ルバーブと、シャクヤク
いつも行くマーケットにルバーブが出ていたので買ってきました。最近は長野県で栽培していて、新鮮なものが手に入るようになりました。
見た目は赤いセロリといった感じですが、レモンのような酸味があります。欧米ではポピュラーな野菜で、ジャムやパイなど、お菓子作りに使われます。
私はその昔「赤毛のアン」のプリンスエドワード島で食べた、懐かしいルバーブのクランブルを作ることにしました。スムージー用に買っておいた小粒のいちごもいっしょに入れて...ルバーブといちごは相性がよく、彩り鮮やかに仕上がります。
ルバーブといちごは一口サイズにカットしてパイ皿にこんもりと入れ、グラニュー糖をまぶします。
上からクランブル(小麦粉・バター・砂糖で作ったそぼろ)をのせて、オーブンで焼いたらできあがり。
ほんとうはクランブルはもっとたっぷりのせるものですが、カロリーと甘さを抑えるために、私はいつも量を半分にしています。でもこの方が、フルーツ本来の味が楽しめます。クランブルは桃やいちじく、秋はりんごなど、季節のフルーツなんにでもよく合います。
できたての熱々にバニラアイスクリームをそえても、冷めたのをそのまま食べてもおいしい。甘酸っぱさがどこか懐かしい、素朴なお菓子です。
これはまた別の日、ルバーブだけを一口サイズにカットして、ヨーグルト風味の焼菓子を作りました。これも家では、ブルーベリー、ラズベリー、パイナップルなど、季節のフルーツをのせてよく作るお菓子です。
上から粉砂糖をふるって仕上げます。ルバーブだけだと彩りは地味ですが、その素朴さがかえっていい感じ。口に入れるとほんのり甘く、優しい酸味が広がります。
この日はコストコでラズベリーを買ったので、ルバーブといっしょに甘く煮てジャムを作りました。お砂糖ひかえめ、あまり煮詰めすぎず、ゆるめに仕上げます。
軽く温めたコストコのミニクロワッサンに、ジャムと柔らかくしたクリームチーズ、ラズベリー、庭のミントを添えて、朝食にいただきました。ジャムとクリームチーズのさわやかな酸味のコンビネーションが、クロワッサンによく合いました。
ルバーブと同じく、この季節に大好きなのがシャクヤク(芍薬)の花。ナチュラルブーケに仕上げたら、最初は小さなつぼみだったシャクヤクが、この暖かさでぐんぐん広がり...いつのまにかあたりがぱ~っと華やかになりました。
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