソース、塩こしょうで味を調えてできあがり。

そういえば先日、BSで「幸せの1ページ」(Nim's Island)という映画を見たら、無人島に住むアビゲイルちゃんも、ごぼう入りのシチューを作っていました。^^ (吹き替えではごぼうと言ってましたが、ほんとうは”木の根”かもしれません。)  

もともとごぼうと牛肉はしぐれ煮にするくらいですから相性抜群。シチューにしてもよく合います。翌日には、味が落ち着いてますますおいしくなりました。

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chick 大根入りポトフ chick

大根をフレンチの煮込み料理に使うのは、もとはレストラン・モナリザの河野透シェフの本を見て得たアイデアです。そういえば先日見た「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」という映画にも、フレンチのシェフが大根をお料理に使うシーンがありました。

この日はいただきもののおいしいソーセージがあったので、ポトフを作りました。下ゆでしたソーセージと鶏手羽元、大根、長ねぎ、セロリ、じゃがいも、にんじんをお鍋に入れ、風味付けにベイリーフと黒粒こしょうを加え、水からことこと煮込みます。

味付けはおいしいお塩のみ。それでもお肉と野菜のおだしとゆったりした時間が、お料理をしみじみおいしく仕上げてくれます。残ったポトフは材料を細かくして、ミルクスープやミネストローネにしても。今回は残った手羽元を別の日にカレーに入れましたが、そちらもおいしくいただきました。

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「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」

DVDで、ドキュメンタリー映画の「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」(Herb & Dorothy)を見ました。ニューヨークに住む現代アートのコレクター、ハーバート&ドロシー・ヴァンゲル夫妻のアートへの愛あふれる生き方を温かいまなざしで追います。監督はNY在住のジャーナリスト、佐々木芽生(めぐみ)さん。

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郵便局員のハーブと図書館司書のドロシーは1962年に結婚。ニューヨークの小さなアパートで新生活をスタートさせた2人は、最初は自らアートを制作していましたが、65年にソル・ルウィットの作品を購入したのをきっかけに、お気に入りの現代アートを見つけては購入するようになりました。

展覧会に出かけてアーティストたちと交流し、作品が気に入れば購入するという日々。2人は、「自分たちのお給料で買える」「1DKのアパートの部屋に入る」という2つの基準を設け、その範囲でお気に入りのアートを片っ端から買い集めました。

2人がアートを購入する理由は、「好きだから」。2人が無名の頃に見出し、その後有名になったアーティストも数多くいますが、投機目的でアートを購入したことは一度もありません。だからアパートの部屋が膨大なアート作品であふれても、それを転売するなんて考えたこともないのです。

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そうして40年にわたって集めた作品は、なんと約4000点。中には美術史に刻まれる重要な作品もあり、火事になったらたいへん!と数々の美術館から作品を引き取りたいという申し出が来るようになりましたが、大好きなアートを手放すことに2人はなかなか決心がつきません。

しかし1992年、2人は最終的にワシントンのナショナルギャラリーに全コレクションを寄贈することを決意します。ナショナルギャラリーに決めたのは、永久保存を約束してくれたから。また、無料で公開されていて誰でも見ることができる、というのも理想に適っていました。

結局スペースの問題から、ナショナルギャラリーで収容するのは1000点が限界とわかり、残りの作品は全米50州の美術館に50点ずつ寄贈することになりました。 この「50×50」プロジェクトについては、佐々木監督が続編として映画化、日本では3月30日より公開される予定です。(公式HP

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おもしろかったのは、パリのポン・ヌフの梱包アートなどで知られるクリスト&ジャンヌ=クロード夫妻のエピソード。2人が夫妻のデザイン画を購入しようとしたところ、既に値が上がっていて、あきらめざるを得ませんでした。そこで夫妻は、愛猫の世話をしてもらうかわりに、2人に絵をゆずることにしたのだそうです。

クリスト&ジャンヌ=クロードが、2005年にニューヨークのセントラルパークをオレンジ色のカーテンで埋め尽くしたThe Gateという作品は、私も現地で見る幸運を得ました。公園を歩きながら、自分もアートの一部になったようにわくわくしたことを、映画を見ながら懐かしく思い出しました…。

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ニューヨークの現代アートの発展に大きく貢献した2人でしたが、ハーブは自分が有名なコレクターだと語ることなく、郵便局でも誰一人知らなかったとか。そして全財産を注いで購入したアートを、あっさりと国に寄贈してしまう懐の大きさ。2人のアートに対する純粋な愛に、心を打たれました。

なお、ハーブは2012年7月静かに息を引き取られたそうです。改めて心よりご冥福をお祈りいたします。

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三軒茶屋 「濱田家」さんの和風パン

私用で三軒茶屋に出かけた折に、前から気になっていた和テイストのパン屋さん、「小麦と酵母 濱田家」さんに寄ってみました。以前、おみやげにいただいて、しっかりとした味わいが印象深く、とてもおいしかったので、いつかお店に行ってみたいと思っていたのです。

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(画像はネットよりお借りしました)

お店は世田谷通り沿い、ビルの1階にありますが、外観はどちらかというとおそば屋さん?といった雰囲気。味わいのある格子戸をガラガラと開けると、小さな店内にはおいしそうなパンがいっぱい! 目移りしてしまって迷いに迷い、ようやくいくつか選びました。

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一番人気の豆パンに、くるみあんパン、あんパン、ベーコンロール、チーズパン、ぶどうパン。写真にはないですがカレーパンも。今回は買いませんでしたが、ひじきパンやきんぴらパンといったお惣菜パンや、バゲットなどもありました。シンプルな食パンもおいしそうでした。

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豆パンとあんパンを半分ずつ。豆パンには、ほんのり甘いえんどう豆がひょこひょこ入っています。生地は柔らかすぎず、しっかり弾力がありました。ほんのり甘みを感じるのは、小麦と酵母のお味でしょうか。まじめにていねいに作られているのが伝わってきて、しみじみおいしさをかみしめました。

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ぶどうパンはスライスしてトーストし、市販のゆず茶をジャムのかわりにのせました。これに、いちごのヨーグルトがけと、チャウダー(クリームシチューの残りを豆乳でのばしたもの)を添えて、いただきます。

ぶどうパンは、きれいな焼き色がつきました。外はさくっ、中はふわっとしておいしい。レーズンの並び方を見ると、生地をていねいに巻いて作ったのがわかります。作り手の技を感じながら、心豊かな朝食になりました。

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壽初春大歌舞伎 「寿式三番叟」「車引」「戻橋」「傾城反魂香」

新橋演舞場に、壽初春大歌舞伎 昼の部を見に行きました。演目は、「寿式三番叟」「菅原伝授手習鑑 車引」「戻橋」「傾城反魂香」。新年を寿ぐ舞踏に始まり、古典、舞踏劇、締めは夫婦の情愛を描いた人情劇…と、新春らしい華やかで晴れやかな舞台を堪能しました。

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寿式三番叟 (ことぶきしきさんばそう)
能楽の「翁」を題材とし、天下泰平、五穀豊穣、国土安穏を祈る、お正月の代表的なお祝いの舞踏です。

幕が開くと、舞台いっぱい横2段にずらりと長唄とお囃子の衆が並んでいるのが圧巻。威勢のいい音色に合わせて、奈落から三番叟(中村梅玉)、附千歳(片岡進之介)、翁(片岡我當)、千歳(中村魁春)がせり上がってくると、それだけでわくわく興奮してきました。

翁と附千歳による厳かで格調高い舞踏に続き、三番叟と千歳が軽やかに舞います。その様子はまるで動くお雛様のよう。附千歳の大胆な亀甲柄、千歳の春らしい薄桃色の晴れ着と、衣装も華やかでうっとりしました。

菅原伝授手習鑑 車引 (すがわらでんじゅてならいかがみ)
三つ子の兄弟に生まれるも、今はそれぞれ別の要人の舎人として奉公している梅王丸(坂東三津五郎)、桜丸(中村七之助)、松王丸(中村橋之助)の3人。

梅王丸と桜丸が、松王丸が仕える藤原時平(坂東彌十郎)を襲おうとしたことで、3人は兄弟げんかとなりますが、やがて現れる時平の威光に射すくめられ、たじたじとなってしまいます…。

歌舞伎らしい様式美あふれる作品。荒々しい梅王丸と穏やかな桜丸、やがて登場する松王丸、3人の違いが隈取のお化粧や身のこなし、声音によって個性豊かに演じ分けられていて楽しかったです。最後に牛車の上から華々しく登場する、時平の迫力と存在感に圧倒されました。

新古演劇十種の内 戻橋 (もどりばし)
源頼光の家臣 渡辺綱(松本幸四郎)は一条戻橋で出会った美しい女 小百合(中村福助)を五条まで送りますが、彼女の正体は鬼女。本性を顕した小百合は綱に腕を斬り落とされ、雷鳴の中に消えていきます…。

以前、紅葉狩で更科姫から鬼女に変身する福助さんを拝見しましたが、こういう役どころはお手のもの? 今回もコミカルでキュートな悪女と恐ろしい鬼女のギャップが見事でした。雷雲を模した薄幕が開くと、片腕を斬り落とされた鬼女が宙吊りになって飛んでいくのも、アクロバティックで楽しかったです。

傾城反魂香 (けいせいはんごんこう)
絵師で吃音の又平(中村吉右衛門)は、女房おとく(中村芝雀)を伴い、師匠の土佐将監(中村歌六)に「土佐」を名乗ることを願い出ますが、聞き入れられません。しかし絶望し死を決意した又平が手水鉢に自画像を描くと、奇跡が起こり…。

ちょうど三島由紀夫の「金閣寺」を読んでいたので、同じ吃音の主人公として2人を比べて見てしまいました。そして又平には優しく献身的なおとくのような女房がいて、なんて幸せだろうと思いました。又平とおとく、二人の絶望とそこに射す一筋の光明。穏やかな余韻の残る幕引きに温かい気持ちでいっぱいになりました。

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工事中の新歌舞伎座の前を通って帰りました。外観はほぼ完成していて小さな工事車両を残すのみ、最終的な仕上げの段階に入っているようでした。4月の舞台開きまでもうすぐです。

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お重箱で作る抹茶ティラミス

今年初めて作ったお菓子です。何かお正月らしいものがいいなあ…と、ふとひらめいて、お重箱で抹茶ティラミスを作ってみました。

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お重箱と同じサイズの四角いケーキ型で、抹茶のスポンジを焼きます。冷めたら厚みを半分にカットし、お重箱の中へ。抹茶シロップをぬって、チーズクリームをのせ広げる、これを2回繰り返します。

抹茶シロップは、水に抹茶と砂糖を加えて火にかけて煮とかし、冷めてから抹茶リキュールを混ぜて作りました。ティラミスのチーズクリームは、本来はマスカルポーネを使いますが、私は手に入りやすいクリームチーズ、ヨーグルト、泡立てた生クリーム、砂糖を混ぜて作っています。

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上から抹茶をふるい入れ、波型のスクレイパーで水紋風の模様を描きました。

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いつものティラミスでは、プレーンなスポンジにカルアを混ぜたコーヒーシロップ、上からココアをふるって作りますが、それらを全て抹茶に替えることで新鮮な味わいになりました。抹茶のビターな味が意外にも酸味のあるクリームによく合います。コーヒーといっしょにいただきましたが、緑茶やお抹茶にも合いそうです。

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先日、自分用のPC(ネットブック)がウィルスに感染してしまいました…。12月のクリスマスシーズンに、FedExから何度も「あなた宛ての荷物が届いているので、このレシートを印刷して近くの郵便局に取りに行ってください」というメールが届いていました。

しばらく無視していましたが、何度も届くうちにうっかりクリックしてしまったのが運のツキ。それ以来、動作が遅くなり、数日後にネットが使えなくなってしまいました。「あなたのPCはウィルスに感染しています。取り除くためにこのソフト($89)をインストールしてください」と、カード番号を入力させる表示が…。

FedEXやUS Postal Serviceのロゴに、つい気を許してしまいましたが、クリスマスシーズンを狙った詐欺だったようです。聞いたところでは、同様の手口でAmazonを騙ったものもあるとか。

ウィルスに感染したPCは、修理するとすればOSの再インストールになりますが、それなら最新のタブレットにしたいところ。家族共用のPCとiPhoneで用が足りるので、とりあえず必要ないかな…と思っています。

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「96時間/リベンジ」

リーアム・ニーソン主演のアクションサスペンス「96時間」(Taken)の続編、「96時間/リベンジ」(Taken 2)を見ました。今回は、トルコ・イスタンブールのエキゾチックな旧市街を舞台に、リーアム演じるブライアンが家族を守るために暴れまくります。

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イスタンブールで警護の仕事を終えた元CIA工作員のブライアン(リーアム・ニーソン)は、元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)、娘のキム(マギー・グレイス)を呼び寄せ、いっしょにバカンスをすごそうとしていました。

しかし、前作で息子を殺され、復讐心に燃えるアルバニア系人身売買組織のボス ムラドは、ブライアンの居場所を突き止め、部下たちを引き連れてイスタンブールへと向かいます。彼らの魔の手は、ブライアンのみならず、レノーアとキムにも近づきます…。

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前作の「96時間」がおもしろかったので、楽しみにしていました。今回も、CIAで培った冷静な情報分析能力とキレのあるアクションは健在で、とにかく強いブライアンがかっこいい。娘キムへの溺愛ぶりも相変わらずで、ついにやにやしてしまいました。

舞台となるイスタンブールのエキゾチックな美しさにも、心を奪われました。活気あふれるバザール、石畳の小道、荘厳なモスク… とにかく絵になる風景です。複雑に入り組んだ街並みで繰り広げられるカーチェイスはスリル満点!

煉瓦の屋根が連なる風景は、「007 スカイフォール」にも登場し印象的でしたが、今、イスタンブールが波に乗っているのを感じます。2020年のオリンピックも、風はイスタンブールに吹くような気がします…。

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囚われたブライアンが秘密の極小電話でホテルにいるキムに連絡し、車の移動時間や爆発音の到達時間、風向きを総合して、自分のいる場所を割り出させる、という論理的アプローチにわくわくしました。

それから目隠しされたまま車で移送されるブライアンが、車が移動する秒数ごとに聞こえる周囲の音を記憶して、のちに敵の居場所を探し当てる、という特殊能力にもびっくり。あらゆる手がかりを逃さない研ぎ澄まされた感性がすばらしい。

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いつもかっこいいブライアンですが、さすがにそろそろ老いがにじんできたのを感じます。ムラドに「もう疲れた。終わりにしたい。」と言ったのはリーアムの本音?に聞こえましたが、ひょっとして、ムラドの2人の息子がリベンジするという続編もあるかしら…。

”アメリカが正義”というご都合主義は少々気になるものの、単純にすかっと楽しめました。

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ゆず茶とおしるこ

年末、知り合いの方に、お家で実ったゆずをいただきました。

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小さくて、ころんとかわいいゆずたち。この時期、お鍋やお料理に大活躍ですが、せっかく皮まで安全なゆずなので、”ゆず茶”を作ってみることにしました。レシピはこちらのサイトを参照しました。

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(左)一回ゆでこぼしした皮をゆで、冷水にとります。 (右)グラニュー糖を混ぜた果汁と、千切りにした皮をことこと煮てできあがり。あまり煮詰めすぎないよう、とろとろのところで火を止めました。

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ゆず色?のパイレックスに入れて、冷蔵庫で保存しています。カップに適量入れてはちみつを加え、熱湯を注いでいただきます♪

実はゆず茶を飲むのは初めて!でしたが、はちみつとお砂糖のやさしい甘さと果汁のさわやかな酸味、そして皮のほのかな苦さが相まってとってもおいしい。体が温まり、心もほっと休まります。

今まで風邪をひいたかな?という時には、ホットはちみつレモネードを作って飲んでいましたが、これからはゆず茶が定番になりそうです。^^

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そして、この時期は甘い小豆をいただくのも楽しみです。

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大粒の大納言なので、一晩おいてからことこと柔らかくなるまで煮ました。お砂糖を少しずつ加えてさらに煮て、最後にお塩少々で味を調えてできあがり。私はいつもお豆と同量のお砂糖で少し甘めに煮るのが好きです。

こちらはZIPLOCKに小分けして、冷凍庫で保存しています。

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年末においしい杵つきのおもちをいただいたので、グリルで焼いておしるこにしていただきました。こっくりとした甘さが、ほっと落ち着くおいしさです。

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松濤美術館 「シャガールのタピスリー展」

昨日は私用で朝から雨の中を出かけましたが、ふと気がつくと大雪! 都心でも8cmの積雪となりました。

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ノーマルタイヤだったので、なるべく坂道を避けて慎重に帰ったら、ずいぶん時間がかかってしまいました。成人式の晴れ着姿の方もたくさん見かけましたが、お帰りは無事だったでしょうか。これもまたよい思い出となりますように…。

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さて先週、渋谷の松濤美術館で開催されている「シャガールのタピスリー展」(~1月27日まで)を見に行きました。シャガールは大好きなアーティストですし、以前ベルナード・カトランのタピスリー作品を見て、油絵とは違う質感と表現に圧倒されたので、今回の展覧会を楽しみにしていました。

シャガールは日本でも人気の画家ですが、このようにタピスリー(=タペストリー,大きな絵画風の織物)が一堂に会する展覧会は貴重だそうです。学芸員さんによるギャラリートークに参加して、お話をうかがいながら鑑賞しました。

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天井の高い地下展示室に入ると、サーカス、花束、雄鶏、恋人たち…といった幻想的なシャガールの世界をそのまま表現した、巨大なタピスリーがいくつも並んでいて圧倒されました。横には元となるシャガールの油絵やリトグラフが並べて展示されているので、比較しながら興味深く見ることができました。

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タピスリーを制作したのは、シャガールが最も信頼したタピスリー作家、イヴェット・コキール=プランスです。彼女が心がけたのは、シャガールの作品をそのままコピーするのではなく、シャガールだったらどうするかを考え、シャガールの魂をタピスリーに表現することでした。

原画の色をそのまま大きなタピスリーに使うと、全体的に暗くなってしまうので、色をやや明るくし、原画の印象が損なわれないよう最大限の配慮がされていることが、原画とタピスリー、2つの作品を比較するとよくわかりました。

2階の展示室には、織物の道具や糸巻、原寸大の下絵が展示されていて、こちらも興味深かったです。下絵は、原画を裏返しに拡大コピーしたもので、細かく区分され色指定してありました。糸は25色あるそうですから、縦糸と横糸の組み合わせで全625色ということでしょうか。

有限の色数によるデジタルな表現のはずなのに、原画の筆さばきや繊細な色使いまでそのままに再現し、さらにタピスリーとして新しい命が吹き込まれているのが魔法のように感じられました。イヴェットの指示によって作品を織り上げる、熟練した職人さんたちの技にも感動しました。

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一番大きい「平和」という作品。4m×6mくらいあります。宇宙を思わせる青の空間に万物が集う、幻想的で壮大な作品です。晩年のシャガールは、ランス聖堂のステンドグラスやパリ・オペラ座の天井など、モニュメンタルな大作を手掛けましたが、この作品からもそれらに匹敵する大きなメッセージが伝わってきました。

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牛鍋で新年会

お正月に横浜・曙町にある牛鍋(すき焼き)の老舗、「荒井屋」さんで家族の新年会がありました。昔ながらの味わいのあるお座敷で、明治28年から伝わる文明開化のお味を堪能してきました。

牛鍋の前に、まずは季節の前菜を…。

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牛肉がほろほろに柔らかい八幡巻き。海老とすり身を羽子板に見立た一品には、羽根を模した十字の葉っぱが添えてありました。斜めにカットして立てたアスパラガスは角松のよう。このほか、お刺身や蟹入りのなますなど、目にも舌にもおいしくいただきました。

この日は獅子舞がありました。前菜をいただいていると、元気のいいお囃子の音が聞こえてきて、お座敷に獅子舞がやってきました。

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ひとしきり元気に舞ったあとは、一年の幸運を願って一人ひとりの頭をかぷっとしてくれました。ひょっとこのお面をかぶったり、床に落ちたみかんをくわえたり、とひょうきんでお茶目なお獅子さんでした。

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さて… 卓上コンロが運ばれてきて、いよいよ牛鍋の用意が整いました。最初は仲居さんが鉄鍋に材料並べ割り下を注いで見せてくださいます。

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甘辛いたれに柔らかい霜降りのお肉がとろけるよう。新鮮な野菜やお豆腐とともにおいしくいただきました。ごはんが欲しくなったので、しめのうどんを替えていただきました。食後のデザートはまっかないちご。さっぱり冷たくておいしかったです。

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老舗ならではのお味とおもてなしに、体も心もぽかぽか温まりました。

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お年賀にお店のてぬぐいと干支のお猪口をいただきました。お猪口は青森の湖久焼(こきゅうやき)という焼き物で、畑野謙一さんという方の作品でした。深々と味わいのあるブルーがなんとも美しくて引き込まれました。北国の澄んだ湖に思いを馳せました。

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「砂漠でサーモン・フィッシング」

ユアン・マクレガー×エミリー・ブラント主演のヒューマンドラマ、「砂漠でサーモン・フィッシング」(Salmon Fishing in the Yemen)を見ました。英国でベストセラーになった「イエメンで鮭釣りを」を「スラムドッグ$ミリオネラ」のサイモン・ボーファイが脚本化。監督は「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム。

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水産学者のフレッド・ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)は、投資コンサルタントのハリエット(エミリー・ブラント)から「砂漠の国イエメンで鮭釣りがしたい」という相談を受けます。彼女の顧客であるイエメンの大富豪シャイフ(アムール・ワケド)の、たっての依頼だというのです。

フレッドはにべもなく不可能だと断りますが、イギリスの中東におけるイメージアップに苦慮していた首相広報官のマクスウェル(クリスティン・スコット・トーマス)がこの話題に飛びついたことで、やがて国家プロジェクトとして動き始めることに…。

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とぼけた持ち味のタイトルそのままに、ほんわかゆるい雰囲気が魅力の作品でした。設定のおもしろさもあり、最初からテンポよく引き込まれましたが、ハリエットの恋人が戦死したかも?というあたりから話がすれて、少々睡魔に襲われました…。^^;

きまじめでちょっぴり気弱なフレッド、有能で細やかなやさしさのあるハリエット、超然としていてロマンティックな理想をもつシャイフ… 3人の織りなすハーモニーが心地よい。英スコットランドとイエメン(ロケ地はモロッコ)、対照的な2つの風景も美しく、心に残りました。

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全体にまったりした雰囲気の中、やり手の首相広報官を演じるクリスティン・スコット・トーマスのはじけぶりが楽しかった。原作は全文チャットやメールのやり取りで書かれているそうですが(イギリス版電車男?)、首相とマクスウェルのチャットの掛け合いが、最高におかしかったです。

プロジェクトを通じて、フレッドとハリエットが徐々に惹かれあっていくのは自然ななりゆきですが、フレッドには妻が、ハリエットには恋人がそれぞれいたので、素直に喜べなかったのが残念。特にハリエットの恋人(ハンサムな軍人さん)はちょっぴりかわいそうになりました。

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イギリス映画に出ているエミリー・ブラントは、いつもよりナチュラルに見えてすてきでした。ブリティッシュファッションがよく似合っていましたよ。

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映画の後、銀座の三笠会館でランチをいただきました。食後の飲み物をカプチーノにしたら…

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なんと、ゾウさんとラッコちゃん。新年早々ハッピーな気分になりました。^^

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ガレット・デ・ロワと七草がゆ

パン屋さんのメゾンカイザーをのぞいたら、ガレット・デ・ロワ(galette des rois)が置いてあったので買ってきました。

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フランスで、公現祭(1月6日)に食べるというアーモンドクリーム入りのパイ。我が家では食べる習慣はありませんが、たまにはこういうのも楽しい。私は以前、あずき入りのガレット・デ・ロワを作ったことがあります。^^

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中にフェ―ヴとよばれる陶器を入れ、切り分けた時にそれが当たった人は、王冠をかむり祝福されるそうです。私が買ったのは直径15cmくらいの小さいガレットですが、ちゃんと紙製の王冠と別添えのフェーヴがついていました。

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フェーヴは小さなタイルで、フランスの劇作家ジャン・アヌイ(Jean Anouilh)という人のことばが書いてありました。(私は現実が好きだ。それはパンの味がする。) アーモンドクリームにほんのりラムが効かせてあり、風味よくおいしかったです。

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さて、昨日は七草でした。七草がゆは本来は朝食べるものですが、我が家は都合により、夕食にいただくことになりました。

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炊飯器で炊いたおかゆに、さっとゆでて刻んだ七草を混ぜ、お塩で軽く味付けしました。七草のわずかに野生を感じる味わいが大好きです。これにあわせたのは…

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(左)ぶり大根。正確には、大根の煮物の残りにぶりの照り焼きをのせた、”ぶりと大根”ですが…。^^ どちらも味がこっくりとしみておいしかったです。

(右)五目豆。以前は具を大豆の大きさに合わせていましたが、前にタニタの方にお話をうかがった時に、よくかむように具を大きくするといいとお聞きしたので、最近は大豆より大きい乱切りにしています。たしかにこうすると食感が楽しめておいしいです。

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今年も健やかな一年となりますように。

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My Favorite Movies & Books in 2012

2012年を振り返って… 昨年見た新作映画、旧作映画、読んだ本の中から、特に心に残ったものをピックアップしました。感想の詳細は、リンク先をご参照くだされば幸いです。

movie 映画・新作編 movie

2012年に劇場で見た新作映画46本の中から、苦心して選んだ3作品です。

War_horse The_help Les_miserables

戦火の馬 (War Horse)
こういうお話に弱いのです…。ヨーロッパの美しい田園風景、ジョン・ウィリアムスのドラマティックな音楽にも魅せられました。

ヘルプ ~心がつなぐストーリー~ (The Help)
シリアスな題材をユーモアにのせて描いているという点では、「アルゴ」に通じるものがあるかも。この作品で、ジェシカ・チャステインが大好きになりました。

レ・ミゼラブル (Les Misérables)
ミュージカルが好きなので…。舞台の感動をそのままに、映画の特性がうまく生かされていました。

このほか昨年は、「オレンジと太陽」、「ソウル・サーファー」、「The Lady アウンサンスーチー ひきさかれた愛」と、家族の愛に支えられながら困難に立ち向かう女性たちの実話に大きな勇気を与えられました。

cd 映画・旧作編 cd

2011年以前に公開された旧作・名作映画は、昨年は103本見ました。(DVD/BluRay:78本 TV:25本) その中から特に心に刻まれた3作品です。

Defiance The_wind_that_shakes_the_barley The_lives_of_others

ディファイアンス (Defiance)
麦の穂をゆらす風 (The Wind That Shakes the Barley)
善き人のためのソナタ (Das Leben der Anderen / The Lives of Others)
どの作品も、激動の歴史の1ページを市民の立場から描いた重厚なドラマに、心を動かされました。

また、昨年の私にとってのBest Actressはジェシカ・チャステイン(ヘルプ ~心がつなぐストーリー~/ペイド・バック)、 Best Actorはダニエル・クレイグ(ドラゴン・タトゥーの女/ディファイアンス/007 スカイフォール)です。 

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本は、昨年は長編小説が多かったこともあり29冊しか読めませんでしたが、苦手な歴史小説(坂の上の雲)にもチャレンジしました。一番衝撃を受け、心に刻まれたのはこの作品です。

Haru_no_yuki Honba

三島由紀夫 「豊饒の海」全4巻 (春の雪奔馬/暁の寺/天人五衰)

日本語の豊かさを堪能しました。三島の遺作となった作品ですが、巻を追うごとに少しずつ壊れていく語り部 本多に、三島は何を託そうとしていたのか…。その答えを私はまだ見つけていません。

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このほか舞台芸術では、「シカゴ」でブロードウェイでの舞台にチャレンジした米倉涼子さんに励まされ、アートでは、根津美術館の「KORIN展」、山種美術館の「福田平八郎と日本画モダン展」、軽井沢千住博美術館、と古今の日本画の魅力を再発見しました。

今年も多くの感動に出会える年となりますように。

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伊豆土肥(2) 堂ヶ島の自然

翌日の朝、お部屋からの眺めです。ちょうど清水行きのフェリーが港を出るところでした。土肥⇔清水間のフェリーは富士山の眺望が楽しめる航路で、今この航路に県道223(ふじさん)号が建設される計画があるそうです。自然への影響が心配ですが…。(ニュースはコチラ

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お宿をチェックアウトして、最初にすぐ近くにある土肥金山を訪れました。伊豆にはかつていくつもの金鉱があり、その中でも土肥金山は最大だったそうです。アリの巣のように張り巡らされた金鉱の一部が公開されていて、人形を使った金の採掘の様子を見ることができました。

次に土肥を海岸沿いに南下して、”伊豆の松島”とよばれる堂ヶ島を訪れました。ほんとうは奇岩や洞窟を巡る観光船に乗る予定でしたが、強風のため欠航。>< 代わりに遊歩道を歩きましたが、十分にその雄大な自然を堪能することができました。

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波の浸食作用が作り出すダイナミックな海岸の風景に圧倒されました。でこぼこに浸食された地層の縞模様が美しかったです。

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下を見ると足がすくみます。波が力強く打ち寄せては砕けました。

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点々と続く岩で区切られた内海は穏やかで、自然の港となっていました。

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(左)波に浸食され、この崖の下は洞窟になっています。 (右)向こうに見えるのは三四郎島。干潮になると陸と砂洲でつながるそうです。

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(左)堂ヶ島のさらに南下して、松崎の和食屋さんでお昼にしました。私は下田名物の金目鯛の煮付けの定食をいただきましたが、その大きさにびっくり。身はむっくり、お味はこっくりとして、とてもおいしかったです。

(右)最後は松崎から天城を越えて、浄蓮の滝(じょうれんのたき)に立ち寄りました。石川さゆりさんの「天城越え」という歌にも登場する滝ですが、水量が多く、堂々として迫力のある滝でした。周囲は鬱蒼としていて神秘的な雰囲気がありました。

帰りは東名の渋滞を避けるために、行きと同じく箱根ターンパイクを経由しましたが、山の途中から見る三島の夜景が宝石を散りばめたように美しかったです。山の上は風が強く、車高が高いバンは何度もあおられてスリル満点でした。

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伊豆土肥(1) 元日の富士山

あけましておめでとうございます

~ 今年もどうぞよろしくお願いします ~

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お正月は恒例の家族の集まりがあり、今年は西伊豆の土肥ですごしてきました。例年、お正月の旅行は電車で行くのが決まりでしたが、西伊豆は交通が不便なので、今年は初めて大きなバンを借りて出かけることになりました。

元旦はみごとな日本晴れ。東名高速から厚木小田原道路を経由して箱根ターンパイクを通ると、遠くに青く輝く相模湾が見渡せました。

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青い空、青い海、その手前に緑の山々…と折り重なる風景がみごとでした。海の向こうには伊豆七島が点々と連なっています。その島影の濃淡のグラデーションがとても美しかったです。

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さらにその先の大観山では、富士山と芦ノ湖のみごとなコラボレーションを見ることができました。雪を冠った富士山の、神々しいばかりの美しさ。日本人に生まれたことを幸せに、そして誇りに思いました。

ターンパイクを抜けてから沼津に向かいます。沼津港の大きな魚市場で、新鮮な海の幸のお昼をいただきました。お正月で河岸はお休みですが、一部のおみやげ屋さんや食堂が観光客向けに開いています。私は駿河湾名物の桜海老・生しらす丼をいただきました。

市場でお正月の賑わいを楽しんでから、海沿いに西伊豆を南下しました。

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大瀬崎近くからの眺めです。手前に見えるのが細長くのびる大瀬崎。遠く駿河湾の向こうに富士山が見えます。少し前に雪崩が起きたのでしょうか。山のくぼみのあたりから、雪煙がたなびいているのが見えました。

そして駿河湾の藍色の海の美しさ。この日は風がかなり強く、白い波がうさぎがはねるように移動していくのがはっきりと見えました。

土肥まで海岸沿いの道を走りました。夕暮れに向けて刻々と変化していく海と空が、それはそれは美しかったです。この日は初日の出は見ませんでしたが、海に沈む美しい”初日の入り”を見ることができて感激しました。

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お宿ではおいしい海の幸や温泉を堪能し、いい一年の幕開けとなりました。

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