「アメリカン・スナイパー」
クリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演の戦争映画、「アメリカン・スナイパー」(American Sniper)を見ました。イラク戦争に4度従軍し、米軍史上最強といわれた狙撃手、クリス・カイルの自伝をもとに、過酷な戦場と兵士の苦悩、アメリカが直面している問題を描きます。

幼い頃に父から狩猟の手ほどきを受け、「羊の群れを狼から守る牧羊犬たれ」と育てられてきたカイル(ブラッドリー・クーパー)は、1998年のアメリカ大使館爆破事件を機に愛国心から海軍に志願、厳しい訓練を経て特殊部隊シールズに配属されます。
アメリカ同時多発テロ事件を機にイラクに派遣されたカイルは、狙撃手として多くの仲間を援護して救い賞賛されますが、敵からは賞金を懸けられるほど恐れられる存在に。4度の従軍を経てようやく家族のもとに戻りますが、戦場での過酷な体験は彼に深い心の傷を残します...。

イーストウッド監督の最新作ということで楽しみにしていた本作。公開前から米メディアで賛否の議論が白熱していたこともあり、早く自分の目で見て確かめたい、という気持ちもありました。映画が問うテーマは重く、今なお続く中東地域の混乱の中にいて、私たちは大きな宿題を与えられたと感じました。
冒頭、スコープをのぞき、爆弾を抱えた母子に照準を合わせて、銃の引き金に指をかけるカイル。そこから映像は一転、父から狩猟を教わる少年時代のカイルに変わります。戦争と狩猟、そして兵士たちのPTSDが描かれている本作に、私は「ディア・ハンター」(1978)を思い出しました。
温かい感動を残してくれた「ジャージー・ボーイズ」から1年経たずして作られたシビアな戦争映画。まったくテイストの違う作品ですが、前作「ジャージー・ボーイズ」に「ディア・ハンター」のフランキー・ヴァリの歌とクリストファー・ウォーケンが登場していたことからも、監督の中ではひとつにつながる物語なのだと思いました。
羊の群れを狼から守る牧羊犬。それが今の世界においてアメリカの負うべき使命である、と多くのアメリカ人は思っていることでしょう。誰よりも正義感の強いカイルが、母国のため、そして世界の秩序を守るため、軍に志願したことは、自然な感情として理解できました。
だからカイルは、虐待と思えるほどの厳しい訓練にも、耐え抜くことができたのだと思います。そして肉体的にも精神的にも鍛え上げ、律してきたカイルは、”160人もの敵を殺すこと”が「正しいこと」であると自分に信じ込ませることで、心のバランスを保っていたのかもしれません。
帰還してからPTSDに悩まされながらも、強靭な精神力で克服したカイル。さらに他の帰還兵の心を救うために尽くしてきた彼を襲った運命はあまりに残酷ですが、そこには神のメッセージがあるとしか思えませんでした。彼の死を無駄にしないために、私たちは今考える時に来ているのかもしれません。
帰還してから銃を持って妻とふざけたり、PTSDのリハビリに射撃が使われたり、日本人として違和感を覚えてしまう場面もありました。帰還兵の中にはPTSDのために突然怒りに襲われ、発砲する人があるといいます。そしてその被害者の多くは、愛する家族なのだそうです。

ハート・ロッカー(The Hurt Locker)
戦場における極度の緊張感と静かなる狂気。特殊な環境の中で、戦争依存症ともいえる状況に陥っていくカイルを見ていて、この作品を思い出しました。
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AMERICAN SNIPER
2014年
アメリカ
132分
ドラマ/戦争/アクション
R15+
劇場公開(2015/02/21)
監督:
クリント・イーストウッド
『ヒア アフター』
製作:
ブラッドリー・クーパー
クリント・イーストウッド
原作:
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コメント
米国では、帰還兵の5人に1人がPTSDに悩まされているそうです。
現代の普通の米国での生活から戦場で殺すか殺されるか・・・という
環境の中に放り込まれた時、PTSDになるのは必然のように思います。
今、日本もなんとなく、危うい状況に入りつつある感じもして、
考えなくてはいけない問題であるように思います。
2月は暇な予定だったのですが、ありがたいことに
急な撮影のご依頼を結構頂いてバタバタとして
まだ、梅も撮りに行けていません。
今週一杯過ぎれば・・・!
投稿: イザワ | 2015年3月 2日 (月) 01時53分
セレンディピティ さん
こんばんは。
この作品、テーマが重たくてズシンとくる映画でしたよね。
私も「ハート・ロッカー」をすぐに思い出しました。
この戦場の状況でPTSDにならない方が不思議ですよね、しかも何度も帰国するから、そのギャップがあまりにも大きくて、精神のバランスを崩しそうです。
最初のシールズの訓練のシーンは、「フルメタル・ジャケット」にそっくりでした。
エンドクレジットに全然音楽が入らなかったじゃない?そうする事で、この作品がフィクションドラマではないんだよ、と言う事を強調したかったのかな・・って思いました。
私も近日中に記事にしますね~。
投稿: ごみつ | 2015年3月 2日 (月) 02時14分
狙撃手という専門兵士が生まれたのは、南北戦争時のアメリカです。ただ、安全な遠方から狙う卑怯な戦い方との認識があり、本格的に軍の専門特技として公認されたのは、第一次世界大戦でした。
これには小銃の開発史も絡むのですが、なにより大変だったのは兵士の育成でした。遠方の標的を狙って命中させるだけなら簡単です。しかし、スコープに映る人の姿と、自分の射撃により死んでいく様子を見てしまうと、多くの兵士が衝撃を受けて、二度と射撃手にはなりたくないと止めてしまうのです。
理想なのは、殺人と戦場での職務をクールに分別できる兵士ですが、それが出来るのは極めて少ないようです。
この映画のモデルとなった方は、故国に帰ってから殺されたとの報道がありましたね。戦場における殺人と、平和なはずの社会での殺人との対比も含めて、いろいろと考えさせられる作品だと思います。
投稿: ヌマンタ | 2015年3月 2日 (月) 10時10分
☆ イザワさま ☆
こんにちは。
映画では、帰還してからも、わずかな物音に過敏に反応したり
気持ちのコントロールができなくなってしまう様子が描かれていましたが
戦場があまりに過酷な環境であるために、平和な日常にもどっても
すぐに適応できないのは無理のないことと思いました。
肉体的に負傷するのも辛いですが、心の問題は目に見えにくいだけに
より深刻で、治療が難しいのでしょうね...
そばで見ている家族にとっても辛いことと思います。
梅はまだつぼみのところもありますから
まだしばらく楽しめそうですね☆
ようやく春の兆しが見えてきましたね。
投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2015年3月 2日 (月) 18時51分
☆ ごみつさま ☆
こんにちは。
ほんとうに心にずしんと響く作品でしたね。
見てからも、あれこれと考えさせられました。
私は昨年見たばかりのディア・ハンターをまず思い出しましたが
あの戦地の緊張感と、カイルが戦争中毒のようになっていく様子は
ハート・ロッカーでしたね。
敵の狙撃手との攻防戦になっていくクライマックスなど
ビグロー監督よりはちょっとエンタメ的な要素もありましたが...
トレーニングのシーンは、結構ショックでした。
フルメタル・ジャケットってああいう作品だったのですね。
キューブリック監督、苦手だけど見てみようかな?
かなりきつそうだけど^^;
いつもはエンドクレジットもしっかりチェックするのですが
あまりに打ちのめされて、しばし呆然としてしまいました...。
ごみつさんの記事も楽しみにしていますね☆
投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2015年3月 2日 (月) 19時06分
☆ ヌマンタさま ☆
こんにちは。
先日、マイケル・ムーア監督が狙撃手は卑怯だという発言をして
映画の公開とからみ、アメリカで物議を醸していましたね。
狙撃手も戦術として確立されているのでしょうが
戦場にいてどこから弾が飛んでくるかわからないというのは
耐えられないほどの恐怖と戦うことだと思いました。
映画では、爆弾を持っているとわかれば、味方を助けるために
女性や子どもであろうと銃を向けなくてはいけない
主人公の狙撃手の苦悩が描かれていました。
4度の従軍で危険をくぐり抜け、しかも帰還兵のために
力を尽くされてきた方だけに、あまりに悲しい結末でした...
兵士にとって、戦場からもどってきてからの方が
ほんとうに辛い戦いなのかもしれません。
投稿: ☆ ヌマンタさま ☆ | 2015年3月 2日 (月) 19時35分
セレンさん☆
国の為、世界の為にと信じて、過酷な訓練も耐え抜いたクリスのあまりにも虚しい結末に苦しくなりますね。
多くの兵士のPTSDの被害者が愛する家族だなんて…
だからといって今現在問題のISや日本の隣国との緊張問題など、アメリカ軍なしにはいられない我々羊たちは、どうしたらいいのか・・・?
深い沈黙の間にでもせめて考えたいと思いました。
投稿: ノルウェーまだ~む | 2015年3月 4日 (水) 16時10分
☆ ノルウェーまだ~むさま ☆
こんにちは。
あれほどの危険をくぐり抜けてきた、強靭な体と精神力をもつカイルだけに
同じ苦しみを乗り越えてきたはずの仲間に命を奪われた
というのがあまりに残酷でした。
私たち人類に与えられた試練なのか、とさえ思ってしまいました。
戦いの火種を作ったのがアメリカという見方もありますが
アメリカによって守られている平和もまたあるのですよね...
防衛を全面的にアメリカに頼っている日本人としても
いろいろと考えさせられました。
投稿: ☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ | 2015年3月 5日 (木) 08時00分
戦争映画はどれもそうですが
これもつらかったですね。
音楽が殆どないだけに
自分の心臓がドキドキ波打っているのが分かりました。
あの特訓のシーンでは私は
「愛と青春の旅立ち」を思いだいました。
変わっていないんですね~
投稿: zooey | 2015年3月 6日 (金) 12時10分
☆ zooeyさま ☆
こんにちは。
今まさに私たちが生きている世界が描かれているだけに
心にずしんと重く響く作品でした。
戦場の描写はリアリティがあって緊張しましたね。
アメリカは人権意識が高いというイメージがあったので
あの軍の訓練はショッキングでした。
でもあのくらいでへこたれるようでは
戦場ではとても耐えられないのかもしれませんね。
投稿: ☆ zooeyさま ☆ | 2015年3月 6日 (金) 15時14分
濃密なシーンが
私ね。この映画を観て
イーストウッドが監督で良かったって思ったの
非業であれ非情だけれど
真正面から「死」を描いているでしょ
もし、これを、あのスピル×▽グだったら
この世界がボケーっとしたと思っちゃう。
そしてエンドロール
実に しっかり問題を考えるコトの大切さ。
イーストウッド監督は たまらなく素晴らしい!!!!
投稿: q 苦しい現実のコトバ | 2015年3月16日 (月) 22時52分
☆ qさま ☆
こんにちは。
イーストウッド監督らしいすばらしい作品でしたね。
ビグロー監督は同じテーマでもドキュメンタリーのような仕上がりで
その真摯な姿勢が私はとても好きなのですが
イーストウッド監督は骨太でありながら
エンターテイメントとしてもみごとな作品にしていました。
スピルバーグ監督だったらもっと人間愛あふれる作品に
なっていたかしら?気になりますね。
投稿: ☆ qさま ☆ | 2015年3月17日 (火) 09時11分
こんばんは。
いつも見に来て下さってありがとう。
さて本作は戦争ものながらちょっと心を揺さぶるドラマでした。
やはりイーストウッドだからでしょうか?
何度も、繰り返し見た少年に向けて銃を構えるシーンでしたが、本作を観てまたドキリとしました。
ブラッドリー・クーパーはどんどん味ある俳優になって行って素敵です。
「ハートロッカー」は誰しもが思い浮かべる一作ですね。
投稿: margot2005 | 2015年3月20日 (金) 22時51分
☆ margot2005さま ☆
こんにちは。
イーストウッド作品、どれも好きですが
心に温かい感動を残してくれた前作から1年たたないうちに
こんなに心をがつんと打ちのめす戦争映画を作られるとは...
そのバイタリティに敬服しました。とても御年83歳とは思えませんねー。
あの少年に銃を構えるシーンは、予告で何度も見ていましたが
いきなり冒頭だったので意表をつかれました。
体重を増やして体を作り、クリスを演じきった
ブラッドリー・クーパーは、すばらしかったですね。
敵の狙撃手との攻防戦になっていくクライマックスなど
ビグロー監督に比べて、エンタメ的な要素もありましたが
それゆえにドラマティックで引き込まれました。
投稿: ☆ margot2005さま ☆ | 2015年3月21日 (土) 22時04分
明けましておめでとうございます(まだ松の内、ということで…)。どうぞ本年もよろしくお願いします。
又、TBとコメントをありがとうございました。この作品、色々と心に複雑に絡んできたのですから、レビューをupするのがすっかり遅くなってしまい、書いていてもなんか思ったことの全部は書き切れていないような気がしていました。
>このあまりにも残酷な運命は、神のメッセージがあるとしか思えませんでした。彼の死を無駄にしないために、私たちは今考える時に来ているのかもしれません。
そう、きっと、お書きになっているように、私たちも考える時に来ているのですね。
なので、この作品がR15指定だったのにはちょっと納得がいきませんでした。中学生とかが観ても良かったのに、と思いました。
投稿: ここなつ | 2016年1月 6日 (水) 20時01分
☆ ここなつさま ☆
おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
この作品のテーマはあまりに重くて、いろいろな気持ちが渦巻いて
なかなか書くことがまとまらなかったなー
と私も改めて思い出しました。
そしてこの映画を見た時からさらに
世界を取り巻く状況は混沌とし、問題が悪化しているように感じられます。
未来の子どもたちに何を伝え、残していけるのか
考えさせられますね。
投稿: ☆ ここなつさま ☆ | 2016年1月 7日 (木) 08時26分