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インフェルノ

「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く、ダン・ブラウン原作のラングドン教授シリーズ第3作、「インフェルノ」(Inferno)を見ました。
run インフェルノ 公式サイト

Inferno_01

ラングドン教授(トム・ハンクス)が目を覚ますと、そこはフィレンツェの病院。彼は何者かに頭部を襲撃され、数日間の記憶を失っていました。そこに突然殺し屋がやってきて、ラングドンの病室に近づきます。担当医のシエナ(フェリシティ・ジョーンズ)は、とっさの判断でラングドンを連れ出し、いっしょに病院から逃亡しますが...。

Inferno_04

記憶喪失のラングドン教授をどこまでも追う、警官姿の非情な女殺し屋がかっこいい。スリリングなオープニングにちょっぴりターミネーター2を思い出しながら、一気に物語の世界に引き込まれました。

ラングドンのポケットには見覚えのない小型のプロジェクターが入っていて、映し出されるダンテの神曲をモチーフにした「地獄篇」には、狂気の生物学者ゾブリスト(ベン・フォスター)による、人類の半数をウィルスで滅ぼそうとする計画の暗号が隠されていました...。

Inferno_02

これまでの2作と同じく、長編小説を2時間の映画にぎゅっと縮めているので、少々あわただしいのは承知の上、ハリウッド映画ならではの迫力ある映像表現や、スピーディな展開を楽しみました。

ラングドンがヒロインとともに、美しいヨーロッパの古都を縦横無尽に駆け巡るのもこのシリーズの魅力。今回はフィレンツェを中心に、ベネツィア、イスタンブールと舞台が移り、ラングドンとともにスリリングな旅の気分を満喫しました。

隠し扉に隠し部屋、街中も迷路のようにつながっていて、お話はフィクションではあるけれど、史実や事実もさりげなく織り込まれてて、見ている方もイマジネーションの迷宮の中で、ころころと転がされている気分になります。

あっと驚く展開もありましたが、ラストの方は原作から少し変えて、原作を読んでいても読んでいなくても楽しめるように?作られていたようです。映画ではじっくり考える暇なくお話が進んでしまうので、あとからゆっくり読んで反芻したいと思います。

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映画」カテゴリの記事

コメント

今回、単行本の上だけ読んで映画鑑賞、
観終わってから下を読みました。
結末が大きく違っていてビックリ!
例によって蘊蓄が溢れていて面白くはあったのですが
今回はちょっと無理があるんじゃないか…と思うストーリーでした。

投稿: zooey | 2016年11月15日 (火) 09時52分

☆ zooeyさま ☆
こんにちは。

原作と映画、ラストが大きく違っていたようですね。
原作を読んでいる人も映画を楽しめるように配慮されているのかな?
と思いましたが、そういうわけでもなかったですか?

私はゾブリストの計画や実行方法が、あまりに乱暴で大ざっぱで
科学者としてどうなの?と思っていたので
原作を読んで真相を確かめてみたいです。^^

投稿: ☆ zooeyさま ☆ | 2016年11月15日 (火) 10時54分

正直、この映画については、かなり評価が低いです。私がミステリー馴れし過ぎているのかもしれませんが、序盤で分かってしまうような陰謀って、どうかと思います。だいたい、ラングドン以外の他の患者をほったらかす医者って設定がおかしいです。
でも、原作の小説は是非とも読みたいですね。私はいささか知識おたくの気があるので、この手のうん蓄は大好きなのです。映画では、時間の制約から、そのあたりがかなり端折られていると思うので、じっくり原作を読みたいです。

投稿: ヌマンタ | 2016年11月15日 (火) 11時18分

こんばんは。
期待していたのですが....
そう話はフィクションながら史実を上手く組み込んで描くダン・ブラウンの手法はさすがですね。
でもダン・ブラウンの小説は奥が深いので映画にするのは無理かも知れません。
登場人物の説明も、あのウイリスの説明も殆どなくて、ただただエンターテイメントに走っていただけで..イタリアとトルコの観光ツアーだけは良かったです。

投稿: margot2005 | 2016年11月15日 (火) 17時53分

こんばんは!

TB有難うございました!cherry
確かに作品的にはちょっと・・なところが大きかったですが、ラングドンシリーズのファン、そしてトム・ハンクス大好きな私にとっては、じゅうぶんに楽しめた1作でした。

やっぱり、このシリーズの魅力は美術に関する蘊蓄と、ヨーロッパ観光めぐりにありますよね。

何とか「ロストシンボル」も映画化して欲しいですよね。トム・ハンクスもこの役は年齢的にきつくなってきてるので、出来れば早く映画化して欲しいな~。happy01

投稿: ごみつ | 2016年11月16日 (水) 00時28分

☆ ヌマンタさま ☆
おはようございます。

過去2作から、私は原作と同じものを映画には求めていなかったので
まあまあ楽しめました。
ミステリーというよりアクション映画になってましたね。^^
よく考えるとおかしなところはいろいろありますが
なにしろ展開が早いので疑問をはさむ余裕もありませんでした。
ダンテとの関係も結局よくわからなかったし...
これは原作を読んでたしかめなくては、ですね。

投稿: ☆ ヌマンタさま ☆ | 2016年11月16日 (水) 09時46分

☆ margot2005さま ☆
おはようございます。

原作は歴史や美術、宗教など...内容の濃いミステリーですから
そもそも映画にするのは無理があるかもしれませんね。
別物として楽しむのがよいのかも。

映画を見ている時はスリリングでおもしろかったですが
ふりかえると、ゾブリストの計画の全貌やダンテとの関係
登場人物の背景など今ひとつ消化不良でした。
あとでゆっくり原作を読むことにします。

投稿: ☆ margot2005さま ☆ | 2016年11月16日 (水) 09時53分

☆ ごみつさま ☆
おはようございます。

原作と同じものを求めていなかったので、私も十分楽しめました。
トム・ハンクスががんばっていたのがうれしいし
あれだけの長編をみごとなエンターテイメントに作り上げた
ロン・ハワード監督の手腕もさすがですよね。

このシリーズは歴史あるヨーロッパが舞台というのが魅力ですが
ロストシンボルはアメリカ東海岸が舞台なので
こちらも違った意味で楽しみです。
映画化したらうれしいですね。

投稿: ☆ ごみつさま ☆ | 2016年11月16日 (水) 10時04分

セレンさん☆
私もまだ原作を読んでいないのですが、これはじっくりと読みたくなりますね~
ただ原作を読んでもちょっと腑に落ちないところがあるという噂も…
このシリーズは大好きだったので、ラングドン教授にはもっと活躍してほしかったな…とも思っちゃいました。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2016年11月16日 (水) 22時36分

☆ ノルウェーまだ~むさま ☆
おはようございます。

このシリーズは、映画を先に見てから原作を読む
というのが正しい流れでしょうか?
映画と違うラストというのも気になります。
私の中では、すっかりラングドン教授=トム・ハンクス
になっているので、そういう想定で読んでしまいそうです。^^

投稿: ☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ | 2016年11月17日 (木) 10時02分

こんにちは。弊ブログにもいらしていただきありがとうございます!

謎解きの面白さや、サスペンスのどきどき感もさることながら、

>隠し扉に隠し部屋、街中も迷路のようにつながっていて、お話はフィクションではあるけれど、史実や事実もさりげなく織り込まれてて、見ている方もイマジネーションの迷宮の中で、ころころと転がされている気分になります。
とおっしゃっている、コレコレ、正にコレなのですよ!
この作品を見た後に同じ都市を訪問して、同じ道をたどってみたい、と思いました。

投稿: ここなつ | 2016年11月28日 (月) 08時37分

☆ ここなつさま ☆
おはようございます。

このシリーズは、ヨーロッパの美しい古都をめぐりつつ
最上の美術や史跡に触れられるのも魅力ですね。
フィレンツェは、どの街角を曲がっても絵になっているのが
改めてすてきだなーと感激しました。
ラングドンたちがたどった道のりを歩いてみたくなりますね。

投稿: ☆ ここなつさま ☆ | 2016年11月28日 (月) 09時10分

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