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2014年3月

コレド室町と「鶏三和」さんのふわとろ親子丼

映画を見たあと、TOHOシネマズ日本橋が入っているコレド室町2でお昼をいただきました。こちらも映画館と同じく3月20日にオープンしたばかり。12時を回って人がだんだん増えてきたので、あちこち歩かずそのまま地下におりて、名古屋コーチンの「鶏三和」(とりさんわ)さんに入りました。

お店は小さなスペースですが、席はゆったりしていてくつろげました。他のお店もですが、場所柄、お弁当やお惣菜を置いていたり、一人席があったりと、近くで働く人たちが気軽に利用できる雰囲気です。

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名古屋コーチンの親子丼セットをいただきました。親子丼のほか、鶏団子の入った鶏のおだしのスープに、スモークした鶏を使ったサラダ、うす塩の梅干がついていて、どれもおいしい。鶏のお味があれこれ楽しめました。

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(食べかけで失礼します) そして、ふわふわとろとろの親子丼は最高においしかったです。浅くよそったごはんに全体がよくからみ、たまごの甘みが引き立ちます。鶏肉はよく締まって、しっかりとした食感でした。

親子丼は家でもよく作りますが、こんなにきれいな黄金色には仕上がりません。おしょうゆをあまり使わず、おだしと塩を効かせて作っているのかしら?とあれこれ考えるのもまた楽しい。勉強になりました。

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食事のあと、同じく地下1階にある薩摩揚げの「玖子貴」(きゅうじき)さんでおみやげを買いました。小ぶりで形がきれいに揃っていて、ひとつひとつがかわいらしい。夕食の時にグリルで軽くあぶって、しょうが醤油でいただきましたが、繊細なお味でおいしかったです。

このあと、やはり同じ日にオープンしたコレド室町3もちらっとのぞきましたが、こちらは雑貨屋さんが中心でした。コレド室町2・3とも思いがけず地元のお店が入っていて応援したくなりました。

コレド効果で、周りのお店もいつも以上に賑わっていました。ミカドコーヒーでひと休みと思いましたが、あきらめて...かわりに並びの有便堂(ゆうべんどう)さんで桜の模様のお懐紙を買っていきました。

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今回買ったのは左端のです。お懐紙が好きで、季節のものといつでも使えるのといつも数種類取り揃えています。和菓子はもちろん、クッキーなどの焼き菓子や、天ぷらなどの揚げものに...あれこれ便利に使っています。

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「LIFE!」

3月20日にオープンしたTOHOシネマズ日本橋に、ベン・スティラー監督・主演のアドベンチャードラマ、「LIFE!」(The Secret Life of Walter Mitty)を見に行きました。最初の週末で混んでいるかな?と思いきや、予約の時点であっさりいい席がとれてほっとしました。

マッコウクジラがまるまる収まる(!)ゆるやかに湾曲した大スクリーン、都内初の立体音響ドルビーアトモスなど、体感するのを楽しみにしていました。映画はグリーンランドやアイスランドの大自然や、動きのあるシーンも多く、大迫力の映像と音響を堪能しました。

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原作はジェームス・サーバーの「虹をつかむ男」という小説で、1947年にもダニー・ケイ主演で映画化されています。今回は、数々の名カメラマンを輩出した伝統の写真雑誌「LIFE」の印刷版が廃刊され、会社が事業再編される...という今の時代を反映した設定になっていました。

主人公のウォルター(ベン・スティラー)は、LIFE誌の写真ネガ係。フォトジャーナリストのショーン(ショーン・ペン)から、ウォルターの長年の労への感謝の手紙とともにネガが送られてきて、その中には最終号の表紙を飾る1枚もあるはずでしたが、どこにも見当たりません。

LIFEとともに誇りと責任をもって仕事してきたウォルターは、大事な1枚のネガを探すため、撮影で世界中を飛び回っているショーンを追いかけて、冒険の旅に飛び出します...。

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一時期何度も予告を見ていて気になっていた作品。ベン・スティラーというと、私の中では「ナイト・ミュージアム」の印象が強いですが、ちょっぴり冴えない役どころを飄々と演じるのがうまいなーと思います。

ウォルターは、同僚でシングルマザーのシェリル(クリステン・ウィグ)に密かに想いを寄せていますが、内気ゆえになかなか声もかけられません。でも彼は、空想の世界ではいつだってかっこいいヒーローで、大冒険を繰り広げているのです。

そんな彼が、LIFEでの最後の仕事のために世界に飛び出し、リアルな冒険を通じて少しずつ成長していく姿がまぶしかったです。旅先での出会いや、家族やシェリルたちとのあれこれ、あいかわらず彼の空想も紛れ込みますが、どれもすてきな物語のピースとなっていました。

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メッセージのことばを映像の中に映り込ませたり、いろいろな映画へのオマージュがところどころに散りばめてあったり...コミカルというのとはちょっと違う、さりげないユーモアにセンスを感じました。

使われている音楽もいいなーと思ったら、「プラダを着た悪魔」を手がけた方が担当されていると知って納得しました。主題歌の”Step Out”も印象的ですが、懐かしかったのはRupert Holmesの”Escape”。そしてクリスティン・ウィグがギターを弾きながら歌うDavid Bowieの”Space Oddity”がとてもよかったです。

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新しい一歩を踏み出す今の季節にぴったりの、さわやかな余韻の残る作品でした。

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シルク・ドゥ・ソレイユ 「オーヴォ」

来日公演中のシルク・ドゥ・ソレイユの最新作、「オーヴォ」(OVO)を見に行きました。場所はお台場、ダイバーシティ東京前の広場です。駅を出ると大きな特設テントが見えるので、目指して歩きます。

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シルク・ドゥ・ソレイユはカナダはモントリオール発のアクロバット集団。舞台装置、衣装、音楽、演出...どれをとっても芸術性が高く、クラシックバレエやモダンダンス、パントマイムなどの要素を取り入れたパフォーマンスは、従来のサーカスの枠を超えた魅力にあふれています。

私は初めて「キダム」を見てシルク・ドゥ・ソレイユの虜になり、その後はニューヨークで何度か新作の公演を見ました。ヨーロピアンテイストの洗練された舞台は、ニューヨークでも大人気でした。3年前の「クーザ」を震災の影響で見逃してしまったので、今回久しぶりの公演を楽しみにしていました。

ちなみに「オーヴォ」とはポルトガル語で卵という意味。命の神秘や生命賛歌、そして愛をテーマにした舞台は幻想的で、イースターシーズンにぴったりのすてきな作品でした。登場するキャラクターはみな虫をイメージしていて、ディズニーのバグズ・ライフを思い出しました。

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舞台の進行をつとめるクラウン3人も、今回は虫の姿。ぽっちゃりチャーミングなてんとう虫の女の子に恋する、卵を背負ったトゲトゲ虫の猛アタックがかわいくて、にっこりしました。

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私が一番気に入ったのは、1本のロープを使ったパフォーマンス「バタフライ」。さなぎをイメージした布をまとった姿から蝶へと羽化していく様子が、コンテンポラリーバレエで表現されます。写真で見ると筋肉隆々ですが、愛をテーマにしたしなやかなダンスはロマンティックで幻想的。うっとりする美しさでした。

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「フライング・アクト」。いわゆる空中ブランコですが、虫たちが左から右へ、右から左へとテンポよく跳躍する姿はリズミカルで躍動感あふれ、わくわくしながら見入りました。

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ポールを使ったパフォーマンス「オーバロ」。体操選手のようなアクロバティックな技も、バレエのような優雅な動きで幻想的。物語を感じさせる舞台に引き込まれました。

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クライマックスの「ザ・ウォール」。ロック・クライミングと、十字に設えたトランポリンを組み合わせた力強いパフォーマンスです。

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ジャングルに住む虫たちと植物、そして音楽はボサノバやサンボが取り入れられ、アマゾンやブラジルをイメージした舞台でした。キャストが勢ぞろいする華やかなフィナーレは圧巻。ディーバが歌うテーマ曲も印象的で、今も気がつくと口ずさんでいます。夢のような時間でした。

シルク・ドゥ・ソレイユの過去記事を、リンクさせていただきますね。
event 「La Nouba」(ラ・ヌーバ) @ウォルト・ディズニー・ワールド
event 「ZED」(ゼッド) @東京ディズニーリゾート

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セント・パトリックス・デイと緑の朝食

3月17日はセント・パトリックス・デイ(St. Patrick's Day)。アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日で、アイルランドの祝日です。

アメリカはアイルランド系移民が多いこともあり、ポピュラーな行事でした。各地でパレードが行われ、アイルランドのシンボルカラーである緑色の洋服を着たり、緑色に染めたビールやお菓子を食べたりしてお祝いします。

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特にシカゴで、この日だけシカゴ川が緑に染まるのは有名ですが...

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ホワイトハウスの噴水も緑に! シカゴ出身のミシェル・オバマ大統領夫人の希望で、2009年から取り入れられているそうです。

我が家は例年は特に何もしませんが、今年はちょうどアイルランドを題材にした映画を見たばかりだったのと、17日の朝は家族でゆっくりすごせたので、ちょっとしたいたずら心で、”緑の朝食”を用意してみました。

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緑のランチョンマットに緑のナプキン。緑のスムージー、春野菜の蒸し煮、フルーツは緑のキウイ。パンは浅野屋さんのセモリナのフォカッチャです。ポーチドエッグは黄色ですが...

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そういえばドクター・スースのシリーズに、Green Eggs and Hamという絵本がありました。

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緑のスムージーは、バナナ、皮つきりんご、小松菜、ヨーグルト、豆乳、はちみつをブレンダ―でが~っと。

春野菜の蒸し煮は、お鍋でにんにくをオリーブ油で炒めて、春キャベツ、菜の花、スナップエンドウを半分に割ったものを入れて塩をふり、白ワイン少々を加えてふたをして蒸し煮にしました。最後に風味づけにバター少々をおとして。

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ポーチドエッグは、便利グッズで簡単に。シリコンの器にショートニングを薄くぬって卵を落とし、沸騰したお湯に浮かべてふたをし、好みの硬さにゆでます。シリコンの器は以前、雑貨屋さんのフランフランで見つけました(記事はコチラ)。

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この日はこの後、用事でお台場にでかけましたが、それについてはまた後日。(写真はダイバーシティ東京のガンダム)

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「あなたを抱きしめる日まで」

イギリスの名優、ジュディ・デンチ主演のヒューマンドラマ、「あなたを抱きしめる日まで」(Philomena)を見ました。14歳で出産し50年間生き別れにになっていた息子を探す旅。「クイーン」のスティーヴン・フリアーズ監督が贈る、実話に基づく作品です。

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予告を見たときからジュディ・デンチの圧倒的な演技に引き込まれ、涙ぐんでしまった作品。少し重そうだな...と覚悟しつつ、思い切り泣きたくて?楽しみにしていましたが、映画はイギリスらしいユーモアを交え、思いのほか軽やかな印象でした。多くの方にお勧めしたいすばらしい作品です。

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敬虔なカトリックの国アイルランドでは、かつて結婚せずに子どもを生んだ女性たちは修道院に入れられ、罪を洗い流すためと称して洗濯の重労働をさせられていたそうです。子どもに会えるのは一日にたった1時間だけ。

ジュディ演じるフィロミナもそうした女性たちのひとりでしたが、息子が3歳の時に、修道院によって勝手にアメリカ人夫婦のもとに養子に出されてしまったのです。フィロミナは修道院との約束に従ってそのことを誰にも明かしませんでしたが、片時も息子を忘れたことはありませんでした。

そして50年後、イギリスでいっしょに暮らす娘に初めて息子の存在を打ち明けたフィロミナは、ひょんなことから元BBCの政府担当記者マーティン(スティーヴ・クーガン)の助けを得て、いっしょに息子を探す旅に出ることになります。この2人のやりとりが、実に楽しい。

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いわゆるエリートで無神論者のマーティンと、大衆的な恋愛小説が好きで信心深いフィロミナとは、最初はユーモアのセンスもまったく噛み合わないのですが、そのちぐはぐなやりとりの妙が笑いを誘い、物語の深刻さを柔らげています。

そして、ジュディ・デンチ演じるフィロミナがなんともチャーミングな女性なのです。童女のようにかわいくて純粋な心を持つフィロミナと接していくうちに、誇り高いマーティンが少しずつ変わっていくところもとてもよかったです。

息子の足跡をたどる過程は謎解きとしても引き込まれましたが、結末については映画を見ていただくとして...最後のフィロミナの勇気あることばに、私は激しく心を打たれました。穏やかで厳かなその表情は気高く、フィロミナが聖女のように見えました。

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マグダレンの祈り(The Magdalene Sisters)
アイルランドのマグダレン洗濯所を舞台に、フィロミナのような女性たちの苦しみの日々を描いた作品。辛そうですがこちらも近いうちに見たい。

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オレンジと太陽(Oranges and Sunshine)
イギリス政府によるオーストラリアへの強制児童移民制度の実態を描いた作品。今回の映画と同じく、人の心を救うはずの教会で、母子を引き裂く残酷な犯罪が行われていたことに衝撃を受けます。感想はコチラ

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愛する人(Mother and Child)
14歳で子どもを生み手放すことになった母と娘の37年後の葛藤と、不思議な運命のめぐり合わせを描きます。地味ながら心に染み入る作品。感想はコチラ

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RUE DE PASSYのティータイムとパイの日

学芸大学のパティスリー RUE DE PASSY(リュー・ド・パッシー)にケーキを買いに行きました。

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(サイトからお借りしました)

パリの街角を思わせる佇まいのこちらのお店は、数年前に駒沢通りから移転しました。ショーケースに並ぶ、季節感を取り入れた伝統的なフランス菓子はどれもとてもおいしそう! このほか、焼き菓子やキャラメル、クロワッサンなど。軽食がいただける小さなカフェスペースもあります。

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今回は、nouveau(新作)の中から3つ選びました。手前から桜のマカロン、ピスタチオのケーキ、オレンジのサントノーレです。(正確な名まえは失念) どれも春を感じさせる美しいお菓子です。

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ふだんはコーヒーをいただくことが多いですが、この日はイギリス映画を見たのに影響されて、久しぶりにきちんと紅茶を入れてティータイムを楽しみました。紅茶はJanat(ジャンナッツ)のアップルティ。ケーキはもちろんシェアして3種類おいしくいただきました。

私たちが一番気に入ったのは桜のマカロン! 桜のデリケートな風味、口の中で淡雪のようにとけるマカロンが絶品のおいしさでした。ピスタチオはオレンジなどが入ったフルーティなお味、サントノーレはパイやシュー、クリーム、オレンジを重ねボリュームたっぷりでした。幸せなお茶の時間になりました。

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さて...3月14日といえば日本ではホワイトデーですが、3.14ということで円周率(π)の日でもあるそうです。そして同じ発音のつながりから、パイの日でもあるのだとか。

雑誌Peopleのオンライン版で、パイの日にちなんでアメリカのベスト・パイ31.4というランキングが載っていて、楽しく見ました。(コチラ) ちなみに上位7位は...

7. レモンメレンゲパイ
6. パンプキンパイ
5. キーライムパイ
4. チェリーパイ
3. チキンポットパイ
2. ストロベリー・ルバーブパイ
1. アップルパイ

1位のアップルパイには納得ですが、パンプキンパイがもっと上位に来ると思っていたので意外でした。そして私の大好きなストロベリー・ルバーブパイが2位にランクインしていたのが意外でもあり、うれしかったです。

Strawberryrhubarb435 (サイトからお借りしました)

ルバーブは見た目は赤いセロリのようですが、味はレモンに似ています。いちごとあわせてジャムにしたり、クランブルやパイにしたり...懐かしい初夏の味です。日本ではなかなか手に入らないのが残念ですが、久しぶりに食べたくなりました。

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先週卒業式があり、きれいなお花をいただきました。春は別れの季節ですが、出会いという喜びもあります。一期一会を胸に、毎日を大切にすごしていけたらと思います。

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久しぶりの「シュエット」

久しぶりに、目黒区八雲にあるビストロ、「シュエット」(Chouette)さんで夕食をいただくことになりました。前にうかがった時と入口の場所や中の様子が少し変わっていたので、お店の人に「改装されたのですか?」とお聞きしたら、「3年前です」とのこと。

前回はランチをいただいたのですが、記録を見ると2009年11月でした。(コチラの記事) とてもおいしかったので、今度は夕食に行こうと思いながら、いつの間にか4年もたっていたのですね。月日の流れの早さに驚きました。

ディナーは、前菜とメインのお料理をそれぞれ6種類から選ぶ、プレフィクスのコースとなっていました。

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私は前菜に「グルイエールチーズたっぷりのあつあつオニオングラタンスープ」をいただきました。オニオングラタンスープが大好きです。この日は3月にして体の芯まで冷える寒い日だったので、あつあつのスープが心地よかったです。ていねいに炒めたたまねぎの甘さがじんわり体にしみました。

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こちらの前菜は、「牡蠣のムニエル、エストラゴンソース、ベーコンとリゾット添え」です。円く型抜きしたリゾットの上にベーコン、牡蠣のムニエル、香草などがのっています。牡蠣のムニエルは身がむっくりとして、とてもおいしかったです。

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メインのお料理。こちらは子羊の煮込み料理です。ストウブの小さなお鍋に入って熱々でサーヴされました。時間をかけてコトコトと煮込んだラムはほろほろになるほどに柔らかく、滋味深いお味でした。かぶやいんげん、グリーンピース、キャロットなど、春野菜が彩りを添えています。

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私は本日のお魚料理にしました。この日は、桜鯛のグリルをバルサミコソースでいただきました。今の季節の脂の乗った真鯛のことを”桜鯛”とよぶそうです。淡白な味わいながらむっくりと身のしまった桜鯛、とてもおいしくいただきました。

こちらもグリーンピース、そらまめ、アスパラガス、数種のミニキャロット...と春野菜がいっぱい添えられていて、目に美しく、フレッシュなお味に心が弾みました。食事とともに私たちは赤ワインをいただきましたが、あまり重くなく、お魚料理にもよく合いました。

食後にコーヒーとともにデザートをいただきました。

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私はココナッツのブラマンジェとキャラメルアイスクリームをいただきました。ココナッツミルクの優しいお味で、つるりとのどごしよく、おなかにすとんとおさまりました。

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こちらは本日のデザートのティラミスです。かなり大きなピースですが、マスカルポーネが軽やかな味わいで、さっぱりといただけました。深煎りのコーヒーもおいしかったです。

赤を効果的に生かしたインテリアは小粋な味わいがありながら、シックで落ち着いた雰囲気。ていねいに作られたお料理は、素朴を装いながら洗練されていて、どれもおいしかったです。

カトラリーレストとランチョンマットが我が家と同じだったのが気になりましたが^^; その分、家にいるようなくつろいだ気分で食事ができました。機会があれば是非また足を運んでみたいお店です。

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「偽りなき者」「ロイアル・アフェア 愛と欲望の王宮」

DVDで、デンマークの名優マッツ・ミケルセン主演の映画を2本見ました。いずれも昨年劇場公開された時に気になりながら、見逃してしまった作品です。マッツ・ミケルセンは日本でいえば渡辺謙さんみたいな存在でしょうか。渋くて味があって大好きな俳優さんです。

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偽りなき者(Jagten / The Hunt)

今年のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。デンマークの小さな町の幼稚園で保育士として働くルーカス(マッツ・ミケルセン)は、園児で親友夫婦の娘でもあるクララの嘘によって変質者の汚名を着せられ、窮地に立たされます。

少女の嘘が男性の人生を狂わせる映画に「つぐない」という名作がありますが、「つぐない」が少女が意識して言った嘘だったのに対し、この作品では、幼い少女がたまたま聞きかじって言ったことを、まわりの大人たちが勝手に誤解し、話をふくらませ、ルーカスをいつの間にか犯罪者に仕立てます。

しかも、その根拠となるのは「子どもはウソをつかない」という盲信。昨日まで親しかった隣人、友人、そして彼をよく知らない人までが、うわさを鵜呑みにし、真実を確かめようともせず、悪意によってルーカスを追い詰めていくところが昨今のネット炎上にも近いものを感じて恐ろしい...と思いました。

息子と一部の友人がルーカスの無実を信じて戦ってくれたことで、ようやく疑いが晴れたのは救いでしたが、それまでの自分の行動を恥じることなく、手のひらを返したようににこにこと近づく町の人たちに、割り切れない思いを抱きました。

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ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
(En Kongelig Affære / A Royal Affair)

昨年のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。18世紀のデンマークで実際に起こった王室スキャンダルを題材にしています。イギリスからデンマークに嫁いだカロリーネ王妃と王の侍医との秘められた恋。啓蒙思想を持つ侍医による政治改革とその挫折を描きます。

イギリスから結婚を夢見て嫁いだ先の若き王クリスチャン7世は心の病を抱えていました。のちにクリスチャンは、シェイクスピアが好きで意気投合したドイツ人医師ストルーエンセ(マッツ・ミケルセン)を侍医として迎えますが、カロリーネもまたストルーエンセに惹かれていきます。

啓蒙思想を理想とするストルーエンセは王と王妃を動かして政治改革を進めていきますが、それをよく思わない王太后(王の継母)と保守派貴族たちは、王妃と侍医のスキャンダルをばらまいて民衆の怒りを焚きつけます。民衆のために努めてきたストルーエンセは、道半ばにして処刑されることに...。

王妃と侍医が惹かれあう気持ちはわかるけれど、国を改革するという大きな目的のためには行動を慎むべきだった...と思いました。それによって、心を病んでいるとはいえ純粋な王を裏切り、また、国の歴史を逆もどりすることになってしまったのですから。

とはいえ、映画としてはおもしろかったです。マッツ・ミケルセンほか、王妃を演じたアリシア・ヴィキャンデルも魅力的でしたし、新人ミケル・ボー・フォルスゴーが演じる王は「アマデウス」のモーツァルトみたい。なかなかの怪演でした。

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北欧の映画や小説はどちらかというと重くて暗い作品が多いですが、冬の厳しい寒さと夜の長さが影響しているのかもしれませんね。でも作品を通じて、その国の生活や文化、歴史に触れられることは楽しいです。

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電子書籍で「風立ちぬ」を読む

電車の中で本が読み終わってしまったので、青空文庫で久しぶりに「風立ちぬ」を再読しようと思い立ちました。

青空文庫は、著者の没後50年以上経て著作権が消えた文学作品を公開している無料の電子図書館。その数なんと、12000作品以上です。夏目漱石の「こころ」や中島敦の「山月記」といった教科書にも載っていた懐かしい小説から、宮沢賢治、太宰治...ディケンズなどの海外の作品も豊富です。

book 青空文庫(PCサイト)
book 青空文庫について(Wikipedia)

以前、本になっていないマイナーな作品など探してPCで読んでいましたが、今はスマートフォン向けのアプリも出ています。iPhoneでは「i読書」というアプリですが、このほかKindleのアプリから探して読むこともできます。

無料で読めますし、専用端末がいらないので、電子書籍をちょっと試してみたい...という時にお勧めです。iPhoneだと、字の大きさは変えられるものの、画面がやや小さく感じられますが、iPadや専用端末(Kindle、Kobo、Sony Readerなど)を使うと、より読みやすくなると思います。

私は前に遡りながら読むクセがあるので、紙の本の方が、だいたいこのあたりだったな...とページが探しやすいですが、これは慣れの問題もあるかもしれません。これからも紙の本が中心になると思いますが、電子書籍は思い立った時にすぐに読めるので上手に利用したいと思います。

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さて...先日、花束の作り方を教えてもらいました。

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色とりどりのお花をらせん状に束ねていくだけですが、お花があちこち向いてしまって意外と難しい。お花屋さんのようにはいきませんが、お花本来の美しさに助けられました。

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早速花びんに移し替えて、玄関に飾っています。ここのところ、また寒い日が続いていますが、お花が長持ちするのでそれはそれでうれしい。一足早い春の気分を楽しんでいます。

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「エージェント:ライアン」

クリス・パイン主演のスパイアクション、「エージェント:ライアン」(Jack Ryan: Shadow Recruit)を見に行きました。

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今ちょうど、アカデミー賞関連作品が続々と公開されていますが、きわどいものや、シビアな世界を描いたものが多いので...家族で気軽に楽しめる作品ということで、こちらを見ることに。爽快感があってなかなかおもしろかったです。

トム・クランシー原作のジャック・ライアン・シリーズ第5作ですが、今回はリブートされた作品で、特定の原作はなく、”ジャック・ライアン”というコンセプトを生かしたオリジナルストーリーとなっています。イギリスの名優ケネス・ブレナーが監督し、敵役のボスも演じています。

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ストーリーは、ジャック・ライアンのザ・ビギニング。イギリス留学後、海兵隊に入ったライアン(クリス・パイン)はアフガニスタンで大怪我を負って入院。リハビリに専念している時に、後の恋人となる医師キャシー(キーラ・ナイトレイ)と出会い、またこの時、CIAの上官ハーパー(ケビン・コスナー)に極秘採用されます。

ライアンの任務は、表向きはウォール街の投資銀行でコンプライアンスを担当し、不審な資金の流れをチェックすること。そんな中、ロシアの大実業家チェレヴィン(ケネス・ブレナー)の動きに疑問を持ったライアンは、ハーパーからの指令で調査のためにロシアに飛ぶことに...。

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今までのライアンシリーズに比べると軽めの仕上がりですが、キレのあるアクションと頭脳戦、スリリングな展開が楽しめました。クリス・パインは線が細いので、ヒーローとしてはやや物足りなさがありますが、上司のケビン・コスナーの存在感で、作品をうまく引き締めていたと思います。

クリス・パインというとどうしても、私の中では、新スタートレックのカーク船長のイメージと重なりますが、頭の切れるフレッシュなCIA分析官、という雰囲気がよく出ていてかっこよかったです。

恋人のキャシーは、最初はライアンがCIA分析官ということを知らないので、映画の半券を見つけて浮気を疑ったり、出張中のロシアまで追いかけたりするところが、賢いキャシーのイメージにちょっと合わない気がしましたが、事情を知ってからは、はりきって活躍していました。^^

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過去4作品を見ていなくても問題なく楽しめますが、感想をリンクしておきますね。
movie ジャック・ライアン 4作品

今回のメンバーで続編も作られるのかな? すかっとしたい時にお勧めです。

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塩瀬さんの桜餅と、サクラのあれこれ

先日は、年に一度の健康診断でした。帰りのお楽しみに、和菓子の塩瀬さんによって桜餅と豆大福をおみやげに買ってきました。

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優しい甘さのこしあんをふんわりと包む桜色の皮、そしてほんのり塩味の効いた桜の葉がひとつにとけ合う繊細な味わいです。これまた大好きなうおがし銘茶さんの日本茶とともにおいしくいただき、幸せな時間をすごしました。

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隅田川沿いの桜は、そろそろ硬い花芽をつけていました。今年は寒さの厳しい冬でしたが、あと1ヶ月もすれば満開の桜の花が目を楽しませてくれることでしょう。春の訪れが待ち遠しいですね。

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さて、こちらは... 稲田多佳子さんのレシピを参考にして、桜のバターケーキを焼きました。オリジナルレシピでは甘納豆も入れていますが、私は桜の花のみで作りました。桜の花の塩漬けを細かく刻んで生地に混ぜ込み、別に取り分けた花をトッピングして焼いています。

生地は卵をしっかり泡立てて作っているので、バターケーキといっても口溶けの柔らかい仕上がりです。口に運ぶと桜の花がふわりと香り、わずかな塩味がクセになるおいしさです。

期間限定の桜のお菓子や雑貨など、あれこれ見かけるようになりましたね。

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こちらはハーゲンダッツの期間限定サクラのアイスクリーム。ほんのり桜味のアイスクリームの中に桜のペーストがところどころに練りこんであり、上には塩味のきいた桜のソースがかかっています。

桜の風味はあまり強過ぎず、繊細なおいしさ。今回、同時に発売されたローズ味のアイスクリームもいただきましたが、どことなくお味が似ていました。桜がバラ科だということを再認識するお味でした。

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ロクシタンの桜の香りのハンドクリーム。相変わらず空気が乾燥していて、まだまだハンドクリームが手放せませんが、一足早く春の気分を楽しんでいます。お店のくじで、桜柄のタオルハンカチが当たりました。ラッキー。^^

さて、今日はおひな祭り。女の子も、かつての女の子も、男の子も...すてきな一日となりますように。

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