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「パシフィック・リム」

ギレルモ・デル・トロ監督によるSFアクション、「パシフィック・リム」(Pacific Rim)を見ました。太平洋の海底から突如現れ、世界各地を襲う巨大生命体と、人類が開発した人型巨大兵器との戦いを描きます。日本の怪獣特撮映画やロボット、アニメが大好きというデル・トロ監督の日本愛あふれる作品です。

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2013年、太平洋の深海の裂け目から現れた謎の巨大生命体カイジュウは、サンフランシスコを手始めに太平洋沿岸の都市を次々と破壊。人類を滅亡の危機へと追い込んでいました。

環太平洋諸国はカイジュウに対抗すべく、英知を結集して人型巨大兵器イェーガー(ドイツ語で狩人という意味)を開発。ローリー(チャーリー・ハナム)、マコ(菊池凜子)ら、選ばれし精鋭パイロットたちはイェーガーに乗り込み、人類の存亡をかけてカイジュウに立ち向かいます…。

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日本のポップカルチャーをこよなく愛する監督が、日本の怪獣映画やロボット、アニメに影響を受けて作られた作品、というのに惹かれて見に行きました。怪獣やロボットの緻密な造形、迫力ある3D映像とアクション、素直なストーリー展開もわかりやすく、わくわくしながら楽しめました。

私は昔のロボットアニメをあまり知らないので、イェーガーの中に乗って操縦するところなど、エヴァンゲリオンを思い出しましたが、マジンガーZや鉄人28号を思い出す方もいらっしゃるのでは? 怪獣から人類を守るために巨大な壁を建設する設定は、進撃の巨人の影響も感じられました。

日本人研究者マコを菊池凜子さんが演じ、彼女の上司で司令官のペントコスト(イドリス・エルバ)がかつてパイロットで日本で戦ったことがあるという経緯から、ところどころ会話に日本語が交じるのも楽しい。なにしろ、巨大生命体がそのままKAIJUですから、うれしくなってしまいます。

凜子さんは「バベル」で初めて見た時、目力のある女優さんだな…と思いましたが、今回は体を鍛えて、アクションもがんばっています。日本の美少女アニメ風ではなく、アメコミに登場するようなゴージャスなヒロインとして描かれていたのがよかったです。マコの幼少時代を、芦田愛菜ちゃんが演じています。

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イェーガーの操縦は、脳神経への負担を軽くするために二人一組で行いますが、二人がそろってガチャッガチャッとぎこちなく動くところは、足こぎボートを思い出さなくもなく、なんだかおかしい…。^^

日本の特撮映画みたいに、それぞれのカイジュウのキャラクターが明確でなく、単なる悪者みたいに描かれていたのがちょっと残念でしたが、クローンという設定だからしかたがないのかな? イェーガーの造形はアメリカ人好みですが、なかなか凝っていました。

ファンの方が作られたという、東宝特撮映画風の予告編が話題になっているので、リンクさせていただきますね。アナクロな雰囲気がたまりません。

movie Pacific Rim (Fan-Made Trailer) in TOHO Godzilla Style

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映画」カテゴリの記事

コメント

今晩は!

ツイッターでサクっと感想ツイートしましたが、またおって私も記事にしてみますね!wink

ご紹介の予告編、よく出来てますね!(笑)昔の東宝特撮映画の雰囲気がよく出てます。
このスタイルで予告つくられると、「パシフィック・リム」もB級SFみたいに見えてくるから不思議です。(笑)

あ、そうそう怪獣のデザインは日本人んは物足りなかったですね。アメリカ版の「ゴジラ」もそうだったけど、これがアメリカ人の好みのモンスターの造形なんだと思います。snail

投稿: ごみつ | 2013年8月19日 (月) 23時19分

予告編、最高(笑)
総天然色カラーなんて言っていたころのイメージに
音楽がなんともレトロ^^

芦田愛菜ちゃんの演技の評判が良い映画ですよね。
これから、海外映画にもどんどん出演していきそうな
気配がします。

投稿: イザワ | 2013年8月20日 (火) 02時00分

きっとバカらしい映画なのだと思い、これは是非とも映画館の大スクリーンで観なければと考えています。
怪獣の造形は、これこそ日本の得意技で、欧米はすぐりリアリティを優先してしまうので、どうしても面白味に欠けたものとなりがちです。アメコミなんかは相当にレベルアップしていると思いますが、まだまだ日本には及ばない。もっとも海外の個性あふれるモンスターも、私は嫌いではないです。
映画ではありませんが、日本の子供たちに大流行しているカードゲームのデザインなんてすごいものがあります。多分、鳥獣戯画の頃から日本って、あの手の想像上のモンスターが好きなんだと思いますね。

投稿: ヌマンタ | 2013年8月20日 (火) 13時10分

☆ ごみつさま ☆
こんにちは。
ごみつさんの記事、楽しみにしています☆

この予告編、よくできていますよね!
当の映画の方は、最新鋭の映像で作られているのに
それをレトロ感いっぱいにしちゃっているのが楽しい。

日本の怪獣って、それぞれに物語があって心が感じられましたよね。
どこか憎めないところもあって。
アメリカでは、怪獣はやっぱり憎きモンスターなんでしょうね。

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2013年8月20日 (火) 14時05分

☆ イザワさま ☆
こんにちは。
予告編、最高ですね☆
怪獣のうめき声とか、ロケットパンチとか、ぷぷぷ…^^
これはこれでワクワクしちゃいますね。

芦田愛菜ちゃん、堂々とした演技でしたよ。
ただ泣いているだけで、存在感がありました。

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2013年8月20日 (火) 14時12分

☆ ヌマンタさま ☆
こんにちは。
ヌマンタさんは、この映画、きっと楽しめると思います♪
お時間がありましたら是非。

なるほど!昔から鳥獣戯画とか妖怪絵巻とかありましたし
想像上のモンスターを考えるのは日本の伝統?であり
得意技なのかもしれませんね。
海外の強くて恐ろしいモンスターの方が
やっつけ甲斐はありますが…^^

投稿: ☆ ヌマンタさま ☆ | 2013年8月20日 (火) 14時33分

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