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渡辺謙さんと、「王様と私」

ハリウッドでも活躍されている俳優の渡辺謙さんが、今リバイバル上演されているブロードウェイミュージカル「王様と私」(The King and I)で、王様役で主演していらっしゃいます。(公式HP

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はじめて発表があった時には、謙さんがミュージカル?歌やダンスを披露するの?!とその意外性にびっくりしましたが、以来、見に行く予定があるわけでもないのに、私までどきどきと楽しみにしていました。

しかも会場は、リンカーンセンターのビビアン・ボーモント劇場。ニューヨークを代表するオペラやバレエ、オーケストラのホールや、ジュリアード音楽院などが集まった総合芸術施設の中にある、格調高い劇場です。

約1か月のプレビューを経て、いよいよ4月16日から本公演が始まりましたが、舞台は辛口のニューヨークの批評家たちからも評価が高く、作品賞はじめ9部門でトニー賞にノミネート。なんと謙さんも、ミュージカル部門主演男優賞にノミネートされました。

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演出家のバートレット・シャー氏からこの申し出があった時、謙さんは”英語で?ミュージカル?”と驚き、最初は無理だと固辞されたそうです。でもシャー氏の中では、英語や異文化と格闘し、挑戦し続けている謙さんが、劇中の”王様”と重なる部分があったのでしょうね。

そして堂々として風格のある謙さんは、舞台にも映えて、王様にぴったり!という気がします。 「王様と私」は1951年にブロードウェイで初上演、さらに1956年に映画化され、いずれもユル・ブリンナーが王様を演じています。先日、映画版をDVDで見ました。

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1860年代のシャム(現在のタイ)。王様が、王子たちの家庭教師としてイギリス人女性のアンナを迎え入れ、文化の違いに戸惑いながらもそれを乗り越え、心を通い合わせていく...というお話です。

イギリス人女性ががシャム王国を啓蒙するという、西欧社会の上から目線がちょっぴり気になりますが^^ 王様を尊敬しながらも物怖じしない新しい女性と、国を愛し、家族を愛し、柔軟な感覚で他国とわたりあえる近代化の道を模索していく王様が、魅力的に描かれています。

"Getting to Know You""Shall We Dance"など、おなじみのミュージカルナンバーも楽しい。"Shall We Dance"の場面では、謙さんがダンスしているところを想像して、なぜか涙ぐんでしまいました。

boutique "Shall We Dance" performed by Yul Brynner and Deborah Keer

謙さんの舞台でのダンスシーンを見つけたので、あわせてリンクしておきますね。会場は大もりあがりで、ああ、やっぱり生の舞台はいいなーと思いました。

boutique "Shall We Dance" performed by Ken Watanabe and Kelli O'Hara

55歳にしてミュージカルというはじめての経験に挑戦された謙さんに感動し、励まされました。

現地でも好意的な記事が出ています。
pencil Ken Watanabe Moves From 'Samurai' to 'The King and I' (NYT 2015/03/12)
pencil Review: 'The King and I,' Back on Broadway (NYT 2015/04/16)

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映画」カテゴリの記事

コメント

セレンさん☆
うわ~~謙さんの歌声、見事ですね!
元々ミュージカル俳優ではない初々しい歌声が、またタイの王様らしくてとっても良いです♪
ある意味ユルブリンナーよりもアジアの王様に謙さんのほうがぴったりなんじゃないかしら。
どんどん活躍なさっている謙さん、素晴らしいですね☆

投稿: ノルウェーまだ~む | 2015年5月14日 (木) 18時10分

驚いた。
一瞬、セレンさんがNYに観に行かれたと思っちゃいました。
謙さん、本当に素晴らしい!
病気を克服され、55歳でこんな舞台に挑戦なんて…
堂々とした舞台姿も素敵。
励まされますよねえ!

投稿: zooey | 2015年5月15日 (金) 09時08分

☆ ノルウェーまだ~むさま ☆
こんにちは。

謙さんの歌とダンス、すてきですよね~!
はじめてのミュージカルそれも、NYの大舞台とは思えないほど
堂々としていらっしゃるし、同じアジア人であり
さまざまなバックグラウンドを考えると
これ以上の配役はないだろう、という気がします。

同じ日本人として誇りですね☆

投稿: ☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ | 2015年5月15日 (金) 17時38分

☆ zooeyさま ☆
こんにちは。
驚かせてしまってすみません。sweat01
飛んで見に行きたい気持ちはやまやまですが...^^


謙さん、ほんとうにすばらしいですね。
病気を乗り越え、ハリウッド映画に出演された時にも
すごい!と思いましたが、さらに新しいことにチャレンジされる
その心意気がすばらしいです。
勇気を与えられますね。

投稿: ☆ zooeyさま ☆ | 2015年5月15日 (金) 17時51分

こんばんは!

渡辺謙さんのミュージカルシーンの動画、見せていただきました~。
凄いね~。歌も上手だし、貫録もたっぷりですね。

ミュージカルじゃないけど、ジョディ・フォスターとチョウ・ユンファの映画で「アンナと王様」っていうのもありましたよね。
私、たぶんユル・ブリンナーの「王様と私」見てないので、これを機会に是非見てみようと思いました~。

素敵な動画の紹介と、記事、有難う~。happy02

投稿: ごみつ | 2015年5月16日 (土) 02時27分

謙さん、凄いですよね。
ニュースで、あのユル・ブリンナー演じた役をやるということだけでも
流石と思いましたが、トニー賞候補ですからね。
きっと舞台も素晴らしいに違いありません。
観てみたいものです!

投稿: イザワ | 2015年5月17日 (日) 01時19分

☆ ごみつさま ☆
こんにちは。
コメントがスパムに入ってしまって、失礼しました。

謙さん、すてきですよね~
客席の笑いもとって、余裕が感じられ
とても初ミュージカルとは思えませんね。

ユル・ブリンナー版「王様と私」もよかったですよ。
アンナ役のデボラ・カーは、「地上より永遠に」の女優さんなんですね。
歌は吹き替えのようですが。
私もこの機会に、ジョディ・フォスターの「アンナと王様」見てみようかな。^^

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2015年5月17日 (日) 11時23分

☆ イザワさま ☆
こんにちは。
謙さん、日本人の誇りですね。

最初にお話しを聞いた時には、謙さんがミュージカル?
とびっくりしましたが、バックグラウンドを考えると
これ以上の配役はない、と納得しました。
演出家の方はお目が高いですね。
そしてその期待に応えられる謙さんもすばらしい!と思います。

舞台、見てみたいですね。
いつか凱旋公演があるといいなー。

投稿: ☆ イザワさま ☆ | 2015年5月17日 (日) 11時32分

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