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2015年12月

BAREBURGER と、年末のあれこれ

年末のあれこれをまとめてアップします。

先月、今年7月に自由が丘にオープンしたBAREBURGER(ベアバーガー)に行ってきました。2009年にニューヨークのクイーンズで創業したオーガニックハンバーガーで、現在はニューヨークエリアを中心に世界に20店舗以上展開しています。
fastfood BAREBURGER JAPAN (ベアバーガー) HP

Bareburger

(HPよりお借りしました)

場所はピーコック裏手のメイプルファームの中。週末で賑わっていましたが、5分と待たずに入れました。店内はナチュラル&ポップなインテリアで、bareと同音のbear(熊)がシンボルマークとなっています。同じオーガニック系のBen & Jerry's アイスクリームとコンセプトが似ていると思いました。

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(左)は「ビッグ ブルー」というハンバーガーで、全粒粉のバンにカントリーベーコン、ブルーチーズ、スタウトオニオンなどが入っています。クラフトビールとともに。

(右)私は「エル マタドール」をいただきました。ブリオッシュ生地のバンに、ハラペーニョピクルスやワカモレ(アボカド)などが入ったメキシカンバーガーです。奥にちらりと見えているのは、ちゃんとしょうがから作ったジンジャーエール。どちらもおいしくいただきました。

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映画を見に六本木ヒルズに行くと、ちょうどオープニングの週末で、劇場はSTAR WARS 一色でした。といっても私はこの日は、別の映画を見たのですが...。^^; 感想は年明けの宿題とさせていただきますね。

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吹き抜けのアートがすてきでした。まるで海に漂うクラゲみたい。

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ホテルオークラ別館ロビーのクリスマスツリー。今年クローズした本館の工事は、もう始まっているようでした。

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寒椿と飯桐を大胆に投げ入れた、和のアレンジメント。

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東京タワーの横を車で通ったときにパチリ。展望台に「2015」と(ライトアップの)数字がうっすら見えました。元日からは「2016」が点灯するそうです。(詳細はコチラ) それにしても年末だというのに、幹線道路の銀杏並木の黄葉も、芝公園のもみじの紅葉も、まだまだ見ごろで驚いています。

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所用で日本橋に出かけた折に、丸善さんのカフェでお昼にハヤシライスをいただきました。ハヤシライスは(所説あるようですが)、丸善創業者の早矢仕有的(はやし・ゆうてき)氏が考案したとされ、こちらのカフェの名物となっています。
restaurant MARUZEN Cafe (マルゼンカフェ) 食べログ

(右)は早矢仕オムライス、私は(左)の彩り野菜の早矢仕ライスをいただきました。金の縁取りの平皿、運んでくださる店員さんの物腰も柔らかく、昔の洋食屋さんのわくわくした気分を思い出します。じっくりていねいに煮込んで作られた早矢仕ライスは、とてもおいしかったです。

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今年も残すところあと1日となりましたが、これで私のブログ納めといたします。皆様、どうぞよい新年をお迎えくださいますよう。来年もよろしくお願いします。

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神田須田町界隈と、かんだやぶそば

マーチエキュート神田万世橋 からの続きです。マーチエキュートでは、かつて万世橋駅界隈が賑わっていた頃の様子を、ジオラマで見ることができました。

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(照明が反射していて失礼しますsweat01

手前が神田川に架かる万世橋。神田川に沿って右に続くレンガ造りの建物が、中央本線の高架橋で、現在マーチエキュートになっているところです。その奥に万世橋駅の駅舎が見えます。

この界隈は江戸時代から賑わっていましたが、1912(明治45)年に中央本線ターミナルの万世橋駅が開業し、東京屈指の繁華街となったそうです。

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上のジオラマを反対側から見たところです。重厚壮麗なレンガ造りの万世橋駅は、東京駅と同じく辰野金吾氏の設計です。駅前広場には、日露戦争の英雄、廣田武夫と杉野孫七の銅像が建ち、手前の須田町交差点は、市電のターミナルとなっていました。

しかし1919(大正8)年に中央本線が東京駅まで開通したことで、万世橋駅の乗降者数は減り、さらに関東大震災で駅舎が焼失してしまいました。1936(昭和11)年には跡地に交通博物館ができましたが、2006年にさいたま市への移転にともない閉館。現在、跡地はJRのオフィスビルとなっています。

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旧須田町交差点界隈は、今はかつての賑わいはありませんが、木造の趣のある家並みが残っていて、当時の面影を見ることができました。

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あんこう鍋のいせ源さん

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甘味処の竹むらさん

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1880(明治13)年創業のかんだやぶそば(神田藪蕎麦)さん。池波正太郎さんのエッセイなどで知られる名店です。関東大震災後に建てられた趣のある木造家屋は2013年に火災で焼失し、2014年に建替えられました。右に見える看板は、焼け残ったものをそのまま使っているそうです。

お昼がサンドウィッチだけでおなかがすいたというので、ここで軽くお蕎麦を食べていくことになりました。食事には中途半端な時間だったので待たずにすぐに入れましたが、広い店内はほぼ満席で活気があふれていました。
bottle かんだやぶそば HP

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お蕎麦の前に軽く日本酒をいただきました。突出しの唐辛子味噌をなめながら、かまぼこと鴨ロースをつまみます。

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しばしゆっくりくつろいでから、せいろうそばをいただきました。私は1枚ですが、量が少なめなので2枚、3枚といただく方もいらっしゃいます。濃い目のおつゆに軽くつけてつるりといただくと、さっぱりとしたのど越しが心地いい。ほのかな緑色も美しく、上品なお味でした。

広々と開放感のある店内を忙しく行きかう店員さんたちのきびきびした動きや、威勢のいいかけ声も気持ちよく、老舗のお味を堪能しました。

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クリスマスの食卓 2015

23日に家でクリスマスのお祝いをしました。毎年恒例ですが、記録を兼ねてご紹介させていただきますね。おつきあいくだされば幸いです。

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まずは、フレシネ(スペインのスパークリングワイン)で乾杯。前菜は軽めに、ヘルシーなサラダを中心に用意しました。ペーパーナプキンは先日FLYING TIGERで買ったもの。

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(左)りんごとくるみのサラダ (右)菜の花のサラダ、自家製鶏ハム、トマトのサラダを盛り合わせて

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(左)キャロットラペ (右)ポテトサラダの生ハム包み

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(左)ディナーロールはホームベーカリーで生地まで作り、丸めてオーブンで焼きましたす。パンを入れた帆布のケースは、先日AKOMEYAで買ったもの。(右)黄色いテーブルブーケと、お家の形のキャンドルホルダー

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少しずつ盛り合わせていただきます。

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スープは白菜のチャウダーを用意しました。オリーブ油でにんにくのみじん切りを炒め、香りが出てきたらざく切り白菜、ベーコンを加えて軽く炒めます。野菜のブイヨンを加えて柔らかくなるまで煮込み、豆乳を加えます。最後に薄切りしいたけを加えて、香りよく仕上げました。青ねぎとピンクペッパーをトッピングして。

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主菜には毎年ローストターキーを作っています。3696g(約8ポンド)のヤングターキーにスタフィングを詰め、オリーブ油をかけながらオーブンで4時間焼きました。(作り方の詳細

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お肉を切り分け、グリルドベジタブル(かぼちゃ・舞茸)、ブロッコリーとプチトマトを添えて。ソースはハニーマスタードソース(レシピ)と、肉汁で作るグレイヴィソースと2種類用意しました。

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デザートは、毎年おなじみのブッシュドノエル(ロールケーキ)。クリームチーズの入った酸味のあるクリームでいちごとブルーベリーを巻き込んで、さっぱりと仕上げます。

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(左)毎年おなじみのクリスマスツリーと...(右)今年はフラワーアレンジメントのクリスマスツリーというのを教わりました。結構難しかったのですが、華やかにできて大満足。出窓に飾って楽しんでいます。

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今年は(左)先日マーチエキュートで買ったペンギンのオーナメントと、(右)FLYING TIGERで買った赤い鳥のオーナメントが、新しく仲間に加わりました。

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マーチエキュート神田万世橋

神田万世橋のすぐ横の高架橋にあるショッピングアーケード、「マーチエキュート神田万世橋」に行ってきました。
train マーチエキュート(mAArch ecute)神田万世橋 HP

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ここはかつて中央線の発着駅、万世橋駅があった場所。中央線が東京駅まで延びたのを機に、駅は1943年に閉鎖されましたが、レンガ造りの万世橋高架橋はそのまま残り、2年前に商業施設として生まれ変わりました。

中にはブリューワリーやカフェ、インテリアショップなどが入っています。この日はクリスマス前のイベントで、若いアーティストたちの手作り雑貨のお店が出ていて、わくわくとお買い物が楽しめました。レンガ造りの温もりがあって、ほっと落ち着く空間でした。

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まずは、入ってすぐの「常陸野ブルーイング・ラボ」でクラフトビールを楽しむことに。ここは茨城・常陸野にある老舗の酒造会社がはじめたブリューワリーで、オリジナルの常陸野ネストビールがいただけます。開放感のある外のソファ席でブランケットにくるまり、ゆったりとくつろぎました。

この日のビールは8種類あり、柑橘系の香り深い「ニッポニア」と、日本酒の米麹と柚子をアクセントにした「セゾン・ドゥ・ジャポン」というビールをいただきました。アルコール度数がそれぞれ5%、8%とビールとしてはかなり高く、ガツンとパンチの効いたお味が楽しめました。

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お酒のワンカップに入ったおつまみがいろいろありましたが、私たちはお昼をかねて、スモークドビーフとポーク・シュニッツェルのサンドウィッチをシェアしていただきました。こちらもパリッとトーストしたパンに、お肉がガツンとおいしかったです。

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ヴィンテージ家具と北欧雑貨のハルタ(haluta)さんで、ペンギンのオーナメントを見つけました。スネ夫くんみたいな目をした、不思議な愛嬌があるペンギンです。さっそく我が家のツリーに飾りました。

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若いアーティストたちの手作りのお店には、アクセサリーやバッグ、ニット、食器などすてきなものがたくさんありました。私はシンプルなブローチを購入。モノトーン、パステル、ヴィヴィッド、どんな色にも似合って、スカーフを留めてもよさそう。little Kさんという作家さんの作品でした。

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今年9月にオープンしたオーストリアの老舗ベーカリー「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」(Hofbackerei Edegger-Tax)では、シュトーレンを買いました。おくるみに包まれたイエスを模した、ドイツ・オーストリアのクリスマスの伝統菓子で、ドライフルーツとスパイスが入っています。

いつもいただくドイツ菓子のお店のシュトーレンと比べると、甘さ控えめで柔らかく、ふっくらとした食感でした。日持ちがするので、クリスマスを待ちながら、スライスして少しずついただきます。

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ハンドカイザーも買って、翌日の朝食にクリームチーズとハムをはさんでいただきました。岩塩とキャラウェイがアクセントになっておいしかった! このほかパンにケーキに焼菓子とあって、どれもおいしそうでした。

このあと、神田須田町界隈と、かんだやぶそばに続きます。

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ミケランジェロ・プロジェクト &外苑の銀杏

ジョージ・クルーニーが監督・製作・脚本・主演を務める実話に基づく歴史ドラマ、「ミケランジェロ・プロジェクト」(The Monuments Men)を見ました。マット・デイモン、ビル・マーレイ、ケイト・ブランシェットら、オールスターキャストが出演。
art ミケランジェロ・プロジェクト 公式HP

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ナチスドイツがヨーロッパを席巻し、重要な美術品を次々と略奪していた第2次世界大戦下。アメリカの美術館館長フランク・ストークス(ジョージ・クルーニー)は7人の美術専門家による特殊部隊「モニュメンツ・メン」を結成。危険を潜り抜け、美術品保護のために奔走しますが...。

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この日は「エベレスト」と迷って、時間の関係でこちらを見ました。先日見た「黄金のアデーレ」は同じ題材ながらひとつの名画にまつわる物語でしたが、この作品は戦時中、ナチスドイツに略奪された美術品を取り戻すために奮闘した、”モニュメンツ・メン”という特殊部隊にスポットを当てています。

7人のメンバーは全員美術の専門家で、戦闘の訓練を受けていませんが、命がけで戦地を巡り、ナチスに奪われた美術品を探し保護します。その数なんと500万点。中にはミケランジェロの聖母子像やダ・ヴィンチのモナリザ、そのほかラファエロ、フェルメールなどの錚々たる絵画が含まれます。

しかもヒトラーは、戦争に負けたらこれらの美術品を全て破壊するつもりでいたとか。先日、ISがシリアのパルミラ遺跡を破壊したというニュースには大きな衝撃を受けましたが、私たちが今、目にすることのできる世界の至宝の数々は、知られざる努力に支えられ、困難な時代を生き抜いてきたのだと胸が熱くなりました。

この映画で問いかけられている「芸術と人の命とどちらが大切か」というテーマは重く、簡単に答えられるものではありませんが、人は先人が残したものから学ぶのであり、過去を未来につなぐことが、今を生きる私たちの役割なのだと心に留めました。

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映画を見た後、外苑に移動して、黄葉の銀杏並木を見に行きました。この日は朝は激しい雨が降って、午後から晴れ、汗ばむほどの暖かさになるという変なお天気でした。夜のニュースによると、午前中の激しい雨風で、外苑の銀杏の葉は一気に落ちてしまったそうです。

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葉が落ちて、木は寂しくなりましたが、黄色い葉っぱが歩道を埋め尽くし、これもまた味わい深い風景でした。

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道路わきにただひとつあった紅葉もきれいでした。

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先月オープンしたニューヨーク発のハンバーガー屋さん SHAKE SHACK(シェイク・シャック)も、ハンバーガー好きとしては気になるところ。午後4時頃はさすがに列が短かったですが、おなかがすいていなかったのでまた別の機会に。

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日の短さを実感しつつ、晩秋のお散歩を楽しみました。

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原田美砂 「HATS OFF!」 @POLA MUSEUM ANNEX

この日はもうひとつ、銀座のPOLA MUSEUM ANNEX(ポーラ ミュージアム アネックス)で、帽子デザイナー原田美砂さんの個展(~12月27日まで)を見ました。
drama 原田美砂 「HATS OFF!」 -賛美の帽子- HP

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原田美砂さんは、ロンドンを拠点に世界で活躍されている帽子デザイナー。エリザベス女王在位50周年記念式典で、パレードで女王が着用する帽子に選ばれたことが話題をよび、国内外のセレブリティから圧倒的な支持を集めています。

本展は原田さんの日本初の個展。20余年の活動の中で手がけた帽子の数々のほか、再現アトリエが公開されています。タイトルの”HATS OFF!”は日本語の「脱帽する」と同じく、お見事!という意味。夢のひとときにひたれる、すてきな展覧会でした。

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入口では蝶々の帽子がお出迎え。ポスターを見た時からひと目で惹かれ、間近で見るのを楽しみにしていました。イースターボネットとして作られたのでしょうか。花びらを重ねて作ったような、繊細で愛らしい作品でした。

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左手前は、歌手のMISIAさんのために作られた帽子です。一見、謎のオブジェのような不思議な形ですが、かぶった姿を拝見すると、リボンの騎士?のようなクールなかわいらしさがありました。

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お花&羽の組み合わせの帽子は、頭を飾るコサージュのよう。きっとドレスに合わせて特別にデザインされるのでしょうね。右はモデルの冨永愛さんのために作られた帽子です。

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白いリボンの帽子は、ミニのウェディングドレスに似合いそう。

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ゴージャスな黒ばらの帽子。

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ツバメのしっぽのような帽子。

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シックな貴婦人の姿が目に浮かびます。

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コンテンポラリーアートのような個性的な帽子。

私の好みでエレガントな帽子を中心に撮ってしまいましたが、テニスのシャラポワ選手や、歌手のジャネット・ジャクソンのために作った、スポーティな帽子もありました。

インタビュー映像で見る原田美砂さんは、明確なメッセージをもつパワフルな女性といった印象でした。原田美砂さんの公式HPはこちら。
drama misaharada Official Web Site

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AKOMEYA厨房 & 007イベント@ソニービル

映画を見た後、銀座のAKOMEYA厨房でお昼をいただきました。
riceball  AKOMEYA厨房 (AKOMEYA TOKYO内)

AKOMEYA TOKYOは、お米をテーマにした食と雑貨のセレクトショップ。時々のぞくお気に入りのお店ですが、中にあるカフェも気になっていました。少し遅めの昼食に、日替わりの小鉢8品がつく”小鉢膳”をいただきました。

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色も形も風合いも違う8つの小さな器に、多彩なお料理がちょこんと盛り付けてあって、とてもかわいい。どのお料理もおいしそうで、目移りしてわくわくしてしまいます。器はどれもお店で取り扱っているものだそうです。

”本日の御品書き”が小さな紙に印刷して添えられているのもうれしい心配り。ちなみにこの日のお献立は、手前から時計回りに...

  • 鰆とわかめのジュレがけ
  • 豚肉と白菜の五香粉の香り
  • 里芋の煮もの 柚子味噌添え
  • 柿の胡麻和え
  • 切り干し大根と鶏の梅和え
  • 高野豆腐の揚げだし 蟹あんかけ
  • ぶりの生七味
  • ふぐとブロッコリーのフリット (中央)

これに土鍋で炊いたごはんとお麩のお味噌汁、お漬物がつきます。器もすてきですが、旬の素材を使ってていねいに作られたお料理はどれもおいしかったです。家庭で取り入れられそうなお惣菜のヒントも見つかって、楽しい食事になりました。

食事のあとは店内をぷらぷらとお買い物。

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ペンギンの版画のクリスマスカードは額に入れて飾ってもよさそう。右は帆布でできた小物入れで、お店ではカトラリーを入れてましたが、食卓でパンを入れるのに使おうと思います。明るいきれいなオレンジ色で、使わない時はぺたんとたためるところが気に入りました。

20年以上愛用していたピーラーがいよいよ歯がダメになってきたので、新しくステンレスのピーラーを買いましたが、これが切れ味抜群で感動しました。このほかごはんのお供も。いいお買い物ができました。

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またこの日は、ソニービルで開催されていた「映画『007 スペクター』公開記念イベント」(12月13日で終了)を見ました。
rvcar 映画「007 スペクター」公開記念イベント Sony Building HP

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1階のエントランスホールには、アルプスでのカーチェイスのシーンで実際に使われたランドローバーが展示されていました。雪道の汚れや壮絶なアクションによるダメージもそのまま残っていて迫力満点。

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このほか1階にはボンドの白いタキシードやスペクターの紋章の入った指輪、8階にはレア・セドゥのドレスも。ヨーロッパ鉄道のディナーやモロッコの秘密基地など、映画のシーンがよみがえります。

このほか8階では映画のメイキング映像や、ロンドンでのワールドプレミアの様子が上映されていました。本作はCGをできるだけ使わない本物のアクションにこだわって作られていて、冒頭の”死者の日”もこの映画のためにお祭りの大道具や小道具、エキストラの衣装もすべてひとりひとりに合わせて用意されたそうです。

上空のヘリコプターで繰り広げられるスタントによるアクション、エキストラの人たちにひとりひとりメイクしている舞台裏の様子などが紹介されていて、映画の余韻を楽しむことができました。
movie 007 スペクター (映画の感想)

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黄金のアデーレ 名画の帰還

ヘレン・ミレン主演の実話に基づくヒューマンドラマ、「黄金のアデーレ 名画の帰還」(Woman in Gold)を見ました。監督は、「マリリン 7日間の恋」のサイモン・カーティス。
art 黄金のアデーレ 名画の帰還 公式HP

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1998年。ロサンゼルスに住むマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、亡くなった姉が、戦争中にナチスに奪われた絵画の返還を求めて、オーストリア政府に訴えを起こしていたことを知ります。それはクリムトが描いた叔母の肖像画で、家族の思い出のつまった大切な作品でした。

姉の思いを継ぎ、家族の絆を取り戻そうと、マリアは同郷の友人の息子で弁護士をしているランディ(ライアン・レイノルズ)の助けを借りて、裁判を起こすことを決意しますが...。

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クリムトの名画にまつわる物語と、ヘレン・ミレンの演技を楽しみに見ました。映画は、マリアとランディが二人三脚で絵画の返還のために奮闘する過程を、マリアの家族の運命と波乱の人生を織り交ぜながら描いています。

現代と過去、ロサンゼルスとウィーン、時空を超えて紡ぎだされる重厚なドラマに引き込まれました。ウィーンの名家に生まれたマリアを演じる、ヘレン・ミレンの凛とした強さを感じさせる演技に圧倒されました。

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裕福で愛情に満たされていた少女時代。そしてオペラ歌手アルトマン氏との結婚。しかし幸せな時代は長く続かず、ユダヤの名家だったマリアの家にナチスが来て、美術品や宝飾品の数々、父が愛用していたストラディバリウスのチェロもすべて奪われてしまいます。

そして気づいた時には国外に逃げ出すこともできなくなっていました。なんとか2名分の飛行機チケットを手に入れたマリアは、断腸の思いで両親に別れを告げて、夫とふたりアメリカへの亡命を果たすのでした。

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絵のモデルである叔母のアデーレはナチスドイツ時代の前に亡くなっていて、この肖像画をオーストリア・ギャラリーに寄付すると遺言を残していました。法的に所有権があるとはいえ、マリアがどうしてこの絵を祖国から引き離そうとするのか、最初は正直理解できない部分がありました。

でもマリアにとって、ナチスによる迫害以上に、祖国の政府や隣人たちの裏切りが、何より大きな心の傷として残ったのでしょう。そして祖国を捨て、亡命先のアメリカでの人生の方が長くなり、彼女は今では心からユダヤ系アメリカ人として生きているのだと思いました。

最終的にアメリカ政府の力を借りてオーストリアから絵を取り返したことについては、何かとユダヤに肩入れするアメリカの政治的なにおいも少し感じてしまいましたが、ヘレン・ミレンの迫真の演技に、祖国を奪われ、家族を引き裂かれたマリアの慟哭の悲しみが伝わってきて、いつしか彼女を応援しながら見ていました。

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クリムト 「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」

ところで、途中でエスティ・ローダーの話が出たあたりから、あれ?と思ったのですが、この絵は2006年からニューヨークのノイエ・ギャラリー(Neue Galerie)にあり、私も2007年に出会っているのです。
art Neue Galerie HP

金色に輝くこの絵画のことはよく覚えていますが、こんな数奇な運命をたどった作品だったとは知りませんでした。

ノイエ・ギャラリーは、クリムトやエゴン・シーレなどのオーストリア、ドイツ美術で知られるこじんまりとした美しい美術館。マリアのウィーンの邸宅にもどこか似ていて、この絵を飾るのにふさわしい空間です。故郷を遠く離れてしまったアデーレですが、マリアの決断を快く理解していると信じます。

art ノイエ・ギャラリー (2007/06)
cafe Cafe Sabarsky (ミュージアム・カフェ) (2007/06)

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モネ展 @東京都美術館

「武器をアートに」展の前に、東京都美術館で開催されている「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」(~12月13日まで)を見ました。遅ればせながら、感想を残しておきます。
art マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 特設WEBサイト

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モネの次男ミシェルから遺贈された約150点の作品を所蔵している、パリのマルモッタン・モネ美術館。その多くが、モネが86歳で亡くなるまで手元に置いていた、プライベート・コレクションだそうです。本展ではその中から、初期から最晩年までの約90点が展示されています。

代表作の「睡蓮」はもちろん、10代の時に描いた風刺画や、家族の肖像画、白内障で色覚を失いながら描き続けた晩年の作品など、モネの知られざる一面をうかがい知ることができる貴重な企画展でした。心に残った作品から、いくつかご紹介させていただきますね。

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(左)ルノワール 「新聞を読むクロード・モネ」(1873)
(右)ルノワール 「クロード・モネ夫人の肖像」(1873)

モネとルノワールは、パリのアトリエで出会ってからモネが亡くなるまで、60年親交が続きました。これは、ルノワールがモネの家に滞在した時に描いた、モネとカミーユ夫人の肖像画です。パイプをくゆらせているモネは、親友を前にすっかりくつろいだ表情です。

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(左)ポンポン付きの帽子をかぶったミシェル・モネの肖像 (1880)
風景画で知られるモネは人物画をあまり残していませんが、プライベートでは家族の肖像画をたくさん描き、手元に残しました。原田マハさんの小説「ジヴェルニーの食卓」に描かれていた、幸せな家族の様子が目に浮かびました。

(右)トゥルーヴィルの海辺にて (1870)
絵のモデルだったカミーユと結婚し、避暑をすごしたトゥルーヴィルの風景です。優雅なヴァカンスの様子に、(場所は違いますが)ヴィスコンティ監督の「ベニスに死す」を思い出しました。

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オランダのチューリップ畑 (1886)
旅好きだったモネは、ノルマンディ、南フランス、オランダ、ロンドン、ヴェネツィアなど、国内外をあちこち旅し、そこで出会った風景を描きました。

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特別出展 ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅 (1877)
モネがよく乗ったノルマンディ行きの列車が出るサン=ラザール駅は、彼にとって思い出の場所。もわもわと立ち上る蒸気が臨場感たっぷりに描かれ、石炭のにおいや汽笛の音まで伝わってきました。

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ジヴェルニーの黄色いアイリス畑 (1887)
1883年には、後半生を送ったジヴェルニーに移り住みました。

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小舟 (1887)
ジヴェルニーでは自邸近くのエプト川でよく絵を描いたそうです。タイトルの小舟は端に、水草のうごめきが中心に描かれています。大胆にてシンプルな構図は日本画の影響でしょうか。

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睡蓮 (1903)

造園家ジョルジュ・トリュフォーに、「モネのもっともすばらしい作品は彼の庭である」と言わしめた、日本の太鼓橋を設えた美しい庭園。モネは生涯にわたり、200点以上の睡蓮を描きました。本展ではその中の10点ほどが展示されていますが、いつ見ても心が穏やかに満たされます。

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バラの小道、ジヴェルニー (1920-22)
ところが最晩年の白内障になってからの作品は、どれも強い色彩と激しい筆遣いに驚かされました。輪郭も判然とせず、描きなぐっているように見えますが、あふれる苦悩が伝わってきて胸が締め付けられました。

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牡蠣を楽しむ &FLYING TIGERのクリスマス

映画を見た後に、渋谷のMARK CITY裏手にあるオイスターバー BELON (ブロン)でお昼をいただきました。
wine Oysterbar & Wine BELON(ブロン) HP

牡蠣が大好きな私たち。こちらのお店はryokoさんに教えていただいたのですが、ちょうど私がよく映画を見に行くエリア(六本木・銀座・渋谷)にそれぞれお店があるので、近いうちに是非足を運ぼうと思っていました。TOHOシネマズの裏口から出て、渋谷の喧騒を通らずにお店に着きました。

ランチは、前菜、生牡蠣、パスタ、デザート、コーヒーがつくコースでした。私たちは珍しくお昼からスパークリングワインもいただきましたが、ひんやりフルーティなお味が口当たりよく、お料理によくあってとてもおいしかったです。

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雲丹のムース

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本日の生牡蠣です。エシャロットビネガーと、ポン酢が添えられてきましたが、そのまま何もつけずにレモンだけでおいしくいただけました。左の宮城県女川産はふっくらと大粒。ほのかに塩味が感じられ、芳醇な味わいでした。右の兵庫県室津産はぷるんとした食感。こちらはミルクのような甘みがあって、繊細なお味でした。

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メインとなるパスタは、3種類の中から2種類選んでシェアしていただきました。左はパンツェッタと山菜のトマトソース。右はルッコラと牡蠣のアーリオオーリオ。

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この後、先ほどの生牡蠣がおいしかったので、追加でお代りしていただきました。^^

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デザートのピスタチオのアイスクリーム

こじんまりとしたお店は、静かで清潔で、落ち着ける雰囲気があってくつろげました。是非また足を運んでみたいです。先日は家で牡蠣フライを作りましたが、この冬はあと何回牡蠣が食べられるかな? うれしい季節になりました。

          xmas          xmas          xmas

このあと、渋谷MARK CITYの FLYING TIGER に寄ったら、クリスマス用品がたくさん出ていました。家にたくさんあるので、なるべくこれ以上増やさないように...と戒めて?いますが、見るだけで楽しくて、ワクワクしてきます。
xmas FLYING TIGER COPENHAGEN(フライング タイガー) HP

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カラフルなペーパーナプキンはひと目見て気に入りました。赤い鳥のオーナメントは似ているのを持っていますが、これはクリップ式なのでリースにつけてもいいし、何かおもしろい使い方ができそう。あとは我が家でコレクションしているペンギングッズも。

木目のトレーは、スツールに合わせて購入。晩酌の時にスツールをテーブル代わりにしているので、その間キッチンの高いところにあるものを取る時にスツールが使えなくて不便だったのです。

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それから、季節ごとについ買ってしまう期間限定のクリスピー・クリームも。でも実は期間限定ドーナツより、(左上の)オリジナル・グレーズドが一番好きです。
cafe Krispy Kreme Doughnuts(クリスピー・クリーム) HP

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007 スペクター

ダニエル・クレイグがジェイムズ・ボンドを演じる「007」シリーズ最新作、「007 スペクター」(Spectre)を見ました。監督は前作に引き続き、サム・メンデス。
bar 007 スペクター 公式HP

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”死者の日”の祭でにぎわうメキシコシティ。ボンド(ダニエル・クレイグ)は亡き先代Mから託された極秘ミッションのために犯罪者スキアラを殺害し、その後ローマに渡って彼の妻(モニカ・ベルッチ)に会い、悪の組織スペクターの存在をつきとめます。

その頃ロンドンでは、M(レイフ・ファインズ)率いるMI6が存続の危機となっていましたが、ボンドはマネーペニー(ナオミ・ハリス)とQ(ベン・ウィショー)の協力を得て、スペクター解明の手がかりとなる仇敵ミスター・ホワイトと接触し、彼の娘マドレーヌ(レア・セドゥ)に会うためにアルプスへと向かいます...。

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楽しみにしていた007最新作を、先行上映にて見てきました。007シリーズは初期の作品からどれも好きですが、特にクレイグ=ボンドになってからは、クールでハードボイルドな展開が魅力。今回も期待を裏切らない安定のおもしろさでした。

冒頭の”死者の日”の場面から、髑髏(どくろ)のマスクをつけた人、人、人の熱気に飲まれ、何かが起こりそうな不吉な予感にわくわくしました。ビルの大倒壊にヘリコプターでの激しいバトル、オープニングからのたたみかけるようなノンストップ・アクションに圧倒されました。

モノトーンのオープニング・タイトルは、妖しい魅力があって、不気味だけれどかっこいい。サム・スミスが美しい高音で歌うしっとりとした大人のバラードがタイトルバックによく似合い、一気に作品の世界に引き込まれました。

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ストーリーは比較的シンプルで、最初に見た時から”絶対にあやしい”と思った人が案の定悪役だったりもするのですが、そのオーソドックスな展開こそが007であり、安心して楽しめるところ。

スペクターといえば、シリーズの初期の頃に常連で登場していた悪の組織ですが、今回は久しぶりにトレードマークの白猫ちゃんが登場し、思わずにやりとしてしまいました。冒頭のラテンのお祭やアルプスの雪山、ヨーロッパ鉄道など、過去作品を思い出す場面もありました。

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孤高のイメージのあるダニエル=ボンドですが、前作から新メンバーになったマニーペニーやQが、Mに内緒でボンドを支え、チームワークで活躍するところも新鮮でした。特に今回はシステムがからむ陰謀があるので、技術担当のQは陰ながら大活躍でした。

本作のボンド・ガールは2人。モニカ・ベルッチは登場シーンこそ少ないですが、圧倒的な存在感は健在でした。喪服姿のたおやかな美しさには若き日の「マレーナ」を思い出しました。

レア・セドゥは、「ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル」や「ミッドナイト・イン・パリ」では童顔でかわいらしいイメージがありましたが、いつの間にか迫力ある女優さんになっていてびっくり。今回はボンドに守られる役どころでアクションシーンは少なめですが、芯の強さを感じさせる魅力的なキャラクターでした。

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