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2015年4月

燕子花と紅白梅 @根津美術館

根津美術館で開催中の「尾形光琳300年忌記念特別展 燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密」(~5月17日)を見に行きました。

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尾形光琳の300年忌を記念して、根津美術館の「燕子花図屏風」と、熱海のMOA美術館の「紅白梅図屏風」、光琳の国宝2点を56年ぶりに一堂に展示する特別展。2月の梅の季節にMOA美術館で、5月の燕子花の季節に根津美術館で開催するという、なんとも粋な企画です。

MOA美術館では現代アートへのアプローチをテーマにしていましたが、本展では光琳のデザイン性に注目し、屏風のほか、漆器や陶器の絵付けを見ることができました。

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尾形光琳 「燕子花図屏風」 根津美術館蔵

光琳が40代半ばに描いた傑作。『伊勢物語』の「八橋」の場面を描いていますが、橋そのものを描かず、ほとりに咲く美しい燕子花のみを描いていて、想像力をかきたてます。光琳はこの10年後に、同じ主題で橋を加えた「八橋図屏風」を描きました。

シンプルに図案化された燕子花がリズミカルに連なる姿は、今の時代に見てもはっとするインパクトがあって引き込まれます。群青と緑青だけを用い輪郭線を描かずとも、花や葉の重なりや奥行が感じられ、群生する燕子花の風景が鮮やかに目の前に浮かびました。

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尾形光琳 「紅白梅図屏風」 MOA美術館蔵
右に胸をそらせ枝を若々しく伸ばす紅梅。左に体を折り曲げるように枝を伸ばす白梅の老木。その間にゆるゆると流れる川。光琳晩年の最高傑作と謳われる作品です。

紅と白、若と老、動と静。2つの梅の対比にメッセージとストーリーを感じます。たらしこみの技法を施した写実的な梅に、モダンでデザイン性のある川を組み合わせる、卓越したセンスにノックアウトされました。

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俵屋宗達・烏丸光広 「蔦の細道図屏風」 相国寺蔵
『伊勢物語』の「東下り」の場面を題材に、烏丸光広が歌を詠み、俵屋宗達が絵にしています。空と道を大胆に切り取った、シンプルな構図がかっこいい。左隻と右隻を入れ替えても連続するように描いた、この時代にして斬新な発想にしびれました。

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尾形光琳 「夏草図屏風」 根津美術館蔵
晩春から夏にかけて咲く30種類もの草花が、流れるような構図で描かれています。繊細なボタニカルアートにうっとりしました。

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尾形光琳 「槇楓図屏風」 東京藝術大学蔵
俵屋宗達の「槇楓図屏風」(山種美術館蔵)を模写した作品で、2つ並べて展示されていました。見比べると興味深い。

展示室をひと通り見てまわった後は、外に出てお庭を散策しました。

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例年、カキツバタの開花時期に合わせて公開される燕子花図屏風ですが、この日はまだちらりほらりと咲いているのみ。それでも絵から飛び出したような風景に心がときめきました。

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新緑が目に鮮やかで、心地よいお散歩となりました。

【 関連記事 】
art KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館蔵「八橋図」 @根津美術館 (2012/5)

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新宿のゴジラと中村屋さんのカレー

新しくできたTOHOシネマズ新宿は、映画館の上からゴジラが顔をのぞかせています。

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1954年に公開された初代ゴジラと同じ、身長52mの高さに合わせて作られたそうですが、高層ビルが増えた今の時代には、むしろこじんんまりとしてかわいらしく見えます。

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今回TOHOができた歌舞伎町は、私が学生の頃から恐いというイメージしかなくて足を踏み入れたことがなかったので、どきどきしながら訪れましたが、映画館のある一角だけが周囲の環境とかけ離れていて、なんとも不思議な光景でした。このあたりもこれから再開発で少しずつ変わっていくのでしょうね。

映画を見る前に、昨年10月にリニューアルオープンした新宿中村屋さんで、お昼をいただくことにしました。メトロの駅から地下通路を通って、地下2階のレストラン&カフェへ。

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中村屋さんといえばカレー。創業者のお嬢さんがインドの独立運動家と結婚されたご縁から、本格的なインドカレーをお店で出されるようになったそうです。そんなわけで、看板メニューの純印度式カレーには、”恋と革命の味”というドラマティックなサブタイトルがついていました。^^

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私は野菜カレーをいただきました。家では野菜だけのカレーを作ることはまずないので、こういう機会に食べられるのがうれしい。

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スパイスを使った本格的な味わいながら、日本人にも親しみやすい飽きのこないおいしさ。食後のマサラティーもほっとする味わいで、老舗のお味を堪能しました。

食後は、地下1階のスイーツ&デリによって、カレーパンと新商品のピロシキを買っていきました。翌日の朝、グリルで軽く温めて、半分ずつおいしくいただきました。

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カレーパンの起源は諸説あるようですが、新宿中村屋さんがルーツというのは昔からよく言われていますね。今回は時間がなくて地下しか行けませんでしたが、上の階にギャラリーもあるようですし、機会があれば足を運んでみたいです。

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「ワイルド・スピード SKY MISSION」 @IMAX 3D

ヴィン・ディーゼル&ポール・ウォーカー主演の大迫力カーアクションシリーズ第7弾、「ワイルド・スピード SKY MISSION」(Fast & Furious 7)を見ました。アゼルバイジャン、アブダビ、ロサンゼルスを舞台に展開するシリーズ最強のスリリングなカーアクションを堪能しました。

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前作でオーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を打倒し、恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク(ヴィン・ディーゼル)。相棒ブライアン(ポール・ウォーカー)や妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)と平穏な日々を送っていましたが、オーウェンの兄デッカード(ジェイソン・ステイサム)が復讐に現れ...。

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先週、新宿にIMAXシアターつきの新しい映画館がオープンし、杮落としとなったのがこの作品です。今までIMAXシアターが近くになかったので、これから気軽に行けるようになったのがうれしい。早速、大画面の迫力あるIMAX 3Dを体感してきました。

このシリーズでずっと主役を務めてきたポール・ウォーカーが、映画が完成する前にプライベートでの自動車事故で亡くなりました。遺作となった本作は、撮り残したシーンや追加したシーンをポールの2人の弟が代役をつとめ、CGで編集されたそうです。

ポールは今回も大活躍!でしたが、これからは見れないと思うと、ひとつひとつのシーンが切なく、心にしみました。ヴィン・ディーゼルが何度も口にする”家族””兄弟”ということばが、いつも以上に大きな重みをもって胸に迫りました。

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ワイルド・スピードシリーズは全部見ていますが、前作のストーリーをすっかり忘れていたので、最初はショウって誰だったっけ...?状態でしたが^^; 冒頭からローラーコースターのようなスピーディな展開に引き込まれて、まったく気にせず楽しめました。

時系列的には、第3作のTOKYO DRIFTの次...という設定だったのですね。第3作はスピンオフという位置づけだと思っていましたが、うまくつないだな~と感心しました。復讐に燃えるデッカードによって、メンバーの一人のハンは東京で事故に見せかけて殺され、さらにブライアンの家も爆破されてしまいます。

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回を重ねるごとに派手になっていくカーアクションも見応え十分。まずは予告にもあった、アゼルバイジャン上空から車を落下させての奇襲のシーン。まさかほんとうに人は乗っていない??と思うけれど、どうやって撮影したのか? 野暮とは思いながらもついつい気になります。

着地の時に絶対ぐしゃぐしゃになるはずだけど、なぜかソフトランディングして^^ 敵の車列を追いかけます。それからは長い長い崖の一本道での命がけのカーチェイス。装甲車から雨のように銃弾を浴びて車体が穴だらけになったり、敵からの攻撃をかわしてオフロードを走ったり。極めつけは...

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ダイハードさながらの脱出シーンで、絶対にだいじょうぶだとわかっていても、手に汗にぎってドキドキでした。ここでもポールが大活躍でした。

アブダビでビルからビルへと車で飛び移るシーンはさすがにCGですよね?? ここまでくるとちょっと荒唐無稽ですが^^; ドミニクがビルの縁に立っている場面では、あまりの臨場感に背中がひゅ~っと寒くなりました。

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今回、秘密組織を率いるミスター・ノーバディ(カート・ラッセル)と、天才ハッカー ラムジー(ナタリー・エマニュエル)が初登場。ミスター・ノーバディは話のわかるえらいおじさん?といった感じで、ドミニクとはいい関係になれそうですし、ラムジーはキュートな魅力がいっぱい。2017年4月公開という続編も楽しみです。

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春キャベツで作るシュー・ファルシ / 春のリース

先日、新聞に春キャベツを使ったシュー・ファルシ(キャベツの肉詰め)のレシピが紹介されていたので作ってみました。シュー・ファルシといって思い出すのは、2年前に見た「大統領の料理人」というフランス映画。主人公の女性シェフが作るサーモンのシュー・ファルシがなんとも美しく、おいしそうでした。

Chou_farci_au_saumon (映画のシーンより)

今回は豚ひき肉を使ったシュー・ファルシです。シューはフランスでキャベツのことで、いろいろ種類があり、お料理によって使い分けられているそうです。

cloverシュー・ポワンチュ(とんがりキャベツ)=春キャベツ  サラダなどに
cloverシュー・ブラン(白キャベツ)=冬キャベツ  シュークルート(塩漬け)に
cloverシュー・ルージュ(赤キャベツ)=紫キャベツ  サラダ、マリネに
cloverシュー・ヴェール(緑キャベツ)=ちりめんキャベツ  煮込み料理に

本来、シュー・ファルシにはちりめんキャベツが使われますが、今回は季節の春キャベツを使って作ります。

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巻きがゆるくて葉が柔らかく、先がふわっとすぼまっている春キャベツ。私はずっと、冬キャベツが春になると、葉が柔らかくなり春キャベツになるのかと思っていましたが、先日初めてこの2つはまったく別の品種だと知りました。

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春キャベツを丸ごと沸騰したお湯に入れ、葉が柔らかくなるまでゆでます。ざるにあけ、粗熱がとれたら花びらのように外側から葉を開いていきます。たね(ひき肉・たまねぎ・パン粉・豆乳・たまご・塩こしょう)を葉と葉のの間に詰めていき、もとの形に整えます。

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くずれないようタコ糸で十字にしばり、ベイリーフを添えます。キャベツの高さの半分くらいまで野菜ブイヨンを注ぎます。

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ふたをして弱火で1時間ほど煮込んだらできあがり。

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お皿に切り分けて、スープとともにいただきます。野菜とお肉のうまみがたっぷりしみこんだスープが滋味深いおいしさ。正直いって、ロールキャベツの方が作り慣れていて簡単ですが、目新しさがあって楽しめました。

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残った半分は、後日スープに缶詰のダイストマトとしめじを加えて煮込みました。春キャベツは柔らかいので、とろとろに溶けそうになりましたが、コクが出てしみじみと味わい深く、おいしくいただきました。

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雑貨屋さんの私の部屋ですてきな春のリースを見つけました。

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アーティフィシャルのお花ですが、柔らかい素朴な質感に惹かれました。自由が丘店限定で、地元のクラフト作家さんの手作りだそうです。

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パープルは大好きな色です。玄関に春の彩りが加わりました。

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久しぶりのIKEA

アレンの映画は上映館が限られていますが、(ポイントのたまる)TOHO系ということで、ドライヴをかねて初めて「ららぽーと横浜」に行ってみました。第三京浜の港北ICから5分。アメリカの郊外にあるような巨大なショッピングモールです。週末ということもあり、家族連れで大賑わいでした。

映画のあとは久しぶりに、港北ICのすぐ近くにあるIKEAへ。IKEAは家からそれほど遠いわけではないのですが、有料道路を通ることもあってなんとなく足が遠のいていました。ちなみにアメリカでもIKEAは人気があり、英語読みでアイキアとよばれていました。

この日は特に買いたいものはなく、ぶらぶら見るだけのつもりでしたが、結果的にはいろいろ買ってしまいました。^^ おつきあいくだされば幸いです。

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夜ダイニングで本を読んだり書きものをしたりするのに、電気スタンドがほしいなあと思っていました。ほんとうはPIXARみたいなスタンドにするつもりでしたが、気が変わってキャンディカラーのかわいいスタンドに。おもちゃみたいですが、LEDライトで明るく、小さくて使いやすい。

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紙製の収納ボックス。黒と迷いましたが、きれいなグリーンに惹かれて。

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左はセンサーつきのライトで、近づくと点灯し、数分後に消えます。小さいながらもLEDライトで明るく、電池式なので取扱いが簡単。2個組なので、とりあえずひとつは玄関に、もうひとつは階段の途中の窓枠に置いてみましたが、夜の戸締りの確認などに役に立っています。(屋内用です)

右は電池式の多目的時計。(写真では寝かせていますが)四角形の各辺をどこを上にするかによって、時計、アラーム、タイマー、温度計と切り替わります。写真は温度計。

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(左)タイマー、(中)アラーム、(右)時計。向きを変えるだけで、すばやく切り替わるのが便利。カラーのライトは数秒で消えます。

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日々の実用品も。

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最後はフードマーケットをのぞきました。スモークサーモンと、サラダのトッピングなどに使うフライドオニオン。サワークリーム&オニオンのポテトチップスは堅焼きでおいしかったです。お菓子の量り売りでは、チョコレートタフィーを3種類。童心にかえって楽しみました。

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「マジック・イン・ムーンライト」

ウッディ・アレン監督の最新作、「マジック・イン・ムーンライト」(Magic in the Moonlight)を見ました。コリン・ファース&エマ・ストーン主演の、1920年代の南仏を舞台にしたロマンティックコメディです。

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スタンリー(コリン・ファース)は、中国人に扮して華麗なイリュージョンで観客を魅了する天才マジシャン。友人ハワードから、大富豪キャトリッジ家に出入りする霊能力者、ソフィ(エマ・ストーン)のトリックを見破ってほしいと依頼され、キャトリッジ家の別荘がある南仏コート・ダジュールに向かいますが...。

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ウッディ・アレンが大好きなので、楽しみにしていた作品。風光明媚な南仏の風景と20年代のレトロモダンな雰囲気。軽やかなジャズと小粋な会話。くっついたり、離れたり、あーでもない、こーでもないと恋のかけひきが展開していくのがいかにもアレンらしい、おしゃれですてきなラブストーリーでした。

今回、アレンは出演していませんが、自らをコリン・ファース演じるスタンリーに投影させているようです。^^ 現実主義者で皮肉屋のスタンリーは可愛げのない嫌なヤツですが、コリンが演じると誠実で不器用な、「ブリジット・ジョーンズの日記」のダーシーに見えてくるから不思議です。

そして20年代のファッションに身を包み、くるくると表情豊かなエマ・ストーンがとにかくかわいくて魅力的。最初はエマ演じるソフィを胡散臭げに見ていたスタンリーも、次々と真相を言い当てられ、明るくのびやかで屈託のない彼女に、いつしか惹かれていくのでした...。

とはいえ二人はそれぞれに事情があって、そうそうひと筋縄ではいかないのですが、古来よりある王道のラブストーリーも、アレンの手にかかるとなんとも小粋な大人のおとぎ話に。恋の顛末をわくわくしながら楽しみました。

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すとんとしたシルエットのドレスに、花飾りのついた帽子。幌のついたクラシックカーに華やかなパーティなど、「華麗なるギャツビー」にも描かれていた20年代のファッションや風俗にわくわく。そしてなんといっても南仏のリゾート地の風景が美しい。

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霊媒師のソフィが、グレース夫人の亡くなった夫の霊を呼び寄せる場面も大好き。そういえばアレンの「恋のロンドン狂騒曲」にも同じようなシーンがありましたっけ。^^ 霊媒師に頼る人は、すでに心の中に答えを持っているのだと思います。それを引き出して背中を押すのが、よい霊媒師の腕の見せどころなのでしょうね。

この場面がラストへの伏線になっていたとは。^^ ロマンティックな結末に、ほっこり温かい気持ちになりました。

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BBQポークと、ミッドタウンの桜

マグリット展のあと、買い物があったのですぐ近くの東京ミッドタウンへ。ここは国立新美術館とタイアップした半券サービスがあるので、上手に利用したいですね。(美術館に案内のチラシがあります) アメリカンダイニングのROTI American Wine Bar & Brasserieでお昼をいただきました。

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限定15食のハンバーグステーキランチ。アメリカンというよりは、シンプルなフレンチビストロ風。

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私はB.L.T.A.サンドウィッチにしようかなーと思っていたのですが、メニューにBBQポークバーガーがあったので、気が変わってこちらに。

BBQポークは、豚をまるごとじっくり時間をかけて焼き、ほろほろになったお肉を細かく裂いて、ぐちゃぐちゃにしてBBQソースにからめる、というアメリカでは主に屋外のイベントでいただくお料理。

私はバージニアとハワイで食べたことがありますが、ちょうど先日見た映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」で、主人公がテキサスでBBQポークを仕入れる場面を見たところだったので、無性に食べたくなりました。

甘辛くて柔らかいBBQポークは、日本人好みのお味。ホースラディッシュソースをつけて、野菜のパーツと重ねてガブリッ。(中身があふれないよう、袋を用意してくれます) 豪快においしくいただきました。

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食事のあとは、通路を渡ってミッドタウンガーデンを散策しました。先週の土曜日のことで、桜はすでに満開をすぎて散り始めていましたが、まだまだ美しい姿を見せていました。雨は降らなかったものの、曇り空だったのがちょっと残念。

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芝生に落ちた花びらが点描画のよう。ここの芝生は立入り可なので、敷物を広げてピクニックを楽しんでいるファミリーが何組かいらっしゃいました。これからの季節、ここでのんびりすごすのも気持ちよさそうですね。

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隣接している檜町公園へ。ここも芝生広場はお花見している人たちや遊具で遊んでいるちびっこたちで大賑わいでした。木々は若葉が芽吹きはじめ、雪柳の白い花が清々しい。ソメイヨシノからバトンをつなぐように、しだれ桜や八重の桜が美しく咲いていました。

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檜町公園はもとは毛利家の下屋敷があったところで、今も日本庭園が残っています。(ちなみに六本木ヒルズの毛利庭園は、毛利家の上屋敷の跡) 和風の休憩所の中からパチリ。背景のミッドタウンの高層ビルとのコントラストが絶妙で、まさに都会のオアシスといった雰囲気。ほっとくつろげる空間でした。

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マグリット展 @国立新美術館

国立新美術館で開催されている、「マグリット展」(~6月29日)を見に行きました。2002年から13年ぶりとなる大回顧展で、初期から晩年までのマグリットの代表作、約130点が展示されています。

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ベルギーが生んだシュルレアリスムの巨匠、マグリット。彼の作品は、美しいとか、感動するというのとはちょっと違いますが、見ると心をざわつかせる不気味な魅力があって、心を捕らえられます。おもしろ~い、気持ち悪い...わくわくしながら楽しく鑑賞しました。

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水浴の女 (1925)

ブリュッセルの美術学校を卒業した初期の頃は、未来派、抽象、キュビスムなど、当時の新しい美術の影響を受けていました。また、生活のために商業デザインの仕事もしていたそうで、会場では当時手がけていたポスターや挿絵の作品を見ることができました。

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一夜の博物館 (1927)

のちにマグリットは、ジョルジョ・デ・キリコの「愛の歌」に感銘を受け、シュルレアリスムへと傾倒します。1927年にはシュルレアリスムの中心であるパリに移住し、言葉とイメージの関係を主題とした独自の作風を確立していきますが、交友関係や経済的理由から、1930年再びブリュッセルにもどります。

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(左)野の鍵 (1936)
割れた窓ガラスに、窓の向こうの風景が描かれています。同じ題材で、絵のキャンバスを使っただまし絵のような作品もありました。私たちが見ているものが、いかに不確かなものか、問いかけているように感じました。

(右)シェヘラザード (1948)
シェヘラザードといえば千夜一夜物語ですが、この絵にオリエンタルなイメージはなく、陽光あふれるリゾートの風景のようです。

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応用弁証法 (1944または1945)

戦争中、マグリットはナチスへのアンチテーゼとして、印象派のような明るい色彩の作品ばかり描きました。これは珍しく戦争を題材にした作品。ベルギーのナチスドイツによる占領(左側)と、のちのドイツ軍の敗退(右側)が描かれています。シニカルなタイトルも秀逸。

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光の帝国Ⅱ (1950)

50代を迎えたマグリットは、1930年代に確立した自らのスタイルに回帰し、ありふれた日常に潜む、矛盾に満ちた不条理の世界を描きます。夜の家並みと明るい昼間の空はありえない組合せですが、どこかで見たことがある詩的な空間に思えてきます。

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ゴルコンダ (1953)

晴れた空から、おじさんが降ってくる。ゴルコンダは16~7世紀にダイヤモンドで栄えたインドの都市だそうです。解釈は人さまざまですが、私は街をめぐらす無数の防犯カメラの目を思い浮かべました。

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白紙委任状 (1965)
エッシャーのだまし絵を思い出しました。現実にはありえない風景ですが、ここには時空のポケットが隠れているのかも...。

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空の鳥 (1966)
マグリット・ブルーとよびたい、青の美しさに魅せられます。

ここには挙げませんが、グロテスクで、悪趣味に感じられる作品もいくつかありました。マグリットの作品はタイトルも独特で、作品に想像のヒントを与えているように感じられます。意外にもマグリット自身は、アーティストにありがちな奇抜なところはなく、幼なじみの妻とつつましく暮らす善良な市民だったそうです。

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「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」

ベン・スティーラー主演のコメディ映画、シリーズ第3作の「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」(Night at the Museum: Secret of the Tomb)を見ました。

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真夜中になると展示物が動き出す、ニューヨークのアメリカ自然史博物館。しかし彼ら(展示物)の様子がおかしい。どうやら命を吹き込んできた黄金のタブレットが魔力を失ってきたらしい。謎を解くべく、夜警のラリー(ベン・スティラー)は彼らとともにロンドンの大英博物館に向かいますが...。

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ナイト・ミュージアムはニューヨークで第1作を見て以来、2作目を見損ねていたので、今回どうしようかなーと思っていましたが、ひょんなことから見に行くことに。テディ(セオドア・ルーズベルト大統領)を演じるロビン・ウィリアムズのはからずも遺作となった本作に、コメディながら最後はちょっぴりしんみりした気持ちになりました。

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ロンドンの大英博物館は2度訪れたことがあり、古代遺跡のフロアは記憶に残っていますが、私にはやはりニューヨークのアメリカ自然史博物館が懐かしい。メンバーシップを持っていて、何度も足を運んだ思い出深い博物館です。

映画に出てきたプラネタリウムのあるローズセンターは、2000年に開設。重厚感のある石造りの本館に併設されたガラス張りの空間は、今でこそAppleストアなどありますが、当時は珍しく目を引きました。プラネタリウムのナレーターは、トム・ハンクス(録音)が務めていました。

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さて、映画の方は...CGや特殊効果を生かした映像が大迫力で、まるでマジック!遊園地のアトラクションに迷いこんだような楽しさがありました。特に、エッシャーの無限階段の絵の中に入り込む場面には目が釘付けでした。

ラリーそっくりのネアンデルタール人ラー(ベン・スティーラーの2役)と、大英博物館の女性警備員ティリー(レベル・ウィルソン)が恋に落ちる展開に大笑いしましたが、個人的には第1作からのテディとアメリカ先住民サカガウィア(ミズオ・ペック)とのロマンスがお気に入りです。

サカガウィアはアメリカ史の教科書にも登場する人物ですが、このシリーズで注目されるようになったのがうれしい。マイノリティの彼女に一目惚れするという設定は、いかにもロビン・ウィリアムズらしくて好きです。時空を超えて友情や恋が育まれるのも、このシリーズならでは。

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そのほか、エジプト王にベン・キングスレー、ロンドンの街ではミュージカルの舞台に立つヒュー・ジャックマンに遭遇。円卓の騎士ランスロットに(ダウントン・アビーの)ダン・スティーヴンスなど。

エンディングのディスコパーティで、シェリル・リンの1978年のヒット曲、Got to be Real が流れたのも懐かしかった。朝が来て、テディが馬にまたがり像にもどるシーンは、現実とオーバーラップして切なくなりましたが、こんなさりげないいつものお別れがロビンらしい...と思いました。

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ココットエッグ&キャロットケーキ @イースター

昨日の日曜日はイースターでした。イースターはイエスの復活をお祝いする大切な祝日で、新しい命を象徴する卵や、多産で知られるうさぎなどがモチーフとして使われます。

イースターのお料理といえば卵料理やラム、ハム、(うさぎの好きな)にんじんなど。朝食に Williams Sonoma のサイトで見つけたココットエッグ(Shirred Eggs with Spinach and Paprika)を作ってみました。レシピはコチラ

shirrとは裁縫用語でシャーリング(ギャザーをよせる)のことですが、”卵を器に割ってオーブンで焼く”という意味もあるようです。このお料理、日本ではココットエッグ?とよんでいますね。オリジナルレシピではほうれん草とパプリカを使っていますが、私は家にあった菜の花とカイエンヌペッパーを使って作りました。

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ココットの内側にオリーブ油を薄く塗り、軽く茹でて刻んだ菜の花を器に入れます。卵を落として生クリームを大さじ1/2をかけ、塩、こしょう、カイエンヌペッパーを散らし、190℃のオーブンで10~14分。

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白身が固まり、黄身がとろりとしたらできあがり。

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軽く温めた雑穀入りのロールパン、いちごのヨーグルトがけ、スムージー(ブルーベリー、ラズベリー、バナナ、ヨーグルト、豆乳、はちみつ)、コーヒーとともにいただきました。黄身がとろ~り。簡単にできて、おいしかった!野菜の種類を変えて、いろいろと楽しめそうです。

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毎年イースターの時期に焼いているキャロットケーキです。レシピはスウェーデンのお菓子の本から。にんじんのすりおろしと刻んだくるみがたっぷり入ったヘルシーなケーキです。

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三温糖とスパイス(シナモン、ナツメグ)が入る、素朴で香り豊かなケーキ。バターではなくグレープシードオイルを使い、軽い食感に仕上げました。

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先月から近くの公園では、レンテンローズがとってもきれいです。レント(四旬節=イースター前の40日間)の時期に咲くことからこの名前がついていますが、日本ではクリスマスローズとよばれていますね。レントにあまりなじみがないからかもしれません。

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少しうつむきかげんで咲く姿が愛らしく、春を呼ぶ大好きなお花です。

追記: キャロットケーキのレシピは「続きを読む」をどうぞ。

続きを読む "ココットエッグ&キャロットケーキ @イースター"

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なごりの桜と、セブンのドーナツ

昨日からPCの調子が悪いので、初めてiPhoneのココログアプリを使って投稿してみます。うまくいくかしら? 長い文章を打つのがたいへんなので、簡単にて失礼します。

今日からしばらく雨模様が続くということなので、よく晴れた昨日は桜も見納めかな…とちょっぴり名残惜しくて、でかけた帰りにふと思い立って目黒川の桜を見てきました。中目黒駅でおりて、目黒通りまでの道を歩きました。

昨日は春らしくよく晴れたいい一日でした。青い空に満開の桜がきれい!

ちょうど満開を過ぎたところで、春風が吹くたびに花びらがはらはらと落ちてきます。まるで桜のシャワーを浴びているようで、美しいのですがなんだか寂しくて、どうか散らないで!と心の中で叫んでいました。

川の上にピンク色の帯が見えるでしょうか。散った桜の花びらが流れのほとんどない川の上に留まって美しい模様を描いています。花筏(はないかだ)という風流な名前がついていますが、散ってしまった桜が最後に見せてくれるみごとなパフォーマンス?です。

儚くも美しい姿を目に焼きつけるようにして、川を後にしました。

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今年から販売が始まったセブンイレブンのドーナツを、先日初めて買ってみました。

今回買ったのは、ストロベリーのポンデリング風と、チョコレートをディップしたオールドファッション風と、砂糖がけのふわふわドーナツの3種類。他には、ホイップクリームが入ったのと、きな粉がけのドーナツがありました。

ポンデリング風はもちふわのおもしろい食感。どれもおいしくて、コーヒーといっしょにいただく朝食にぴったりでした。家族がみんなドーナツ大好きなので、身近なところで買えるのがうれしいです。

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