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「アメリカのめっちゃスゴい女性たち」

映画評論家 町山智浩さんの新刊、「アメリカのめっちゃスゴい女性たち」を読みました。

55_fabulous_women

書評を読んで気になっていた本、偶然BOOKMARCで見つけて購入しました。町山智浩さんは映画のレビューや解説で度々お見かけしますが、どういう方で、どういう経緯で今アメリカにいらっしゃるのか知らなかったので、まえがきの自己紹介を読んで納得、ようやくすっきりしました。^^

この本では、町山さんが15年間のアメリカ生活の中で、「スゴい!」「カッコいい!」と感動した55人のアメリカ人女性たちが紹介されています。日本ではあまり知られていない、困難を乗り越えた女性たちを中心に選ばれたとのことで、その分野は多岐にわたっています。

映画や芸能関係のほか、経営者、科学者、作家、料理家、スポーツマンなどなど。そして多くが、性差のみならず、人種差別、貧困、虐待、身体障害などの苦難を乗り越えてきた方たちです。どれも”めっちゃスゴい”女性たちですが、硬軟とりまぜて紹介されているのが、町山さんらしい。

「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」など骨太の社会派映画で知られるキャスリン・ビグロー監督、アメリカ空軍を率いる世界初の女性司令官マーガレット・ウッドワード、世界初のコンピュータ開発に携わったグレース・ホッパーなど、かっこいい女性たちの奮闘物語にわくわくしました。

映画「ディア・ブラザー」(Conviction)のモデルとなった、ベティ・アン・ウォーターズが紹介されていたのもうれしかったです。彼女は、冤罪で逮捕された兄を救うため、高校卒業資格を取ることから勉強をはじめて司法試験に合格、弁護士になり18年かけて兄の無実を証明するのです。

紹介されている女性たちは、波乱に満ちた人生だけでひとつの映画になりそうですが、もとは雑誌ananに連載されていたコラムということもあって、ひとりたった3ページにまとめられているのがもったいない...ですが、町山さんの語り口の魅力で楽しく読めました。

夢や目的にむかって、ひたむきに生きる人たちはみな美しく、心を動かされます。彼女たちの生きる姿に励まされました。

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コメント

こんばんは!

これ面白そうですね!55人って凄いし!

カルトっぽい映画とか、オタク向けっぽい作品の映画評論家って、失礼ながらあまり好きじゃなくって、町山智浩さんにも興味なかったのですが、(そういう本ばっかり出してたから)最近、あれこれ映画評を文章や、動画で知る様になってから、「この人凄い!」ってわかってきました。
日本では久しぶりの、本格的な映画評論家ですよ、この方。

そうそう、町山さん、アメリカ在住なのは、映画やカルチャー情報なんかを早く入手するためかな・・なんて思ってたのですが、何か理由があるみたいですね?

今度読んでみようかな。happy01book

投稿: ごみつ | 2014年7月 6日 (日) 21時30分

いつも、面白そうな本や映画を見つけますね。
55人のお話の中には、ディア・ブラザーのような
映画になってもおかしくないような女性がいるのではないかと思います。
ある意味、ドラマの企画ネタにもなるような^^
ディア・ブラザーは、ノンフィクションだと知らなければ
まるで、フィクションのような劇的なストーリーですからね~。

投稿: イザワ | 2014年7月 7日 (月) 01時47分

☆ ごみつさま ☆
こんにちは。
この本、おもしろかったですよ。
ひとり3ページなので、ちょっと物足りなさも感じましたが
雑誌のコラムだと字数制限もあるでしょうし、しかたがないですね。
さら~っと楽しめる本でした。

町山さんて、もとは
>カルトっぽい映画とか、オタク向けっぽい作品の映画評論家
だったのですね?(笑)
私は最近、町山さんの解説をよく見るようになったのですが
作品の背景とか、ほんとうによくご存知ですよね。勉強になります。

町山さんは、奥様の留学&就職に伴って
出版社を辞めてアメリカに移住したそうです。
なかなかできない、すごいことですよね...
そんな町山さんだからこそ、こういう本も書けたのだと思います。

よかったら是非読んでみてください☆

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2014年7月 7日 (月) 08時05分

☆ イザワさま ☆
こんにちは。
この本で紹介されている女性たちは、困難や逆境を乗り越えて
成功や幸せをつかみとった方たちが多く
その信念と行動力、バイタリティに圧倒されました。
わくわくして元気をもらいました☆

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2014年7月 7日 (月) 08時22分

セレンさん☆
この前テレビで、兄の冤罪を晴らすために弁護士になった女性の話をやっているのを見ました。
最近特に女性の活躍が目覚しいですけど、色々な方がまだまだいるのですね。
興味そそられます。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2014年7月 8日 (火) 00時52分

☆ ノルウェーまだ~むさま ☆
こんにちは。
>兄の冤罪を晴らすために弁護士になった女性の話
ベティ・アン・ウォーターズさんのことでしょうか?
テレビでも紹介されていたのですね。
映画ではヒラリー・スワンクの熱演もあって圧倒されました。

活躍している女性たちを見ると同性としてうれしいですね。
読んで、元気をもらいました☆

投稿: ☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ | 2014年7月 8日 (火) 07時41分

こちらにも。
面白そうなですね~。
町山さんのご本は何冊か読みましたが、この本のことは知りませんでした。
私も読んでみたいです。

投稿: ryoko | 2014年7月22日 (火) 23時57分

☆ ryokoさま ☆
こちらにもありがとうございます。
この本、おもしろかったです♪
最近出たばかりのようですよ。

ryokoさんは町山さんの本、いろいろ読まれているのですね。
過去に出された本のリストを見て、私もおもしろそうだな~と思いました。
今度、別の本も読んでみたいです☆

投稿: ☆ ryokoさま ☆ | 2014年7月23日 (水) 16時06分

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