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エディ・レッドメイン 4作品

公開中の「レ・ミゼラブル」でマリウスを演じているエディ・レッドメインが気になって、過去作品をいくつか追いかけて見てみました。まとめてご紹介させていただきますね。

Marilyn_2

マリリン 7日間の恋 (My Week with Marilyn)
世紀の大スター、マリリン・モンローの知られざる一面を、映画「王子と踊り子」の制作現場を舞台に、当時駆け出しの助監督を務めたコリン・クラークの視点から描きます。2011年イギリス作品。

映画の撮影のためにロンドンにやってきたマリリン(ミシェル・ウィリアムズ)。既に人気スターの彼女でしたが、演技に悩み、監督で共演するローレンス・オリヴィエともうまくいかず、ナーバスになっていました。そんな彼女を支えるのは、第3助監督コリン(エディ・レッドメイン)の存在でした…。

華やかな栄光の陰で、孤独と不安におびえながら、せいいっぱいスターを演じ続けたマリリンを、ミシェル・ウィリアムスが繊細に演じます。とろけるような笑顔の一方でふと見せる、はかなく寂しそうなまなざしが印象的。ミシェルを通じてマリリンの魅力が伝わってきました。

Shepherd_2

グッド・シェパード (The Good Shepherd)
CIA設立当初からメンバーとしてかかわり、組織に身をささげた男の生涯を描く重厚なドラマ。2006年ロバート・デ・ニーロ監督作品。エディ目当てではなかったのですが、マットの息子役で出演していました。^^

イェール大在学中、エドワード・ウィルソン(マット・デイモン)が諜報員としてスカウトされ、CIAで重要な役割を担っていくまでと、1961年キューバ危機におけるピッグス湾上陸作戦の失敗の原因を突き止めるまでが、交互にサスペンスフルに描かれます。最後にひとつに結びつく悲劇に胸をつかれました。

CIA設立のいきさつや冷戦時の諜報活動を知ることができて興味深かったです。国家に身をささげるからには、家族にも相応の覚悟が必要なのでしょうが、単純に割り切れないのが人間という性の難しさ。歴史ドラマとしても人間ドラマとしても見応えのある作品でした。

Handkerchief_2

イエロー・ハンカチーフ (The Yellow Handkerchief)
山田洋次監督の名作「幸せの黄色いハンカチ」のハリウッド・リメイク。アメリカ中南部を舞台にしたロードムービーです。ウィリアム・ハート演じる主人公の不器用な生き方が切なくて胸に迫りました。2008年作品。

エディの役はオリジナルでは武田鉄矢さんが演じていたとか…^^ 複雑な家庭環境で育ち、自分に自信が持てない繊細な若者を好演していました。ラストの黄色いハンカチの場面は、わかっていても感動的。涙があふれました。桃井かおりさんがモーテルの女主人役でちょこっと出演しています。

Savage_grace

美しすぎる母 (Savage Grace)
俗っぽい邦題に気を削がれますが… 1972年ロンドンで実際に起こった殺人事件の背景を描く衝撃作。エディは、母バーバラ(ジュリアン・ムーア)を殺害するに至った息子アントニーを演じます。2007年作品。

不幸な身の上から大富豪ベークランド家に嫁いだバーバラは、息子が生まれ、自称冒険家の夫とともにヨーロッパ各地で贅沢な暮らしをしていましたが、夫とだんだん気持ちがすれ違うようになります。夫に去られたバーバラは、最愛の息子に依存するようになり、やがて悲劇が起こります…。

アントニーが求めていたのは”母親の”愛情だったのに、それがねじ曲げられたことに悲劇の原因があるのかな…。無関心な父親、上流志向が強い母親。無気力で退廃的な両親には全く共感できませんが、アートでゴージャスな映像に惹かれました。ジュリアンが着こなすクラシックなファッションが素敵です。

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映画」カテゴリの記事

コメント

今晩は。

わ~、エディの映画、たくさんご覧になったんですね!

私、早速「イエロー・ハンカチーフ」が見たくなりました!山田洋次監督の「幸せの黄色いハンカチ」はホント名作でしたからね~。でももともとは、これアメリカの歌がモチーフだから、アメリカ映画にぴったりだと思う。エディが武田鉄矢か~。(笑)キャラクターは変えてあるだろうけど。notes

「マリリン」も見たいな~。
「美しすぎる母」は記事で、内容が何となくわかりましたが、ちょっと見るのきつそうだな~。sweat01

「グッド・シェパード」でのエディは、ナイーブすぎてイライラしたりしましたが、愛に飢えてる感じが可愛そうで見ててつらくもありましたね。

投稿: ごみつ | 2013年3月12日 (火) 22時39分

☆ ごみつさま ☆
こんばんは。
今日も風が強かったですね。春三番くらいかしら?
エディの映画、たくさん見たのですが、記事にするのが
すっかり遅くなってしまいました。

私、実は「幸せの黄色いハンカチ」見ていないので
オリジナルを想像しながら見ました。
エディの役は、最初ちょっと不気味なのですが
後から事情がわかって切なくなりました。
この映画に出てくる人は、みんな不器用なんですよね…
そこが愛おしくもあるのですが。

「マリリン」は「王子と踊り子」も合わせて見たら
同じセリフや場面が出てきて、興味深かったです。
「美しすぎる母」は両親には人間として腹が立ちますが
映像は美しく、受け入れやすかったです。
ジュリアン・ムーアはこういうエキセントリックな役が合いますね。

「グッド・シェパード」は重厚で見応えがありました。
今さらながらですが、ロバート・デ・ニーロはすごいな…と。
そういえば、こうしてみるとエディって愛に飢えている
繊細な役どころが多いですね。^^

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2013年3月13日 (水) 22時29分

面白い映画の楽しみ方ですね。
気になる俳優さんを追って、その作品を見るというのは
ファンの場合はあるかもしれませんが、恐らくセレンディピティさんの
場合は、特にファンというわけではない、俳優さんでも
同じような見方をされていることと想像できました。
個人的は、グッド・シェパードが一番観たい内容かな~^^
もう少しで仕事がひと段落できそうなので、平日の休暇を
楽しみたいと思っています^^

投稿: イザワ | 2013年3月14日 (木) 03時20分

☆ イザワさま ☆
おはようございます。
そうですね…。
ひとつの作品から、原作を読んでみたり
同じ監督さんの作品を続けて見てみたり
ある俳優さんに注目して過去作品を見てみたり…
と世界が広がっていくのが、また楽しいですね。

「グッド・シェパード」CIAの歴史を知ることができて
見応えのあるすばらしい作品でした。

だんだん春めいて、陽気もよくなってきたので…
お仕事がひと段落したら、すてきな休暇をおすごしください☆

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2013年3月14日 (木) 08時35分

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