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建築家 フランク・ゲーリー展 @21_21 DESIGN SIGHT

映画を見た後、東京ミッドタウンに移動して、21_21 DESIGN SIGHT で開催された「建築家 フランク・ゲーリー展」(2月7日で終了)を見てきました。
chair 建築家 フランク・ゲーリー展 HP

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フランク・ゲーリーは、ロサンゼルスを拠点に世界で活躍しているカナダ出身の建築家。ビルバオ・グッゲンハイム美術館や、ウォルト・ディズニー・コンサートホールなど、斬新で前衛的な建築作品で知られ、1989年には建築界のノーベル賞といわれるプリッカー賞を受賞しています。

本展は”I have an Idea”と題し、ゲーリーが浮かんだアイデアをどうやって建築として具現化するか、その過程が多くの模型を使って紹介されていました。視覚的にわかりやすく、楽しみながら見ることができました。

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エントランスでは、パリにあるルイ・ヴィトン財団(2014)の模型がお出迎え。

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ゲーリーが建築家として注目を集めるきっかけとなったのは、意外にも自邸のリノベーション(1978)でした。(左)1920年代に建てられた家に、金網のフェンスやガラスの枠が突き刺さった外観は、なんともユニーク。(右)しかし内部は意外と温かみのあるほっとする空間で、明るくて居心地がよさそうでした。

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ラスベガスにあるル・ルボ脳研究所(2010)の模型。スリットの入った紙の立体に切り込みを入れ、組み合わせた模型が何段階にも分けて作られていて、ゲーリーのアイデアの変遷を見ることができました。

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シドニー工科大学ドクター・チヤウ・チャク・ウイング棟(2014)の内部模型。ツリーハウスをコンセプトに設計されているそうです。

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木製ブロックや紙、布、金属など、あらゆる異素材を組み合わせてアイデアの源泉を形作ります。ゲーリーの建築は、図面ではなく、模型によって生み出されることに特徴があります。それをCATIAというCADソフトウェアを使って数値化し、設計図にするのだそうです。

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フランス アルルに建築中で、2018年完成予定のルマ財団のプロトタイプ。(左)いくつもの模型を作り、試行錯誤している様子が手に取るようにわかります。(右)最終案となった模型。

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ニューヨークの超高層アパートメント エイト・スプルース・ストリート(2010)のプロトタイプと最終案。

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ゲーリーが設計した段ボール製の椅子も展示されていました。

フランク・ゲーリーに関しては、スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー(Sketches of Frank Gehry)というドキュメンタリーがあるそうで、こちらも近いうちに見てみたいです。

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コメント

ル・ルボ脳研究所の写真を初めて見た時、
冗談かと思いました。
こんな建物を設計し、真面目に造っちゃう人が世の中にいるって
凄いと思いましたが
他の建物もユニークですね!?

投稿: zooey | 2016年2月15日 (月) 20時56分

セレンさん☆
精力的に博物館をごらんになってますね。
それにしても興味深い形の建築ばかりで、目を見張ります!
私もこの時期でなかったら行きたかったわ~~
まるで紙をくしゃくしゃにしてものとか、粘土をこね回したような形から設計図をつくっちゃうのですね~
ある意味、そこからビルとしてちゃんと建ちあげるほうが大変そう…
ニューヨークのビルは最終案が案外平凡になっちゃってるけど、脳研究所の建物は実物があるなら是非見てみたいです。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2016年2月16日 (火) 00時25分

☆ zooeyさま ☆
こんばんは。
ほんと、冗談みたいな建物ですよね。
紙に切り込みを入れて作る、そのアイデアはユニークですが
設計図通りに作る方がたいへんそうです。
ザハ・ハディドさんと同じく、脱構造主義建築の旗手として
注目されている現代を代表する建築家ですが
実際にこの方の建築を見てみたいです☆

投稿: ☆ zooeyさま ☆ | 2016年2月16日 (火) 01時30分

☆ ノルウェーまだ~むさま ☆
こんばんは。
学生さんに教えていただいて、おもしろそう!と見てきましたが
なかなか刺激的で楽しい企画展でした。

まるで子どもの工作みたいですが
実際に作る方がたいへんそうですね。
ニューヨークのビル、写真ではわかりにくいですが
よく見ると表面が平らでなくて、指で押さえたような凹みがあって
実物を見たらインパクトがありそうです☆

投稿: ☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ | 2016年2月16日 (火) 01時39分

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