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DVD鑑賞記録 2016 冬

DVDで見た映画の中から、まとめて感想を書き留めておきます。

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奇跡の2000マイル (Tracks)

ミア・ワシコウスカ主演の2013年オーストラリア映画。4頭のラクダと愛犬を連れて、たったひとりで7か月かけてオーストラリアの砂漠を横断した女性を描いた、実話に基づくロードムービーです。

わたしに会うまでの1600キロ」と同じテーマで、本作の方がはるかに過酷な旅ですが、なぜかあまり心に響かなかった...。彼女が旅する必然性が映画からはあまり伝わってこなかったというのもありますし、ナショナルジオグラフィックがサポートする商業旅行だと感じてしまったからかもしれません。

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女神は二度微笑む (Kahaani / Story)

2012年インド発のサスペンス映画。インドのコルカタに出張したまま行方不明になった夫を探しにロンドンから訪れた女性が、現地の若手警察官とともに真相を探ります。インドの伝統文化や現在のインド社会の様子が織り込まれ、ミステリアスな展開を盛り上げていました。

ハリウッドリメイクが決定しているというのも納得。主演の2人はナオミ・ワッツとライアン・レイノルズはどうかしら? 日本でリメイクするとしたら、米倉涼子さんと小泉孝太郎さんとか?...なんて想像しながら楽しく見ました。^^

Dvd_2016_winter_3

キングスマン (Kingsman: The Secret Service)

2014年マシュー・ボーン監督によるスパイアクション。評判がよかったので楽しみにしていましたが、漫画チックであまり私向きではなかった...。英国仕立てのスーツをびしっと着こなし、さっそうとアクションをきめるコリン・ファースはかっこよかったです。

Dvd_2016_winter_4

チャイルド44 森に消えた子どもたち (Child 44)

トム・ロブ・スミスのミステリーを映画化した、2015年のトム・ハーディ主演作品。1950年代、スターリン政権下のソ連で、子どもの変死体が次々と発見されます。”殺人が起こらない理想の国家”ゆえに、それらはすべて事故として処理されますが、親友の息子が殺されたのを機に、ひとりの捜査官が動き出します...。

スターリン独裁政権下の誰も信じることができない理不尽な監視社会や、戦争の爪痕が引き起こすPTSDなど、さまざまな背景に織込み、見応えのある重厚な社会派ミステリーとなっていました。暗くて広大な森が、そのまま謎めいた社会体制そのものに感じられました。

Dvd_2016_winter_5

フレンチアルプスで起きたこと (Turist / Force Majeure)

2014年のスウェーデン映画。スウェーデンからアルプスのスキーリゾートにやってきた4人家族が、レストランのテラスでお昼を食べている時に雪崩に襲われます。幸いたいしたことはなかったのですが、夫が妻と2人の子どもを置いてとっさに逃げたことから、妻は夫に不信感を募らせるようになり...。

妻がショックを受けて夫を責めたくなる気持ちはよくわかるのですが、あまりにネチネチとからみ続けるのでだんだんうんざりしてきました。^^; 夫も反省しているようですし、ここは大きな心で許してあげた方が、のちのち自分のためになると思いますが...。

Dvd_2016_winter_6

パレードへようこそ (Pride)

2014年のイギリス映画。1984年、サッチャー政権時代のイギリスでストライキを起こした炭鉱労働者たちを、同性愛者のグループが応援することを決めますが、マッチョな炭鉱労働者たちは、ゲイたちに支援されることに抵抗を示し、最初はなかなかまとまりません。

流れを変えたのがウェールズにある小さな炭鉱町と女性たち、というのがすばらしい。ゲイの男の子のスピーチのあとに、炭鉱町の女性たちが歌う Bread and Roses の美しさに心がふるえました。実話をもとにした本作、ラストのパレードとその後日譚にさわやかな感動を覚えました。

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コメント

こんばんは!

DVDでも色々とご覧になってたんですね。
「チャイルド44」は私も先日観ました。なかなか良かったですよね。メンバーも揃って次回作に続くみたいなラストになってたけど、どうなのかな?

「キングスマン」はセレンディピティさん向きじゃないですよね。(^_^;) これももともとはコミックなのでかなりマンガっぽいんですよね。

「女神は二度微笑む」はインドのサスペンス映画なんですね!珍しいからこれは見てみたいな~。lovely

投稿: ごみつ | 2016年4月27日 (水) 00時11分

セレンさん☆
バラエティーに富んだラインナップですね~
「チャイルド44」凄く気になっていて見てないので、近いうちに必ず見ます!「スポットライト~」とちょっと似たところがあるのかな?
社会派の重厚な作品はいいですよね☆
「キングスマン」は私大好きなの♪真面目なセレンさんにはいまひとつでしたか~~
そういえば今日、津田塾の千駄ヶ谷キャンパスが見事に解体されて建て替わりつつあるのを発見して、セレンさんを思い出していました。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2016年4月27日 (水) 00時26分

☆ ごみつさま ☆
おはようございます。
「チャイルド44」なかなか見応えがありましたね。

原作のトム・ロブ・スミスの小説は、このあとグラーグ57、
エージェント6ってレオのシリーズで続くみたいだから
ひょっとしたら続編ができるかもしれませんね。
キャストも魅力的だし、ちょっと楽しみかも。

「キングスマン」楽しみにしてたんですけどね~(笑)
でもコリン・ファースやマーク・ストロングなど
キャストは魅力的でした。

「女神~」インドのサスペンス映画って初めて見ましたが
これは歌と踊りを排したシリアスな作りで、なかなかおもしろかったですよ。
ハリウッドリメイク版がどんな風になるのか気になります。

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2016年4月27日 (水) 07時18分

☆ ノルウェーまだ~むさま ☆
おはようございます。
「チャイルド44」画面が暗いのが目の悪い私には見づらかったけど
映画は重厚でなかなかよかったです。
連続猟奇殺人の話なので、しいていえば「羊たちの沈黙」っぽいけど
舞台がスターリン政権下のソ連なので、ひと味違った雰囲気でした。
お楽しみに☆

「キングスマン」漫画チックなので、人がまっぷたつになっても
頭がボンッって飛んでも、かえって怖くなくて助かりました。^^

投稿: ☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ | 2016年4月27日 (水) 07時28分

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