ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(Rogue One: A Star Wars Story)を見に行きました。監督は「GODGILLA ゴジラ」のギャレス・エドワーズ。
「エピソード4」でレイア姫がR2-D2に託した、帝国軍の最強兵器”デス・スター”の設計図を、反乱軍はいかにして帝国軍から手に入れたのか?を描いた物語。時系列としてはエピソード4の少し前という設定です。
今年最初に見た映画です。壮大なスケールで描かれるドラマティックなストーリーで、一年のはじまりに見るのにぴったりの作品でした。そういえば、昨年も「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」から一年がはじまったのだった...と思い出しました。
主演のフェリシティ・ジョーンズが演じるのは、幼い時に天才科学者の父(マッツ・ミケルセン)が帝国軍に捕えられ、たったひとりで生きてこなくてはならなかった反乱軍の戦士ジンという役どころ。父から託された希望を未来につなぐべく奮闘する、意志のこもったまなざしが印象的でした。
前半は少々退屈しましたが、ローグワンが結成されてからはスイッチが入って一気に引きこまれました。帝国軍がいかにもレジメンタルといった感じの統率のとれた軍隊なのに対して、反乱軍が性別も人種もさまざまで多様性に富んでいるところが、今の時代にふさわしい。
自らローグ(ならず者)と名付けたように、彼らのやっていることは奇襲には違いないけれど、兵力を持たない彼らが持てる力と知恵と勇気を総動員して、自由のために命をかけて戦う姿は尊く、どうしても感情移入して、応援したくなってしまいます。
彼らを見ながら、私はふと、アメリカ独立戦争を思い出しました。
当時、赤い制服を着たイギリス軍は訓練を積んだ世界最強の軍隊。それに対してアメリカ軍は正式な軍隊を持っておらず、いざという時に武器を持って戦う急ごしらえの軍隊でした。制服もなく、ぎざぎざの隊列で戦いましたが、ヨーロッパ諸国の予想に反して、イギリスからの独立を勝ち取ることができたのです。
こういう話に弱い私は、名もなき戦士たちの戦いに胸が熱くなりました。
少々お知らせ...。
新春早々、現在使っているココログの容量がそろそろいっぱいになることに気がつきました。近いうちに引越しする予定ですが、決まりましたらまた改めてお知らせいたします。今後ともどうぞよろしくお願いします。
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