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2013年4月

六本木 「MERCER BRUNCH」 &カリフォルニアサウンド

国立新美術館を訪れた後、東京ミッドタウンの裏手にあるニューヨークスタイルのブランチカフェ、「MERCER BRUNCH」(マーサーブランチ)でお昼をいただきました。

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(写真はHPよりお借りしました)

HPによると”NYにいながら西海岸のエッセンスを取り入れたインテリア”だそうで、ガラス張りの明るく開放的な雰囲気のお店でした。店内には大きな暖炉があり、入り口横にテラス席があります。種類の違う古い木の板を、パッチワークのように組み合わせた壁がすてきでした。

ちなみにMERCERとは、ニューヨークのソーホー地区にあるMercer Streetから来ているそうです。ブランチメニューは10種類くらいあり、迷いに迷いましたが、私はグリルドチキンのサラダをオーダーしました。

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大きなガラスのどんぶりに入ったガーデンサラダに、ハーブの効いたグリルドチキンとポーチドエッグがのっています。まあまあおいしかったですが、(自分でも作れそうなので)ちょっとつまらなかったかな? オムレツかサーモンにすればよかったと後悔しました。

でも、こちらのお店の名物は、なんといってもブリオッシュ生地のパンを使ったフレンチトーストです。甘みがしっかりついているので、メイプルシロップをかけずにこのままいただきますが、ふわふわしっとりとおいしかったです。

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ブランチメニューですが、なんとサーロインステーキもあります。ラタトゥイユとスクランブルドエッグ(または目玉焼き)が添えてあり、ボリュームたっぷり。しっかりエナジーチャージできそうです。こちらにもフレンチトーストがつきます。

深煎りのコーヒーもおいしく、楽しいランチになりました。

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カリフォルニアデザインを見たら、カリフォルニアサウンドを聴きたくなりました。

Minute_by_minute

The Doobie Brothers "Minute by Minute"

1979年の大ヒットアルバムです。AOR(Adult Oriented Rock)をよく聴いていた当時の私は、マイケル・マクドナルド(写真のひげの人)がいた頃のドゥービー・ブラザーズのサウンドが好きで、特に What a Fool Believes という曲が大好きでした。

当時はまだLPレコードの時代でしたが^^ その後10年くらいしてCDが再リリースされた時に、懐かしくてこのアルバムを買ったのでした。久しぶりに聴きましたが、今聴いてもやっぱりいいなー。

81年のライブ映像をYou Tubeで見つけたので、リンクさせていただきますね。CDのレコーディングよりも少し早いテンポで歌っています。

notes The Doobie Brothers "What a Fool Believes" '81 Live

マイケル・マクドナルドの風貌が、「アルゴ」のベン・アフレックみたいですが…^^ あの映画も79年が舞台なので、当時流行のヘアスタイルだったのでしょうね。カリフォルニアデザインから時代を越えて、すっかりノスタルジーにひたってしまいました。

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国立新美術館 「カリフォルニア・デザイン 1930-1965」

国立新美術館で開催れている、「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 モダン・リヴィングの起源」展(~6月3日まで)を見に行きました。20世紀半ばにカリフォルニアで発展したミッドセンチュリー・モダンデザインをテーマに、インテリアや工業製品など約250点を展示する大規模な企画展です。

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ミッドセンチュリー・モダンデザインというと、私の中ではキューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」や「2001年宇宙の旅」に登場する、住宅やインテリアやファッションのイメージ。当時の人たちが思い描いた近未来といった感じの、レトロでシュールなデザインに惹かれます。

実際、カリフォルニアデザインが世界に知られたのは、新聞や雑誌、そしてハリウッド映画が大きな役割をはたしていたそうです。ミッドセンチュリーのデザインが好きで、当時のカリフォルニアの社会やライフスタイルにも興味があったので、楽しみにしていた企画展です。

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会場を入ってすぐに、これらのデザインが目に入ってノックアウトされました。(左)オプコ社のアイスガン。氷をクラッシュする道具です。SFアニメに出てきそう。^^ (右)エアストリーム社の”バンビ”というトレイラー。中はキッチンやリビングセットが完備しています。こんな車で旅してみたい。

第二次世界大戦中、カリフォルニアで航空機産業が発展したのにともない、それらの技術や素材が製品作りにも利用され、アルミニウムを使った流線型のデザインが生み出されました。

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(左)今も人気が高いイームズ夫妻がデザインしたチェア。平らな木の板を滑らかに曲げる「成型合板」という技術を使っていますが、脚をけがした兵士のための、添え木の技術を応用して作ったと知って驚きました。(右)添え木は夫妻の最初の大量生産品で、15万本以上製造されたそうです。

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(左)ケム・ウェーバーの椅子と机。木とプラスティック、クロムメッキ加工のアルミという異素材の組み合わせ、左右対称でないデザインは、当時画期的だったそうです。(中)アーサー・エスペネ・カーペンターのリブ・チェアは、恐竜の背骨みたい。^^ (右)ジョン・カペルの椅子。

カリフォルニアに最新のデザインを持ち込んだのは、ヨーロッパから移住してきた建築家やデザイナーたちです。また、地理的に近いメキシコやアジアのデザインも取り入れられました。カリフォルニアの温暖な気候や自由な雰囲気は、人々のライフスタイルにも影響を与えました。

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(左)壁一面をガラスにして屋内外につながりをもたせた開放的な空間、庭にはプールというカリフォルニアスタイルの住宅。(右)庭におく彫刻も個性的。ファイバーグラスで作られたサーフボード、最新鋭のスポーツカーAVANTI(イタリア語で前進という意味)、カラフルな水着なども展示されていました。

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(左)北欧出身のデザイナー、グロスマンのランプ。(右)今も販売されているイームズの組み合わせ自由な本棚。直線構成とカラフルな色使いがモンドリアンの絵みたい。

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会場には映像資料も多かったですが、なんとイームズのチェアにすわってゆったり見ることができます。全部すわり比べてみましたが、どれも体にフィットしてくつろげました。美しいフォルムは、体にとっても理想的な形なのだと実感しました。

なお、5月11日から「ふたりのイームズ」というチャールズ&レイ・イームズ夫妻のドキュメンタリー映画が全国各地で公開されます。こちらも楽しみです。(公式HP

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歌舞伎座新開場 柿葺落四月大歌舞伎 第二部

第二部の演目は、「弁天娘女男白浪」と「忍夜恋曲者」。前者は盗賊、後者は妖怪が大暴れするアクション活劇で、最新鋭の舞台装置をフルに生かした華やかな舞台でした。杮落し公演ならではの豪華キャストを堪能しました。

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弁天娘女男白浪 (べんてんむすめめおのしらなみ)
浜松屋見世先の場~滑川土橋の場

河竹黙阿弥の名作、盗賊団 白浪五人男のお話です。

鎌倉・雪ノ下の呉服屋 浜松屋に、美しい武家の娘と供侍が婚礼の品を選びにやってきますが、実はこの娘は女装した弁天小僧(尾上菊五郎)、供侍は南郷力丸(市川左團次)。二人は万引き騒ぎを起こして浜松屋をゆすり、まんまと百両を手に入れようとしますが、居合わせた侍に、娘が男だと見破られます。

しかしこの侍こそ盗賊の首領、日本駄右衛門(中村吉右衛門)。弁天小僧、南郷力丸と共謀し、浜松屋を油断させて金をごっそりいただこうという企みでしたが…。

浜松屋での弁天小僧のゆすりの手口は、善良な市民の私には感心することしかり。^^ 貫禄たっぷりの菊五郎さんが、弁天小僧が化けた若い娘を演じるというのもおもしろい。「知らざぁ言って聞かせやしょう」の名台詞も聞けてうれしかったです。

揃いの傘を手にした白浪五人男が稲瀬川にずらりと勢揃いし、それぞれが滔々と名乗りを上げる場面は圧巻で、七五調の台詞が耳に心地よく響きました。着物の柄から着こなしまで、五人のキャラクターがそれぞれ個性的に表現されていたのが興味深かったです。

通常は、この「稲瀬川勢揃いの場」で終わるそうですが、今回はこの後、「極楽寺屋根上の場」、「極楽寺山門の場」、「滑川土橋の場」と続き、新しい舞台装置のお披露目ともいうべき大掛かりな仕掛けが楽しめました。

舞台中央に設えた大屋根の上で、弁天小僧と捕り手が大立ち回りを演じ、捕り手がくるりと回転しながら(とんぼ返り)屋根から次々と落ちていきます。弁天小僧が切腹したところで、大屋根が回転しながら向こう側に倒れ、場面が変わるがんどう返しは大迫力。興奮しました。

忍夜恋曲者 (しのびよるこいはくせもの) 将門
大宅太郎光圀(尾上松緑)が平将門の残党探しに古御所を訪れると、傾城如月と名乗る妖艶な美女が現われます。しかしこの女の正体は、将門の娘 滝夜叉姫(坂東玉三郎)。蝦蟇の妖術を使い、光圀に対峙します…。

真っ暗な中、わずかな照明(面明り)に照らされて、花道途中のすっぽんから玉三郎さん演じる傾城如月が現われると、それだけで周りの空気が変わった気がしました。玉三郎さんは以前シネマ歌舞伎で高野聖を拝見しましたが、こういう妖艶怪奇、幻想的な美人がよく似合います。

タイトルはロマンティックですが、こちらも立ち回りのあるアクション活劇。とはいえ、常磐津の名曲にのせた舞踏劇で、滝夜叉姫と光圀の戦いも、ひとつひとつの動きが美しい形になっていて、うっとり見惚れました。古御所ががらがらと崩れ落ちる屋台崩しも大迫力。ダイナミックな舞台に圧倒されました。

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東銀座でランチ&新しい歌舞伎座へ

4月2日に開場した歌舞伎座の杮落し公演に行ってきました。

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できたてピカピカの第5代歌舞伎座 shine

歌舞伎の公演はたいてい昼・夜2部制で、タイミング的に幕間にお弁当を食べることになりますが、今回の杮落し公演は3部制で私が行く第2部は2時40分からだったので、その前に近くでお昼をいただくことにしました。

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訪れたのは、TRATTORIA DA FELICE(トラットリア・ダ・フェリーチェ)さん。人気のお店のようで、12時になると近くで働く女性で、あっという間にいっぱいになりました。私たちは手打ちパスタに前菜とコーヒー、デザートがつくセットをいただきました。

(左)牛肉をほろほろになるまで煮込んでからほぐして作ったボロネーゼのパスタ。私はたらば蟹のクリームソースを平打ち麺でいただきました。前菜は、水牛ミルクから作った柔らかいモッツァレラや手作りのレバーペーストなど。(右)デザートのルバーブのタルト… とどれもおいしかったです。

お昼をいただいたら、まずは東京メトロの地下構内とつながった木挽町広場へ。

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正面にどど~んと大きな提灯がお出迎え。歌舞伎座の地下にあたるスペースで、チケットオフィスのほか、おみやげ屋さん、お弁当屋さん、セブンイレブン、タリーズコーヒーなどあり、にぎわっていました。おみやげは後で見ることにして、奥のエレベーターに進み、タワー5階に上がりました。

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歌舞伎座の屋根の上にあたる部分が屋上庭園になっています。広くはないですが、緑の空間があるだけでほっとくつろぎます。第4代歌舞伎座の瓦屋根の一部が、先人の碑とともにさりげなく置かれていました。(右)は歌舞伎作者 河竹黙阿弥の庭からきた石灯籠と蹲踞(つくばい=手水鉢)です。

タワー5階は、このほかギャラリーや甘味処、写真館(歌舞伎衣装を着て、写真を撮ることができる)が4月24日にオープンするそうです。

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5階から外階段を下りて… 4階の廊下に、歴代の歌舞伎座の模型が飾ってありました。(左)は明治22年に建てられた初代歌舞伎座。外観が洋風というのは意外でしたが、当時は西洋的なものが先進的と考えられていたのかもしれませんね。

この後、西洋建築の帝国劇場が建てられたのを受け、2代目からは外観も純和風の造りとなったそうです。(右)こちらは記憶に新しい、4代目歌舞伎座。模型は上が開いていて、内部が覗き込めるようになっていました。

開場まで時間があったので、おみやげを見たり、銀座までぶらぶら歩いたりしてすごしました。なお、地下の木挽町広場とタワーはチケットなしで入れます。おみやげ屋さんは木挽町広場のほか、劇場内にもあり、品揃えはそれぞれ違うようです。

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さて30分前、いよいよ開場です。

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「ヒッチコック」

アンソニー・ホプキンス&ヘレン・ミレン主演の伝記映画、「ヒッチコック」(Hitchcock)を見ました。サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の知られざる一面と、彼を公私にわたって支えた妻アルマとの絆を、代表作「サイコ」の制作現場を舞台に描きます。

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「北北西に進路を取れ」が成功した後、次なる作品のアイデアに頭を悩ませるヒッチコック(アンソニー・ホプキンズ)。実在の連続殺人鬼エド・ゲインをモデルにしたホラー小説「サイコ」に魅せられるも、配給会社のパラマウントはあまりに凄惨な題材に難色を示します。

ヒッチコックは自宅を抵当に入れ、自己資金で映画を製作することを決意。妻アルマ(ヘレン・ミレン)のアドバイスで、ヒロインのジャネット・リー(スカーレット・ヨハンソン)ほかキャストも決まり、いよいよ撮影がスタートしますが…。

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特殊メイクででっぷり太ったアンソニー・ホプキンズの横顔がヒッチコックそっくりで、スチールを見た時から楽しみにしていた作品。「サイコ」は学生時代に見たきりなので、今回久しぶりに再見しましたが、BDにはサイコのメイキング映像も収められていて、思いがけない予習になりました。

その代わりかえって映画のおもしろさが半減してしまうかも?と心配したのもつかの間、本作品はヒッチコック(以下ヒッチ)と妻アルマの夫婦の物語がメインに展開するので、新鮮な気持ちで楽しめました。陰の功労者?殺人鬼のエド・ゲインも、ヒッチの幻影に登場します。^^

夫婦の機微の描き方は絶妙で、うなずける場面も多々ありました。ブロンド美女に傾倒するヒッチがおもしろくなくて、脚本家のウィットと仲良くしてみせるアルマ、そんなアルマにやきもきして内なる怒りを爆発させるヒッチ、といったかけひきは、はたから見るとほほえましい。

そして、アルマはヒッチコックにとって最大の理解者であり、信頼できる助言者であり、強力な相棒だったのだなーということがよくわかりました。天才ヒッチコックと賢妻アルマ、このふたりのみごとなコンビネーションがあったからこそ、数々の名作が生み出されたのだと納得しました。

当時、映倫の制約は今では考えられないほど厳しく、裸やバイオレンスはもちろん、トイレを映すだけでもひと苦労だったそうですが、それを逆手にとって、目に見えない間接的な方法で、観客を不安にさせたり、恐怖を与えたり… 数々のアイデアを生み出すヒッチコックの独創性にうならされました。

有名なシャワーのシーンでは、ヒッチ自らナイフを振りかざして、ジャネット・リーの迫真の演技を引き出すことに成功していましたが、俳優さんたちの能力を最大限に生かすのも監督の大切な仕事のひとつなのでしょうね。

映画は、最初は配給会社の意向で2館でしか公開されない予定でしたが、そこでもヒッチコックのアイデアが功を奏し、結果的には多くの人たちが押し掛ける大ヒット作となりました。初日に劇場を訪れたヒッチが、廊下まで聞こえる観客の悲鳴に大満足、うれしそうに踊る姿がかわいかったです。

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久しぶりの「サイコ」は、今見てもハラハラドキドキ最高におもしろかったです。BDにはメイキング映像が収められていて、関係者たちが制作秘話を明かしています。ジャネット・リーや、ヒロインの同僚役を演じたパトリシア・ヒッチコック(ヒッチコックの娘)もインタビューに登場します。

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水戸(3) 水戸偕楽園

「山翠」さんでお昼にした後は、ぶらぶらと水戸偕楽園まで歩きました。偕楽園は1842年に水戸藩第9代藩主 徳川斉昭によって開設された公園で、岡山の後楽園、金沢の兼六園とともに日本三名園のひとつに数えられています。園内に100種3000本の梅が咲き誇る、梅の名所としても知られています。

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(左)表門から入ってすぐのところに一の木戸があり、その先に青々と美しい孟宗竹の竹林が広がっていました。心惹かれながらも、それを横目にまずは梅林めざして歩きました。今年は梅の開花が遅れたので、ひょっとしたらまだ少しは咲いているかも、と淡い期待を抱きましたが…

(右)残念ながら、梅はほとんと終わってしまっていました。>< それでもわずかに咲き残った梅の花が目をなぐさめてくれました。

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健気に咲く姿が愛らしい。梅というと楚々としたイメージがありますが、写真で見る梅の季節の偕楽園は、一帯がピンク色に染まる華やかさでそれはそれはみごとでした。梅の時期には偕楽園前に臨時駅がオープンするくらいですから、人出もすごいでしょうが… いつの日か訪れて見てみたいものです。

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園内には、斉昭自らが設計された休憩所、好文亭があります。梅の別名 好文木から名付けられた、二層三階建ての本体と平屋建ての奥御殿からなる建物です。廊下を曲がるごとに違った景色が広がるのが楽しく、客人をもてなす心が伝わってきました。(右)お庭に咲く、大輪の白い椿が美しかったです。

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(左)各お部屋の襖に、梅、桜、萩、紅葉…と、それぞれ違う季節の花が描かれているのが楽しい。私が気に入ったのは竹の間です。すがすがしい竹林の風景はモダンアートのようでもあり、かっこよくてしびれました。(右)お家のどの場所から見ても絵になる景色が広がっています。

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3階楽寿楼からの眺めです。偕楽園から隣接して遠くに見える千波湖までが、偕楽園公園として整備されています。視界をさえぎるものがなく、手入れの行き届いた美しい庭園が見渡せました。この眺めには、当時招かれたお客様たちもさぞ喜ばれたことでしょうね。

台所から3階まで、お料理を上げ下げするエレベーターがついているのも、当時としては画期的だったのでは? 遊び心の感じられる工夫が、楽しかったです。

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3階から見えていた、偕楽園から拡張された公園の方を歩くと、梅の代わりに桜がちょうど見頃となっていました。(左)二季桜の大木の前では、水戸の梅大使たちが出迎えてくれました。水戸黄門のご一行もいらっしゃいましたよ。^^ (右)山の木々を彩る桜が美しい。

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(左)最初に見た竹林を通って表門にもどり、偕楽園をあとにしました。(右)マンホールも梅のデザインです。

この後は水戸芸術館にもどって車に乗り、大洗海岸まで足を延ばしてみました。肌寒い日でしたが、高波を求めてサーファーたちがたくさん海に入っていましたよ。私たちは魚市場によって、いろいろ海の幸を買って帰りました。

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水戸(2) 茨城郷土料理を楽しむ

水戸芸術館は、美術館、劇場、コンサートホールからなる複合施設。4月1日には、指揮者の小澤征爾さんが新館長に就任されました。エントランスホールには日本の職人さんが作られたという立派なパイプオルガンがあります。

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ちょうど東京藝大の学生さんによるミニコンサートが始まるところだったので聴いてきました。フランクとサン・サーンスの曲、3曲が演奏されましたが、バロックではなく19世紀フランス音楽というのが新鮮。パイプオルガンで聴く「白鳥」もなかなかすてきでした。

水戸芸術館のインフォメーションで、郷土料理のお店を教えていただきました。芸術館から歩いて7、8分ほど。大きな通りにある「山翠」(さんすい)さんです。

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老舗の佇まいに期待が高まります♪ 水戸といえば、まず納豆が思い浮かびますが、あんこうと奥久慈しゃもも名物なのだそうです。私たちは、それぞれ水戸名物を使った釜飯をいただくことにしました。

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こちらは納豆釜飯と天ぷらのセットです。納豆の上にはたまごが落としてあって、ちょうど半熟のとろとろになっていました。(残念ながら私は納豆がNGなので、味見してませんが。><)

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私は奥久慈しゃもの釜飯をいただきました。しゃもは下味をつけずに、そのまま炊き込んであったようです。薄味でしゃものデリケートなおいしさがそのまま堪能できました。釜飯のお楽しみ、ぱりぱりお焦げがまたおいしかったです。

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こちらはあんこう釜飯です。ぷりぷりむっちりしたあんこうがおいしい。こちらはおしょうゆを効かせた、しっかりとした味付けで炊き込んでありました。

茨城名物をそれぞれいただいておいしかったですが、あんこう鍋も気になります。いつかまた行くことがあったらいただきましょう。^^

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水戸(1) 水戸芸術館 「坂茂 建築の考え方と作り方」

花曇りの週末、ドライブをかねて… 水戸芸術館現代美術ギャラリーに、「坂茂 建築の考え方と作り方」展(~5月12日まで)を見に行きました。紙素材を使った仮設建築で、世界各地の被災地で支援活動をされている建築家、坂茂(ばん・しげる)さんの創作と活動を紹介する企画展です。

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今回の個展は、実寸模型が数多く展示されていて、坂さんの仮設建築やその他の作品を間近で体感できました。私は以前、「建築をつくる。人をつくる。」という本で坂さんの活動を知り、深く感銘を受けたのですが、それについて記事にしているので、あわせてご参照いただけたら幸いです。

wrench 坂茂 「建築をつくる。人をつくる。」

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(左)ハノーバー万博2000・日本館 1/15模型 (右)実寸模型(部分)

坂さんが建築素材として紙に注目されたのは、1986年アルヴァ・アアルト展の会場設計をされたのがきっかけだそうで、以来紙管を使ったイベント会場やパビリオンを数々手掛けてこられました。↑は優美な曲面が、紙管とそれを接合する布テープのみで構成されています。

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そして、建築家の立場から人を助ける仕事がしたいという思いから、(左)ルワンダの難民のためのシェルターを国連難民高等弁務官事務所に提案。以来、地震やハリケーンなどの被災地において、リサイクル可能な素材を使った組み立て式の住宅や公共施設などを設計、設営されています。

(右)1995年 阪神淡路大震災の被災者のために建てられた仮設住宅。砂袋を詰めたビール瓶ケースを基礎とし、紙管とテントを使って作られています。

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紙というと力や湿気に弱いイメージがありますが、圧縮し特殊加工することでかなりの強度が実現できるそうです。実際に紙管に触ってみると木材のように硬かったです。軽くて丈夫、コストが抑えられリサイクル可能、組み立てが簡単…と仮設建築として多くのメリットがあります。

(左)2008年 中国四川省大震災の時に建設された仮設小学校。のべ120人の日本人学生と中国人ボランティアが夏休みを使って建設、約40日間で3棟(9教室)の校舎が完成しました。

(右)2011年 東日本大震災で活用された避難所の間仕切り。2004年の新潟中越地震の時からの改良版で、紙管を組み合わせただけのシンプルな作りとなっています。49ヶ所の避難所に、1800以上のユニットが設置されました。

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(左)宮城県女川町に建てられた、海上輸送用コンテナを使った3階建仮設住宅の模型。コンテナを市松模様に積み、コンテナとコンテナの間にガラスを入れています。2005年に設計された移動式の「ノマディック美術館」(コチラを参照)のノウハウが生かされています。

(右)美術館の広場には、コンテナ仮設住宅の実寸模型が展示されていました。一見マンションのショールームのようですが…^^ キッチンやバス・トイレもあり、中に入るとコンテナでできているとはとても思えません。

仮設建築以外の作品もいろいろ紹介されています。

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2010年 フランスのメス市に建設されたポンピドー・センター分館。屋根の部分は中国の伝統的な竹編帽子から発想を得られたそうで、六角形と正三角形のパターンで構成されています。(右)柱部分の1/5サイズのモックアップが展示されていました。

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2013年 スイスのチューリヒに完成予定のタメディア社の新本社ビル。スチールを使わない、純粋な木造7階建てというなんともぜいたくな造りです。(右)木目が美しいモックアップ。接合部分は回転しないよう断面が楕円形になっています。

他にもいろいろな作品が写真や模型を使って展示されていましたが、紙や木などの自然の素材、かごや曲げわっぱといった日本伝統のデザイン、さらには風や光など環境の要素が生かされた作品に、心のやすらぎを覚えました。

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「LUPICIA」のフレーバードティーとフルーツいっぱいの朝食

贈り物にLUPICIAさんのフレーバードティーと六花亭のストロベリーチョコレートをいただきました。

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どちらも大好きなので、とてもうれしい。LUPICIAさんの紅茶は、Rhubarb & Strawberry(ルバーブ&ストロベリー)と Earl Grey "Grand Classic"(アールグレイ・グランドクラシック)でした。ルバーブといちごは、お菓子やジャム作りにもよく使う大好きな組み合わせ。フルーティな甘さがあって、おいしかったです。

アールグレイも好きな紅茶ですが、このアールグレイはフレッシュな香りがすばらしく、マスカットのようなさわやかさがあって気に入りました。竜眼(ドラゴンアイ)という中国の果物を調合しているそうですが、調べるとこれがぶどうやライチのような香りがするようなのです。なるほど~と納得しました。

最近作った、フルーツいっぱいの朝食から。

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パンケーキのうえに、いちご、キウイ、バナナをたっぷりのせ、メイプルシロップをかけていただきました。ジューシィなフルーツとふわふわパンケーキの組み合わせが最高♪ 見た目もカラフルで楽しめました。

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ブルーベリーとラズベリーとオレンジのマフィン。生のブルーベリー、冷凍したラズベリー、オレンジの皮をたっぷり入れて作りました。ラズベリーは凍らせると手で簡単に細かく砕けます。

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とろりととけた甘酸っぱいベリーとオレンジのさわやかな香りを楽しみました。いちごのヨーグルトがけとともに。

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昨日のイースターに、キャロットケーキを焼きました。イースターはイエスの復活をお祝いする日。新しい命を表すたまごやひよこ、多産を意味するうさぎやにんじんなどがモチーフとして使われます。レシピは北欧のお菓子の本から。

すりおろしたにんじん、刻んだくるみ、シナモンとナツメグの入った素朴な焼き菓子です。上にクリームチーズのフロスティングをぬることが多いですが、私は粉砂糖とバナナで簡単に仕上げました。2、3日すると生地が落ち着き、ますますおいしくいただけます。

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