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「ラー・エ・ミクニ」 @東京国立近代美術館

竹橋の東京国立近代美術館内に昨年オープンしたレストラン、「ラー・エ・ミクニ」(L'art et Mikuni)でお昼をいただきました。三國清三シェフがプロデュースするフランス料理を、緑豊かな皇居のお堀端、開放感あふれる空間で楽しみました。

お昼のコースは3種類あり、私たちはお魚料理とお肉料理が両方楽しめる季節のランチコースをいただきました。先月のことでメニューがうろ覚えですが^^; おつきあいくだされば幸いです。

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アミューズ・ブーシュ。前菜の前に出される軽いおつまみです。枝豆ほか数種の野菜とコンソメのジュレが小さなガラスのグラスに入っていました。白いレリーフのお皿を重ねるのが私好み。ワインは白のミュスカデをいただきました。

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前菜です。バルサミコソースのかかった穴子を、10種類以上もの東京季節野菜とともにいただきました。ガラスの器に点々と配置された色とりどりの野菜が、まるで絵具をのせたパレットのよう。ラー・エ・ミクニ(アートと三國)というお店の名前に納得です。

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(左)お魚料理は、スズキのポワレ(だったかな?)ダッシュしたグリーンのソースに、日本画のエッセンスを感じます。 (右)お口直しの冷たいかぼちゃのスープ。クミンほかスパイスがいろいろ入った複雑なお味でした。

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お肉料理はラム(仔羊)でした。3本もあってボリュームたっぷり。クセがなく、柔らかく、とってもおいしかったです。そろそろおなかがいっぱいになってきたので、半分手伝ってもらいました…。

奥に見える付け合せはラタトゥイユ。家庭料理でもおなじみですが、セルクルで円く型抜きしてあり、洗練された盛り付けでした。上に刺さっているのは素揚げしたバジルです。

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デザートその1。甘いヨーグルトソースの中に、ぶどうのコンポートが入っています。下の器に入った(飲用ではない)ピンク色のハーブティにドライアイスが落としてあり、上下の器の間から冷たい蒸気がふわふわと立ち上っています。わくわくする演出でした。

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デザートその2。大好きないちじく!といちじくのタルト、ラズベリー、ブルーベリー、そしてシャーベット。赤いドットのソースもかわいらしく、まるで宇宙空間みたい。それまでが白い器で統一されていたので、ミステリアスなブルーのお皿が鮮烈な印象でした。

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(左)最後に深煎りのコーヒーとプチフール(小菓子)。 (右)外のテーブル席も、気持ちよさそうでした。目の前は桜並木で、桜の季節は外のお席から埋まっていくそうです。アートな空間でいただく、美しくおいしいお料理に大満足でした。

帰りはあまりにおなかがいっぱいだったので、大手町を通って丸の内まで歩くことにしました。すると途中、平川門の前で警備員の方に手招きされ、思いがけず皇居東御苑の中を散策することになりました。閉園までの30分ほどでしたが、美しいお庭に大感激。今度改めてゆっくり歩いてみようと思います。

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コメント

こんにちは☆
ミクニのレストランは実はまだ行った事がありません。
レストランウィークでもフレンチウィークでも既にいっぱいになっていて、何度もトライしているのですが・・・
ミクニ丸の内はイマイチだったと聞いていたり、とてもいっぱいあるので何処に行ったら良いのやら・・・?と思っていましたが、ここ、いいですね!!
普通にランチできるほど安くない・・・と思い込んでいたけど、3500円のコースもあるのね。
これは行かなくては!

投稿: ノルウェーまだ~む | 2013年10月11日 (金) 11時52分

☆ ノルウェーまだ~むさま ☆
こんにちは♪
ミクニはレストランウィークでも人気があるのですね。
お料理は美しくて、とってもおいしかったです。
店内はシンプルモダンな雰囲気で
自然光が入って明るく、気持ちがよかったです。
コースもいくつかありますし、私もまた機会があったら
足を運んでみたいと思いました。

ミクニ丸の内は、以前集まりで使ったことがありますが
こちらもお料理はおいしかったですよ。
ただ時間制限があったかと思います。

よかったら是非☆ お勧めです。

投稿: ☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ | 2013年10月11日 (金) 16時28分

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