音楽

ウィーンの音楽と、アルジェリアのお菓子

お誘いをいただいて、神楽坂の音楽の友ホールで開催された「室内楽の醍醐味」というコンサートに行ってきました。
notes 室内楽の醍醐味 村田千佳さんOfficial Websiteより

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ピアニストの村田千佳さんの企画による、ウィーン・フィルの元コンサートマスター ライナー・ホーネックさんとの共演コンサートです。日本での演奏会の多いホーネックさんですが、村田さんとは2011年以来、毎年共演していらっしゃるということで、息がぴったり合っていました。

会場となる音楽の友ホールは、低いステージに椅子を並べたこじんまりとした空間で、演奏者との距離が近く、目の前で息遣いまで聞こえるような臨場感あふれる音楽を堪能することができました。

村田さんはウィーンに留学された時にホーネックさんと初めてお会いしたそうですが、その時の思い出のモーツァルトのソナタを1曲目に演奏され、おふたりの出会いに思いをはせました。演奏されたのもベーゼンドルファーというウィーンのピアノで、ウィーン尽くしの音楽の夜でした。

休憩のあとには、おふたりのトークの時間がありました。ホーネックさんの真摯で思慮深く、包容力のある話し方と、村田さんの溌剌と表情豊かな話し方は、そのままおふたりの演奏のマリアージュに通じるものがあり、オーケストラや独奏とは違う、音楽の化学反応のおもしろさを味わいました。

そういえば、まだ若かりし頃、ウィーンを訪れた日の夜にチケットをとって、ホテルの近くに室内楽を聴きに行ったことがあります。やはりこの日のような小さなサロンのコンサートでしたが、音楽が市民のふだんの生活とともにあることを実感し、深く感動したことを久しぶりに思い出しました。

プログラムは末尾の”続きを読む”にて。

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これはまた別の日。アルジェリア大使館の手作りお菓子をいただきました。

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アルジェリアの家庭のお菓子でしょうか。どれも素朴な風合いがあっておいしかったです。左奥のセサミボールは胡麻の風味が香ばしく、中華のドーナツにちょっと似ています。右の杏子ジャムのサブレは、見た目はタルトのようですがサクサクとした食感で、しっとり甘酸っぱいジャムがアクセントになっていました。

手前の三日月形のクッキーはチャレック(Tcharek)というお菓子。三日月はイスラムのシンボルからきているのでしょうか。クロワッサンのように生地がくるくると巻いてあり、内側はシナモンの味がしました。レシピが知りたいです。

お昼にラム肉と野菜の煮込みをクスクスにかけたものをいただきましたが、日本の肉じゃがに似ていました。(じゃがいもではなく、にんじんやひよこ豆でしたが。) ラム肉がほろほろに柔らかくてクセがなく、とてもおいしかったです。

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おまけで、毎年恒例バレンタインデーのお菓子を...。

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今年は稲田多佳子さんのレシピでガトーショコラを作りました。バターとたまごが控えめで、小麦粉の代わりに少量のアーモンドパウダーを使っています。材料の中心となるのはチョコレートで、外側はほろり、内側はしっとりと仕上がりました。

上から粉砂糖をふるって、軽く泡立てた生クリームとバナナのスライスを添え、おいしくいただきました。

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マルティン・シュタットフェルト ピアノ・リサイタル

ドイツのピアニスト、マルティン・シュタットフェルトのピアノ・リサイタルに行きました。場所は渋谷のさくらホール。「J.S.バッハへのオマージュ」と題しての、オール・バッハ・プログラムです。

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このコンサートは沿線フリーマガジンで見つけたのですが、”グレン・グールドの再来”という謳い文句に反応して^^ チケットを取りました。

1980年生まれのマルティン・シュタットフェルトは、2002年バッハ国際コンクールで優勝。以後、世界各国のオーケストラと共演するとともに、数々の音楽祭に参加、バッハ音楽の後継者として活躍しています。日本には2005年以降、続けて来日しているそうです。

今回は、バッハの若年期の作品を中心としたプログラム。多くはオルガンやヴァイオリンのために作られた作品ですが、それをシュタットフェルトが自らピアノのために編曲して演奏するもので、彼の音楽世界をより深く感じ取ることができました。

グレン・グールドの再来とのことですが...グレン・グールドのバッハが、音のひとつひとつがクリアで力強く、かつスピード感があり、パッションあふれる演奏なのに対して、シュタットフェルトは、流れるようなタッチで優美で繊細に演奏されていて、個性はかなり違うと感じました。

彼自身が編曲していたこともありますが、柔らかい音づくりで、バッハを演奏しているという感じがしません。アンコールで弾いたシューマンやモーツァルトの方が、むしろしっくりくるように感じられました。好みは分かれると思いますが、私はこういうバッハの表現もあるんだなーと新鮮な感動を覚えました。

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グレン・グールドは高さ30cmの極端に低いマイスツールを持参して演奏することで知られていますが、シュタットフェルトの椅子も、かなり低めに設定されていました。ご本人も意識しているかもしれませんが、そんなところも比較される所以かもしれませんね。

長身でクールなお顔立ちは、どことなくベネディクト・カンバーバッチを思わせます。女性ファンが多そうですが、会場に来ていたのは幅広い年齢層で、男性も多かったです。お仕事帰りにさくっと一人で聴きにいらした方も多く、すてきだなーと思いました。なごやかな雰囲気のコンサートでした。

【 関連記事 】
notes 「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」(ドキュメンタリー)(2011/11)

プログラムは、「続きを読む」にて。

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「ストックホルムでワルツを」

スウェーデン映画の「ストックホルムでワルツを」(Monica Z / Waltz for Monica)を見ました。スウェーデン出身の世界的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を描いたドラマです。

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スウェーデンの田舎町で5歳の娘を育てながら、電話交換手として働くモニカ・ゼタールンド(エッダ・マグナソン)は、いつかジャズ・シンガーとして成功することを夢見て、ライブ活動を続けていました。ある日、ニューヨークの名門クラブで歌うチャンスを得ますが、お客にまったく受け入れられず、大失敗に終わります。

憧れの歌手、エラ・フィッツジェラルドから「あなたの歌には魂がない」と言われ、傷心して帰国したモニカは、バンド仲間の助言でスウェーデン語の歌詞をつけてジャズを歌うことを考えます。するとその歌が人々の心をとらえ、モニカはスターへの階段をかけ上っていきます...。

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モニカ・ゼタールンドというジャズシンガーは知らなかったですが、ポスターのビジュアルに惹かれて気になっていた作品。早速初日に見てきました。北欧映画というと暗くて深刻な印象がありますが、これはモニカのサクセス・ストーリーであり、ロマンス、家族の物語として心に響く作品でした。

英題のWaltz for Monicaは、ビル・エヴァンスの名曲Waltz for Debbyから来ていますが、モニカがスウェーデン語で歌うジャズの名曲の数々も魅力のひとつ。ビル・エヴァンスは私も大好きなジャズピアニストなので、夢の共演はなおのことうれしく感情移入してしまいました。

ちなみにモニカを演じるエッダ・マグナソンは現在スウェーデンで活躍している歌手で、映画は今回が初出演とのこと。お顔立ちのはっきりとしたクラシックな美人ですが、写真で見る若き日のモニカにそっくりで驚きました。張りのある艶やかな歌声もチャーミングでした。

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人気が出てからも、モニカの人生は決して順風満帆とはいえませんでした。国を代表して出たコンテストでは最下位をとってバッシングされ、新進の映画監督と結婚するもうまくいかず、ついにはそれらのはけ口をアルコールに求めるようになります。

特に私は、モニカの父がまったく彼女を応援せず、ネガティヴなことばかり言うのに腹が立って仕方がなかったのですが^^; それには理由があり、彼女の幸せを願ってのことだったのだとわかった時には涙ぐんでしまいました。幸せはいつもそばにあった、というラストもすてきでした。

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モニカが着る大胆な模様の入ったレトロシックなドレス、照明をうまく使った温かみのあるインテリア、SAABなどのクラシックカー...と60年代のスウェーデンのライフスタイルが描かれているのも魅力。音楽シーンもとてもよかったです。

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モニカ・ゼタールンド(本人)

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「ワルツ・フォー・デビイ」についての過去記事はこちら。
music 真夏の夜のビル・エヴァンス 

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サウンドトラックもお気に入り。映画の余韻を楽しんでいます。

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「アルゲリッチ 私こそ、音楽!」

今世紀最高のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの素顔に迫るドキュメンタリー映画、「アルゲリッチ 私こそ、音楽!」(Bloody Daughter)を見ました。アルゲリッチの三女、ステファニーによる監督長編デビュー作です。

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子どもの頃から大好きだった憧れのピアニスト、マルタ・アルゲリッチのドキュメンタリー映画ということで楽しみにしていた本作、3週間ほど前に見に行きました。ドキュメンタリーだし、そんなに混んでいないだろう...と予約もせずふらりとでかけたら、まさかの満席。結局、タリーズで時間をつぶして次の回を見ることになりました。

考えてみたら、私の少し上の世代の方たちにとって、彼女はまさにクラシック界のミューズ。今なお圧倒的な人気を誇るのは当然のこと、と納得しました。現在、別府で毎年アルゲリッチ音楽祭が開催され、日本ともつながりの深いピアニストです。この音楽祭の模様も、映画で少し登場します。

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映画は、三女のステファニーが撮っていることもあり、ピアニストではなく、母親であり、ひとりの女性であるアルゲリッチの素顔が描かれています。演奏シーンはあまりなくて、寝起きの顔だったり、そのへんに寝そべっていたり...まるでホームビデオを見ているようなカジュアルさ。

アルゲリッチはマスコミ嫌いで知られ、取材にもほとんど応じないそうですから、それだけでも貴重なフィルムといえそうです。私自身、彼女のプライベートについてはほとんど気に留めてこなかったので、今回はじめて知って驚いたこともたくさんありました。

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私は、彼女がアルゼンチン出身のピアニストだと思っていたので、だからラテンならではの情熱的な演奏をされるんだなあとずっと思っていましたが、実はルーツはヨーロッパにあり、両親の仕事の関係でアルゼンチンで暮らしていたのだということ。今は、ベルギーを拠点に活動されているようです。

そして、指揮者のシャルル・デュトワと結婚していたことは知っていましたが、彼は2番目の夫であり、実はこれまで3回の結婚と離婚を経験し、3人の娘たちはすべて父親が違うということもはじめて知りました。

若い頃はとにかく美しくて、才能にあふれ、光り輝く存在だったので、恋多き女性だったというのも納得ですが、アルゲリッチは女性に生まれたことを何より誇りに思っていたと知り、うれしくなりました。だから彼女の強力な遺伝子パワーで、3人の女の子に恵まれたのかな?とも思いました。

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とはいえ、ふつうのおかあさんのような子育てはとても無理で、ステファニーは小さい頃は学校にも通えず、母といっしょに演奏旅行で世界中を飛び回るような生活だったそうです。それでもきっと、3人のお嬢さんたちはそれぞれの立場から母の背中をしっかり見て、成長されたのだろうな...と想像しました。

長女と次女は離婚によって親権が父親に移ったこともあり、アルゲリッチといっしょにすごした時間は短かったようですが、長女はヴィオラ奏者、次女はライター、三女は映像作家...とそれぞれ分野は違うものの、クリエイティブな世界に自分の道を見出し活躍しています。

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バロックから現代音楽まで、幅広いレパートリーをもつアルゲリッチですが、ステファニーがプロコフィエフのピアノ協奏曲が好きだというのに納得しました。私はラヴェルのピアノ協奏曲が好きなのですが、いずれにしてもアルゲリッチは、オーケストラを従えて、女王のように華やかに演奏するのが似合うように思うからです。

でもアルゲリッチ自身は、意外にもシューマンが好きなのだそうです。理由はわからないと言ってましたが、シューマンは「子供の情景」のようなかわいらしい小品集もありますし、なんとなくアルゲリッチの母なる部分に触れたような気がしました。

Argerich_5_2 若き日のアルゲリッチ

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目黒区美術館「マルク・シャガール」展 &ミュージアム・コンサート

目黒区美術館で開催中の「マルク・シャガール 版画の奇跡 ∞ 無限大の色彩」展(~6月8日まで)を見に行きました。20世紀を代表するフランスの画家シャガールの、版画の魅力にせまる作品展です。

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シャガールが描くファンタジーの世界が大好きなので、楽しみにしていた本展。目黒川沿いの青葉茂れる桜並木の下を、ぶらり歩いて訪れました。

今回展示されているのは、「ダフニスとクロエ」の挿絵として制作された多色刷りのリトグラフ全42点、自作の詩を添えたカラーとモノクロのリトグラフ作品集「サーカス」の全38点、そして初期に制作されたエッチングの傑作「死せる魂」全96点など。どれもシャガールの代表的な版画作品です。

シャガールの「サーカス」はいつ見ても心踊る大好きなモチーフですし、ロシアの文豪ゴーゴリの「死せる魂」の挿絵はロシア出身のシャガールならではの視点が感じられ興味深く見ましたが、今回は特に「ダフニスとクロエ」に描かれる物語の世界に魅了されました。

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「フィレーターズの果樹園」(「ダフニスとクロエ」より)

「ダフニスとクロエ」は古代ギリシアの詩人ロンゴスが書いた恋愛物語。ラヴェルのバレエ音楽をはじめ、美術、文学など、さまざまな分野にテーマを与えていますが、シャガールは出版者テリアードからの依頼で、この物語にリトグラフによる世にも美しい挿絵を提供しました。

水彩画で描かれた下絵をもとに、20色もの版を重ねて作ったという作品は、色の濃淡やデリケートな重なり合いによって、無限の色彩が生み出されています。奥行や陰影までみごとに表現されていて、その精巧なタッチと色彩の美しさに息を呑みました。

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「ニンフたちの洞穴での婚礼の祝宴」(「ダフニスとクロエ」より)

そして、作品の中に表現される物語の豊かさに引き込まれました。私は、三島由紀夫が「ダフニスとクロエ」に着想を得て書いたという「潮騒」を思い浮かべながら鑑賞しましたが、牧歌的な美しさや愛することの喜び、そして生命讃歌が伝わってきました。

擬人化された動物の姿や、異なる時間のできごとがいっしょに描かれている様子は、子供の絵本のようでもあるし、ちょっぴり漫画チックにも感じられます。愛らしいイラストに、思わず顔がほころびました。

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この日はシャガールをイメージしたミュージアム・コンサートもあると知り、事前にチケットをとって楽しみにしていました。ピアノ(江藤直子さん)、アコーディオン(大口俊輔さん)、タップダンス(村田正樹さん)というちょっと風変わりな組み合わせに、わくわく期待が高まります。

アコーディオンと聞いて、なんとなくミュゼット(パリのカフェ音楽)を想像していましたが、ちょっと違いました。シャガールと同時代に生き、親交もあったというプーランクやエリック・サティ、それからフランス6人組のひとりミヨーの音楽や、ヨーロピアン・ジャズのジャンゴ・ラインハルトなど。

江藤さんと大口さんのオリジナル曲も絵画的な雰囲気があってすてきでした。ピアノとアコーディオンに、おもちゃのピアノまで飛び出して。タップダンスやパントマイム、はたまたサティの作った詩の朗読を組み合わせたコンサートは、実験的おもしろさがあって楽しかったです。

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クイジナートのハンドミキサー / Angelina に魅せられて

15年以上愛用していたハンドミキサーが、とうとう壊れてしまいました。

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今まで使っていたのは、アメリカで購入したKitchenAid(キッチンエイド)のハンドミキサー。がんがん使ってもそれに応えてくれる働きものです。ベーシックな作りで使いやすかったのですが、さすがに経年劣化により、スイッチパネルが外れ、泡立て部分もガタガタ言うようになってきました。

新しく買い替えるにあたって、特にこだわったのはビーターの形状。アメリカのメーカーのものが気に入っているので、KitchenAidかCuisinArtの製品で、色は白か赤、と決めてネットで探しました。最終的に購入したのがこちら。

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CuisinArt(クイジナート)のスマートパワーハンドミキサーです。今まで使っていたKitchenAidと同じくベーシックな作りで、スピード切り替えは5段階。さらにビーターだけでなく、バルーンウィスクとゴムベラがついています。

ビーターでケーキの生地を作って、バルーンウィスクでクリームを泡立てる。あるいはビーターで作った生地に、バルーンウィスクで作ったメレンゲを混ぜ込む、といった使い方ができそうです。

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収納ボックスがついていて、全部ひとつにすっきりしまえるのもうれしい。お菓子材料のCUOCAさんとのコラボレーションモデルで、日本語のマニュアルと、使い方・レシピDVDがついていました。

音は意外と大きいですが、低速でも十分なくらいにパワフルです。これからのお菓子作りに、長く活躍してくれそうです。

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先日、雑誌Peopleのオンライン版で、フランク・シナトラの”Fly Me to the Moon”を歌う、ノルウェーの8歳の女の子が紹介されていました。(記事はコチラ

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Fly Me to the Moonは私も大好きな歌なので、何気なく見ていたのですが、その歌声に驚愕。とても8歳(この時は7歳)とは思えない表現力に、ハートを打ち抜かれてしまいました。

music Frank Sinatra "Fly Me to the Moon" by Angelina Jordan

Angelina Jordan ちゃんというこの女の子は、7歳の時に Norske Talenter (Norway's Got Talent) というTV番組に出演。ビリー・ホリデイの”Gloomy Sunday”を歌ってスタジオ中を驚きと感動に包み、その映像は世界を駆け巡りました。その番組の模様はこちら。

music Billy Holiday "Gloomy Sunday" by Angelina Jordan

心にずしんと響く魂の歌声に、ただことばもなく惹きつけられました。

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六本木 「MERCER BRUNCH」 &カリフォルニアサウンド

国立新美術館を訪れた後、東京ミッドタウンの裏手にあるニューヨークスタイルのブランチカフェ、「MERCER BRUNCH」(マーサーブランチ)でお昼をいただきました。

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(写真はHPよりお借りしました)

HPによると”NYにいながら西海岸のエッセンスを取り入れたインテリア”だそうで、ガラス張りの明るく開放的な雰囲気のお店でした。店内には大きな暖炉があり、入り口横にテラス席があります。種類の違う古い木の板を、パッチワークのように組み合わせた壁がすてきでした。

ちなみにMERCERとは、ニューヨークのソーホー地区にあるMercer Streetから来ているそうです。ブランチメニューは10種類くらいあり、迷いに迷いましたが、私はグリルドチキンのサラダをオーダーしました。

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大きなガラスのどんぶりに入ったガーデンサラダに、ハーブの効いたグリルドチキンとポーチドエッグがのっています。まあまあおいしかったですが、(自分でも作れそうなので)ちょっとつまらなかったかな? オムレツかサーモンにすればよかったと後悔しました。

でも、こちらのお店の名物は、なんといってもブリオッシュ生地のパンを使ったフレンチトーストです。甘みがしっかりついているので、メイプルシロップをかけずにこのままいただきますが、ふわふわしっとりとおいしかったです。

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ブランチメニューですが、なんとサーロインステーキもあります。ラタトゥイユとスクランブルドエッグ(または目玉焼き)が添えてあり、ボリュームたっぷり。しっかりエナジーチャージできそうです。こちらにもフレンチトーストがつきます。

深煎りのコーヒーもおいしく、楽しいランチになりました。

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カリフォルニアデザインを見たら、カリフォルニアサウンドを聴きたくなりました。

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The Doobie Brothers "Minute by Minute"

1979年の大ヒットアルバムです。AOR(Adult Oriented Rock)をよく聴いていた当時の私は、マイケル・マクドナルド(写真のひげの人)がいた頃のドゥービー・ブラザーズのサウンドが好きで、特に What a Fool Believes という曲が大好きでした。

当時はまだLPレコードの時代でしたが^^ その後10年くらいしてCDが再リリースされた時に、懐かしくてこのアルバムを買ったのでした。久しぶりに聴きましたが、今聴いてもやっぱりいいなー。

81年のライブ映像をYou Tubeで見つけたので、リンクさせていただきますね。CDのレコーディングよりも少し早いテンポで歌っています。

notes The Doobie Brothers "What a Fool Believes" '81 Live

マイケル・マクドナルドの風貌が、「アルゴ」のベン・アフレックみたいですが…^^ あの映画も79年が舞台なので、当時流行のヘアスタイルだったのでしょうね。カリフォルニアデザインから時代を越えて、すっかりノスタルジーにひたってしまいました。

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「Fly Me to Brazil」 &キャラメルソイラテ

先日、TSUTAYAでCDを探していて、ついうっかり買ってしまったCDです。

Fly_me_to_brazil Fly Me to Brazil

クーラー・カフェ(Couleur Cafe)シリーズの最新リリースで、”Fly Me to the Moon””The Shadow of Your Smile””Night and Day”といったフランク・シナトラの名曲15曲が、軽やかなボサノヴァにアレンジされています。

歌っているのは、ブラジルの一流アーティストたち。”New York, New York”や”My Way”のボサノヴァってちょっと想像できなかったのですが、こちらもまったりといい雰囲気に仕上がっていました。

クーラー・カフェは、もとは渋谷のとあるカフェが店内BGMとして作ったCDがたちまち話題をよび、店内で販売したところ異例の販売枚数を記録。その後、全国に人気が広がって、続編が作られるようになり、シリーズ化されたものです。(詳細はコチラ

私は以前、行きつけのお花屋さんでこのシリーズを聴いて初めて知ったのですが、そのお花屋さんも、やはり行きつけのカフェで教えていただいたのだとか。口コミで人気が伝わったというのを肌で実感しました。

耳に心地よく、邪魔にならないので、しごとの合間のBGMや、お茶の時間にぴったりです。

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お菓子作りに使ったカラメルソースがあまったので、キャラメルソイラテを作ってみました。

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(左)カラメルソースは、お砂糖を火にかけて焦がし、お湯でのばして作ります。

(右)Melittaのミルクフォーマー。ずいぶん前に、Melittaのコーヒーフィルターのバーコードと、郵便代の数ドルを送るともらえる…というキャンペーンで手に入れたもの。乾電池式です。

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マグカップにカラメルソース、豆乳を半分くらいまで入れ、電子レンジで十分に温めます。ミルクフォーマーでふわふわになるまで泡立てたらできあがり。キャラメルのコクのある甘さとふわふわミルクの柔らかい口当たりがおいしい。

空気が入ってかなりふくらむので、豆乳は少なめに入れるのがコツです。

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「レ・ミゼラブル」サウンドトラック / ベリーベリーパンケーキ

先週、2回目の「レ・ミゼラブル」を見に行ってきました。(前回の感想はコチラ) 前回の感動がまだ鮮やかに記憶に残っていましたが、全く色あせることなく、新たな感動で心が満たされました。

ヒュー・ジャックマン演じるバルジャンに改めて心を打たれましたが、今回は特に、映画の中のいろいろな場面で彼が何度も自問する”Who Am I”という歌とセリフが胸に迫りました。バルジャンが一生をかけて背負い続けてきた苦しみがずしりと心に響きました。

movie Les Meserables "Who Am I" (映画のシーンから)

映画がすばらしかったので、サウンドトラックも購入しました。ミュージカル映画が好きでサントラもあれこれよく聴いていますが、新たなお気に入りとなりました。

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レ・ミゼラブル~オリジナル・サウンドトラック

ハイライトを集めたアルバムなので、お気に入りのWho Am Iをはじめ入っていない曲も多いですが、それでもどのナンバーも、聴くと映画のシーンが鮮やかによみがえってきます。また、映像なしに聴くことで、改めていろいろ発見がありました。

たとえば、アン・ハサウェイのI Dreamed a Dream(夢やぶれて)は、映画を見た時には胸が張り裂けるような思いの丈を歌っていると感じていましたが、実際にはとてもか弱くはかない声で、切々と胸にしみいるように歌っていたことに気づいてはっとしました。

これに限らず、全体的にどの歌も舞台のアリアのように歌い上げるのではなく、セリフとして、ごく自然な形で歌われていたことに、今さらながら気づきました。それが映画の中では、リアリティのある感情表現となっていたのだな…と納得しました。

また、映画を見ている時にはあまり意識することがありませんでしたが、CDを聴くと、歌を支えるオーケストラのすばらしさに心を打たれました。ストリングスが奏でる旋律の美しさに泣けました…。

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【 おまけ 】 最近お気に入りのKALDIのパンケーキミックスを使って、朝食にベリーベリーパンケーキを作りました。プレーンなパンケーキに、メイプルクリームといちご、ブルーベリーをのせています。

メイプルクリームは、柔らかくしたクリームチーズにメイプルシロップを混ぜてホイップしたもの。ほんのり酸味のメイプルクリームが、2つのベリーによく合います。この上から、さらにメイプルシロップをかけてもおいしいです。

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東京都交響楽団 プレミアムコンサート

チケットをいただいて、東京都交響楽団プレミアムコンサートを聴きに行ってきました。場所は武蔵野市民文化会館。東京文化発信プロジェクトの一環として、無料で招待されるコンサートで、年間を通じて都内各所で開催されているそうです。

指揮は梅田俊明さんで、スーパー・コーラス・トーキョーというプロの合唱団が共演しました。曲目は、エルガーの「威風堂々」にはじまり、イギリスの歌曲メドレー、オペラの名曲の抜粋、と親しみのある曲がセレクトされたプログラム。リラックスした気分で楽しみました。

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アマチュアの演奏はよく聴く機会があるのですが、プロのコンサートは久しぶり…。演奏がはじまってすぐに、音の一粒一粒がきっちりと立っているのに新鮮な衝撃を受けました。やはりたまにはプロの生の演奏を聴いて、耳をリセットしなければいけないな…と痛感しました。

最初の2曲は今年開催されたロンドンオリンピックを覚えての選曲でしたが、私はちょうど前日に007の映画を見たばかりだったので、「威風堂々」を聴きながら、ダニエル・クレイグがエリザベス女王をエスコートした、ドラマティックな開会式の模様が蘇ってきました…。

最後に演奏された、ヴェルディの歌劇「アイーダ」からの「凱旋の場」という曲では、アイーダ・トランペットという珍しい楽器が紹介されました。

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これはまさにアイーダの”凱旋の場”を演奏するために、ヴェルディが特注で作らせた楽器だそうです。トランペットはもともと存在感のある音ですが、普通は曲げてある管を伸ばすことによって、遠くまで音を飛ばすことができるのだとか。

今回のコンサートでは、舞台の左右の袖に、演奏者が2人ずつ立って演奏しましたが、高らかに響くファンファーレの音が、とてもかっこよかったです。多くの戦利品とともに練り歩く、エジプト軍の華やかな凱旋パレードの様子が目に浮かびました。

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さて、2日からアドヴェント(待降節)が始まりました。クリスマスを待ち望み、我が家でもドアにクリスマスリースを飾りました。

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いつもお世話になっているお花屋さんに、スタンダードなデザインでおまかせしています。今年はリボンが透ける素材で軽やかな雰囲気になりました。

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年賀状の印刷も上がりましたし、一足先に出すクリスマスカードも用意しました。これはそれとは別に自分用に気に入って買ったクリスマスカード。文具の伊東屋さんで見つけました。

Fujimoto Susumu(藤本将)さんというイラストレーターのデザインですが、なんともいえない優しく繊細なタッチに心を奪われました。うっとり眺めては心癒されています。

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