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横浜美術館 「プーシキン美術館展」

横浜美術館に、「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」(~9月16日まで)を見に行きました。モスクワにあるプーシキン美術館は、エルミタージュ美術館とならぶロシアを代表する美術館です。17世紀古典主義から20世紀のモダンアートまで、珠玉のフランス絵画66点を堪能しました。

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街のあちこちで見かけた、このポスターの愛らしさに魅せられて、展覧会を楽しみにしていました。(しっかり宣伝に乗せられてます。^^;) ちなみにこの作品は、ルノワールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」。背景の淡いピンクが夢見るような表情と溶け合って、見ているだけで幸せな気持ちになります。

さて、印象に残った作品の中から、いくつかご紹介させていただきますね。

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ジャン=バティスト・サンテール 「蝋燭の前の少女」
エル・グレコ展で見た「燃え木で蝋燭を灯す少年」に似ているような…。地味ですがこういうモチーフ、好きです。

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ジェローム 「カンダウレス王」
ジェロームは、クラーク・コレクションで見て以来、気になっている画家です。官能的でエキゾチックな世界は、私の好みとは少々ずれますが、見ると忘れられない強烈な印象が残ります。物語を感じさせる作品です。

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(左) モネ 「陽だまりのライラック」 (右) ドガ 「バレエの稽古」
印象派ギャラリーは、作品の保護のためか?照明をおとしていて、印象派独特のきらめくような明るい色彩が感じられなかったのが少し残念でした。この2作品は、お便り用にポストカードを買いました。

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(左) ルソー 「詩人に霊感を与えるミューズ」
原田マハさんの「楽園のカンヴァス」で読んだばかりなので、ここで出会えて感激しました。描かれているのは詩人のアポリネールと画家のマリー・ローランサン。左のローランサン、ご本人はもっとスリムです。^^

(右) マティス 「青い水差し」
あまりマティスらしくない?ところが印象に残りました。

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(左) ピカソ 「逢引き(抱擁)」 (右) ピカソ 「マジョルカ島の女」 
「青の時代」から「バラ色の時代」に変わる頃の作品。描かれたセンチメンタリズムに、胸がしめつけられました。

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(左) レジェ 「建設労働者たち」
かなり大きな作品。ニューヨークの古い写真(右)を思い出しました。第2次世界大戦後のパリで、復興のための建設工事をしている労働者を描いています。画風は好みではありませんが、見ると力が湧いてきました。

なお本展は2011年に開催予定でしたが、東日本大震災のために急遽中止となり、その後協議を重ねて今回開催の運びとなったそうです。横浜の後は、9月28日より神戸で開催されます。

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コメント

こんばんは!

プーシキン美術館の所蔵作品、どれも素敵ですね!
フランスのアーチスト達だけを集めた内容っていうのも、テーマとして興味深く鑑賞できそうです。

ピカソは、ピカソのフランスでの作品だから?

ジェロームの作品は確かに強い印象を残しますね。彼はお尻が好きなのかな?(笑)

ご紹介の作品を見るだけでも、とても楽しめました!happy01

投稿: ごみつ | 2013年8月10日 (土) 03時02分

☆ ごみつさま ☆
こんにちは。
プーシキン美術館展、フランス絵画にテーマをしぼって
300年の流れがわかりやすくまとまっていたのがよかったです。

ピカソが入っていたのは、フランスで活躍したから…
ということなのでしょうね。

ジェロームは、おしりが好きですよね。^^
この作品では、王様が(右の方にいる)召使に
美しい妻の姿をのぞかせていますが
文学的にも感じられて、独特の世界に惹かれました。

おつきあいくださり、ありがとうございました♪

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2013年8月10日 (土) 10時35分

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