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ミュージカル 「ロミオ&ジュリエット」

東急シアターオーブに、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を見に行きました。フランスで大ヒットしたミュージカルの日本版で、城田優さん他が出演しています。東京公演は終了しましたが、現在大阪の梅田芸術劇場で上演中です。

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ロミオとジュリエットは、これまで演劇、バレエ、オペラ、ミュージカル、映画…と数々の舞台、映像で演じられてきた不朽の名作であり、許されざる愛と悲劇を描いた永遠のラブストーリー。「ウエストサイド物語」をはじめ、さまざまなアレンジも存在します。

それだけに、今回はどんな舞台になるのかな?と不安と期待が入り混じっての観劇となりましたが、結果的にはとっても楽しめました。若さあふれるエネルギッシュな舞台を堪能しました。

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幕が上がると、イタリアの遺跡を思わせる柱と、ウエストサイドストーリーを思い出す黒い鉄骨を組み合わせた大胆な舞台装置に、まず圧倒されました。舞台装置、衣装、小道具…と、どれも新旧の時代を経て違和感なく組み合わせてあるのが新鮮。時空を超えた普遍的な物語を表現しているように思いました。

衣装は、黒を基調にわに革柄のモンタギュー家と、赤を基調にひょう柄のキャピレット家と分かれていて、ジュリエットだけは純白のドレス。メインキャストのドレッシーな装いに対して、バックダンサーズはシャープなストリート系のファッションで決めています。

音楽はメロディラインの美しいフレンチポップス。テーマソングとなる「エメ」(Aimer=愛)は、甘く切ない濃厚なラブソングで、特に印象深く耳に残りました。これは是非フランス語で聴いてみたいな~と、あとでYou Tubeで探してしまいました。^^

登場人物がメールやフェイスブックでやりとりする演出には、う~ん…と思いながらも、生ものである舞台ならではのおもしろさを、物語に添えていたように思います。ジュリエットがロミオにメッセージを伝える場面は、オリジナルにならって乳母を使いに出していたのでほっとしました。

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今回、ロミオやジュリエットなどの主要な役どころが、ダブルキャスト、トリプルキャストとなっていて、組み合わせの違いを楽しめるようになっていました。私が見た回では、城田優さんが主役のロミオではなく、ティボルト(ジュリエットのいとこ)を演じていましたが、長身で華があって、すごくかっこよかったです。

でも私は、それ以上に「死」のダンサーに強く引きつけられました。これは、このミュージカルに特有の役どころで、セリフはなく、ロミオとジュリエットの背後で、ある時は見守るように、またある時には寄り添うように踊るバレエダンサーです。(私の回では、中島周さんが演じていました。)

黒いシースルーの衣装を着て舞うコンテンポラリーバレエは、アーティスティックな動きと妖しい魅力があって目が釘付けでした。私はシルク・ドゥ・ソレイユの舞台を思い出しましたが、なるほどこれはフランスのミュージカルらしい演出だなあと感動しました。

舞台では、十字架が印象的なモチーフとしてたびたび登場しますが、特にフィナーレの場面で、建物のシルエットに切り取られて赤い十字架が浮かび上がったのは圧巻。はっとしました。

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コメント

こんばんは。cherry

へ~、これはフランスでヒットしたミュージカルなんですね。はじめて知りました。
時代は現代にアレンジしてあるんですね。ていう事は、やっぱり「ウエストサイド」っぽいのかしら?

どんな設定にして演出しても、もとになるドラマがしっかりしているからこそ、感動できる作品に仕上がるのでしょうが、観客にとっても、様々なアレンジを楽しめるのは幸せな事ですよね。

「ロミジュリ」は、先日見たルーたん映画(笑)の中にも登場してきてたので、未見のゼッフィレッリ版映画を今度見るつもりです。(O・ハッセーのやつ)happy01

投稿: ごみつ | 2013年10月19日 (土) 19時34分

こんばんは☆
これって、この前の舞台の時にチラシをもらって、気になっていたものです~
城田優くんも本当に背が高いし、舞台栄えしますよね。
役者さんは、様々な役も出来るように、練習しなくてはいけなくて、すごいなーと思います。
現代的なロミオとジュリエット、素敵ですね。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2013年10月19日 (土) 21時20分

☆ ごみつさま ☆
こんにちは。
私も日本のオリジナルなのかな?と思っていたのですが
もとはフランスで大ヒットしたミュージカルで
日本では宝塚でも上演されているそうです。

ストーリーはオリジナルに忠実になっていますが
舞台装置に鉄骨を用いたり、ストリート系のファッションがあったり
ウエストサイドストーリーの影響も少し感じられました。

お話はそれこそ赤いシリーズ?という感じのメロドラマですが(笑)
誰もがよく知っているからこそ、そのアレンジをも
楽しむことができるのでしょうね。
シェイクスピア、おそるべしです。

実は、私も今回の舞台を見るにあたって
予習にゼッフィレッリ版を見たんですよ。
ヴェローナの街並み、衣装、音楽…とすばらしかったです♪
オリビア・ハッセーもかわいかった~☆
是非是非、お楽しみに。

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2013年10月20日 (日) 14時49分

☆ ノルウェーまだ~むさま ☆
こんにちは。
ノルウェーまだ~むさんも、チラシをご覧になりましたか。
予備知識なく見たので、音楽がヒップホップだったらどうしよう~とか
ちょっぴり不安もあったのですが、とてもよかったです!
城田優さん、かっこいいですね~
歌やお芝居、ダンス…とがんばっていましたが
とにかく圧倒的な存在感がありました。舞台向きの俳優さんですね。

私のまわりでも、みんな きゃっきゃっ言ってましたが
私はなぜか、死のダンサーに惹かれてしまいまして…^^;
かな~り引かれてしまいました。(笑)

投稿: ☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ | 2013年10月20日 (日) 15時06分

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