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2014年4月

コストコと、チャイニーズと、蒸しパン

土曜日の朝、愛用しているお掃除用のワイプがなくなるのに合わせて、久しぶりにコストコに買い出しに行ってきました。今までの教訓から開店前の時間に着くよう、朝早くに出かけたので、まだ混まないうちに効率よくお買い物できました。今回はじめて買ったものから、2つご紹介させていただきますね。

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ディナーロール 36個入り。コストコのベーグル12個入りが好きで、行くと必ず買うのですが、このディナーロールをかごに入れている方がとても多くて、いつも気になっていました。ミルク味で食事用には少々甘いかな?と思いますが、小さくてスコーンの感覚で朝食に合いそうです。

ディナーロールと半分にスライスしたベーグルはひとつずつラップにくるんでさらにZIPLOCKに入れ、いつもはほとんど空っぽの冷凍庫に保存しました。しばらく楽しめそうです。

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今治タントロバスタオル。アメリカの大判厚手のバスタオルが好きで、ふだんはコストコやイケア、アメリカンファーマシーなどで買うことが多いですが、今治で今治タオルに出会ってからその肌触りにいっぺんでとりこになりました。コストコで見たのはたぶん初めて。トライアルに買ってみました。

タントロとは、コシのあるタンギス綿と、柔らかいトロピカル綿の二重構造の糸を使った今治オリジナルのタオルだそうです。ふかふかふんわりとした手触りが最高でした。表と裏の二色使いも個性的で、和服を思わせるデザインです。

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コストコで盛大に買ったものをいったん家に下ろしてから、八雲・自由通りにある「チャイニーズレストラン わさ」さんにお昼を食べに行きました。以前から気になっていたお店ですが、駅から少々遠いこともあり、機を逸していました。

小さな看板が出ているだけのシンプルな外観は、中華のお店とは思えないほどひっそりしていますが、扉を開くと、思いがけない活気がありました。厨房に面した黒いモダンなカウンター席にすわり、次々と手際よくお料理が整えられていく様子をながめながら、わくわくと待ちました。

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本日のおすすめのひとつ、ほたるいかとたけのこ、春キャベツの炒めものです。豆鼓のコクが深みをプラスし、旬の素材を生き生きと引き立てていました。

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たまごたっぷりのシンプルな炒飯は、ぱらぱらしっとり、黄金の味とよぶのにふさわしいおいしさでした。

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私が一番気に入ったのは、棒々鶏の涼麺です。ゆでて冷たくしめた麺の上に茹で鶏、ごまだれ、香味野菜がのっていて、全体を少しずつあえながらいただきました。みょうがや香菜が、でしゃばりすぎず、絶妙なアクセントとなっていました。これはもう一度、わざわざでも食べに行きたいお味です。

ヌーベル・シノワといった感じの洗練されたお料理、和の器を生かした美しいプレゼンテーションも印象的。ジャズの流れるモダンな空間が心地よかったです。

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お昼をいただいた「わさ」さんの2軒隣りに、「八雲むしぱん」というかわいいお店がありました。童話の世界を思わせるナチュラルテイストの店内には、ふっくら優しい表情の蒸しパンや蒸しドーナツが、ちょこんとかわいらしく並んでいます。

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桜&あん、チョコ&ラムレーズン、抹茶&あんの蒸しパンと、紅茶の蒸しドーナツ。蒸しパンにあんがよく合いましたが、一番気に入ったのは紅茶の蒸しドーナツです。ふんわり軽い食感と紅茶の香りが、シフォンケーキのような味わいでした。

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春野菜を楽しむ

お気に入りの春野菜を使ったお料理から、いくつかご紹介させていただきますね。

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ふきと油揚げの炒め煮 春になると必ず作る大好きなお料理。有元葉子さんのレシピです。お鍋にごま油を熱して油揚げを炒め、下茹でして皮をむいたふきを加えてさらに炒めます。酒としょうゆで味付けし、炒め煮にしてできあがり。ごま油の香りよく、ごはんが進む味です。

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ふきの辛味漬け これもふきの季節には必ず作るお料理です。下茹でして皮をむいたふきに、熱々の中華風のマリネ液(ごま油・赤唐辛子・酢・水・しょうゆ・砂糖)を注ぎ、漬けこみます。ふきというと和の煮物のイメージですが、不思議とごま油がよく合います。

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(左) 新じゃがとにんにくの揚げ蒸し焼き 平野由希子さんのレシピ。簡単でおいしいので、頻繁に作ります。オリーブ油、新じゃが、にんにく1片、ローズマリーを厚手のお鍋に入れて、上からがりがり塩を挽き、弱火で30分くらい、新じゃがに串が通るまで蒸し焼きにします。おつまみにもぴったりです。

(右) ブロッコリーのごま和え 菜の花の代わりにブロッコリーで作りました。世田谷・ゆっくりとカフェのレシピです。ゆでたブロッコリーをごまだれ(すりごま・マヨネーズ・ポン酢・練りごま・オイスターソース)で和えます。和洋中と何にでも合う味。この日は鶏のから揚げに合わせました。

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春はたけのこも欠かせません。あまり大きく育つとお鍋に入りきれなくなるので、出始めの小さいうちにせっせとゆでて、お料理に使います。(左)は今年も何度も作った、おなじみのたけのこごはん

(右) たけのこのひき肉炒め 有元葉子さんのレシピです。熱したごま油で豚ひき肉としょうがのみじん切りをよく炒めてしょうゆと酒でしっかり味付けし、たけのこを加えて炒め合わせます。

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これもおなじみの若たけ煮。おだし・砂糖・みりん・塩・しょうゆで、ゆでたたけのことわかめを軽く煮たら火を止め、余熱でゆっくり煮含めます。

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この日の夕ごはんは若たけ煮に合わせて、帆立と粒山椒の炊き込みごはんと鮭のかま焼き、オクラのおかか和え、釜揚げしらすと大根おろし、かぶと油揚げのお味噌汁。ヘルシーな和定食です。

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され、東京ではソメイヨシノはすっかり葉桜になりましたが、バトンを渡すように次々と春の花が咲き始めています。

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八重桜と新緑。

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モッコウバラ。

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ハナミズキ。お散歩が楽しい季節になりました。

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和のアアルト? / 春なのに黒豆

我が家で活躍している、お気に入りの花器です。

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白山陶器さんのライフシェルズという商品です。S・M・Lと3サイズありますが、これは一番小さいSサイズ。テーブルフラワーを飾るのにちょうどぴったりの大きさです。

波を思わせるラインですが、卵の殻から発想したデザインだそうです。六本木ヒルズのAGITOで見て、美しいフォルムにひと目で惹かれました。和雑貨のコーナーにありましたが、和洋を問わず、どんなお花も似合います。

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この日は家にあったお花に、ガーベラを足して、春らしく黄色でまとめてみました。

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剣山のように茎を固定できる花立てがついていますが、使わなくても、花瓶の凹みをうまく生かして適当に投げ入れるだけで、なんとなく格好がつくのがうれしい。

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1輪だけ飾ると、ちょっと茶花のような風情にもなります。

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どんな風に飾っても絵になるところがアアルトベースのようでもあり、勝手に和のアアルトと名づけて愛用しています。

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お正月ではありませんが、久しぶりに黒豆が食べたくなりました。

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黒豆はたっぷりの水に一晩つけてから、弱火でことこと煮ます。柔らかくなったら、豆と同量の三温糖を3回に分けて少しずつ加えて煮、最後におしょうゆをぐるぐるっと回し入れて軽く煮ます。火を止めてゆっくり冷まし、煮含めます。

黒豆のこっくりしたお味が大好きです。冷凍庫に分けて凍らせて少しずつ楽しみにいただいていますが、こういう甘い豆は家では私しかいただかないので...全部が自分のおなかに入ると思うと、ちょっと恐ろしいです。^^

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ドロシー・バトラー 「クシュラの奇跡」

4月23日はサン・ジョルディの日。別名「本の日」ともよばれ、日本では「子ども読書の日」と定められているそうです。本が子どもの成長にもたらす力には計り知れないものがありますが、先日、ある本を読んで、改めてそれを実感しました。

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ドロシー・バトラー 「クシュラの奇跡 140冊の絵本との日々

1971年、ニュージーランドで生まれたクシュラには先天性の異常があり、視覚、運動、知能、その他あらゆる面に複雑で重い障害がありました。医師から厳しい宣告を受けた両親は、あきらめきれないまま、むずかり眠れない娘をあやし、抱きしめ、絵本を読み聞かせるようになりました。

そして生後4ヶ月、クシュラは絵本に強い関心を示すようになります。両親は娘を喜ばせようと、ますます絵本を読み聞かせるうちに、クシュラはことばを覚え、物語の世界に遊び、3歳になる頃にはいくつかの面で、健常者に勝る発達を見せるまでになったそうです。

クシュラのような障害を持った子ども全てにあてはまるわけではないでしょうし、本ではなく、音楽やアートがその役割をはたす場合があるかもしれません。しかし、愛は時として、医学では説明できない、医療を超えた奇跡を起こすことがある。その事実にただ驚き、心打たれました。

そういえば我が家でも、まだ赤ちゃんでことばを知らないうちから、お気に入りの本は内容をすっかり覚えていて、大好きなページが近づくと、待ちきれなくてうずうずしてたな...と、お気に入りの本をすっかり諳んじているクシュラを見て、古い記憶が蘇ってきました。

そして、もうひとつ15年くらい前に読んだある本を思い出しました。

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松居友 「絵本は愛の体験です。

著者の松居友さんは福武書店の児童書の編集長だった方で、お父様は福音館書店を創立した松居直さん。ずいぶん前のことで、内容はだいぶ忘れてしまいましたが、ご自身の体験をもとに書かれた絵本論は説得力があり、当時かなり影響を受けました。

絵本がほかの本と決定的に違うのは、それが「読んでもらうための本」だということ。それは、自分で読むこととは全く違う特別な体験だと、松居さんはおっしゃいます。そして子どもが字が読めるようになり、何歳になっても、読み聞かせをしていいのだ、と。

私自身、アメリカの小学校の先生に勧められ、小学4、5年の頃まで、毎晩のように日本語と英語の本の読み聞かせをしていました。日本にいたら事情が違ったかもしれませんが、海外という特殊な環境では、読書を共有したことが、親子の心をつなぎ、安心を与える大切な役割を果たしていたように思います。

本は読んでもらう子どもだけでなく、読む側の大人にも、大きな贈り物を届けてくれるのかもしれません。

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築地市場内で お寿司を楽しむ

築地市場内に、おすしを食べに行きました。市場に着いたのは10時頃。この日は朝からあいにくの雨模様でしたが、飲食店や食材店、道具屋さんが軒を連ねる魚がし横丁は、なかなかの賑わいでした。

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日頃は行列のできるお店をつい避けてしまいますが、この日は最初から並ぶつもりでお目当ての大和寿司さんをめざしました。(↑の奥に見える行列は、これまた人気の寿司大さんです)

2、30人ほどの列ができていましたが、これなら1時間かからずに入れそう。列に並んでいたのはほとんどが外国からお客様でした。中には付箋がびっしりついたガイドブックを持ったアジア系の女性もいらして、微笑ましくもなんだかうれしくなりました。

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(↑お店の外からのれんごしにパチリ) 大和寿司さんは細長いお店が2軒並んでいて、親子でお店を構えていらっしゃいます。私たちは大将さんのお店でいただきました。前のお客様たちが奥から出たら、細長いカウンターに端からずらりと並んで座ります。

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おまかせの握りのコースをいただきました。ふっくら握られたおすしは、ほの温かくて柔らかく、口に入れるとふわりと旨さが広がります。中トロもウニもとろけるほどにおいしかったです。車海老はまだ動いているほどの新鮮さ。後でいただく、カリッと焼いた海老の頭がまた絶品でした。

お寿司はどれもたれがついていて、全てを完璧なバランスでいただけました。忙しい中にも全てのお客様への目配りを忘れない、笑顔がすてきな大将さんのホスピタリティにも魅了され、おなかも心も大満足のお昼になりました。

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食事の後は、市場の方ものぞいてみました。お仕事の邪魔にならないように、ちょっとどきどきしながら、珍しいお魚、大きなお魚が入ったケースを見て歩きます。独特の雰囲気にちょっと気圧されながらも、興味津々、楽しく歩いて回りました。

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再び魚がし横丁にもどってお買い物しました。(左)は牛丼の吉野家さんの第1号店。ここにしかないメニューもあるそうです。 (右)このごちゃごちゃっとした雰囲気がまた魅力です。豊洲に移転したら、きっとぴかぴかのアミューズメントパークみたいになっちゃうんだろうな...と思うとちょっと寂しいです。

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卵焼きのほか、(左)「茂助だんご」さんで、お醤油だんごとこしあん、粒あんのおだんごを。 (右)「うおがし銘茶」さんでは、いつもの「にゅう」と、ちょうど出たばかりの新茶を買って帰りました。

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イースターの食卓

昨日の日曜日はイースターでした。イースターは、キリストの復活をお祝いする大切な祝日。アメリカでは”春の訪れ”でもあり、街中が春らしいパステルカラーにあふれます。

昨日は我が家でも、イースターをちょっぴり意識したお料理やお菓子を用意しました。イースターのお料理は厳密な決まりはありませんが、卵料理やハム、ラム、にんじん、春野菜などを使ったものが多く、春らしい柔らかい色に仕上げます。

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毎年イースターに作っているキャロットケーキです。レシピはスウェーデンのお菓子の本から。にんじんのすりおろしと刻んだくるみがたっぷり入る、朝食にも合うヘルシーなケーキです。

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三温糖とスパイス(シナモン、ナツメグ)の香り豊かな、素朴な風合いのケーキ。バターではなくグレープシードオイルを使い、ふんわり軽い食感に仕上げます。パステルカラーのイースターエッグが描かれた、美しいペーパーナプキンを添えて。

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テーブルフラワーはピンクを主体にした組み合わせで。フューシャピンクのカーネーションは芍薬のような華やかさですが、ベージュのカーネーションで甘さを抑え、シックにまとめました。

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お昼は、春野菜とハムのクリームパスタを用意しました。春野菜(春キャベツ・スナップえんどう・ブロッコリー)は、にんにくをオリーブ油で炒めたところに加えて塩をふり、白ワインで蒸し煮にし、バターをおとして風味づけ。豆乳、粉チーズ、ハムを加え混ぜ、ゆでたてのパスタをあえました。

生クリームがなかったので豆乳を使い、代わりに粉チーズでコクを出しましたが、これが大正解。あっさりしながらも風味豊かに仕上がりました。

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夕食に用意したにんじんのヨーグルトサラダは、Cafe & Meal MUJI のレシピから。塩でしんなりさせてさっとゆでたにんじん、プチトマト、水菜を、白ごまヨーグルトドレッシング(白すりごま・ヨーグルト・マヨネーズ・はちみつ・しょうゆ・塩・オリーブ油)であえました。

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メインのお料理はワンプレートにカジュアルに盛り付けました。グリーンピース&たけのこごはんとサーモンの味噌照り焼き、スナップえんどうのバターソテーです。

サーモンの味噌照り焼き(Grilled Salmon with Miso Glaze)は、Williams Sonoma のサイトから。(レシピはコチラ) サーモンの切り身に、味噌だれ(味噌・みりん・はちみつ・三温糖・しょうゆ・塩こしょう)をまぶして、グリルで焼きました。

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右下はあさりのお味噌汁、左上は仙台のおみやげにいただいた笹かまぼこ。ここまでくると、もはやイースターだか何だかわかりませんが...。^^

右上にちらりと見えるのは鶏手羽中の塩麹焼き。私はいただきませんが、お魚だけでは物足りない家族のために用意しました。

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ウォルターのクレメンタイン・ケーキ / 「虹を掴む男」

ベン・スティラー監督・主演の映画、「LIFE!」(感想はコチラ)に登場するクレメンタイン・ケーキが気になって、作ってみたくなりました。

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主人公ウォルター(ベン・スティラー)のお母さん(シャーリー・マクレーン)が、ウォルターのために作るバースデーケーキです。

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クレメンタインは日本のみかんに似たオレンジ。みかんと同じように手で皮をむいていただきます。アメリカでは、こんな感じのかわいい木箱に入っています。

映画を見て同じことを考える人はいるもので、ネットで clementine cake を調べるといくつかレシピが見つかりましたが、多くがイギリスの人気シェフ Nigella Lawson のレシピをもとにしていました。

ところがこれが、みかんを皮ごと2時間ゆでて種を取り除き、皮ごとフードプロセッサにかけて...とちょっとたいへんそう。それで、お手軽にオレンジピールを利用して作る、藤野真紀子さんのレシピを参考にしました。クレメンタインのかわりに、今が旬の清見オレンジを使いました。

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最近よく見る清見オレンジは、温州みかんとトロビタオレンジを交配した品種だそうで、小ぶりでかわいく、甘みがあっておいしい。一口サイズにカットして、よく朝食にいただいています。

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ケーキは、刻んだオレンジピールと、清見オレンジの皮のすりおろしをたっぷり入れて焼きました。上に粉砂糖をふるい、半円に薄くスライスした清見オレンジを飾ります。

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アーモンドパウダーともったり泡立てた卵が入るので、しっとり柔らかく仕上がりました。オレンジピールにオレンジの皮、そしてオレンジスライス...とオレンジのさわやかさが存分に味わえるケーキ。映画を思い出しながら、おいしくいただきました。

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DVDで、「虹を掴む男」(The Secret Life of Walter Mitty)を見ました。「LIFE!」と同じジェームス・サーバーの原作を映画化した、ダニー・ケイ主演の1947年の作品です。

「LIFE!」との共通点は、主人公のウォルターがマンハッタンの出版社に勤めていることと、白昼夢ばかり見ているところだけで、どちらかというと「北北西に進路を取れ」のようなミステリーだったのが意外でした。

ミステリーといっても、ダニー・ケイの歌あり、コミカルな展開あり、の楽しい作品です。パワフルなお母さんにいつも何かと言いくるめられてしまうウォルターですが、自分の意志を貫いて、人生の一大決心をするラストが清々しかったです。

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「E・A・T」のグルメハンバーガー / 付箋で遊ぶ

映画を見た後、久しぶりにアメリカンなグルメハンバーガーが食べたくなって...朝寝していた家族と落ち合って、渋谷ヒカリエにあるカリフォルニア・ダイナー「E・A・T」でお昼をいただきました。

ナチュラルウッドやレンガを配したカジュアルテイストの店内は、ソファやガーデンファニチャーなど、エリアごとにいろいろなタイプの席があります。席についてからメニューを決め、カウンターで注文すると、できたてが席に運ばれてくるというシステムです。

メニューのラインナップは、オリジナルハンバーガーと、カリフォルニア・メキシカン(Cal-Mex)。私はハンバーガーにするつもりでしたが、メキシカンもいいなあと思い、やっぱり気が変わってサンドウィッチにしました。

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断面がわかりにくいですが、こちらはベーコンチーズバーガーです。(奥にちらっと見えるのはチーズバーガー) ボリュームたっぷりで、とってもおいしそう。ハンバーガーもサンドウィッチも中身やソースがはみ出さないよう、ワックスペーパーの袋に入れていただきます。

お店のオリジナルソース(ケチャップとマヨネーズをベースにしたもの)、かまどで焼いたようなハンドメイドのバン、そしてパタゴニアの塩で味付けした国産100%ビーフのパティというのがこちらのお店の特徴のようです。

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私はケイジャンチキンサンドウィッチをいただきました。ケイジャンはルイジアナ州の郷土料理ですが、ソースやシーズニングが市販されていて、アメリカではポピュラーな味です。独特のスパイシーな味付けが懐かしく、おいしくいただきました。

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オアゾのhands beでかわいい付箋を見つけました。

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マインドウェイブさんという会社の、スティックマーカーという商品です。(サイトはコチラ) お店には10種類くらいありましたが、あれこれ迷って”ゆるばーど”にしました。鳥さんたちののほほんという表情になごみます。

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本を読んでいる時に、後でチェックする箇所をマークするのに使っています。女子高生みたいですが、小物でしたらこのくらいの遊び心があっても楽しい。ちなみにブックカバーにしているのは、浅草の黒田屋さんの和紙。今は、金魚の柄が特に気に入っています。

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「ダラス・バイヤーズクラブ」

マシュー・マコノヒー主演の実話をもとにしたドラマ、「ダラス・バイヤーズクラブ」(Dallas Buyers Club)を見ました。HIVに感染し、余命30日と宣告された主人公が、自分と多くのAIDS患者たちのために治療薬を手に入れ、生き延びようと奮闘します。

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マシュー・マコノヒーは21kg減量。共演のジャレッド・レトは、性同一性障害の男性を演じ、18kg減量。壮絶な役作りで、二人とも今年のアカデミー賞をはじめ、数々の主演男優賞、助演男優賞を総なめにした話題作です。

舞台は1985年、ダラス。ロン(マシュー・マコノヒー)は、ドラッグと女遊びに溺れ、ロデオ賭博で金を巻き上げては、その日暮らしの自堕落な生活を送るカウボーイ。ある日、事故で担ぎ込まれた病院で血液検査をして、HIV感染が発覚し、余命30日と宣告されます。

それまで、いつ死んでもおかしくないほどの不摂生な生活を送っていたロンでしたが、余命わずかと知ってからは、なんとか生き延びたいと願い、図書館に通いつめて、当時未知なる難病だったAIDSについて独学で調べます。

そして、アメリカで認可された治療薬AZTに毒性があることを知ったロンは、FDA(アメリカ食品医薬品局)で認可されていない治療薬をメキシコで手に入れ、無償でAIDS患者たちに提供する会費制クラブ、「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げます...。

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余命30日と知って最初は呆然とするロン。根っからの女好きの自分が、ゲイの病気にかかるわけがない。しかし、AIDSには誤解と偏見があり、調べていくうちに、ゲイでなくともAIDSになることを理解します。そして自分の病気を受け入れてからの、彼の奮闘ぶりがすごい。

当時のAIDSは未知なる病気。確たる治療薬もありませんでしたが、それを指をくわえて待っている時間の猶予はありません。非合法であろうとなんであろうと、少しでも治癒の可能性がある試薬を見つければ世界中どこへでも飛んでいき、あの手この手で密輸します。

そしてその試薬を、自分だけではなく、トランスジェンダーのレイヨン(ジャレッド・レト)の手を借りて、彼が忌み嫌うゲイのAIDS患者たちにも分け与えるところがすばらしい。ロンの作ったクラブには、AIDSに苦しむ多くの患者たちが列をなして並ぶようになります。

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ロンのやっていることはたしかに違法な医療行為であり、そのために司法に訴えられることになります。しかし、主治医のイブ(ジェニファー・ガーナー)をはじめ正規の医師たちは、目の前に苦しむ患者がいても、無認可の試薬を使って治療を行うわけにはいきません。

これは、アウトローであるロンだからできたこと。彼は7年間の闘病ののち、短い生涯を閉じましたが、多くの患者たちを救い、希望を与えた晩年は、真のカウボーイとよぶのにふさわしく、男らしく輝いていただろうと思います。

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製薬業界と癒着し、副作用があると知りながら処方する医師たち、そして輸入薬を決して認めようとしないFDA。患者に向き合おうとせず、己の利益を優先する医薬業界の暗部についても触れられ、考えさせられました。

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麻布十番 「更科堀井」さんのおそばと人気のパン屋さん

「アンディ・ウォーホル展」に行く前に、麻布十番商店街にある老舗のお蕎麦屋さん、「更科堀井」さんでお昼をいただきました。この日はぽかぽかと暖かく、絶好のそば日和? ちょうどお昼どきとあって、数人ですが列ができていて、中で少し待ちました。

とはいえお店の人が右に左にと忙しくおそばを運び、活気あふれる店内の様子を見るのは、なかなか楽しかったです。場所柄、そして表にEnglish Menu Availableと書かれていることもあって、外国のお客様も何人もいらっしゃいました。

こちらのおそばは、そばの実の芯のみを使った真っ白いさらしなのほか、江戸前のおそば、そばの実を殻ごとひいた田舎風そば、季節の変わりそば、といろいろあります。そして天もりは、車海老、小海老、かきあげの3種類がありました。

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私は車海老の天もりをいただきました。老舗のお蕎麦屋さんというと、とかく量が少なく、後ですぐにおなかがすいてしまうことがありますが(私だけ?)、こちらは量もしっかりあって大満足でした。きりっと締まった江戸前のおそばはとてもおいしかったです。

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そしてこちらはかきあげの天もり。さくっと音が聞こえてきそう。おそばは大盛りです。おそばが運ばれてくる前に、パリッと揚げたおそばをつまみながら、軽く冷酒をいただいて。うららかな休日のお昼を楽しみました。

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この日は麻布十番駅から商店街を抜けましたが、途中、次から次とお客さんが入る大人気のパン屋さんが。「モンタボー」(Mont Thabor)というこちらのお店は、お惣菜パンや菓子パンの種類が充実している、どこか懐かしい雰囲気のパン屋さん。誘い込まれるようにお店に入って、いくつか買っていきました。

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ソーセージパンに桜餅パン、そしてメイプルアーモンド。右奥の北海道牛乳パンはお店の人気商品のようで、次から次へと焼きたてが店内に運ばれてきていたので、思わずつられて買ってしまいました。ミルクの風味たっぷり。ふんわり優しい甘さのパンでした。

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さて、ウォーホル展の入口には、アンディ・ウォーホルが自らペイントしたという、BMWアート・カーがディスプレイされていました。

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BMW M1 Group 4 Racing Version

BMWは、1975年から数々のアーティストたちに車をキャンバスとして提供してきたそうで、1979年はアンディ・ウォーホルが手がけました。見た目はハデハデですが、アメリカのハイウェイには似合いそうです。

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森美術館 「アンディ・ウォーホル展」

森美術館で開催中の「アンディ・ウォーホル展 永遠の15分」(~5月6日まで)を見に行きました。ポップアートの旗手、アンディー・ウォーホルの初期から晩年までの作品と資料、約700点を公開する大回顧展です。

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アンディ・ウォーホルのアートが好きで、これまで代表的なシルクスクリーンの作品を何度も見てきましたが、今回の企画展では、ドローイング、映像、再現アトリエ、そして私的な資料と、いろいろな角度からウォーホルの魅力に触れるのを楽しみにしていました。

入るのに20分ほど並びましたが、ギャラリーではじっくりウォーホルの世界を堪能することができました。通常の企画展に比べ、若い世代がぐっと多いのが印象的。ウォーホルの幅広い人気を実感しました。事前に読んだ光文社新書「ウォーホルの芸術 20世紀を映した鏡」が、本展の理解に役立ちました。

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まず最初に、自画像のコーナー。その数もさることながら表現方法が多種多様。ウォーホルは容姿にコンプレックスを抱いていたそうですが、実はナルシストだったのでは?と思いました。 (右)幼少期の写真からは、貧しく信心深い東欧からの移民であったウォーホルの一面を知ることができました。

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代表作の「キャンベル・スープ缶」と「花」。ニューヨーク近代美術館で初めて32枚からなるキャンベルスープ缶を見た時には、これがアート?!と驚いたものです。アメリカの大量消費社会を表現しているこの作品は、ウォーホルにとっては懐かしいおふくろの味であり、誰もが享受できる豊かさの象徴でもあります。

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こちらも代表作の「マリリン・モンロー」。ウォーホルはモンローが亡くなって間もなく、この一連の作品の制作を始めました。ウォーホルにとって死は大きなテーマで、これを機に、ジャクリーン・ケネディ夫人や、無名人の死亡事故を題材にした「死と惨禍」というシリーズで多くの作品を生み出しています。

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ニューヨークのウォーホルのスタジオ、「シルバー・ファクトリー」が再現されていて感激しました。右に見えるのは、ハインツのトマトケチャップのダンボール箱を、木箱でそっくりにコピーした彫刻作品。ありふれた日用品もウォーホルの手にかかるとクールなオブジェに生まれ変わります。

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商業デザインからアートの道に入ったウォーホルは、アートの仕事もビジネスと捉えました。かつてヨーロッパの画家たちはパトロンである貴族や実業家の肖像画を描きましたが、ウォーホルはあえてビジネスライクに1枚25000ドル、2枚40000ドルで請け負ったというのが興味深いです。

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この頃から作品も多様化を見せていきます。

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ウォーホルは映像作品も数多く残しました。右は、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルを長時間にわたって定点観測した代表作「エンパイア」です。

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最後はウォーホルの私的コレクション。手紙や書籍、雑誌、あれこれを定形のダンボールに保管したという「タイム・カプセル」の中から、ウォーホルが1974年に来日した時の資料約300点が展示されていました。ウォーホルがどんなものに興味を惹かれたか、窺い知ることができて楽しかったです。

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それぞれの桜

先週は大事な予定があってあちこちでかけていましたが、思いがけずいろいろな場所で桜を楽しむことになりました。

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この日はアメリカに住む友人と15年ぶりに会う約束で東京駅で待ち合わせしていたら、そこに丸の内に勤める友人から偶然連絡が入り、急遽集まった数人でお昼を食べることになりました。(お言葉に甘えてごちそうになりました) 短い時間ながら思いがけないミニ同窓会になりました。

その後、この先いつ日本に来れるかわからないという友人の希望で、皇居を訪れることに。ところが皇居の周りはたくさんの人、人、人...。天皇陛下の傘寿を記念して、皇居の乾通りが初公開とのことでしたが、既に入場制限となっていたので、いつも通れる大手門から平川門までを散策しました。

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前日の大雨がうそのように晴れ渡ったこの日、幸い桜はまだみごとな花を咲かせていて、目を楽しませてくれました。気温もぐんぐん上がって、気持ちのよいお散歩になりました。

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緑豊かな皇居の中、百人番所のむこうに見える大手町のビル群です。おおぜいの人でにぎわっていましたが、通路が広々していているのでゆったり散策できました。桜と新緑が青い空に映えてとても美しかったです。

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週末は別件で用事があって吉祥寺へ。その後、せっかくなので井の頭公園によってみました。

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さすがに満開は過ぎていましたが、前夜の雨にもかかわらず、桜はまだまだ美しく咲き誇っていて、それはそれはみごとな風景でした。予想通りにたくさんの人出でしたが、やはり訪れてみてよかったです。井の頭公園名物のスワンやボートも大渋滞。あたり一帯、宴会が大盛況でした。

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桜と新緑のコラボレーションがため息の出るほどの美しさでした。

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すでに散り始めている花びらが一箇所に集まって、花筏というより、池の上に花衣を広げたよう。幻想的な風景でした。

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公園の端までゆっくり歩いて、井の頭公園駅から帰りました。

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先週はこのほか入学式もありました。

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満開の桜に迎えられ、幸せなスタートとなりました。

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目黒川の桜

東京の桜が満開を迎えました。昨日は午後から目黒川に桜を見に行きました。中目黒駅近くはきっと混んでいるだろうな...と、目黒通りと交わる目黒新橋を中心に歩きました。

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目黒新橋から中目黒方面を望みます。正面遠くに見えるビルは中目黒アトラスタワー。川の両側に沿って延々と続くソメイヨシノがまるで春霞のようです。

川の両岸が遊歩道になっているので、桜のトンネルの下をくぐるようにして散策しました。人通りはそれなりにありますが、遊歩道は宴会禁止なので、静かに桜を愛でながら歩くことができました。

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中目黒方面に歩いて、ふれあい橋から見る桜です。川に向かって競うように伸ばした桜の枝に、数え切れないほどの花、花、花...。前日の大雨でいつもよりも少し増水した川は決してきれいとはいえませんが、この日ばかりは桜を映して少しおめかししているようです。

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ふれあい橋をわたって川の反対岸を歩き、また目黒新橋にもどりました。今度は五反田方面を望みます。左の方に見える大きな建物は、目黒雅叙園やアマゾンジャパン本社の入ったアルコタワー。タワーに沿って五反田方面に歩きました。

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こちらの遊歩道は、ところどころに枝垂れ桜があり、また違った表情が楽しめました。

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下流の方では、お花見クルーズも通ります。

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うらうらと暖かい日差しの中、気持ちのよい桜散歩となりました。

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帰りがけに、雅叙園の中のカフェテラスでひと休み。ガラス越しにお庭の見える席に案内されましたが、ちょうど池の水を抜く作業中でちょっと残念。でも芽吹き始めた新緑が美しかったです。

私は(右)のお抹茶と和菓子をいただきました。和菓子はおそらく千鳥でしょうか。優しい甘さにほっと気持ちがやすらぎました。

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